校長のつぶやき

2026年9月の記事一覧

2026.9.11 第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋) が開幕!

9月11日は、25年前の今日、アメリカ合衆国のニューヨークにあった110階建てのツインタワー、国際貿易ビルにハイジャックされたジェット旅客機2機が突っ込むという、とても痛ましい「アメリカ同時多発テロ事件」が発生した日でもあります。

自分が思う「正義」は、誰にとっても「正義」だとは限らない。逆も然り。

だからこそ、互いを知り、理解し合おうとする「真の対話」が必要なのだと、当時このニュースをリアルタイムで見ながら強く感じたことを思い出しました。

 

さて、愛知県では名古屋を中心に、「第20回アジア競技大会(20th Asian Games)」がバスケットボールを皮切りにいよいよ始まりました。ちょうどの豪雨と洪水襲来でどうなることかと思いましたが、無事に始まったようです。

 

本大会は、アジアの40の国と地域、加えて難民選手団が参加し、「IMAGINE ONE ASIA~ここで、ひとつに。」のスローガンのもと、43競技・469種目が約3週間に渡って開催されます。

国や地域は違えども、一つの目標に向かって様々な関係者が心をひとつにし、力を合わせ、支え合うことによって大会は成り立ちます。それが32年ぶりにこのタイミングで日本で開催されることは意味があるような気がします。テレビでもいくつかの種目が放映されると思いますが、選手だけでなく、その周りにいる人にも目を向けてみるのも楽しみ方のひとつだと思います。

 

私も、アジア大会には「ローイング」競技の審判として9月17日(木)から参加します。5年生の社会の教科書にも出てくる輪中の町、海津市を流れる長良川でローイング競技14種目は行われます。先日の大雨で、ブイなどの競技施設が大変なことになっているとのことですから、まずはコース復旧で忙しくなるかもしれません。

アジアの国々の皆さんと、心と言語の壁を壊しながら、力を合わせて大会成功のためにがんばってきます。

その様子も機会があれば紹介しますね。お楽しみに。

 

2026.9.10 災害支援物資の配付等について

安心安全メールでもお知らせしておりますが、この度の震災「令和8年熊本地震」に伴う災害支援物資として、埼玉県さいたま市にある「リズム株式会社」様より、熱中症対策のために「ハンディファン」を美里町の各小中学校の児童生徒及び職員に贈っていただきました。

この場を借りて、リズム株式会社様には御礼申し上げます。

つきましては、一人1台のハンディファンを本日配付します。支援していただいた方の思いを大切にしながら、安全かつ丁寧に使っていただけたらと思います。

なお、このハンディファンは各ご家庭で使用するものとし、登下校や学校での活動等では使用しません。本体は、付属のUSBケーブルによる充電式となっておりますので、学校で充電することもできません。

また、支援物資という特性上、本体の破損や経年劣化による故障に対する交換・修理等は出来かねます。

どうぞご理解のほど、よろしくお願いいたします。

 

また、これ以外にも、宮城県栗原市の関村畜産様より美里町へ約2.5tの救援米をご支援いただいております。

今年度の学校給食提供用として受け入れ、うち660kgが中央小へ届くことになっております。

多くの皆様のご支援に、重ねて感謝申し上げます。

このご恩は、今後いろいろな形でいろいろな所に送らせていただきます。

2026.9.10 6年生フットパスプロジェクト始めました

美里町には、「フットパス」のコースが19個あるそうです。

今日の授業に参加して、初めて知りました。

今日は、美里町町づくり公社の熊本県ふるさと・水と土指導員で、本校学校運営協議会会長でもある濱田さんを講師に迎え、フットパスプロジェクトのキックオフとなる授業を行いました。

中央小学校の周辺にはまだフットパスのコースが少ないということで、新たなコース開発に歩み出すことになりました。

まずは「フットパス」とは何かを知ることからでした。

たくさんの資料を準備していただき、それを示していただき、地域発展を含めたその地域ならではの歩いて楽しめるコースづくりであることを理解しました。

続いて、地図を作る必要があるので、これまでの社会科の学習を振り返り、地図とにらめっこしながら、方角や縮尺、地図記号などを再確認。改めて思い出す良い機会となりました。

 

最後に、このフットパスでどんなことを見つけたいか、どんなことを伝えたいかを書きだし、意見交換をしました。普段なかなか気づけない自然の美しさや知らなかった道など、いろんな意見が出されました。

今後、実際に地域を歩いて回ってコースづくりを進めていく予定です。

どんな新コースができるかお楽しみに!

指導いただきました濱田孝正様、ありがとうございました。

2026.9.9 重陽の節句

古来より、奇数の月と日が重なる日を「節句」として愛でてきました。

1月1日はお正月、3月3日はひなまつり、5月5日は端午の節句、7月7日は七夕というように。

9月9日である今日は「重陽の節句」なのです。

ひなまつりは「桃の節句」と呼ばれるように、重陽の節句は「菊の節句」とも呼ばれています。

そう思って校内をくまなく歩きまわってみたのですが、残念。菊の花は一輪とてありませんでした。

 

その代わりに、重陽の節句にちなんだ、有名な漢詩を紹介したいと思います。

西暦766年、杜甫(とほ)が55歳のとき、現在の重慶で詠まれた、とても有名な七言律詩(漢詩)です。

「登高」は「高いところに登る」という意味ですが、秋の詩に「登高」が出てくれば重陽の節句の行事です。

髪に須臾(しゅゆ…グミの赤い実)を挿して家族や友人と高台に登り、菊の花を浮かべた酒を飲んで厄払いをするのだそうです。おもしろい文化ですね。

 

この漢詩を「読み下し文」にすると以下のようになります。

  風急に天高くして 猿嘯(えんしょう)哀(かな)し

  渚清く沙(すな)白くして 鳥飛び廻(めぐ)る

  無辺(むへん)の落木(らくぼく) 蕭蕭(しょうしょう)として下(くだ)り

  不盡(ふじん)の長江 滾滾(こんこん)として来たる

  万里悲秋 常に客(かく)と作(な)り

  百年多病 独り台に登る

  艱難(かんなん)苦(はなは)だ恨む 繁霜(はんそう)の鬢(びん)

  潦倒(ろうとう)新たに停(とど)む 濁酒(だくしゅ)の杯

 

ちょっと難しいですね。現代語訳にしてみましょう。

  風は強く天は抜けるように青く

  猿の鳴き声が哀しげに聞こえてくる

  川辺の水は清らかで砂は白く水鳥が飛び交っている

  どこまでも続く木々は蕭々と葉を落とし

  尽きることのない長江はこんこんと流れてくる

  故郷から万里のかなた 秋を悲しむ私は常に旅人だった

  生涯多病であった私はひとり高台に登る

  苦労が多くてすっかり白髪頭になったのが恨めしい

  老いぼれて濁り酒も飲めなくなってしまった

 

この日杜甫は一人で高台に登り、長江の雄大な景色を眺めるとともに己の人生を振り返ったのでしょう。

今日は重陽の節句。菊の香りを探しながら、不易と流行について、少し物思いにふけってみたいものです。

2026.9.9 4年生が社会科見学旅行へ出発!

雲に覆われた空から青空が垣間見え、日差しが届き始めました。

今日は4年生の社会科見学旅行です。

清和文楽館 → 円形分水 → 通潤橋 → 五老ヶ滝 → 霊台橋と、地域文化の発展につながる歴史と文化を学ぶ、価値ある一日になることでしょう。

現地はくもりで、最高気温27℃と、絶好のタイミングでの見学旅行になりそうです。

2年生の「いってらっしゃーい!!」という熱い見送りのもと、8:20過ぎに本校のスクールバスで学校を出発しました。

15:20に帰校予定となっています。

どんな発見や学びがあったのか、後日4年生にきいてみたいと思います。