2026年10月の記事一覧
たすきをつなぎ、走りきった秋晴れの日〜球磨人吉中体連駅伝競走大会〜
秋晴れの心地よい青空のもと、球磨人吉中体連駅伝競走大会が開催されました。本校からも男女ともに出場し、選手一人ひとりが持てる力を存分に発揮してくれました。
目標に掲げていたのは、前年度の順位からの「ジャンプアップ」です。仲間や沿道からの温かい声援を受けながら、選手たちは期待を超える素晴らしい走りを見せてくれました。走る姿はもちろん、前を走る走者を懸命に追いかける表情や、仲間を全力で応援する姿には胸が熱くなるものがありました。
結果として、目標としていた「躍進賞(昨年の順位より3つ以上の上昇)」にはあと一歩届かず、悔しい思いも残りました。しかし、競技を終えて学校に戻ってきた生徒たちの表情は、今日の爽やかな秋晴れの空と同じように、全力を出し切った満足感と清々しい笑顔に満ちあふれていました。
観測史上最も暑かったと言われる今年の夏。その厳しい暑さの中でも諦めず、汗を流しながら練習を積み重ねてきた経験は、目に見える結果以上の大きな成長となり、確実に生徒たちの力となっています。
厳しい練習を乗り越え、最後まで走りぬいた選手・応援の皆さんに心からの拍手を送ります。そして、この経験を糧に、次の目標に向かってさらに羽ばたいていく皆さんの今後の活躍を大いに期待しています。保護者・地域の皆様におかれましても、温かいご声援をいただき本当にありがとうございました。
秋空のもと、歌声と学びが深まる水上学園の一日
今朝の最低気温は10℃前後となり、少し肌寒さを感じる秋晴れの朝となりました。爽やかな空気が広がる校内では、今日もしっかりと学びに向き合う子供たちの姿が見られました。
音楽室から聴こえてきたのは、6年生の澄んだきれいな歌声です。授業では「星の世界」の歌唱に取り組んでいました。教科書の楽譜を見つめながらピアノの伴奏に合わせて歌声を重ねていました。高学年らしい伸びやかで綺麗なハーモニーが、秋の静かな朝に優しく広がっていきました。
1年生の教室では、道徳「よりみち」の学習が行われていました。決まりを守ることの大切さは分かっていても、時には心が揺れて道を逸れてしまう……そんな誰もが持っている「心の弱さ」に素直に向き合う時間です。友達と意見を交わしながら、自分の行動や心について深めていました。
また、3年生の道徳では「たまちゃんだいすき」という教材を通し、友達のことについて考えました。登場人物の気持ちの変化や葛藤に寄り添いながら、「本当の友達とは何か」「お互いを大切にするとはどういうことか」について活発に話し合い、自分の考えを発表していました。
音楽を通して豊かに表現する心や、道徳の時間に自分や友達の心とじっくり向き合う姿勢など、一人一人の確かな成長を感じる一日となりました。
日毎に寒さが増してまいります。ご家庭での体調管理もよろしくお願いいたします。
感性を咲かせるひととき〜フラワーアレンジメントに挑戦!〜
心地よい秋風が吹き抜ける爽やかな一日、9年生の美術の授業では「フラワーアレンジメント」の体験学習を行いました。
今回の授業では、熊本県花木園芸農業協同組合から専門の講師の先生をお招きしました。生徒たちの多くにとって、本格的なフラワーアレンジメントはこれが初めての体験です。
目の前に用意された色とりどりの新鮮なお花や緑の葉を前に、最初は「どこから挿せばいいのだろう」と少し緊張した様子の生徒たち。花々の高さや前後の立体感、顔の向き、色の組み合わせや全体のバランスなど、考えるポイントはたくさんあります。しかし、講師の先生からアドバイスをいただきながら「頭で細かく考えるよりも、自分の感覚を大切に」と手を動かし始めると、表情が一変しました。
「ここにもう少し高さを出してみようかな」「この色とこの緑の組み合わせが好きかも」と、試行錯誤を重ねながら真剣な眼差しで花と向き合っていきます。一本一本の挿し方にそれぞれの個性が表れ、教室には一つとして同じものがない、感性の光る素敵な作品が次々と出来上がっていきました。
作品が完成したときの生徒たちの満足そうな笑顔と、それを温かく見守ってくださった講師の先生方の眼差しがとても印象的でした。花の香りと色彩に包まれながら、自分の感性と心地よく対話する、とても豊かで爽やかな秋のひとときとなりました。
ご指導いただきました熊本県花木園芸農業協同組合の皆様、誠にありがとうございました。
「しっかり読み解く力」を目指して〜5年生がRSTに挑戦!〜
今日の2時間目、5年生の教室を訪ねると、いつも以上に静かな緊張感が漂っていました。子どもたちがタブレット端末の画面を真剣な表情で見つめ、集中して取り組んでいたのは、熊本県教育委員会が本年度から導入した「リーディング・スキル・テスト(RST)」です。
「RST(リーディング・スキル・テスト)」とは?
RSTは、単に文章の感想を書いたり場面を想像したりするものではなく、教科書や説明文などの意味を事実に基づいて正確に読み解く「基礎的読解力」を測るテストです。 画面には大人でも一瞬考え込んでしまうような精密で複雑な文章が表示され、問いに対して選択肢から回答します。端末を使ったCBT方式(Computer Based Testing)で行われますが、単に正解・不正解を見るだけではありません。回答にかかった時間や反応パターンなども細かく測定されるため、適当に選んだのか、しっかり読んで考え抜いたのかという「真剣度」まで客観的に把握できる非常に先進的な仕組みになっています。
なぜ今、このテストに取り組むのか
小学校高学年以降、教科書の内容は一気に専門的で抽象的になります。「算数の文章題が苦手」「理科や社会の解説が頭に入りにくい」といったつまずきは、実は「教科書の文章を正しく読み取れていないこと」が根本的な原因になっていることが少なくありません。 主語と述語の関係、代名詞が指す内容、文章と図表との関係など、子どもたちが文章のどこを正確に捉えられていて、どこで迷いやすいのかを把握することで、日々の授業や個に応じた指導をより確かなものにする大きな意味があります。
テスト中のようす
テスト中、子どもたちは頭を抱えたり画面をじっと見つめたりしながら、一つひとつの言葉の意味を確かめるように深く思考を重ねていました。画面に向かい、最後まで決して諦めずに言葉と向き合い続ける姿がとても印象的でした。
今回の結果は、子どもたちの本当の読解力を育むための授業改善や丁寧な支援にしっかりと活用してまいります。ご家庭でもぜひ、「今日のテスト、どんな問題が出たの?」と声をかけてみてくださいね。
「さくらの里」の皆さんと笑顔あふれるあたたかな交流
今日は4年生が「総合的な学習の時間」の取り組みとして、特別養護老人ホーム「さくらの里」へ校外学習に出かけました。
スクールバスに乗って「さくらの里」に到着した子どもたち。緊張した面持ちもありましたが、入所者の皆様が温かく迎えてくださり、すぐに会場全体にあふれるような笑顔が広がりました。
交流会では、自己紹介に始まり、じゃんけんゲームや一緒に絵を描く活動など、心を通わせるさまざまな時間を過ごしました。
じゃんけん対決では「勝った!」「あー、負けた~!」と賑やかな歓声が上がり、おじいちゃん・おばあちゃんたちも身を乗り出して楽しんでくださいました。また、テーブルで一緒に色鉛筆を使ってお絵描きをした時間では、子どもたちが優しく声をかけながら寄り添う姿が見られ、とても微笑ましい光景でした。
今回のテーマは「高齢者の方と交流しよう」。
子どもたちにとっても、日常の暮らしの中での違いや思いやりの大切さを肌で感じる、大変貴重で学びの多い時間となったようです。
温かく包み込んでくださった「さくらの里」の皆様、そして入所者の皆様、素晴らしい時間を本当にありがとうございました!