学校ブログ

2025年10月の記事一覧

4年生 社会福祉体験出前授業 第2弾

 10月31日(金)の5・6校時に、4年生が社会福祉体験出前授業の第2弾を行いました。今回は「高齢者や視覚に障がいのある方の生活を体験する」ことをテーマに、体育館で体験学習をしました。

  児童は、おもりを体に付けたり、イヤーマフで聴こえにくくしたり、前かがみになる器具を身に着けて、杖を使いながら歩行する高齢者疑似体験を行いました。また、アイマスクと白杖を使い、目の見えない方のガイドヘルプ体験にも取り組みました。

体験後の感想では、

「お年寄りは思うように体を動かせないことが分かりました。」

「目が見えないのは本当に怖いと感じました。」

などの声が聞かれ、児童にとって貴重な学びの時間となりました。

いきいき芸術体験教室が開催されました

   10月30日(木)の5・6校時、体育館で「いきいき芸術体験教室」が行われました。
   熊本市を中心に活動しているダンスグループ「SuperOnly」の6名の方々にお越しいただき、子どもたちはダンスの魅力を体験することができました。
   箱や布を使ったダンス劇や、ダンスを取り入れたパフォーマンスなどがあり、子どもたちはダンスの楽しさを十分に感じることができました。

火災避難訓練

10月28日(水)の5校時に、火災を想定した避難訓練を実施しました。
児童は「お・か・し・も(おさない・かけない・しゃべらない・もどらない)」の約束を守り、全員が落ち着いて安全に避難することができました。

消防署の方からは、
・火元を確認し、その場所を避けて安全な経路で避難すること
・火の回りが早く避難が困難な場合は、屋上や外のベランダなどに一時的に避難して助けを待つこと
などを教えていただきました。

また、消火器の使い方については、「ピン(安全ピン)を抜く」「ホースをポンと構える」「レバーをパンと握る」という“ピン・ポン・パン”の手順で、風上から火に向かって消火する方法を学びました。

命を守る・環境を守る 「緑の流域治水教室」開催

10月27日(月)の5・6校時に、4・5年生を対象とした「緑の流域治水教室」が行われました。
熊本県球磨川流域復興局の方々を講師にお招きし、動画や立体地図を使って、
①球磨川流域の地形の特徴
②豪雨災害や洪水が起きるしくみ
③災害から命を守るための取組
について分かりやすく教えていただきました。

児童からは、
「洪水の仕組みがよく分かった」「自然と人の関わりを大切にしたい」などの感想が聞かれ、
命を守る行動や環境を守る大切さについて深く学ぶ時間となりました。

天狗橋橋名板感謝状贈呈式が行われました

 令和2年7月の豪雨災害で被災した天狗橋が新たに建て替えられ、11月15日の開通式を前に、10月27日昼休みに校長室で、天狗橋の橋名を揮毫した3年生の大柿勝璃さんに、国土交通省八代事務所長から感謝状が贈呈されました。
   大柿さんの揮毫により、新しい天狗橋の橋名板が完成し、その功績を称えるための贈呈式が行われました。八代事務所長は「この橋名が地域の人々に長く親しまれ、災害を乗り越えた象徴となることを願っています」と述べ、感謝の意を伝えました。

 

2年生の生活科 うごくおもちゃまつり

     2年生の生活科「うごく うごく わたしのおもちゃ」の学習で、2年生が1年生を招いて「おもちゃまつり」を開きました。9月からグループごとにアイデアを出し合い、役割を分担して材料を集め、工夫しながら動くおもちゃを作 ってきました。
    当日は、リーダーを中心に協力して準備を進め、1年生に分かりやすく説明する姿が見られました。1年生も楽しそうに遊び、笑顔があふれるすてきなお祭りになりました。

第2回 小さな音楽会 野口先生のトロンボーン演奏

 10月21日(火)の昼休みに、体育館で第2回「小さな音楽会」が開かれました。

 今回は、野口先生によるトロンボーンの演奏です。はじめに、先生から「トロンボーンってどんな楽器なのか」についてお話がありました。

 先生は次のように説明してくださいました。
 「トロンボーンは金管楽器(きんかんがっき)の仲間です。ラッパのように口で『ブー』と音を出す楽器ですが、いちばんのちがいは『スライド』という長い管(くだ)を前後に動かして音の高さを変えるところです。スライドをのばすと低い音、ちぢめると高い音が出ます。音はとてもやわらかくて、かっこいいです。吹奏楽やオーケストラ、ジャズでも大活やくしています!」

 説明のあと、子どもたちにもなじみのある「ハトと少年」「赤とんぼ」「聖者の行進」などの曲を演奏してくださいました。力強くもやさしい音色に、体育館中がすてきな音楽でいっぱいになりました。トロンボーンの魅力をたっぷり感じることができた、楽しい音楽会となりました。

4年生 昔ながらの「稲こぎ」体験を実施

 4年生の児童が、10月20日の5・6校時に稲こぎ(脱穀)作業を体験しました。10月10日に稲を刈り取り、かけ干しを終えた後、今ではほとんど見かけなくなった伝統的な脱穀方法「千歯こぎ」や「足踏み式脱穀機」を使用して、班ごとに作業に取り組みました。すべての作業を終えることはできませんでしたが、残りは現代の機械「ハーベスタ」を使って一連の作業を完了しました。

 子供たちは、田植えから稲刈り、乾燥、そして脱穀に至るまで、米作りの全過程を実際に体験しました。この活動を通じて、農作業の大変さや、食べ物が私たちの手に届くまでにどれだけの労力がかかっているのかを深く学び、食への感謝の気持ちを新たにすることができました。

認知症を正しく知る!小学4年生のための入門講座

 10月17日、4年生は総合的な学習のテーマとして「福祉」に取り組んでいます。今日は5・6時間目に、人吉市の社会福祉協議会と龍生園から6名の方々に来ていただき、認知症サポートの講座と車椅子の疑似体験を行いました。

   体験を通じて、「おじいちゃんやおばあちゃんの気持ちを考え、悲しい言葉ではなく、優しい言葉をかけてあげたい。」や、「車椅子を使うときには段差や坂道に気を付ける必要があることがわかった。」など、認知症や車椅子に関することを考える貴重な機会となりました。

「熊本の学び」の成果を発表しました

10月16日、「熊本の学び」指定校事業の研究発表会が中原小学校で行われました。
 本校では、「1つの前提と2つの視点」をもとにした授業を公開し、これまで積み重ねてきた学びの成果を発表しました。1年生の国語と4年生の算数の授業では、子どもたちが意欲的に学び合う姿が見られました。
 授業の中では、子どもたちの「問い」を引き出す導入の工夫や、考えを深めるための「ゆさぶり発問」、活動の仕方など、先生たちのたくさんのアイデアが生かされていました。
 どの子も真剣に学び、友達と意見を交わしながら考えを広げていく姿に、「熊本の学び」がめざす“主体的・対話的で深い学び”の姿が感じられました。
 参加された先生方からは、「明日からの授業づくりのヒントになった」との声も多く聞かれ、温かく充実した発表会となりました。