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2024年9月の記事一覧

おじいちゃん おばあちゃん ようこそ町小へ

 9月20日(金)は「祖父母参観」でした。

 子どもたちのおじいちゃん・おばあちゃんがたくさん見に来てくださいました。

 全ての学級が「熊本の心」や「つなぐ」などの道徳を行いました。柔道の山下さん、マラソンの金栗さん等、熊本ゆかりの人達の話が多く、楽しく参観していただけたのではないでしょうか。

 これからも、お孫さんの成長を温かく見守ってください。町小の学校教育活動への応援も、よろしくお願いします。

 また、おいでください。

5年生 水俣に学ぶ肥後っ子教室

 9月13日(金)に、5年生は水俣に行きました。「水俣に学ぶ肥後っ子教室」です。

 この事業は、熊本県の全ての5年生が水俣病について現地で学ぶ機会を保証するため、県が補助をして毎年ずべての学校で行っている学習です。

 町小の子どもたちは、水俣病に対する学びを深め、差別や偏見をなくす社会をつくっていこうと人権意識を高めました。公害により被害の大きさ、汚れた海を美しくするための努力、失われたきずなを取り戻すための取組、そして水俣のみなさんの積み重ねてきたものの素晴らしさ(もやい直しや美しい海など)などたくさんのことを学びました。また、地球環境についても学び、自分たちにできることを考えていました。まずは身近なところから。「友達を大切にする」「本当のことを知る」「シャワーの水を出しっぱなしにしない」「ゴミを分別する」「水筒を持っていく」など、一人一人の小さな一歩が集まって大きな一歩につながります。

4年生 福祉学習

 福祉とは、「幸せ」や「豊かさ」を意味する言葉であり、全ての市民に最低限の幸福と社会的援助を提供するという理念を表す言葉です。

 本校の4年生は、社会福祉協議会の皆様の協力を得て、福祉に関する学習を深めています。

 9月3日(火)

 社会福祉協議会の穴井様を講師にお迎えして「福祉とは?」「バリアとは?」を学び、考えました。

「ふ」だんの 「く」らしの 「し」あわせ

9月12日(火)と14日(木)

 福祉体験をしました。「車椅子体験」「視覚障がい体験」「高齢者疑似体験」です。

 足を骨折したときに乗る車椅子、小さな段差や通路の幅などが生活のしにくさにつながることに気が付きました。車椅子に乗ったり押したりする体験の両方をすることで、車椅子の扱い方を学びました。

 年齢を重ねることで、自分自身の体を動かしにくくなること、見えにくくなること、体の痛みがあることなどが出てくることを学びました。そして、自分にできることは何かを考えました。

 自分にできることを考え、相手に対する思いやりを表現できる人になってほしいです。

 4年生の福祉体験学習は、まだ続きます。

お兄さん達とお兄さん達と過ごしました。

ルーテル学院大学2年生の白樫さんと田上さんが、9月2日(月)から9月6日(金)の5日間、職場体験にいらっしゃいました。主に、1年生と4年生の授業を参観され、子供たちと交流されました。

最初の頃は、メモをとりながら後方でご覧になっていましたが、だんだん子供たちの側に来て声をかけてくださるように・・・。今年は職場体験でしたが、来年度か再来年度は教育実習生として来校され、授業もなさることでしょう。

ちょっと、どこにおられるのかわからない位の写真で申し訳ないのですが、毎日のように昼休みは外で遊んでくださいました。最初の頃はスーツのまま、そのうちジャージに着替えて、一緒に走り回ってくださいました。

「子供たちと接して、大学で学ぶこと以外の、大学だけでは学ぶことのできない貴重な経験ができました。例えば同じ単元でも、先生によって進め方が違い、その教え方によって子供たちの理解が深まることであること。経験を重ねる中で身に付ける教育技術があること。自分自身の力量を高めていくことが大切だと感じました。」と白樫先生は話されました。

「子供たちと実際に関わることができたことで、コミュニケーションの取り方をどのようにしていったらいいのか考え、工夫することができました。そのことが自分自身の成長につながったと思います。先生によって授業の仕方が違い、先生方のカラーが学級の雰囲気につながっていると感じました。学級への影響の大きさを感じ、教師の責任の重さを感じました。」と田上先生は話されました。

お二人とも、一生懸命に学び、子供たちと積極的に関わってくださいました。また、町小学校に来てくださること、夢を叶えて先生になられることを、心から願っています。