校長ブログ~風土~
№11(2025-0422)【アップデート】
昨日は、昼休みにシェイクアウト訓練が実施されました。昼休みの時間帯ですから、教室に全員いるわけではありません。実際の災害を想定して、自分で判断し、自分の命を守る行動を取る必要があります。
以前は落下物から身を守るために机の下にダンゴムシのように体を丸めて隠れるという指導でしたが、今は危険から目をそらさず、状況に応じた行動がすぐにとれる“カエルのポーズ”が推奨されています。アップデートが必要ですよね。
№10(2025-0421)【居場所】
本校には、不登校児童のために環境対応の練習や学習支援を行い、学校復帰を支援する「ハートフルルーム」が併設されています。当初市内の全中学校に設置されましたが、R6年度から小学校で初めて設置され、2名の指導員によって大きな効果があったそうです。今日来室していた子供に会いに行くと、以前勤務していた子供(市内ならOK)とも再会しました。学校外にも居場所があることで、表情が生き生きとしていたのが印象的でした。
№9(2025-0419)【爛漫】
校庭の桜の花もすっかり散ってしまい、葉桜となっていますが、それを待っていたかのように色とりどりの花が咲き誇っているようです。
ツツジの鮮やかなピンク、淡い紫色のフジ、田畑には赤紫色のレンゲソウ、小さいですが真っ白な花びらを精一杯広げたハルジオン、いろんな呼び名があるヒナゲシ(ポピー)などガーデニングをされているお宅の前を通ると和みますよね。今週後半から一気に気温も上がり、まさに春爛漫という感じです。
№8(2025-0418)【ほんわか】
今日の2時間目は「1年生を迎える会」でした。高学年の総務委員会が司会・進行をしたのですが、その堂々とした振る舞いに感心しました。フロアの子供たちの聴く態度もメリハリをつけていてバッチリ!
1年生一人一人が自己紹介をする中、緊張で言えなくなった友達に駆け寄り、手を取って応援する同級生の女の子の姿に会場もほんわかしました。
その後のレクリエーションでも、職員も一緒になって温かい雰囲気を作る姿に感動でした!
№7(2025-0417)【見つけたよ】
給食後、昼休みの時間帯になったころ校長室をノックする音がしました。すりガラスには黄色い帽子が透けて見えていたので、1年生が訪ねてきたことはわかりました。「校長先生いますか~」声からすると、どうも一人ではなさそうです。すぐに、ドアのところまで駆け寄ってみると、7名の1年生たちでした。「見つけたよ~」と口々に…。入学式で示した学校内の写真6点全て探し出したようでした。ご褒美にキラシールを進呈しました。
№6(2025-0416)【見てるよ】
校長ブログを掲載し始めて6回目となりました。先日、ある方から「校長ブログ見てるよ」と声をかけていただきました。学校や子供のこと、季節ネタ、日々の気づきなどテーマに一貫性はないのですが、№1でも書いていたように、気軽に読んでいただければと思って始めたものです。とは言え、実際にこうした声を聞くというのはやはり嬉しいものです。時には、家族の自虐ネタなどが登場することも…(笑)。今後もご愛読お願いします。
№5(2025-0414)【9年前】
9年前の平成28年4月14日、熊本地震の前震が起きました。月日が経つのは本当に早いものです。
私は、その日仕事の帰りが少し遅くなったことから、天水町を河内方面に向かって運転中に大きな揺れに襲われたことを今でも覚えています。帰宅すると割れた食器で床が埋め尽くされていました。
この災害があって、本校では防災に対する意識が高まったことで、防災熟議や防災実践につながっています。絶対に風化させてはならない災害です。
№4(2025-0411)【笑顔】
荒尾市では、小1プロブレム(環境の変化に馴染めずに問題行動を継続的におこしてしまうこと)の解消を考えて、14日までは3時間授業(給食は16日から開始)です。
大人でさえ、環境が変わるとストレスを感じますので、1年生のストレスはかなりのものなのでしょう。ところが、3日目となる今日は、登校時からニコニコ笑顔の子供が増え、学校でも元気いっぱいでした。スタートカリキュラムの成果以上に、子供たちの順応性の高さに驚きです。
№3(2025-0410)【見守りたい】
毎朝、子供たちの登校状況を見守り、安全・安心を提供していただいているのが「桜山見守りたい」の方々です。長年、桜山校区の各所から登校してくる子供たちの通学路に立ってご指導いただいたり、一緒に学校まで連れてきてくださったりと…。頭の下がる思いです。
自分の命は自分で守ることが一番ですが、これだけ多くの方々から見守られていることを考えると感謝しかありません。これからも子供たちのためによろしくお願いします。
№.2(2025-0409)【始援】
本校にピッカピカの1年生16名が入学してきました。これまでの幼稚園や保育園とは違った生活に、緊張半分、わくわく半分といった様子が、子供たちの表情からも見えました。保護者の方々もさぞかし嬉しいことでしょう。
これから始まる義務教育9年間の第一歩にあたり、本校職員一丸となって教え、導いていく気持ちになった入学式でした。子供を誰一人取り残すことなく、支援していく集団でありたいものです。支援は始援ですから…。