学校生活

今日の給食

~1月24日(水)~

 

【今日の献立】

麦ごはん 牛乳 のっぺい汁 いわしのおかか煮 たくあんサラダ

 

【今日の献立のポイント】

 今日は、「学校給食の歴史」に注目した献立です。学校給食の歴史は古く、明治22年山形県の忠愛小学校で始まりました。その当時は、貧しくて学校に行けなかったり、お弁当を持ってこられない子どもたちもいました。そこで、佐藤れいざんというお坊さんが中心となって、お経を唱えて、町を歩き、お金を寄付してもらいました。その寄付してもらったお金を、給食費にあてました。そして、「おにぎり、塩鮭、菜っ葉のつけもの」を給食として、子どもたちに提供しました。これが、学校給食の始まりと言われています。

 今と比べるとおかずが少ないですね。けれど、当時の子どもたちにとっては、とても嬉しかったと思います。学校で給食が作られるようになると、子どもたちが学校に行けるようになり、勉強ができるようになったそうです。給食には、昔も今も、「子どもたちのために」という気持ちで作られていますね。これからも、感謝しながらいただく気持ちを持ち続けていってください。

 今日の給食は、学校給食の歴史を少しでも感じてもらえるように工夫しました。南小国産の小松菜、里いもを使いました。調理員さんが、里いもを一つ一つ丁寧に皮を剥いてくださいました。里いもは、出汁の中で煮込むと、ホクホク、トロッとした食感に仕上がりました。

 今日は、たくさん雪が降り、一段と寒い日になりました。給食センターも、雪景色が見える中での作業でした。みんな雪遊びをして体が冷えているかなぁと思ったので、のっぺい汁の味つけと、とろみをいつもよりしっかりつけました。体の中から温まり、心がホッとする給食時間になりました。