学校生活
7月2日は、忘れられない日
昨年度までブログを綴っていた先生が、近隣の小学校へ転勤されました。いつも、子どもたちとのつながりを大切にされていました。実は、その先生とは平成2年の阿蘇地域に「水害」があった時の同僚でもありました。7月2日は、忘れられない日です。職員全員が学校に泊まりました。たくさんの学校から、励ましのメッセージや支援物資が届きました。当時、2年生を担任していました。避難のため、2階の音楽室に全児童が集まりました。そして、保護者の方が迎えに来られるのを待ちました。中原小の1年生にその話をしました。6月30日の「引き渡し訓練」を前にして、その話をしたときに質問がありました。「先生、うちの人たちもお迎えに来れないくらい水がすごいときは、ぼくたちどうなるんですか?」と心配そうに聞かれました。「お家の方が来られるまでは、学校でちゃんと預かります」と返しました。子どもたちにも「水害」の話が伝わったんだなと思いました。
今年は、新型コロナウィルス感染拡大防止のために様々な対策があり、いつもと違った日常です。しかし、こんなときに、子どもたちが育てている朝顔がどんどん成長しているのを見ると心が和みます。雨の中でもツルをしっかりと伸ばし、ツルの長さが子どもたちの身長より高いことに驚いています。