冬休みを前に本日集会を行いました。そこで、「聞き方名人」と「発表名人」を紹介しました。
まず、聞き方名人は、4年生の大場くるみさんです。集会で私(校長)の話を聞くときも、教室で先生や友達の話を聞くときも、いつもニコニコして、素敵な笑顔で聞いています。『うんうん』とうなずきながら聞いています。『あぁ、くるみさんは、人の発表を勇気づけ助ける、心があったかい人なんだなぁ』と感じるのです。
次に発表名人です。一人目は、4年生の元村真子さんです。真子さんの「はいっ」という声は大きく、手も真っ直ぐ伸びています。指先までピンと力を入れて真っ直ぐ伸ばしています。先日も授業を観ていて、彼女の「はいっ」という声の大きさにびっくりして、私はイスから転げ落ちそうになった程でした。その姿から一生懸命さがビンビン伝わってきます。一生懸命って、本当にかっこいいですよね。
二人目は、5年生の西鶴夢花さんです。夢花さんは、自分でも「発表をしない人」と言う状況でした。それでも、授業のふりかえりシートに「発表を頑張りたい」と書いていました。次の日、様子を観に行くと、その思いをしっかり実行して、見事に発表していく姿がありました。夢花さんは、自分の意思で、自分を変えていったのです。一歩一歩自分が成長することをがんばっていたのです。だからこそ発表名人なのです。
今日、紹介できたのは3人ですが、南小のみんなが頑張っていました。成長してくれたことを担任から聞いています。みんな、本当によく頑張ってくれました。
子どもたちの縦割り自主活動であるサウスくんデイ。今回は子どもたちの発案・計画により、テレビでお馴染みの鬼ごっこである「逃走中」をして楽しむことに。今回のハンター(鬼)は先生たち。日頃やさしい先生たちが、ハンターに変身して、ものすごい形相で子どもたちを追いかけました。子どもたちはつかまらないようにキャーキャー言いながら一生懸命に走り回り、上手に逃げ切っていました。
ほのぼのとする光景が南小の運動場いっぱいに広がっていました。
南ba小会(学校運営協議会)の皆様(冨永センター長様、川口区長様、小牧区長様)が、南小の子どもたちのために、とても立派な門松を飾ってくださいました。
竹は真っ直ぐ曲がらずに成長することや嵐の中でも折れないたたずまいから、誠実な心や強い志の象徴だそうです。
子どもたちの健やかな成長を願うお気持ちが込められている素敵な門松です。
誠にありがとうございました。
今年度の卒業式では、町の特産品であるにんじんを使って、自分たちで紙を漉いて制作した卒業証書を手にしてもらいます。そのために、にんじんのことや、ふるさと菊陽町のことを学習してもらいます。
先日は、地域の二ノ文様の畑を訪れ、にんじんの収穫体験をしたり、にんじんスティックを生で食べさせていただいたりした後、場所をさんふれあに移し、施設見学や、町の野菜を使った「にんじんだご汁」等をいただいたり、「にんじんジュース」を飲ませていただいたりしました。
菊陽町だからこそできることに取り組み、ふるさとを誇りに思う心を育てていきます。
12月13日(金)に行いました授業参観・学級懇談会には、多くの保護者の方々や学校運営協議会の皆様にお越しいただくことができました。新しい学年になって約8か月経った子どもたちの姿をご覧いただくことができましたでしょうか。
当日は、PTA家庭教育学級として、県の「保護者に向 けた水俣病啓発事業」を活用した講話を実施しましたところ、これもまた会場いっぱいにご参加いただくことができました。
水俣病資料館語り部である吉永理巳子さんのお話は、聴く者の心をとらえて、離すことがありませんでした。父親の発病と一家の被害、水俣病患者家族を蔑視していた自分、ふるさとである水俣を隠し続けた自分、水俣病や自分自身の在り方を見つめることになったきっかけ、そして何を子どもたちやその保護者に伝えたいのかというお話でした。
今年度の学校経営の基調として「『自分が好き』『この学校が好き』と言える学校、そして、展望をつかみ、しなやかに生き抜く子どもを育てる菊陽南小にする」と掲げております。そこの「生き抜く」という言葉がぴったりと重なったお話でした。
12月7日(土)に菊陽中学校で開かれた「部落差別をはじめあらゆる差別をなくす第40回菊陽町人権子ども集会」に参加しました。菊陽町の小中学校が集まり、人権について考えたことをステージや作品を通して発表しました。本校は本年度ステージ発表を行いました。人権委員会の子どもたちが、「菊陽南小学校の人権を大切にする取り組み」というテーマで、平和集会やみなみっ子集会で人権について全校児童で考えたことや各委員会発信の取り組みについて発表しました。
どの学校からの発表もすばらしかったし、それに対しての参加者からの「返し」も自分と重ねて考えてあり、菊陽町の子どもたちの熱と未来を感じました。
11月27日(水)に、熊本市出身で、藤島部屋所属の十両である藤青雲(ふじせいうん)関が来校してくださいました。藤青雲関の主な成績は、通算成績110勝55敗29休(23場所)。最多連勝記録は21連勝で、序の口(優勝)、序二段、三段目(優勝)と3場所連続7戦全勝。今年の5月場所では幕下優勝を飾られています。
途中、左膝前十字靭帯の負傷により手術・リハビリを経て、番付を下げた復帰の場所で7戦全勝で三段目優勝、次いで幕下優勝をされ、十両復帰を遂げられた方です。
今回、町長・教育長のお計らいで、本校と同じ小規模校である河内小学校出身ということもあり、本校児童との交流が実現できました。実際にお話をすると、その優しく誠実なお人柄がよくわかりました。身長185cm、体重139kgと力士の中では小柄な体格。「自分より大きな相手と取り組むときは怖くてたまらない」とおっしゃっていました。ケガや恐怖心、様々な思いと闘いながら、そして苦難を乗り越えて前を向きながら活躍されている方との出会いは、子どもたちにとって今後大きな意味をもってくることでしょう。本当の「強さ」について考えさせてくれる存在です。
11月17日(日)に開催された「鼻ぐり井手祭」。そこで、南小の子どもたちが活躍する場を提供していただきました。
馬場楠の獅子舞は荘厳かつ華麗で、歴史の重みを感じさせてくれました。ステージの正面で鑑賞していた子どもたちに、迫力ある獅子舞の洗礼もあり、びっくりしていた子もいました。
次に、3・4年生による音楽劇。鼻ぐり井手ができるまでの様子を劇と音楽で立派に表現していました。3・4年生は、「ボランティアガイド養成講座」を受けて、この日のために9月から練習を重ねていました。毎日、音楽室で自主練習をしていた子どもたち。その成果が見事に発揮されたひと時でした。
最後に5・6年生によるボランティアガイド。訪れた大人の方々に、鼻ぐり井手の歴史や魅力を堂々と説明することができました。
ふるさとのことを誇りに思う子どもたちが立派に育っています。
11月14日(木)に、本校の研究発表会を開催しました。これまで、小規模校の弱みを強みに転換することを土台に据え、子どもたちが学ぶことの楽しさを実感できる授業づくりに努めてまいりました。当日は、約300名の参観があり、多くの方々に本校のすばらしさを感じてもらうことができたと感じています。
参観者からは、「子どもたちが真剣に課題(問題)と向き合い、一生懸命に考えたり、意見を交流させたりする姿に感動した」というありがたいご意見をたくさんいただきました。また、本校が「保護者や地域の方々に愛されているからこそ見られる子どもの成長の姿」と称賛いただいたご意見も大変うれしく感じたところです。
校長挨拶の中で、みなさんにたくさん寄せていただいた花々の話をして自慢してしまいました。美しい花々に囲まれて研究発表会を迎えることができましたことに深く感謝申し上げます。また、PTAの方々には、当日の運営のお手伝いをしていただき、誠にありがとうございました。当日の校長挨拶を別面に載せておきます。
昨日発行した学校便りで、「花をお寄せください」とお願いしたところ、早速、今朝、きれいな花をたくさん届けていただきました。
すぐに、花瓶にさして、教室に配付いたしました。
このように、本校の「花いっぱい運動」及び「研究発表会」に、ご理解とご支援を賜り、感謝の思いでいっぱいです。誠にありがとうございます。
菊陽町の地元企業ピカッシュ様より、除菌・抗菌ができる機器を寄贈していただきました。早速、各学級で活用させていただいています。
また、熊本善意銀行様より、車椅子1台を寄贈していただきました。
多くの方に支えられていることに深く感謝申し上げます。
1~4年生が見学旅行に行きました。学校の中だけでは学ぶことができないことを、バスに乗って外へ出かけ、実際に自分の目や耳、肌で感じながら、その学びを深めるための学習です。動物や様々な仕事を頑張っている人との出会いがありました。
PTA副会長の東様にずっとお世話になっているグリーンパークで、芋ほりを行いました。1年と6年、2年と5年、3年と4年の縦割りの組み合わせで、力を合わせて芋を収穫しました。土をいじる、作物を手にするという体験は、人が生きていくうえでの根幹であり、子どもが成長していくうえで貴重な経験となります。
子どもたちは、この体験した感動と喜びを、いくつになっても「思い出」として持ち続けることでしょう。
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運用担当者 教諭 小嶌 幸陽