学校生活

2020年7月の記事一覧

いじめ防止スローガン

 中原小学校の玄関には、2つののぼり旗があります。「考えよう相手の気持ち その冗談、そのいじり いやな思いをさせてない? 南小国町小・中学校」

 そして、玄関ホールには「いじめのない安心できる学校 中原小学校」が貼られています。

 これらのものは、「子どもたちによるいじめ防止推進事業」に取り組んだ際につくられたものです。平成30年11月16日、南小国中学校で開催された「南小国町地域指定研究発表会」に学校代表として参加したのは、当時の6年生。発表会の様子はブログに綴られていました。その子たちも今は中学校2年生になっています。この思いをつないでいきたいと思います。これからも「いじめのない安心できる学校」をつくっていきます。

命を守る

 新型コロナウィルス感染症が世界中に広まっています。今は、誰が新型コロナウィルス感染症になっても不思議ではありません。地域や学校で発生してもおかしくありません。もし、自分や身近な人が感染したとしても、人を差別したり、誹謗中傷することではないと思います。たった1つできることは、自分の命を守りつなぐために、マスク着用、手洗い、うがいをすること、密ならないように行動することだと思います。人を差別することは命を守ることにつながらないと切に感じる今日この頃です。だからこそ、マスク着用を嫌がる子どもたちに「苦しいと思ったら、ベランダで外の空気を吸ってきてもいいから、教室ではマスクをがんばって着けよう。そして、友だちとは密にならないようにしよう。それがみんなの命を守ることだから。」と声をかけています。

全校ボランティア

業間の時間に「ボランティア」という時間があります。学校の草取りをしたり、学校近くのガードレール磨きをしたりします。この日は雨のため学校内の掃除をしました。内容は、高学年が考えるのですが、今回は「窓の溝掃除」でした。家庭科の時間に作った道具をもう一度急いで全学年分作り、みんなで掃除しました。

がんばったことを先生にほめてもらってうれしそうでした。中原小学校は、なんでもみんなでするところが素敵だなと思います。それを進めてくれる高学年のがんばりも立派です。

「〇〇なぼく・わたし」 プレゼン集会 3・4年生

3・4生のプレゼン集会がありました。テーマは、「〇〇なぼく、わたし」でした。自分の好きな物や自分の家族、自分の性格など聞いてきて楽しいプレゼンでした。自分のことや家族のことをよく見ている、知っているな~と感心しました。

学校のアンケートで「自分のことを好きですか?」という質問にほとんどの子が「はい。」と答えてくれる中原っ子ですが、家族や友達の優しさの中で、自分のことをしっかりと出せているからだと感じられます。今回の3・4年生もそれを感じさせてくれる発表でした。

マジンガーZZZ!

音楽集会を開きました。今回は1年生の発表でした。前回の3・4年生は遠隔による集会でしたが、今回は距離を置いて体育館で行いました。1年生の元気の良い進行で、まずはみんなでじゃんけん大会(「♪おなかがすいたら、グーグーグー」のリズムに乗って全学年で楽しんでいました。)

次は、あの懐かし?の「マジンガーZ」を披露してくれました。(昨年のぎんなん祭でも1年生と5・6年生が踊っていましたね。)キレキレのダンスに思わずアンコール!当然今度は全校でマジンガーZZ。全校体育かと思える楽しい音楽集会でした。

 

2年生研究授業

今年度最初の研究授業が2年生でありました。教師が授業と作る際に作っていた指導案が今年度から学習構想案にかわりました。①単元と見通した学習計画 ②その授業で働かせる見方・考え方を入れながら、単元終了時の児童の姿を明確にするものです。変わったばかりで職員一同研修中ですが、今回は研究主任が先陣を切って授業づくりを見せてくれました。また、熊本県教育センターから指導主事にも来ていただき、研修が深まりました。

授業では2年生4人が、自分の水筒を使って、友達とかさ比べをしました。数学的な活動も取り入れながら、一人一人が見通しをもって主体的に取り組んでいました。今年度本校が大切にしている「振り返り」の時間もしっかりと確保され、次の時間につながる授業でした。(2年生の4人のみなさんお疲れ様でした。)

初プール!

今年初めて水泳の学習を行いました。天気は、少し肌寒い中でしたが、楽しみにしていた子どもたちには問題ありませんでした。担当の先生よりプールの留意点を話してもらったあと、数名の児童の目標発表。そして待ちに待ったプールへGo!

今年の水泳の学習は、感染拡大防止に配慮しながらの学習になりますが、しっかりと目標を持ってがんばってきたいですね。

七夕に願いを

7月7日(火)は、大雨のための臨時休校になりました。前日の月曜日は、先日の引き渡し訓練をいかしてスムーズに児童の下校をすることができました。(保護者の皆様ご協力ありがとうございました。町内や近隣の町内、熊本県内など被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。一日も早く復旧と日常の生活に戻られることを願っています。)

次の日の登校後、一日遅れの七夕飾りをつくりました。子どもたちの願いの中には、「コロナウィルスが早く治まりますように。」「みんなが健康ならそれだけでいい。」といった今の状況をどうにかして欲しい、どうにかしたいという思いが見られました。一時も早く平穏な日常に戻れるよう願いつつ、子どもたちのためにも自分たちにできることをやっていきたいものです。

 

7月2日は、忘れられない日

 昨年度までブログを綴っていた先生が、近隣の小学校へ転勤されました。いつも、子どもたちとのつながりを大切にされていました。実は、その先生とは平成2年の阿蘇地域に「水害」があった時の同僚でもありました。7月2日は、忘れられない日です。職員全員が学校に泊まりました。たくさんの学校から、励ましのメッセージや支援物資が届きました。当時、2年生を担任していました。避難のため、2階の音楽室に全児童が集まりました。そして、保護者の方が迎えに来られるのを待ちました。中原小の1年生にその話をしました。6月30日の「引き渡し訓練」を前にして、その話をしたときに質問がありました。「先生、うちの人たちもお迎えに来れないくらい水がすごいときは、ぼくたちどうなるんですか?」と心配そうに聞かれました。「お家の方が来られるまでは、学校でちゃんと預かります」と返しました。子どもたちにも「水害」の話が伝わったんだなと思いました。

 今年は、新型コロナウィルス感染拡大防止のために様々な対策があり、いつもと違った日常です。しかし、こんなときに、子どもたちが育てている朝顔がどんどん成長しているのを見ると心が和みます。雨の中でもツルをしっかりと伸ばし、ツルの長さが子どもたちの身長より高いことに驚いています。