背中
9月25日(火)の夜、きよらホールで南P連の講演会がありました。
講師は一人芝居でも有名な方で、「今 子どもたちのために 大人が始めること」と題してお話くださいました。
教師時代から『一番きびしい子ども』を輝かせることが大事だと思っていること、
教育は新しく変わろうとしていること、
暗記型はもう終わり、教え合い、対話し合いながら、まとめる おりあいをつける・・・ これからの教育のことを先生たちに向けて話しながら、保護者の方にも「こなふうにに変わっていくんですよ。」と。
保護者の方へは、「あなたでOK おれOK」「自分をほこりに思う」→自尊感情を育てましょう!と。
子どもの、「見て見て!」と注目を要求する行動には、いろいろ(不適切な行動も)あります。
親や先生は責任がある立場だから、(本当は生きているだけで満点だとわかっているのに)叱ってしまうことが続いたり。
無償の愛のはずなのに、条件が付いた愛になっていたり。
昔に比べて 出会っている大人は家族、先生、と限られてきている。
狭くなって決まった人だけになってきている。
今日帰ったら子どもに伝えてください。
「お母さんはあなたをうんで幸せだよ。」と。
保護者の方にそう話しながら、「先生は、あなたと出会えて幸せだよ」と言っていますか?と問われているようでした。
「子どもは、できるだけいっぱいのおとなに囲まれて育った方がいい。」ともお話しくださったとき、中原の風景が浮かびました。
毎朝、交通指導しながら荷物が重い時は持ってくれる方。
「いってらっしゃい」「おかえり」と声をかけてくれる、住宅のみんなのおばちゃん。
毎日集合場所に来て、見えなくなるまでみんなの背中をみおくってくれるおばあちゃん。
いつもいつも、ありがとうございます。
講演会の帰り、満月でした。
これから夜が長くなります。
冷える日もありますので、気をつけて。