学校生活

2018年5月の記事一覧

life(いのち)

25日金曜日の業間は、地震避難訓練をしました。

  みんなが避難をして集合した時に、係の先生と教頭先生のおはなしがありました。


自分の「いのち」を守るのは自分であることと、避難は「おちてこない」「うごいてこない」「たおれてこない」ところに。

そして、普段から自分のものを整理整頓しておくと、放送をしずかにきくことなどを、確認しました。

 最後に感想を発表してくれた児童の感想が、今日の避難訓練を『まとめ』てくれるような内容でした。

Volume up(ボリュームアップ)

今日楽しみなこと

25日金曜日、朝ミーティングのお題は「今日楽しみなこと」でした。

なんだかいつもより、みんなの声が大きくなっていました。

楽しみなことは、学校のことを言う子(先生)もいたし、おうちに帰ってからのことを言う子(先生)もいました。



図工 英語 体育 給食(手作りお茶ふりかけ)部活・・・

 

おうちに帰ってから編では宿題 宿題の後に遊ぶ ピアノ テレビ などでした。

 

現在、H28年熊本地震にかかる児童の心のケアアンケート実施をしています。

最後の質問に「学校では楽しいことがいっぱいある」という質問に、「ひじょうにある」にマルがたくさんついていました。

Power spot(パワースポット)

保育園のお友だちをお招きして、一緒にさつまいもの苗植えをしました。

PTA役員さんが耕してくださって、3・4年生がマルチ貼りをして。

 

学校では長子(1番上のお兄さんお姉さん)の子に、保育園生の妹や弟が近づいて、ズボンや上着をひっぱったり、手を振ったり。

畝(うね)の間の歩きにくいところで「気を付けて」とか、やさしく声をかけてあげていたりにほっこり。

お兄さんお姉さんの顔を見せてくれました。

 

保育園の先生と、入学して1ケ月の1年生も、いっぱいお話をしたり。



お帰りの時も、ついていきそうな勢いで手をふっていました。

 

担当の3・4年生が、みんなで使った道具の片付けをして、終わりました。

秋の芋ほりも一緒にしようね。

 

28日(月)の熊日に、中原の方の肥後狂句がありました。

「わが村の パワースポット 保育園」

Happiness(幸せ)

「持続可能で幸せな南小国町に」

24日の午後、きよらホールに集まった町内教職員は、幸せ経済社会研究所の方の講演を聴かせていただきました。

町づくりの『お手伝い』をしているという講師の方は、「ないものはない」をキャッチコピーに経済が苦しい、少子化、廃校寸前の高校がある町に移住者やIターン者が増えた、島根県海士町のお手伝いもされたそうです。

その例はとてもわかりやすく、『自分の住む町をいい町にしていくのはだれなのか?』というのを問いかけられながら、レジリエンス(回復力 弾性力 復元力 元に戻るしなやかな力)のパワーときっかけと手順を詳しくお話しいただきました。

 日本の市町村数1799のうち、人口3万人以下の市町村は954。それは日本の8%だけど、土地の面積は48%を占めている。

「その48%を守っているんですよ!」と言われたとき、昨日の町長さん・教育長さんのお話、遠足で押し戸石に行くときに、木漏れ日がきれいだった道、田植えの後の道具を洗っていた滝下の川、学校にグランドゴルフに来ている方の、ずらりと並んだ軽自動車、家で田植えやきゅうりの手伝いをした日記を読む担任の先生の笑顔・・・などなどが浮かび、中原の幸せを感じました。

学校の上の畑でグラジオラスを育てている地域の方から、「飾ってください。」とた~くさんいただきまして、実家がお花屋さんの先生が、きれいに数か所に分けて生けてくれました。

またまた幸せを感じました。

Resource(資源)

 毎週水曜日の午後は研修日。

23日は町の教育研究会、全員市原小学校へ向かいました。

こんな日は子どもたちは下校です。修学旅行で顔見知りになった市原の少年団が、鬼山坂を自転車移動しているところとすれちがいました。

 

総会は教育長さんのお話から。

「35年間学校教育にかかわってきた中で、できなかったことがある。」とはじまり、

南小国町の課題を、あつく、詳しく。

わたしたちの教育活動(研究)が町(人)づくりと同じ方向に向かうこと、そして『明日の南小国町』を創ることにつながることを示唆してくださいました。

 次に校長先生から全体構造・組織・数年後までの計画の説明があり、研修会が始まりました。

 

 講師は町長さんです。

自己紹介は趣味や略歴、家族の紹介でした。(野菜・漬物作り・料理が上手なお母さん、面倒見のよいお姉さんたち、野球(ピッチャー)の上手なお兄さんの事は抜けていました・・・・!)

 温泉のある小学校で育ち、高校や大学(海外旅行もですよね)で外の世界も経験したことから。

角度を変えて見る目線で、地元に戻って改めて、夏のひぐらしの鳴き声や、夜空の星、温泉、草原、川、小国杉、野焼き、大根、漬物、みそ、郷土料理、竹ぼうき・・・などの南小国の素晴らしい資源に気付き、見直したこと。

一緒に地元の産業をいかして、町を守っていこうとする人に出会ったことなどから、それらを仕事(町づくり)にいかしていることをお話しくださいました。

 

教育に期待することに『人としての魅力を磨く』『創造力や表現力を培う』『故郷をもっと知る』とあり、具体的には早速、役場の出前授業の年間計画がだされています。

南小国町の事をもっと知る町共通のプログラムと、南小国の各小中学校が、自分の学校だからこそ!できる体験学習などで伝統文化の継承をして、中原のブランド生かしてほしい。そうして、答えが一つというのは少ない社会で、自分を生かすことや、自分でものを考える力(創造力)、自分の考えをまとめたり、自分で判断したり、周りをまとめたりしていく能力を身につけた子どもを育てよう!と言われているのだと思いました。

 

お話を聴きながら、地つきうた、こんにゃくやみそづくり、おはぎ、にしめ、半干し大根のつけもの、きゅうり農家の辛子漬け、なば、ぜんまい、わらびとり、栗拾い、草笛、わらべうた、炭焼き、竹細工・・・・いろんな方、中原のじいちゃん ばあちゃん方のお顔もうかびました。

お話をありがとうございました。