2019年5月の記事一覧
ピース
ピース その①
5月10日(金)2年生は「生活」の野菜を育てように入りました。
この日の先生は2年生の子のお父さんです。
土を準備して、いよいよ苗を植えます。
「手をピースしてごらん。そこに苗をはさんで、ひっくりかえして掘った穴のところに入れます。」
ミニトマトと、ナスとピーマンを植えました。
ピースをするのは、苗が折れたりきずついたりしないように植えるため、なのですね。
土を入れる時に何匹もミミズが出てきて、ミミズの取り合いでけんかになり、先生に注意もされていましたね。(フフフツ)
今日植えたのが実るころは、どんなことが・・・・。楽しみです。
ピース その②(Peace)
長崎・佐賀へ!修学旅行です。
12日の朝、町内連合小学校(3校)が出発しました。
集合してから結団式。
一緒に行くバスや旅行会社の方、先生たちの紹介と、児童代表の誓いの言葉、それから約束の確認などをして、バスに乗り込みました。
日ごろ接することの少ない市街や長崎 佐賀の自然や歴史に触れること、平和で恵まれていることに気づき、戦争や命の学習をすること、一緒に中学生になる友だちとのつながりを深めることなど、修学旅行には目的があります。
充実の1泊2日になりますように!
昨日から10日間は、『2019年 春の全国交通安全運動』期間中です。
テレビでは、大きな事故で被害にあった小さな子どものことや、不思議な言葉をつくりだした4月の交通事故のことなどが話題になっていますが・・・。
とにかく何よりも事故やけがありませんように・・・と願います。
結団式の中で教育委員会の方からは、「バス会社の社長さんもよく知っている!安心して!しっかり学んでおいで。」と絶大なる信頼の言葉で見送ってくださいました。
バスには(「先週から荷物を準備していました!」という子もいた)旅行バックと、自分たちだけでなく、先生たちにも折り紙を渡してくれて、みんなで折った千羽鶴を持っていきました。
昨年のぎんなん祭ときよら人権デーで、ツナグさんから、戦争で疎開してきた玉那覇さんのことを教えてもらった中原小のこどもたち みんなです。
平和(Peace)な世界にするために・・・また新たに積み重なる予感がします。
日暈
ぎんなんの葉っぱがしげってきた運動場。
4年生が理科で、気温をはかっています。
この日は、授業中でも給食中でも1時間ごとに運動場に出て。
「22度!」
4年生がふたりではかり、記録をします。
この日の朝は、外気温4度でした。
(通勤の朝、家を出る時 ひとりの先生は車に乗ってエンジンをつけたら、凍結注意(3度以下)が出ていたそうです。
気温差が大きい!!!どうぞ体調にご注意を。)
5月8日(水)
5.6年生が運動場で体育をしていた時、授業中でしたが「見て見て!」とざわめく声がしました。
外に出て空を見上げると、太陽の周りに光の輪ができていました。
「ハロ」とか「日暈」とかいうレアものだそうで、翌日の新聞にも載っていました。
四つ葉
5月9日(木)今年度最初の四つ葉のクローバーさんによる読み聞かせ。
低学年は一緒に歌を歌いました。
前回は高学年と一緒に、茶色いギターでしたが、今回は低学年で赤いギターでした。
子どもたちが知っている好きな歌でしたので、ちょっぴりダンスもしながらのりのりで歌っていました。
高学年は、牛の本。解体のことまで描いてある絵本です。
読み始めに今回も『魔法のめがね』をかけて、はじまりました。
この本は、昨年 勤めている保育園から、さいたまに研修会に行ったとき購入した本だそうでした。
先生は「うちも牛を飼っているんです。牛のいのち(肉)をいただいている絵本は持っていたけど、この本も会場で見つけて、自分が感動したから買ったんです。」と。
おうちが牛を飼っていて、えさやりや肥えだしなどの手伝いをしている子は、
「お肉になるのは知ってたけど、『かいたい』のことは知らなかったです。」と、肉以外の、自分たちの身近なものになっているのを、はじめて知ったと言っていました。
読んでくださった先生は「子どもたちの感想がうれしかったぁ。」と言いながら、お仕事に向かわれました。
これまでずっと、本の購入や本の整理などをしていて、中原小の在庫本が頭にある先生が「いい本の読みかせでしたね。でもこの本、中原小にもあるんですけど、子どもたちはあまり読んでいなかったんですよ。」と言われていました。読み聞かせはいい機会なんだなと改めて。
図書室前のスペースに、今年から「今日は何の日」の本が置かれています。
そういえば前日「見つけたよ」と四つ葉をもらいましたが、ちょっと変わった4つの葉っぱでした。
おもしろいですね。
連休明けのエネルギー
5月8日(水)は、連休明けのお楽しみ給食で、『鶏のからあげ』でした。
栄養教諭のコメントはこうでした。
「からあげを楽しみにして学校生活を過ごしてほしいなと思って、献立をたてました。からあげには、鶏のもも肉をつかっています。ほどよく脂肪分もあるので、うま味があり、からあげにするとおいしい部分ですね。
給食で使うお肉は、中原にある中原精肉店さんから届いています。今日も、ひとつひとつ、大きさが同じになるように、340個、切ってから届くてくださったのですよ。お肉屋さんのお仕事も想像しながら食べてもらえるとうれしいです。」
前にきいたことがありました。
一回の給食で必要な各栄養の分量が決まっているから、からあげをするためには、前後の日で少しタンパク質の量を調節するのだとか。
5月9日(木)は、南小国の味 アスパラドックでした。
パンからはみ出すほど長いアスパラガスを作ってくださった加藤さんご夫婦の写真と、アスパラの栄養、アスパラの下処理のことなどを書いた資料も一緒に届けてくださいました。
今年から、給食当番さんがコンテナ室に食器や食缶を取りに来たときに「いただきます」返しに来た時に「ごちそうさま」を言うようになりました。
作るところ、人とはなれていますが、給食センターの先生や調理員さん、食材の生産者さん、販売店さん、給食にかかわるすべての方々へのごあいさつです。
子どもたちの声がどうぞ、届きますように・・・。
からあげはジューシー&カリカリ アスパラはアスパラが苦手だという子も「甘い」と言っていました。
前歯がはえかわりで抜けている子が、アスパラドックに大きな口を開けて噛みついているのがかわいかったです。
REIWA
小規模校の中原小は3・4年と5・6年が複式です。
過疎化と少子化は中原も例外ではありませんが、統廃合しないで学校を残してくださっているのには理由があるのです。
学校は子どもの学びの場だけではなく、中原の住民の方の大切なシンボル。
だから、複式学級で教育の効果をあげるため研究し、1年2年も複式になってからを常に意識しながら授業をしています。