南小国町立市原小学校
新しい自分発見 ふるさと発見
~夢に向かって進む 市原っ子の育成~
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~1月30日(火)~
【今日の献立】
食パン 牛乳 きよらサンド(食パン、さつまいもクリーム、生クリーム)
ミートボールスープ れんこんソテー
【今日の献立のポイント】
今日の給食には、食パンに「さつまいもクリーム」と「生クリーム」をはさんで食べる「きよらサンド」です。この「きよらサンド」は、2年前の市原小学校の委員会活動で考えた献立です。給食室前のホワイトボードには、「今日は、待望のきよらサンド!!」のコメントが書いてありました。
さつまいもクリームは、さつまいもを茹でてつぶしてから、砂糖、塩、温めておいたジャージー牛乳とバターを加えて作りました。生クリームと一緒にサンドして食べると、濃厚な味わいになりました。
今日は、さつまいもクリームを作るということで、お店の人が甘味の強いさつまいもを選んでくださいました。さつまいもクリームは、おいもの種類で、甘味や食感、色合いが変わるので、色々な味のクリームを楽しむことができます。食べ方も、食パンの代わりに、バターロールにはさむ、クラッカーにのせる、また、スィートポテトのように焼くなど、アレンジしてもおいしそうですね。ぜひ、おうちでも作ってみてください。給食は食パンでのきよらサンド。みんな、工夫しながら作っていました。
今日は休み明けで、体調を崩して休んでいる人が多かったです。きよらサンドを楽しみにしていた人も多かったので・・・。おうちで、しっかり休養をしてください。
~1月26日(金)~
【今日の献立】
ごはん 牛乳 タイピーエン 人参とごぼうのきんぴら 納豆
【今日の献立のポイント】
今日は、熊本のふるさとの味として、「タイピーエン」を出しました。タイピーエンは、中国の福建省の郷土料理で、スープワンタンの料理として食べられていました。その料理が、熊本県でアレンジされ、今では熊本県を代表する郷土の味となりました。
タイピーエンは、豚肉、魚介類、うずらのたまご、野菜などと、春雨を入れて作る、具だくさんの春雨スープです。お店によっては、とんこつ味や、油で揚げたゆで卵を切ってのせているところもあります。
給食のタイピーエンも、材料を丁寧に炒めて作るので、うまみがスープの中にしっかり出ておいしくできました。給食で人気のあるタイピーエンは、先生たちも、子どもの頃から親しみがある料理です!
さて、今週一週間は、「全国学校給食週間」と合わせた、考える給食でした。毎年、1月は、給食週間をとおして、私自身、食べもの、作ってくださる方、豊かな自然、健康や命などに感謝することができる大切な機会になっています。
その気持ちを伝えるために、杉本先生と一緒に授業に取り組みました。杉本先生から、体の成長について、今と昔を比べながら、①食事②運動③眠るを大切にしようという話がありました。私は、給食センターの一日の仕事を動画で紹介しました。授業を受けた後、毎日もりもりと完食の5年生の食缶は・・・ごはん一粒、小さい人参やねぎも残らないようにつぎわけてくれていました!!感激しました。作る人、食べる人がお互い、相手を想像できる給食、いいなぁと改めて思うことができました。
明日からの週末、おうちの人と一緒に料理を作ったり、お手伝いをするといいですね。
~1月25日(木)~
【今日の献立】
丸パン 牛乳 白菜のクリームスープ ハンバーグのきのこソースがけ
フルーツ杏仁
【今日の献立のポイント】
今日は、「地産地消」を味わう献立です。南小国町の「白菜、ジャージー牛乳」を入れた「クリームスープ」と、南小国町の特産品である「干ししいたけ、まいたけ」を入れた「きのこソース」です。
白菜は、冬の厳しい寒さの中で育っているので、白菜の甘みが増して、とてもおいしいですね。濃厚なジャージー牛乳との相性もバッチリです。
まいたけは、南小国町の給食にはよく使われますが、他の阿蘇地域の給食に出ることは、少ないです。南小国町の給食すごいですね。まいたけの原料は、おかくず、ふすま、乾燥したおから、水です。ふすまとは、小麦の皮を粉にしたものです。これらの素材を混ぜ合わせて、菌床を作り、この中に舞茸菌を入れて栽培していきます。培養室、発酵室で、大切に育てられたまいたけは、味、香りともにまいたけ本来のおいしさとなります。
きのこソースのかくし味には、赤みそを入れました。調理員さんが、時間をかけて、玉ねぎがしんなりするまで炒めて作ったソースは、とてもおいしかったです!給食時間、食缶のふたを開けた子どもたちから「わー!すごい!」という声が聞こえてきました。
~1月24日(水)~
【今日の献立】
麦ごはん 牛乳 のっぺい汁 いわしのおかか煮 たくあんサラダ
【今日の献立のポイント】
今日は、「学校給食の歴史」に注目した献立です。学校給食の歴史は古く、明治22年山形県の忠愛小学校で始まりました。その当時は、貧しくて学校に行けなかったり、お弁当を持ってこられない子どもたちもいました。そこで、佐藤れいざんというお坊さんが中心となって、お経を唱えて、町を歩き、お金を寄付してもらいました。その寄付してもらったお金を、給食費にあてました。そして、「おにぎり、塩鮭、菜っ葉のつけもの」を給食として、子どもたちに提供しました。これが、学校給食の始まりと言われています。
今と比べるとおかずが少ないですね。けれど、当時の子どもたちにとっては、とても嬉しかったと思います。学校で給食が作られるようになると、子どもたちが学校に行けるようになり、勉強ができるようになったそうです。給食には、昔も今も、「子どもたちのために」という気持ちで作られていますね。これからも、感謝しながらいただく気持ちを持ち続けていってください。
今日の給食は、学校給食の歴史を少しでも感じてもらえるように工夫しました。南小国産の小松菜、里いもを使いました。調理員さんが、里いもを一つ一つ丁寧に皮を剥いてくださいました。里いもは、出汁の中で煮込むと、ホクホク、トロッとした食感に仕上がりました。
今日は、たくさん雪が降り、一段と寒い日になりました。給食センターも、雪景色が見える中での作業でした。みんな雪遊びをして体が冷えているかなぁと思ったので、のっぺい汁の味つけと、とろみをいつもよりしっかりつけました。体の中から温まり、心がホッとする給食時間になりました。
~1月23日(火)~
【今日の献立】
ミルクパン 牛乳 阿蘇たかなスパゲティ 切り干し大根のサラダ
ジャージーヨーグルト
【今日の献立のポイント】
今日は、「地産地消」に注目した献立です。南小国町の特産品の「阿蘇たかな、干ししいたけ、ほうれん草、切り干し大根、ジャージーヨーグルト」を出しました。
みなさんは、地産地消という言葉を聞いたことがありますか?地産地消とは、私たちが住んでいる場所で育てられた物を食べることです。地元の農家さんが作っているので、安心・安全で、新鮮な食べものを食べることができます。安心の中には、「育てている人の顔が、分かる。見える。」ということも含まれていますね。
今日の給食の中に使われている「ほうれん草」は、今が旬です。ビタミンなどの栄養素がたっぷりふくまれています。干ししいたけや切り干し大根などは、しいたけや大根がたくさんとれる時期に干して、乾物として作っています。厚みのある切り干し大根は、歯ごたえもあり、噛むほどに口いっぱいに大根のおいしさが広がります。サラダに入っていた「こんにゃく」との相性もとても良かったです。
今日のスパゲティの阿蘇たかなは、南小国町にあるお店から届けてもらいました。阿蘇地域では、3月から4月にかけて育てた高菜を、1本1本折って、収穫していきます。収穫した高菜は、漬物にします。冷凍庫で保管することで、きれいな緑色のままの高菜漬けを食べることができるそうです。阿蘇を代表する高菜漬けですが、年々、高菜を育てる人が減ったり、環境の変化で、収穫量がどんどん少なくなっているそうです。
みなさん、地産地消を守るために、できることはなんでしょう?
作ってくださる方のことを知ること、地元の食べものを積極的に食べること、自然や環境を大切に生活することなど、自分ができることを考えて、行動していくことが、地産地消を守る一歩になりそうですね。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 徳川 美香
運用担当者 教諭 河内 航