学校生活
「せ」
「せ」んせい(先生)
6年生の授業を、中学校の社会の先生と、1年生の時、中原小で一緒に過ごした養護の先生が参観してくださいました。
「シリーズ 社会の先生」は、2日前の1人目「国会」と2人目「内閣」に続き、今日は3人目「裁判」です。
前回(7月)はトップバッターで、少し恥ずかしそうに、手持ちのノートを読みながら話していましたが、今回はちがって見えました。
いろんな種類の裁判所の説明を工夫して、その数をクイズで問いかけていましたが、その顔が!
問題を作る(発問を考える)って、いっぱい考えるんだなぁ、理解できているんだなぁと納得したのです。
というのも、前回「国会」も「内閣」も、今日の「裁判」も、ひとつずつが終わるごとに、板書を(本物の担任の)先生がしていたのですが、書くのが間に合わずに「えっと、なんだったっけ?」と聞いたとき、それぞれの先生役を受け持った子が、さっと答えるのです。
今日の「裁判」の先生をした子は、(本物の)先生に聞かれると、スッとタブレットを触り、そのスライドをみんなに見せてくれていました。
さあ、4人目「3つのかかわり」について。
先生は(7月に続いて)Coco壱番屋のTシャツを着た先生です。
「国会」「内閣」「裁判」のそれぞれの仕事をさらったあとに、そのかかわりをまとめながら説明しました。
「生活に大きくかかわってくるところでは・・・」なんてセリフをはさみながらですから、わからないはずがありません。
参観していた中学校の社会の先生が「中学校でもう一回、少し用語が難しくはなるけど同じところを3年生で学習します。こんなことができるなんて!しっかりと理解できていてびっくりしました!」と後の会で話してくださいました。
前回(7月)は、学習活動「な」「か」「は」「る」のカードをはって、黒板に板書をしたり、実物投影機を使ったりしましたが、今回はタブレットですでにスライドを作っているので、板書しない分、与えられた時間に余裕がありました。
授業中、子どもは受け身(インプット)のことが多くなりがちですが、こうして先生になって授業をすると、その準備をしながら、発信(アウトプット)に向けていろんな(思考・判断・表現)力などがきたわれます。
その分きっと、中学三年生になった時、自分が授業した記憶と一緒に思い出すと思います。
Coco壱番屋のTシャツの先生は、授業が終わってから「ふぅ~~~~~っ。たのしかったぁ。」とつぶやいた後、後ろで参観してくださった中学校の先生方に「お疲れっしたぁ!!」と大きな声で言っていました。