2018年9月の記事一覧
親指
登校中に
9月27日
朝ミーティング
お題は『今日たのしみなこと』でした。
5.6年生は合同学習で陸上記録会のことを言っていました。
はじめから全員、陸上が得意とか好きな子ばかりではなかったと思います。
でも、こうして『たのしみ』のくくりに入るってとってもうれしいことでした。
この日の日記(きよらっこノート)にも、全員が陸上記録会のことを書いていました。
1位がとれて嬉しかった子、リレーをとおしてきずなを感じた子・・・。
中距離を走った子は「・・・きつくなったときに、先生から教えてもらったことを思い出してやってみたら、少し楽になりました。・・・」と書いてありました。
ついつい順位やタイムにばかり目が行きますが、陸上ってこんなすてきなことがあるんだな・・・と。
『結果』だけでは伝わらないことってたくさんあります。
1年生は「音楽の発表です」と。
業間に音楽集会があり、1年生が発表してくれました。
保育園の時に習った手話をつけての『♪虹』の歌と、習い始めた鍵盤ハーモニカで親指をつかっての演奏曲でした。
感想発表で大好きなお兄さんたちからたくさんほめられて、1年生はにっこにこでした。
「手話が上手でした。保育園のことを思い出しました。」と発表した子もいました。
夕方、用事で保育園に行き、保育園の先生に虹の発表のことを伝えると、とっても喜んでくれました。
帰り道に子どもたちから「べえべえのおばちゃん」とよばれている方から、ほりたてのおいもをもらいました。
背中
9月25日(火)の夜、きよらホールで南P連の講演会がありました。
講師は一人芝居でも有名な方で、「今 子どもたちのために 大人が始めること」と題してお話くださいました。
教師時代から『一番きびしい子ども』を輝かせることが大事だと思っていること、
教育は新しく変わろうとしていること、
暗記型はもう終わり、教え合い、対話し合いながら、まとめる おりあいをつける・・・ これからの教育のことを先生たちに向けて話しながら、保護者の方にも「こなふうにに変わっていくんですよ。」と。
保護者の方へは、「あなたでOK おれOK」「自分をほこりに思う」→自尊感情を育てましょう!と。
子どもの、「見て見て!」と注目を要求する行動には、いろいろ(不適切な行動も)あります。
親や先生は責任がある立場だから、(本当は生きているだけで満点だとわかっているのに)叱ってしまうことが続いたり。
無償の愛のはずなのに、条件が付いた愛になっていたり。
昔に比べて 出会っている大人は家族、先生、と限られてきている。
狭くなって決まった人だけになってきている。
今日帰ったら子どもに伝えてください。
「お母さんはあなたをうんで幸せだよ。」と。
保護者の方にそう話しながら、「先生は、あなたと出会えて幸せだよ」と言っていますか?と問われているようでした。
「子どもは、できるだけいっぱいのおとなに囲まれて育った方がいい。」ともお話しくださったとき、中原の風景が浮かびました。
毎朝、交通指導しながら荷物が重い時は持ってくれる方。
「いってらっしゃい」「おかえり」と声をかけてくれる、住宅のみんなのおばちゃん。
毎日集合場所に来て、見えなくなるまでみんなの背中をみおくってくれるおばあちゃん。
いつもいつも、ありがとうございます。
講演会の帰り、満月でした。
これから夜が長くなります。
冷える日もありますので、気をつけて。
無意識
「おはよう。朝ごはん食べてきた?」
「はい、なんか知らんけどおはぎも食べなさいって、だしてありました。」
おうちの方が、暑さ寒さも・・・のおはぎをつくられたのでしょうね。
なんか知らんで(無意識に)食べても、心に残っているはずです。
大人になって、あのころ・・・となると思います。
9月21日は、English Friday!
中原小の子どもたちは全員、毎朝登校して職員室を通るときに、ドアのところであいさつをしてくれます。
金曜日は「Good morning!」
普段から、立ち止まり頭を下げて「おはようございます」を言ってくれる子は、そのまんま「Good morning!」も言ってくれるのです。
(長友選手のお辞儀のシーンみたいで、一瞬止まってしまう・・・これが毎週で新鮮です。いつも気持ちよく、ありがとうね!)
ふりかえると・・・(20年前くらい?)小学校の総合的な学習で、いろんな国のことを知ろう!というような国際理解学習の中で英語活動が始まりました。
そして10年くらい前から、外国語活動の授業になりました。
これまでは、どちらも5.6年生でした。
これからは、外国語活動が3.4年生にも入ってくるし、5.6年生では、(自分たちの頃は)中学校ではじめてだった「書くこと」「読むこと」も入るようになります。
18日(火)は、こうして新しくなる小学校の英語教育に向け、菊池・阿蘇小学校英語教育アドバイザーが来校し、4年生の授業参観と事後指導をしてくださいました。
とってもわかりやすい英語教育資料も、学校にプレゼントしてくださいました。アドバイザーの先生作です。
たくさんの中からまず・・・と開いた『外国語活動指導上のポイントという資料の中に、
『小学生の児童には英語と戯れながら、英語の音の流れにたじろがない対応能力を身につけさせたいもの。
子どもたちは間違いもするでしょう。
試行錯誤しながら自分が聞いたり使ったりした言葉を蓄積していくたくましさを身につけてほしい。
意味のある場面の中で、子どもが知らないうちに繰り返し練習できるような指導技術を身につけて、子どもが英語のしくみや語順に気付き言葉を蓄積していくことでしょう』
とありました。
アドバイザーさんと学生時代からのお知り合いの先生のクラスは、朝のごあいさつだけでなく、健康観察から金曜日はすべて英語です。
子どもたちの「I’m~~.」に終わらす、先生から詳しくたずねる質問が続いたり、先生がつぶやかれたり…すべてが自然に耳に届いています。
蓄積ってこういうこともひとつですよね。
資料には『日本語とは異なる英語特有のリズムやイントネーションを無意識に経験できるのが歌やチャンツやライムです』
というスライドもありました。
英語らしい話し方やイントネーション 独特のリズム 音のかたまり フレーズ などを学ぶには・・・
21日の金曜日には前任のALTが3.4年生においでくださいました。
お帰りの時にはまた、サインをせがまれていました。
息
「ふぅっ」
かがやき学級 研究授業のめあては「ハ行の発音の練習」と「ルールを守る」の二本立てでした。
第2ステージに入って今シーズン最後の水泳は、かがやき学級さんの貸切でした。
昨年の夏は、水をこわがって、かわいい担任の先生に抱き付いていたのに・・・・(!)8月末のプール納めでは、水中の石をもぐって拾っていました。
夏休みに、全保護者の方が当番でプール監視をしてくださったおかげでたくさん泳ぐ機会もあり、水中でブクブクしたり、にっこりプカプカしたりもできていました。
中央の方で障害者の雇用率水増しがあっている というニュースで流れていました。
でも海外には例えば全盲の大臣さんがいるとか、IT企業には障がいのあるエンジニアは高額で引き抜かれる!なんて記事が続いていました。
日本はいろいろなところで実質的な分離が増えてきている中で、中原小学校は、一緒に勉強することができ、ありがたく思っています。
ひとりひとりちがう子どもたちと、毎日一緒にいることで、自分の内側に新たな視点をいただき見直すこと、もうかること、考えがひろがること、なやむこと、キュンとすることがあります。
三連休の1日目小国支援カップでのボッチャ大会に参加したファミリーが、パート2位になり表彰状をいただきましたので、一斉下校の時にみんなの前で校長先生から表彰がありました。
生きている
9月11日の朝。
波野から通勤の先生が「今朝来るときにね!!」と『大きなたか』が1メートルくらいの『へび』をくわえていたのを「車のすぐ目の前で見たんだよ」と興奮して話してくれました。
朝ボラに出ると、職員室前花壇をのぞきこんでいます。
何をみているのかな?
いも虫さんが、朝ごはん中です。
1年生~3年生の保護者の方に、熊本県教育委員会からだされている『就寝時間』や『朝ごはん』などのアンケート記入のお願いをしています。
お世話になります!
日曜日の体育館種目でこの得点のところから。
二時間目から、続きが行われました。
雨のため体育館では実施できなかった3つの競技をしました。
最初の予定だった(8日の土曜)日だけ仕事のお休みがとれて、残念ながら9日の日曜日『間近で室内運動会』(&『中原M1グランプリ予選』)にはおいでができなかった方も、この日、応援に来てくださっていました。
徒競走
ひとりずつ、走る前にひと言を発表をしてから、自分のコースを走りました。
『カマキリ』さんも子どもの走るコースに入って応援していたので、退場してもらいました。
「よーい ドン」を言う出発係、ゴールテープと得点集計の決勝係も、外での実施でやっと活躍することができました。
綱引き
赤対白の対戦後、PTA会長さんから『ちょっと待った!』の声がかかり、大人チーム対子ども対戦をしました。
強い!!!!
この力は閉会式後にテント片付けでも・・・・
どうもありがとうございました。感謝です!
赤白リレー
閉会式のあと、解団式でまるくなりました。
続・運動会が終わって、4時間目に絵、日記、発表などをして、各クラスで運動会でたのしかったことや、運動会を通して自分やクラスが成長したことをふりかえりました。
今県下すべての学校で震災後の心のケア アンケートが継続して実施されています。
心のケアのために学校と家庭ができることのひとつ、それは、子どもの自己肯定感を高めることです。
「自分が大切な存在で、周囲から必要とされている!と思える」ことです。
運動会練習の中で感じた33人の子どもひとりひとりのがんばり、ともだちへのやさしさ、リーダーシップ、リーダーへのサポート・・・・
保護者の方の心配、あたたかさ・・・・
いろんな思いが子どもに届くといいなと思いました。
帰り道に『シカの赤ちゃん』をくわえた『イノシシ』を見たという登校班がありました。
翌日の一斉下校の時、生徒指導の先生から『イノシシにであったときの注意』についてのお話がありました。