健康だより
けんこうのために!
3学期に入りましたが、熊本県では新型コロナウイルス感染症の脅威が留まることを知らず、まだまだ安心ができません。
そのような中で学校では、暖房を利用しながらできる限り、教室の常時換気を心がけています。気温が下がり肌寒い日も多いですが、寒い日は空気が乾燥し、空気中にウイルスが飛散しやすくなるためです。
常時換気の際は、対角線を結ぶ窓やドアを開けるよう声をかけていますがクラスによっては、寒さに負けず大きく開放しているクラスもありました。クラスによっては換気のためにドアを開けにいくと、嫌がるところもありますが、意識を高めてがんばってほしいのが正直な気持ちです。
家に帰れば小さな弟妹がいたり、医療従事者として懸命に働く親御さんがいる家庭も多いと思います。このように、教室での換気をがんばることは大切な家族を守ることにも繋がります。そのことを胸に日々の習慣として換気を心がけてほしいと思います!
がん教育講演会が行われました
先週18日(金)、鹿北中学校体育館にて小学5,6年生と中学生に向けて『がん教育講演会』が開催されました。
今年度はがんサロンネットワーク熊本 理事 南関町がんサロンなんかんとっぱ会 代表の靍 智二郎様に『がんになった私』の演題でご講話いただきました。
講演の中で、『がん』で失ったものもあれば、得たものも多くあること、その中でがんのことを多くの人に知ってもらうための活動や同じ病気の人の手助けなど、自分にできることに気づき、行動へ移していったことなどたくさんのお話をしていただきました。
子どもたちからは、『生きることは誰かの力になるという言葉を大切に、これからも生きていこうと思いました。』や『十人十色と十人一色のように、みんなの考えは違うこともあるけれど、命を大切にしようという気持ちはみんな同じ、これからも友達と仲良くしていこうと思いました。』といった感想が聞かれました。
子どもたちにとっても本当に貴重な時間となりました。講話をしていただいた靍様、本当にありがとうございました。
鹿北のお茶で風邪予防!
12月に入り、寒さが厳しくなりました。この時期は、いま猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症に加え、例年インフルエンザ・風邪の流行期でもあります。
ということで、今週からお茶うがいがスタートしました!子どもたちは、鹿北名産のお茶を使ってのお茶うがいとこまめな手洗いをセットでがんばっています。
⇩外遊びや体育のあと、給食前に自分で考えてうがいをしてくれています。
⇩ガラガラうがいで菌をおいだします。またお茶うがいは粘膜を潤し、乾燥も防いでくれます。
⇩子どもたちは吐き出すときも、飛沫が飛ばないよう意識して低く、優しく吐き出しています。
今年はまだインフルエンザでの欠席はありません。新しい生活様式の中で、一人ひとりの行動が変わるだけで、ここまで感染症予防に効果があるというのは、みなさんも実感されていることと思います。
このまま感染症予防を続けて元気に冬休みを迎えてほしいです!
背筋を伸ばして過ごそう!
今保健室には、11月1日が”良い姿勢の日”ということで、姿勢と健康に関する掲示をしています。また、目を閉じて足踏みをすると猫背傾向や、骨盤のゆがみが分かる仕掛けをおいています。
休み時間になると、子どもたちが何人も来ては測定をしています。目をあけると『真ん中にいたはずなのに!』と驚く子どもが大勢です。
これから寒くなるとついつい猫背になりがちですが、悪い姿勢は背骨や骨盤のゆがみだけでなく、内臓に負担を掛けたり、血流が滞ることで集中力などにも影響がでます。
家庭での学習の時やゲーム・スマホの時などもお子さんの姿勢はいかがでしょうか?おうちでもいい姿勢で過ごしてほしいなと思います。
いい歯の日【6年間むし歯ゼロ】
昨日11月8日はそのゴロ合わせから『いい歯の日』でした。今日は歯科検診の結果、6年間むし歯ゼロだった6年生4名を健康委員会で表彰しました。
個人の歯質もあるとは思いますが、6年間むし歯ゼロでこられたのは毎日の丁寧な歯みがき、食生活なども大きかったかと思います。これからも健康な歯や口腔を保てるよう、歯みがきや間食の選び方などを意識してほしいです。
今日はそのあと、とある6年生男子が『お茶をのむようになってからむし歯ができなくなりました!』という話をしてくれました。
お茶に含まれるカテキンは、むし歯の原因となるミュータンス菌が増えるのを防ぎ、プラーク(歯垢)の形成も抑えてくれます。ぜひ鹿北のおいしいお茶を飲んで、むし歯予防をしてほしいです。
低学年の子どもたちは、まだ一人での歯みがきは難しいかと思います。夜にはおうちの方に仕上げ磨きをしていただきながら口の中をみていただければと思います!よろしくお願いいたします!