日誌

Today’s Q食レポ(令和5年度)

12月の「ふるさとくまさんデー」は、「宇城」地域から! 「キャロッピーデー」は大根をおいしくいただきました!

今月はまとめて紹介します。19日(火)の「ふるさとくまさんデー」(写真左)では、宇城地区にちなんだ献立をいただきました。メニューは、「びりんめし、白玉汁、蓮根サラダ、みかん」。また、20日(水)のキャロッピーデー(写真右)では、大根をメイン食材とし、「食パン、野菜スープ、ヒレカツ、大根サラダ」をいただきました。私は宇城の出身ですが、「びりんめし」については聞いたことがありませんでした。これは、「戸馳島」(とばせじま:三角町です)に伝わる混ぜご飯で、仏事の際に出される精進料理とのこと。絞り豆腐を油で炒めるときの音が「びりん、びりん・・・」と聞こえるということで、この名前になったとか。また、菊陽町の大根ですが、南小校区のある生産者さんのところでは、「福誉(ふくほまれ)」という品種を育てておられます。今年は雨が少なかったので、例年より収穫が遅れたとのこと。この生産者の方は、65年野菜を作っておられ、野菜作りについてノートに記録し、次の栽培に生かしておられるそうです。大根は、やっと値段が落ち着いてきたので、我が家でも煮込みやサラダ、酢の物でよくいただいています。今月もおいしい食材と献立をありがとうございました!

今月の「ふるさとくまさんデー」は、荒尾・玉名地域から!

今月は、21日(火)が「ふるさとくまさんデー」。今回は、荒尾・玉名の特産品を使った給食をいただきました。献立は「南関あげ丼、牛乳、かつのりサラダ、みかん」。毎年いただいている「南関あげ丼」ですが、仕上がりがとてもふわふわで、するする食べてしまいます。これをいただくようになってから、我が家では南関あげを使う頻度が増えました。また、この丼の作り方を給食の先生に習って作ってみましたが、なかなか給食で食べるものと同じようにはなりません。(当たり前ですね・・・)

そこで、今回作り方を紹介します。

① 昆布とかつおぶしでだしをとる。

② だしの中に鶏肉を入れ、酒をふり、切った人参、玉ねぎ、しいたけを入れる。

③ あくをとり、しょうゆ・みりん・さとうで味を付ける。

④ かまぼこを入れる。

⑤ 南関あげを入れる。(一人当たり10グラム。短冊切り)

⑥ 味がととのったら、ねぎを入れる。

⑦ 片栗粉でとろみを付け、溶いた卵を回し入れる。

11月のキャロッピーデーは 「小松菜」をいただきました!

22日(水)は今月のキャロッピーデーで、小松菜をいただきました。献立は「食パン、小松菜のクリームパスタ、海藻サラダ、いちごジャム、牛乳」でした。小松菜は、暑さや寒さに強く、水や肥料を与える必要もないので、育てやすいそうです。種をまいてから1ヶ月で、20cm位の大きさに成長します。気温、湿度、水分の条件がよければ、どんどん大きく育ちます。また、小松菜は成長が早いため、ある農家さんでは、畑を変えながら1年に4回植えておられるとか。以前も書きましたが、本校の給食のパスタはとてもおいしく、個人的に楽しみにしているメニューの一つです。もちろん、今回もとてもおいしかったですよ!小松菜を使ったパスタは、我が家でも挑戦してみようと思います。どんなパスタだったかは、ぜひ子供さんに詳しく聞いてみてくださいね。ごちそうさまでした!

10月の「キャロッピーデ-」は、サツマイモを堪能!

 20日(金)は、10月の「キャロッピーデー」で、サツマイモをいただきました。(先週は、本校では「いも掘りウィーク」だったのですが、こちらはしばらくねかせた後にいただきます)献立は、「ココアパン、牛乳、八宝菜、大学芋、いりこ」でした。もちろん、サツマイモは大学芋でいただきました。南小校区のある畑では、「金時」「紅はるか」「シルクスイート」が栽培されています(よくご存じの品種かもしれませんね)。その農家さんでは、土作りや栽培方法などを含め、安心して食べられるおいしいものを作りたい、といつも考えておられるそうです。今年の夏は暑かったのですが、イモは順調に育っているとのことでした。そのサツマイモで作られた「大学芋」はお好きな方も多いと思います。今回の大学芋も、芋の甘さと飴の甘さがよくマッチしていて、とてもおいしかったです。学校で穫れたサツマイモも給食で登場予定ですので、こちらも楽しみです。

 

10月の「ふるさとくまさんデー」は上益城から!

19日(木)の「ふるさとくまさんデー」では、上益城地域に関係する給食をいただきました。献立は「にらひき肉丼、牛乳、いちょう葉汁、水前寺菜のサラダ、ブルーベリーゼリー」でした。上益城地区では、昔から「にら」の栽培が盛んだそうです。「にら」の香りにはアリシンという成分が含まれており、血液をサラサラにする効果があるそうです。また、山都町はブルーべリーの産地ですね。目によい栄養素として有名なアントシアニン色素だけではなく、ビタミンやミネラルが多く含まれるため、現代人に不足しがちな栄養を補ってくれます。そして、これも毎年の定番ですが、「いちょう葉汁」。その名のとおり、にんじんや大根、里芋をいちょうの葉に、炊いた大豆や枝豆を銀杏に見立てて作られています。また、水前寺菜は、きれいな水を使い、御船町で栽培されています。300年ほど前に中国から伝わった熊本の伝統野菜です。今回も、お腹だけではなく、心も満たされるような、そんな素敵な献立でした。