学校生活
まるでブランコ
「夏休みの思い出~番外編~」でも紹介したコシアカツバメですが、今朝はその姿を見せてくれました。ツバメを避けるために張ったひもの上に乗って、まるでブランコのように楽しそうに揺れているコシアカツバメの姿を、読み聞かせに来ていただいた仁田様としばらく眺めていました。「気持ちよさそうだなあ…。」「何を考えてるんだろう…。」ほのぼのとして、穏やかな気持ちになりました。(確かに珍しい種類のツバメのようです。おなかに、茶色の筋のような模様がありました)
読み聞かせ~世界に一つだけのお話~
今朝の1,2年生の読み聞かせには、仁田なおみ様が来てくださいました。その中で、仁田様のお母様がつくられた童話を絵本にした「パーテルさんとひがん花」というお話を読んでくださいました。パーテルさんとは、大江の人々と貧苦を共にしながら布教活動を進められたガルニエ神父のことで、地元の人が親しみを込めてそう呼ばれていたそうです。パーテルさんと地元の人々との彼岸花を通した暖かい交流が描かれたお話でした。世界に一つしかない絵本に子供たちもうっとりしていたようです。
ちょっとした心遣い
子供たちは3日の陸上記録会に向けて、放課後の練習を頑張っています。
児童用玄関をふと見ると、このような光景を目にしました。
自分たちのランドセルをきれいに並べて、それから練習にいくのです。
玄関にランドセルやバッグが乱雑に置いてあったらどうでしょう。通りにくかったり、邪魔になったりします。見た目にもよくないです。靴箱を使う人の身になって考えているからこその行動です。このちょっとした心遣いに感動しました。先生方のご指導の成果もあるし、子供たちが並べる意味を理解し、言われなくてもしていることが素晴らしいです。
また、1時間目が始まった頃、校長室にいた私に学校主事の中本先生が、「おはようございます」と挨拶をしてくれました。「今日は朝からご挨拶していなかったから…。」と。このちょっとした心遣いが、すごくうれしく思いました。中本先生は、子供や職員の立場に立って、いろいろなことに気を配って動いてくださいます。ありがたいことだなと思います。
相手のことをお互いに思いやる、ちょっとした心遣いが広がるといいなと思います。
3年生 研究授業
〇場面をくらべながら読み、感想を書こう「ちいちゃんのかげおくり」
お母さんやお兄ちゃんが帰ってくることを強く信じて待っているちいちゃんの気持ちを読み取る授業でした。学習リーダーがスムーズに学習を進め、一人一人がしっかり考え発表し、学び合った授業となりました。授業が終わった後の子供たちは、やりとげた達成感と満足感で、とびきりの笑顔を見せてくれました。
平和への思い
6年生は、総合的な学習の時間で平和について考える学習を進めています。26日は、天草地区公民館館長の薮本房雄様をお招きし、「私が記憶する戦争体験のお話」と題して、ご自分の体験をお話いただきました。
4歳のときのB29による空襲で家や町が焼き尽くされた様子は、3年国語で学習する「ちいちゃんのかげおくり」のお話さながらでした。お母様と2人、各地を転々としながらたくましく生きてこられた中でたどり着いた願いは、「戦争は人間が起こす、最悪のこと。人の命の大切さと尊さをしっかり学んでほしい。そして、この平和で平穏な暮らしをいつまでも続けてほしい。」ということでした。実際に体験された方の言葉には、1つ1つ重みがあります。だからこそ聞いている人の心に強く響くのだと思います。このような貴重なお話をありがとうございました。
3年生 レンコン掘り体験学習
社会と総合的な学習の時間の一環として、3年生がレンコン栽培について学習を進めてきました。13日はそのレンコンの収穫を体験しました。学校の近くで、レンコンを栽培されている岩下さんご夫婦のご協力により、貴重な体験をさせていただきました。
事前学習で、レンコンの栽培について話を聞く3年生。
さあ、今日は収穫の日です。
はじめに,岩下さんたちからレンコンのほり方を教えていただきました。
沼にはまってしまうと、身動きがとれません。子どもは意外とスムーズでした。
手探りでレンコンのあしと頭を探し、あしをポキッと折ると,大きなレンコンが姿を現します。
最後は,水槽の中で泥をきれいに落とし、節に着いているひげをとります。
おいしいレンコン、いただきま~す!
暑い中、ご協力いただき、ありがとうございました。
ありがとうございました。
9月9日~9月13日の5日間、大学の職場体験学習のために、堀口なのは先生がいらっしゃいました。本校の卒業生でもある先生は,教師になることが夢だそうです。毎日笑顔で子供たちに接してくださり、2年生と給食を食べたり,授業を参観したり、3年生とは一緒にレンコン掘りにも行きました。13日のお別れ式には、子供たちが素敵な歌のプレゼントとお礼の言葉を贈りました。
先生からのお言葉です。
「初めは、どきどきして緊張していたけど、みなさんがたくさん声をかけてくれたので,毎日楽しく過ごす事ができました。そして、やっぱり先生になりたいと思いました。ありがとうございました。」
ぜひ、立派な先生になって、天草小に帰ってきてください。
2年生 研究授業
〇読んで考えたことを話そう「どうぶつ園のじゅうい」
じゅういさんの仕事の中で「毎日する仕事」を選び出し、毎日する意義とじゅういさんの動物たちへの思いに気づかせる学習でした。揺さぶりの発問として、「毎日しなくてもいいんじゃないの?」と投げかけると、子供たちが、「毎日しないとだめです!だって、~だから…。」と、口々に説明をはじめました。きちんとした学習規律のもと、子供たちが安心して自分の考えを発言している学級の雰囲気がすばらしかったです。子供たち一人一人がしっかり考え、話し合い、生き生きと発表した授業でした。
心を開いて
9月6日
昨年まで本校の校長先生でいらした,平成音楽大学の中村理恵先生をお招きし、子供たちへ歌唱指導をしていただきました。
3校時は、4~6年生合同で「福連木の子守歌」の練習をしました。
福連木の子守歌には時代背景や当時の家庭状況などがあり、小さな子どもも子守奉公をしていました。そんな子供たちが「もう泣かないで。早く眠ってほしいな。」と思いながら歌ったものだから,どう歌えばいいかしっかり考えてごらんとおっしゃいました。そして、先生も一緒に気持ちを込めて歌われていました。初めは緊張していた子供たちも、だんだんと感情豊かに歌い、声も響くようになってきました。
上手な子供たちをお手本として
だんだんと歌声が響くようになりました。
4校時は,3年生の授業です。昨年も指導に関わっておられたそうで、子供たちもわくわくしながら喜んでいるのが分かりました。
本校の子供たちは,声がとてもきれいで、美しいハーモニーで歌います。そして何より歌うことが大好きです。中村先生をはじめ、これまでいらした先生方がそのような子供たちに育ててくださったのでしょう。心から感謝いたします。
最後に先生がこうおっしゃいました。
「歌うときは、のどを開いて、心も開いて、そして心を込めて歌いましょう。そうすれば、いい声になるし、思いが聞く人に伝わります。先生方も一緒に歌いましょう!」
お忙しい中に来ていただき,ありがとうございました。また次の機会をお待ちしております。
夏休みの思い出
ちょっとさかのぼりますが・・・。夏休みの思い出を振り返りました。
7月30日~31日
「五木東小との交流会」
毎年、天草町のまちづくり協議会が主催している交流会。今年は、五木東小の子供たちが天草町に来てくれました。本校は、5,6年生が参加しました。
1日目はイルカウォッチングのあと、白鶴浜で海水浴をしたり、大江教会を見学したりしました。そのあとは、ブルーアイランド天草で子守唄の交流やバーベキュー・ゲームなどで楽しみました。
2日目は世界遺産の崎津集落を見学した後、御所浦恐竜の島博物館を見学して、五木の子供たちとお別れしました。子供たち同士はすぐ仲良くなって、バーベキューの時はみんなで盛り上がっていました。来年は、天草小の子供たちが五木に行く予定です。
後日、五木の皆様方から、このようなかわいいグッズが届きました。みんなとても喜んでいました。ありがとうございました。
8月19日(月)
「先生たちも勉強です」
県教委の松下指導主事を講師にお招きし、天草中の先生方と一緒にICTを活用した授業づくりについて研修を行いました。初めは難しかった使い方もやっているうちに慣れてきて、その効果がだんだんわかってきました。使えるようになると便利なのと同時に、子供たちが使いこなせるように指導しなければならない責務があるので、みんな必死に学んでいました。
9月1日(日)
「高浜ぶどう収穫」
6年生が総合で学んでいる高浜ぶどうの栽培ですが、その収穫が行われました。いろいろな場所でたくさん栽培されているぶどうを素早く収穫、剪定し、ワイン工場へ運ばねばなりません。町のボランティアの方や小中学生もボランティアで頑張りました。テレビや新聞の取材にもしっかり答えていました。そのまま食べても甘い、おいしいぶどうでした。「高浜ワイン」も楽しみです。
番外編
「コシアカツバメの巣」
本校職員玄関の通路に、このようなツバメの巣が作られています。よくみると、ちょっと巣の形がとっくりのような形をしています。本校職員の話によると、これはコシアカツバメの巣らしく、大変珍しいツバメの種類だそうなんです。「とても貴重なんですよ!」ということでしたので、写真に撮ってみました。2学期が始まっても通路に糞が落ちているので、まだヒナがいるのかもしれません・・・。