コロナが落ち着き、2年生の教室からは鍵盤ハーモニカの軽快なメロディーが流れてきました。2年生の教室に入ると、子ども達が一斉に「子ぎつね」を鍵盤ハーモニカで合奏していました。
しなやかな指使いで一生懸命に鍵盤を押さえて息を吹き込んでいました。日常の授業が少しずつ戻ってきていて、子ども達もうれしそうに弾いていました。
2年生の横は体育館です。体育館の中から「ギコギコ」、のこぎりを引く音が一斉に聞こえてきました。体育館へ行くと体育館いっぱいに子供用の椅子がきれいに並べられ、壮観な眺めでした。4年生の子ども達は椅子の上の木材の上に片方の足をしっかり乗せ、一生懸命にのこぎりで角材を切っていました。力強く、集中していました。「馬を作るよ」「犬を作るよ」「へびを作るよ」「バスを作るよ」と言いながら切っていきました。
この角材がどんな動物や乗り物に変身していくのか楽しみです。
この日の6年生の教室では新しい日本づくりを熱い思いで進めている明治時代の学習が行われていました。授業始めのスイッチオンタイムでは前の時間に学習した条約改正のきっかけともなったノルマントン号事件や日本がトルコの船救出したエル・トゥールル号事件など電子教科書活用して楽しく復習しました。
この日はいよいよ条約改正です。6年生社会科の学習は人物を中心に学習を進めていきますが、この日の歴史上の人物は陸奥宗光さんでした。陸奥宗光は不平等条約を改正するために大いに貢献された方です。6年生は教科書や資料集等を活用して自分自身で調べ学習をし、ペアやグループで出し合い、全体で学び合っていきました。
あと2ヶ月足らずで中学校へ進学する子ども達は、自主的な学習ができ、互いに深め合える学習ができるように成長していました。
3年生の国語は「学校の自慢を伝えよう」というテーマで相手に分かりやすく興味をもってもらいながら伝えることを学習しています。
伝える内容は「木倉小の学校自慢」です。伝える相手は新1年生で、伝える目的は新しく入学してくる子ども達に木倉小のことをよく知ってもらおうということです。
子ども達は教科書や学習動画を活用しながら、どうすれば自分たちの話を新1年生が興味をもって聞いてくれるかを考え、そのポイントを学習していきました。相手に興味をもってもらうには「話のつかみ」が大切ということ。そのための方法として「質問形式で話を始める」などのポイントを学習しました。一枚の写真やデータから話を始めるのも相手の興味をつかめると学習し、子ども達なりにどう工夫しようかと考えていました。
どんなビデオレターができるか楽しみです。
木倉小へ英語専科の先生が毎週来校され、担任の先生と一緒に楽しく学習しています。
この日は4年生教室で「木倉小のお気に入りの教室を案内しよう」というテーマで、右、左、まっすぐなどの方向の学習をしていました。「サイエンスルーム」「ミュージックルーム」「ジム」等の各教室の名前を英語で、リズムチャンツで軽快に楽しく学習していました。その後は「ターンレフト」「ゴーストレート」「ターンライト」など方向を表す英語の指示をゲーム感覚で学習しました。お気に入りの教室を案内するという、学習の目的、必然性をもたせることで子ども達は意欲的に楽しく学習していました。
次の時間には3年生の教室に英語専科の先生の元気な姿があり、担任の先生とともに外国語活動の授業が行われました。今日のめあては「クイズ大会をしよう」で、子ども達がクイズをタブレットで作っていきます。クイズの答えは「桃」「ブロッコリー」「サメ」「パパイヤ」「虹」など様々ですが、答えを連想させる第1ヒント、第2ヒントなどのヒントも考えます。自分が言いたいヒントを英語で何と言えばいいのかなど、知らず知らずのうちに夢中で英語を学んでいました。そしていよいよペアの友達とクイズ大会。楽しく、楽しく英語を学んでいました。
木倉小は平成元年から34年間にわたり、体育の研究を継続してきています。先日のHPでお知らせしましたように、11月には「全国学校体育研究優良校」として日本学校体育研究連合会及びスポーツ庁より全国表彰を受けました。
2月9日(木)に、コロナ禍のためオンライン開催となりましたが、「御船町教育委員会指定 木倉小学校教科体育研究発表会」が木倉小で行われました。
参加者の皆様には、事前にオンデマンド限定配信をしていた2年生体育の授業「にんにん!めざせ キラキラ忍者!!」を見ていただくとともに、木倉小の体育の研究についてのプレゼンテーションを聞いていただいた上で、熱心な協議をしていただきました。
県内各地より54名の先生方にオンラインで参加していただき、「運動を楽しんでいる子ども達を見て感動しました」「子ども達を夢中にさせる様々なしかけがあり、参考になりました」などのご意見やご感想をいただきました。
これからも木倉小は子ども達みんなが体育の楽しさを感じる授業づくりをめざしていきます。
1月末から2月はいのちの教育旬間です。各クラスで学級活動や保健体育の授業でいのちの教育の授業が行われました。
3年生では妊婦体験を行いました。実際に妊婦さんの疑似体験(おなかの重さは4㎏)を行い、下に落ちている鉛筆を拾ったり、階段を上ったりして妊婦さんの大変さを実感し、おなかの中にいる時から大事に守られていたことを学びました。
4年生は第二次性徴を学びました。男性と女性のそれぞれの身体の変化について知り、その意味や個人差等、お互いを思いやることについて学びました。養護の先生からも専門的な話や一人で悩まず相談することなどを聞くことができました。
6年生は、HIV(ウイルス)やエイズについて学びました。HIVウイルスとエイズとの違いを知り、感染経路について予想を立てて考え、正しく知ることの大切さ、正しく知ることが差別をうまないことを学びました。他の学年でもいのちの教育が行われています。
3年の算数は「かけ算の筆算」に取り組んでいました。この日の問題は3けた×2けたの筆算でした。子どもたちは新しく出会った3けた×2けたの筆算の仕方を今まで学習した筆算のやり方などを使いながら自分なりに考えていきました。ノートやタブレットに自分なりのやり方を書き、友達に一所懸命に説明している姿がありました。新しいやり方が分かるといろいろな問題に夢中になって解いていく子ども達でした。
5年生の算数は「変わり方調べ」に取り組んでいました。正方形の数と辺の数の関係を見つけて式に表すという課題でした。子ども達は図に書いて必死に数えたり、表にして決まりを見つけようとしたり一生懸命になっていました。決まりが分かると式に表すことができ、どんな数でも式で解いていくことができ、式のすばらしさを感じていました。
この日は御船町教育委員会の吉見指導主事にも授業を参観していただき、授業についてのアドバイスもいただきました。
木倉小は平成元年から34年間にわたり継続して体育の研究を続けてきています。本年度は長年の功績に対し、スポーツ庁より「全国学校体育研究優良校」の表彰を受けました。これまでの研究を推進してこられた職員の方々、子ども達、保護者の皆様、地域の皆様に感謝申し上げます。
今日は、木倉の体育の授業視察のために菊陽町の菊陽中部小学校から2名の先生が木倉小へ来られました。公開した授業は4年生の「跳び箱運動」と6年生の「走り高跳び」の授業です。木倉小で普段から行っている授業を見ていただきました。どちらの学年の子ども達もいつもどおりに張り切って、運動を楽しんでいました。
2月9日(木)にはオンラインで教職員向けの木倉小教科体育研究発表会があります。木倉小の体育を熊本県全体へ発信して行きます。体育を全身で楽しむ子ども達の姿が木倉体育のすべてです。
木倉小を引っ張っていく運営委員会のメンバーを木倉小では選挙で選んでいます。新6年生、新5年生から立候補者とその応援者が出て、3年以上の子ども達みんなの投票で来年度の新運営委員会が決まります。
この選挙を自分たちで進めていくのが現運営委員の6年生の3人で構成する選挙管理委員会です。2月1日(水)は選挙運動の方法や立ち合い演説会について選挙管理委員会の6年生が立候補者と応援者全員に説明する日でした。
選管の3人は、選挙ポスターのことや、立ち合い演説会の方法や演説時間、昼の校内放送での選挙演説など、詳しく分かりやすく説明しました。さすが1年間、運営委員として木倉小を引っ張ってきた6年生です。
校内放送の順番や立ち合い演説会の順番等はくじで公平に決めていました。2月16日がいよいよリモートで行う立ち合い演説会の予定です。
3年生から習字の学習が始まります。最初は「一」などの簡単な文字からスタートしますが、この日は「正月」という二文字に初めて挑戦していました。
二文字用に習字紙をきちんと折るところから学習は始まります。担任が水晶板に水で手本を書いたり、電子黒板で筆使いなどを動画で見せたりしました。その後、担任と一緒に筆を持ち、姿勢や筆の運び方を宙で行い、いよいよ習字紙に書きました。
一画、一画丁寧に力強く書いていきました。書き上げると手本と見比べ次のめあてを自分で決めてチャレンジしていきました。どんどん集中力が増していく時間でした。
木倉小では1月末から2月上旬にかけて「命の教育」に全学級で取り組んでいます。この日は、5年生と3年生の教室で命の教育の授業がありました。
5年生は生命誕生について学習しました。第2次性徴を学習し、命の誕生について分かりやすく神秘的な動画で学習しました。自分たちの命が何億分の1というすごい確立で誕生したことにみんな驚いていました。また、担任による自分の子どもの誕生の際の思いなどの話では1つの命がどれだけの人々の喜びの中で誕生したかを知り、顔もほころんでいました。
3年生では命のつながりをテーマに学習し、自分の命が誕生するまでには両親、その両親、そのまた両親というように数えきれないほどの命のバトンがつながれていることに感動していました。他の学年でも近いうちに命の授業が行われます。
5年生は家庭科のエプロンを作ろうという単元で初めてミシンを体験します。そんな5年生のために心強い味方の学校応援団の皆さんが来校されました。
今日は荒木さん、森田さん、田中さん、森田さん、城さんの5名の地域の方々が来校され、子ども達のグループに付いてミシン操作や手縫いの仕方について優しく丁寧に教えていただきました。ミシンは縫う前の下糸通し、上糸通しなど子ども達は悪戦苦闘していましたが、学校応援団の方々のお陰でミシンが動き出し、スイスイ縫うことができ、子ども達も笑顔いっぱいになりました。交流が進むにつれて地域の話や家族の話なども飛び出し、和気あいあいの雰囲気で授業が進みました。
2月1日(水)にも来校していただき、5年生のミシンの学習を手伝っていただく予定です。 ※1日には堀さんも来ていただきました。
小学校生活も残すところ2ヶ月になった6年生の外国語の授業では、英語専科の先生と小学校の思い出についての授業が楽しく行われていました。
6年生は6年間の学校生活で数え切れないほどの思い出があります。運動会、修学旅行、集団宿泊教室、遠足、授業、給食などなどの思い出が出され、みんな楽しそうに振り返っていました。行事のカードを日直の子どもが引くと修学旅行のカードが出ました。修学旅行の思い出を友達同士で英語で尋ね合ったり、英語専科の先生や担任の先生に英語の答え方を聞いたりして楽しく授業を進めていました。
6年教室の後ろの掲示板には卒業式までのカウントダウン表があり、この日「卒業まで後37日」の数字が書いてありました。残り少ない小学校生活を最後まで満喫している6年生です。
この日、寒波が襲い朝の校庭は一面の雪景色でした。朝からたくさんの子ども達が寒い中、校庭に出て、雪合戦をして走り回ったり、雪だるまを作ったりして雪を満喫捨していました。
1年生は生活科の冬さがしの絶好の機会ということで、みんなで校庭へ飛び出していきました。校庭に出た子どもたちは、雪を手で集めて雪合戦をしたり、小さな雪だるまを作ったりして元気いっぱいに走り回りました。「氷があるよ」と言って、厚くて大きな氷をもってきてうれしそうに話してくれる子どももいました。水たまりが凍りついてスケート場のようになっているところで滑って遊んでいる子どもたちもいました。
めったに体験できない雪や氷で遊ぶことができて、みんな笑顔いっぱいでした。
1月24日(火)は日本で給食がはじまったことを記念した給食記念日です。木倉小では、1月23日(月)~1月27日(金)を給食記念週間として給食について改めて学習
し、給食に感謝する週間としています。
給食週間初日の23日(月)には、給食委員会の子どもたちが用務の三澤先生の給食に関する1日の仕事を詳しく取材し、さらにインタビューをしたスライドを作成しました。そして、児童集会の時間に全学級にリモートで発表しました。
給食委員のみんなはそれぞれの担当箇所についてプレゼンテーションと自分の顔をワイプとして出して堂々と分かりやすく説明しました。
今日の給食は山都町の特産品が入っていました。これから1週間、それぞれの町の特産品を使った給食が提供されます。
この日の4年生社会の授業は、「県内の自然環境を行かした地域について調べよう」というめあてで、熊本県内の様々な特産品について土地の様子と関連付けながら自分で調べていく授業でした。
一人一台のタブレットを慣れた手つきで使いこなし、自分が調べたい市町村の特産物や生産地等を調べ、ノートに必要なことをメモしていきました。ネット上に溢れるたくさんの情報は子ども達にとって多すぎる情報ですが、4年生の子どもたちはその情報の中から自分にとって必要な情報のみを選択し、ノートにメモしていました。素晴らしい情報活用能力です。
天草の魚、植木のスイカ、七城のメロン、芦北のデコポン、玉名のいちご などを目を皿のようにして調べていました。調べた後は、まとめたノートや熊本県の地図などを使って、ペアの友達に自分が調べてわかったことを一生懸命に楽しそうに伝えていました。
今日の1年生の図工の時間の始まるとき、子ども達の机の上にはたくさんの箱やカップラーメンの容器、トイレットペーパーの芯など様々なものが並んでいて、みんなの顔も笑顔で早く始めたいという表情でした。
今日の図工は、子どもたちが家から空き箱など様々なものをもってきて、その形や色などを活かして、思い思いの動物をつくろうという楽しい時間でした。子ども達は箱を組み合わせたり、丸い筒を手足に見立てたりして、キリンや象、うさぎ、ワニなどの様々な動物を夢中でつくっていました。
1年生の教室はまるで夢の動物園のようでした。
2年生の図工の時間、教室には子ども達の夢が広がっていました。この日のテーマは「自分のえのぐしまを描こう」でした。
「色や形、ふでづかいを工夫してかこう」をめあてにみんな思い思いの夢の島を描いていました。島に虹を架けたり、大きな木を生やしたり、お花畑を作ったり、大きな龍を飛ばしたり、かわいいおうちを建てたり、果物畑を作ったり、かわいい動物を住まわせたりしてそれぞれに夢の島を描きました。
絵の具をパレットで上手に混ぜて描いたり、水の量を考えて描いたり、筆使いを工夫したりとそれぞれにきらりと光作品となりました。子どもたちの今日の夢にもでてきそうな島たちでした。
この日の5年生の教室はシーンと静まりかえり、子ども達は自分で考えて選んだ今年の漢字一文字に魂を込めて書いていました。
子ども達が選んだ今年の漢字には「生」「楽」「友」「音」「羽」「栄」「今」「年」「金」などのそれぞれに子ども達の思いのこもった漢字がありました。「羽」と書いた子どもに聞いてみると「今年からバドミントンをはじめたから」とうれしそうに話してくれました。
子ども達は書き初めの習慣を理解し、日本の文化に触れ、楽しく書き初めに取り組みました。年の始めに書き初めた漢字の思いがこの1年かなえられるようにがんばってくれることでしょう。
4年生の図工は「オリジナルの入れ物を作ろう」に取り組んでいます。細長い長方形の色とりどりの紙を丁寧に組み合わせながら自分思いの詰まった入れ物(籠)を作っていました。
できばえは、まるで竹細工職人のようにかっこいい籠が少しずつできあがっていっていました。一つ一つ上手に編み込んでは洗濯ばさみで止めながら、根気よく作っていました。途中途中に桃色や水色や黄色の色とりどりの紐をアクセントとして取り入れ、自分のオリジナル籠(入れ物)を夢中で製作していました。
籠(入れ物)のとっての部分にうねりをつけてみたりと、子どもたちそれぞれの思いと工夫がありました。
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