保健室から

健康だより

薬物乱用防止教室を行いました!

本日、学校薬剤師の塩塚先生においでいただき、6年生を対象に『薬物乱用防止教室』を行いました。

たばこ・アルコール・薬物に関して、歴史・起源にはじまり、体にもたらす様々な影響について、薬剤師という専門的立場から詳しくお話しいただきました。

子どもたちは事前アンケートで、『タバコを吸っちゃだめだよ、といっている大人が吸っているのはどう思いますか?』や『ノンアルコールってお酒ですか?』、『一番危険な薬物はなんですか?』などたくさんの質問を書いてくれていて、関心の高さが伺えました。

 

塩塚先生にはひとつひとつ質問にお答えてくださいました。

『タバコを吸っちゃだめだよ、といっている大人が吸っているのはどう思いますか?』

ーーーニコチンによる依存症かもしれないですね。それがタバコのこわい部分でもあります。 

『ノンアルコールってお酒ですか?』

ーーー日本の法律では、1%未満のアルコールはノンアルコールと認められています。ノンアルコール飲料でも多量摂取は酔う可能性があり、飲酒運転として捕まってしまう場合があります。また、子どもが飲むことを想定していないものなので飲むのはやめましょう。

『一番危険な薬物はなんですか?』

ーーー薬剤師ならみんな知っているパラケルススという人物の言葉に‟全てのものは毒であり、毒でないもなど存在しない。その服用量こそが毒であるか、そうでないかを決めるのだ”というものがあります。皆さんがよく知っているビタミンでも過剰摂取すると脱毛やめまい・吐き気などの症状がでます。市販の痛み止めやなどについても適正な量を守ることが大切です。

今日聞いたお話を今後に生かして、素敵な大人になってくれれば良いなと思います。塩塚先生ありがとうございました。

重要 感染症等による出席停止に伴う書類の提出について

 本日、学校感染症等による出席停止の際に学校に提出いただいております「学校感染症診断書」をトップページに掲載いたしました。

 病院にて、インフルエンザや感染性胃腸炎等で出席停止の診断を受けられた際には、ダウンロード・印刷され、主治医より書類に記入をしていただき、学校までご提出ください。

 高熱や激しい嘔吐など、感染症が疑わしい場合には、あらかじめ印刷の上、病院受診をされるとご負担も減るかと思いますのでご活用ください。

 また、今まで通り学校に直接書類を受け取りに来られても大丈夫です。兄弟姉妹のいる家庭には、兄弟姉妹を通してご家庭にお渡しします。ご不明な点がございましたら、養護教諭までお問い合わせください。

 

お知らせ 今日からメディアコントロールデーです!

今週火水木の3日間は、メディアコントロールデーです。

子どもたちにはメディアコントロールデーを通して、規則正しい生活を考えたり、家のお手伝いや団らんなど家族とのふれあいを深めてほしいです。

健康委員会も朝から呼びかけをがんばっています。☟朝から呼びかけを行う健康委員

毎月、子どもたちの健康ノートに目を通していると素敵なエピソードにたくさん出会います。ご家庭でも、メディアコントロールデーへのご協力をお願いします。

1月のほけんだよりと掲示物

1月の保健目標は『かぜを予防しよう!』です。ほけんだよりに、予防のための行動を“うまくきたえて”の標語で掲載しています。引き続き、かぜ・インフルエンザ予防を心がけてほしいと思います。

ほけんだより(1月).pdf

保健室前には、1月ということで健康おみくじを掲示しました。休み時間になると、たくさんの子どもたちがおみくじをひいていました。今年一年、元気にすごしてほしいと思います。健康おみくじ

がん教育講演会 ~いのちにありがとう~

 12月23日  月曜日 NPO『いのちをつなぐ会』から、高濱 伸一先生においでいただき、鹿北小5・6年生、鹿北中学校生徒、保護者の皆様を対象として、がん教育講演会を開催いたしました。 

 講師の高濱先生は、平成21年に食道がんと診断されましたが、当時勤務されていた小学校の子どもたちに勇気づけられ、強い意志を持って病気に立ち向かわれました。そして、今日まで多くの講演活動を行ってこられています。
 今年の3月に喉のがんを再発し、声帯を切除され声が出せない状況でしたが、電気式人工喉頭を用いてお話をしてくださいました。何度も何度も練習を重ね、発声できるようになったということです。その声に、その想いに、子どもたちも真剣に聞き入っていました。

 交通事故で最愛の息子さんを亡くされ、ご自身もがんとなり、幾度となく‟いのち”というものに向き合ってこられた高濱先生の言葉は、子どもたちだけでなく、私たち教職員、保護者の琴線にも触れ、涙があふれて止まりませんでした。子どもたちは、『いらないいのちなんて一つもない』こと、そして『夢をあきらめずに持ち続けることの大切さ』を強く感じ取ってくれました。

 今回貴重なご講話をしてくださった高濱先生には、深く感謝申し上げます。子どもたち、そして私たちにとって、一生心に残る宝物ができました。本当にありがとうございました。