2022年10月の記事一覧
無事ホテル到着
予定より少しだけ早く宿泊するホテル(i+Land Nagasaki ミナトホテル)に到着しました。子ども達は海に面したホテルとその外観にテンションも上がっているようです。
途中、車酔いや暑さで気分が悪くなった子どももいましたが、少し休んで回復し、全員元気に過ごしいます。この後、夕食、入浴となります。
ホテルの向けての夕日
原爆資料館での見学を終えて、バスに乗りホテルに向かっています。途中、一本足鳥居や出島、長崎の造船などについてバスガイドの方からのお話に興味深々の子ども達。2組のバスでは、海に沈む夕日に一堂、大喜び。「タブレットもってくればよかった(写真が撮れたのに・・)」との発言もあるほどです。さすがタブレットが日常化している6年生です。バスの中で夕日を満面の笑みで浴びる6年生です。同行しているカメラマンの藤原さんがバッチリ夕日を撮ってくれていました。宿泊するホテルには18時頃に到着予定です。
長崎原爆資料館
今日の最後の学習場所。長崎原爆資料館です。フィールドワークでボランティアガイドの方々からの説明を受け、ここでは様々な実物資料や映像などから、子ども達一人ひとりが感じ取っていきます。事前学習の高谷さんから話がった「長崎」「ナガサキ」「Nagasaki」の違いやそれに込められた思いも感じ取れたかもしれません。
特に長崎に落とされた原子爆弾ファットマンの実物大模型には「こんなに大きかったの?」「大きすぎない」と驚きを感じていたようでした。メモもとりながらの見学は、学校での事後学習に生かされると思います。
フィールドワーク
平和公園からは、11班に分かれてボランティアガイドの方々の案内でフィールドワークです。平和公園内にある慰霊碑や平和の泉、永井博士の如己堂、現在も小学生が生活している山里小学校、浦上天主堂、爆心地などをガイドの方々から詳しい説明を聞きながら、時には質問をしながら見学をしてまわりました。
天気もよくちょっと暑いくらいでしたが、ほどよい風があり、じっくりと歩きながら平和について考える実感になったのではと思います。
約2時間のフィールドワークで案内をしていただいたボランティアガイドの方々に各班で感想と感謝の気持ちを伝えてフィールドワークを終えました。
平和集会(平和公園)
午後からの学習。まずは、平和公園の平和祈念像前での平和集会です。担当の子ども達の進行で、各クラスの千羽鶴の献鶴を行った後、全員で黙とうをささげ、平和の誓いをみんなで行いました。最後には「ナガサキのある国で」を歌いました。
平和集会を終えた際に、近くにおられたご高齢のご夫妻の方から6年生に拍手が送られました。子ども達の言葉に感銘を受けましたと話されていました。
この後、班別で平和公園周辺をボランティアガイドの方々の案内でフィールドワークとなります。」
ホテルでの昼食
今朝は、いつもより早起きしたのではないでしょうか。いつもより早い朝食をとった子ども達も多かった思います。今回の修学旅行で初めての食事(昼食)です。
ANAクラウンプラザ長崎、ホテルの昼食です。円卓に並べられたスプーン3つにフォークに「どれを使えばいいのかな~」とマナーも楽しみながらおいしくいただいています。ワンプレートの食事にスープとアイスのデザート付き!
トイレにいった女の子は「やばーいトイレ!」。尋ねると「めっちゃキレイ」とこれまたホテル仕様に感動していました。
平和への思いを新たに
ANAクラウンプラザ長崎での平和講話です。語り部の松尾さちこさんです。
講話は爆心地の写真をもとに始まりました。当時は、山里国民学校の5年生で、学校は爆心地から600m、自宅は700mの地にあったそうです。8月9日、お父さんから山に避難をするるようにと言われ、お姉さんが作ってくれたおにぎりをもって家族で避難していたとうです。強烈な光と爆風でお母さんや弟の大けがをした様子などをお話ししていただきました。子ども達は事前学習とは違い、当事者の方から8月9日に起こった話に、子ども達は松尾さんから目が離せない様子で聞き入っていました。原爆投下の日からの長崎の街の様子や最後まで見つけることができなかった家族のことをお話しされ、子ども達も家族や命、平和など色々な事を考えるきっかけになったのでは思います。
講話にあった爆心地や山里小学校などを午後からは、子ども達はフィールドワークで巡っていきます。今回の講話でより意味のあるものになると思います。松尾さんは、「みなさんにこうして話ができるので幸せだと思います」と最後に話されました。井上らむさんは「お話ききながら想像し怖くなり、戦争を起こしてないけないと改めて思いました」とお礼を述べました。つらい記憶を含めてお話をいただいた松尾さんに感謝いたします。
長崎県に入りました(大村湾)
長崎自動車道の大村湾パーキングエリアで本日2回目のトイレ休憩。大村湾を望むことができる展望所から眺望に子ども達のテンションも上がっているようです。クラス写真をとり、パーキングエリアのスタンプに子ども達の行列ができ、スタンプの紙を笑顔で片手にバスに戻ります。
この後は、ながさき出島道路を通り、今日最初の学習となる語り部の方による平和講話を聞きます。バスの中でDVDでの事前学習をしながら向かいます。事前学習のDVDやお話が始まると、しっかりと聞く雰囲気のバスの中です。メリハリのある6年生です。
バスの中でも
九州自動車道路から長崎自動車道を通り、熊本県から福岡県、佐賀県、そしていよいよ長崎県に入りました。
バスの中では、バスガイドの方による楽しいレクレーションや通過する地域の話があっています。佐賀県では、江崎グリコの創業者、森永製菓の創業者のお二人の出身地であることやグリコーゲンが入ったものを子ども達に食べさせたいとの思いから、森永さんが作ったキャラメルから江崎さんがグリコのキャラメルを作ったことなどの逸話を子ども達も「へー」と聞けるのもバス旅行の楽しみの一つです。
1組のバスの中では、佐賀県と長崎県の県境にあるトンネルを通過するとき、どれだけ息が止めらえるか?という、なぞのゲームを子ども達が始めます!。まさかのトンネル3本に「まただー」の声。しかも600m、2000mと長くなるトンネルで盛り上がっています。みんなでいると何でも楽しいバズの中です。
バスから大村湾が見えてきて「海だー」と歓声。楽しさが伝わってきます。
トイレ休憩も楽しい?
バスに乗って約1時間、最初のトイレ休憩場所の広川パーキングエリアに到着。子ども達の中には、家族で訪れた子ども達も多い場所で「おーここ来たことある」という声も聞かれます。同級生と訪れると、気持ちや見える景色も違うのかもしれません。トイレ休憩も楽しい時間の一つのようです。早めの朝食で、すでにおなかがすいたのか、小籠包のお店からのおいしそうなにおいに引き寄せられる子どもも・・・。昨年度まで本校(わかば担任)の庭木先生と会うという偶然もあり、今回の修学旅行では何かいいことがありそうな予感です。
子ども達は、バスの中での友達との話が楽しいそうです。次は、長崎自動車道の大村湾パーキングエリアで休憩です。