日誌

校長室から

最近のニュースから

「ルワンダ」という国を知っていますか?

1月19日(土)、日本教育会主催の講演会に参加し、アフリカのルワンダ出身の女性、永遠瑠(とわり)マリールイーズさんのお話を聞く機会を得ました。

マリールイーズさんが、学校で学習したアジア3か国の中の1つが日本。4つの島からなる島国で礼儀正しい国民、平和な国と習ったそうです。興味を持ったマリールイーズさんは日本語を勉強したそうです。その後、ルワンダでは内戦や虐殺の悲しい歴史があり、マリールイーズさんも3人の子供を抱えて難民となりました。難民キャンプでの辛く困難な生活。おなかをすかせた子供のために、ありったけのお金をはたいてやっと手に入れたパンにはカビが生えていたこと。いつもいつも怖い人や砲弾の音におびえていたことなど・・。ただ、彼女は日本語を書いたり話せたりしたので、たまたま日本語通訳を探していた人と奇跡的な出会いがあって、現地通訳の仕事を経て、今、日本で暮らしておられます。いかに平和な日常がありがたいことか、実に美しい日本語で穏やかな中に熱意をもって話してくださいました。

ルワンダの学校の教室の机で寝ている子供の写真を見せて「どこでも安心して眠れることは本当に幸せです」と話されました。今、ルワンダに学校を作る運動をしておられます。日本のニュースから流れてくる「外国」は世界の中のごく一部だということを改めて考えました。世界にはいろんな状況に置かれている子供たちがいます。子供たちが夢や希望を持てる世界になることを祈ります。もっと世界に目を向けよう、無関心ではいけないなと思ったことでした。

 

祝優勝!大坂なおみ選手   ~「チームなおみ」の存在 

 最近、スポーツニュースが熱いですね。中でも、大坂なおみ選手の全豪オープン優勝、4大大会連覇、世界ランキング1位のニュースはとびきり嬉しいニュースでした。

 彼女の急成長を支えたことの一つとして「チームなおみ」の存在が報道されていました。各分野(対話を重視したバインコーチ、フィジカルトレーニング担当のシラー氏等)の専門家が集まり、成功メソッドを注入されて、コーチ陣が驚くほどの吸収力で大坂選手は伸びていったそうです。

 さて、私たちは、湯出小学校27人の児童を「チーム湯出小」で支えていきたいと思っています。個性豊かな子供たち。担任を中心に、全職員で全児童一人一人にあった指導や支援を考えています。 いろんな子供たちがいます。職員も、考え方や子供を見る視点が違います。そこが良いのです。学校教育目標「ふるさと湯出に立ち、夢に向かって挑戦する心豊かな児童の育成」を目指し、一人一人を支援するチームとして一丸となって頑張ります。 

 

 

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