校長室から

校長室から

1月17日~1月21日

1月21日(金) 給食の今昔物語

児童集会が行われ、保健・給食委員会からの発表がリモートで行われました。次週からの給食記念週間に向けて、給食が始まった時期や理由、昔の給食と今の給食の違い、給食に込められた思いなどの発表がありました。委員会の子どもたちは、集会の発表に向けて、昼休みなどに集まって練習をしていました。リモートでの発表ということで、各教室で音声が聞き取りにくい部分もありましたが、一生懸命発表してくれました。集会後に、担任の投げかけで意見交換が行われている学級もありました。
1月25日(火)に予定している給食記念集会では、栄養教諭の先生に来ていただき、お話をしていただく予定です。来週は、給食に感謝する1週間にしていきたいと思います。
  

1月19日(水) なつかしい遊び

本日も寒い1日でした。教室での子どもたちの様子を見ていると、休み時間は日の当たるベランダなどで暖まっているようでした。昼休みになると、多くの子どもたちが運動場に飛び出し、色々な遊びを楽しんでいました。そのような中で、6年生が中心となってボールで遊んでいます。その遊びは、私も小学校の時に楽しんでいたものでした。皆さんはご存じでしょうか?運動場に四分割の四角を書き(田のように)、1から4の番号を付けます。ボールをワンバウンドさせながら、他の四角をねらいます。返すことが出来なかったら外に出て、次の人が4番に入ってきます。(言葉で表現するのは難しいのですが・・・・)
「なつかしいなあ。この遊びは、何というのかな?」と6年生に尋ねると、「『だー』です。」と答えてくれました。私の田舎の方では、『どんぶり』と言っていたと思います。ボールに回転をかけて、なかなか取れないように工夫していました。子どもたちが遊んでいる様子を見ながら、小学校時代を思い出していました。
 
1月18日(火) 感謝の気持ちを込めて

毎年1月24日から30日を学校給食週間として定められていますが、苓北町役場のホールに、町内の児童・生徒が作成したポスターや標語、作文、習字などが展示されます。本校の子どもたちが取り組んだ作品も展示されますが、次週の給食金週間を前に、1階廊下に掲示しています。作品の一つ一つに目を通しましたが、毎日給食を食べられる喜びと共に、調理してくださる方々への感謝の気持ちが表れています。
子どもたちの作った作品のいくつかを紹介します。
「ありがとう 命に感しゃ 手を合わせ」
「のこさずに 食べて感謝を 伝えよう」
「給食は 感謝を込めて たべるもの」

1月17日(月) 学校情報化優良校に認定されました!

日本教育工学協会(JAET)から、「情報化の推進体制」を整え、「教科指導におけるICT活用」「情報教育」「校務の情報化」に積極的に取り組んでいる学校として、本校が学校情報化優良校として認定されました。今回の認定に当たっては、学校情報化チェックリストで本校の取組を定期的に自己評価し、学校全体の情報化を進めてきました。まだまだ取組を始めたばかりではありますが、今回の認定を励みにし、さらに学校における情報化を進めていきたいと思います。



1月11日~1月14日

1月14日(金) それぞれが考える朝のボランティア

寒い朝が続いていますが、朝から本校の子どもたちは、ボランティア活動を頑張っています。2学期は、校地の落ち葉集めを頑張ってくれていましたが、3学期は、それぞれの学級で話し合う時間を設け、自分たちで考えた活動に取り組んでいます。1年生は、「1年草ぬきがんばるジャー」と銘打って、運動の上の草取りに取り組んでくれています。その他の学年も、校内のあいさつ運動や中庭の落ち葉はきなど、もっと学校をより良くするために必要な内容を考え、がんばってくれています。
大切なことは、「継続」です。今の一人一人の気持ちを大切にして、これからも続けていってほしいと願っています。
  

1月13日(木) 2年生に読み聞かせをしました

本校では、木曜日の朝の時間を利用して、読み聞かせを行っています。本校職員と併せて、苓北町読書活動推進ボランティア「たんぽぽホール」の方々にもご協力いただき、子供たちの読書に対する関心を高め、読書の幅を広げるために大切にしている取組です。私も読み聞かせを行っているのですが、本日は2年生教室を訪れました。「校長先生だ!」と喜んでくれている様子が見られ、2年生の子どもたちのために頑張ろうという気持ちが高まりました。
本年度、私が読み聞かせで取り扱っているのは、道徳教育用郷土資料「熊本の心」に掲載されているお話です。2年生には、「わんぱく まつじろう」(松崎慊堂)と「朝よみ 夕よみ」(小畑惟清)のお話を選び、紙芝居風に聞いてもらいました。また、読み聞かせの後に、私の失敗談や夢に向かって努力した経験なども話しました。
子どもたちがキラキラした目をして聞いてくれましたので、朝からとても清々しい気持ちになりました。

 

1月12日(水) 新しい掃除道具をいただきました

朝から正門や校舎周辺の落ち葉はきをすることが、私の学校生活の日課となっています。竹ぼうきと愛用のちり取りを持って回りながら、子どもたちがボランティア活動を頑張っている様子を観ることが楽しみの一つです。愛用しているちり取りは、私が赴任する前から本校にあったものですが、一斗缶を斜めに切って取っ手が付けられた手作りのものです。そのちり取りは大変使いやすく、しかもたくさん集められる優れものです。しかし、毎日使っていることで、ずいぶん痛みが出ていました。
町の給食共同調理場から本校に給食を運んでいただいている方から、本日新しいちり取りの寄贈がありました。実は、これまで使っていたちり取りも、その方が以前作ってくださったものだそうです。掃除道具置き場の横にいつも置いていたちり取りが痛んできたのを見て、わざわざ作ってくださったそうです。
明日の朝からの落ち葉はきが、また楽しみになりました。本当にありがとうございました。
 

1月11日(火) 各教室に電子黒板が入りました!

1月5日(水)に、各教室に電子黒板が入りました。これまで設置していた大型テレビと比べ、活用の用途が大きく広がったように感じます。先週の金曜日に、全職員で使い方についての研修を行いましたが、その研修会の前に活用している先生もいました。
本日、各学年の子どもたちの様子を見て回ると、すでに電子黒板の機能を使った授業がいくつも行われていることに驚きました。新たな教育機器にも、意欲的に挑戦しようとする本校の先生方の前向きな姿勢に、脱帽です。子どもたちも、触りながら使い方を覚えてようとしていました。
  

1月7日

1月7日(金) 3学期がスタートしました!

苓北町の小中学校は、本日から3学期を始業しました。年末年始を含む13日間の冬休みでしたが、それぞれに楽しい思い出が出来たようです。「お年玉をたくさんもらった。全部貯金しました。」「このキーホルダーは、神社に行ったときに買ってもらった。」等々、思い出話をたくさんしてくれました。また、冬休みの日記もいくつか見せてもらいましたが、子どもたちの楽しそうな表情が浮かんできそうなものばかりでした。
昨日まで始業式を体育館で行う準備をしていたのですが、新型コロナウイルス感染症の急拡大を受け、リモートによる始業式に変更しました。私から子どもたちに伝えた内容は、以下の3点です。
 ①夢をもち、その実現に向けて目標を立てて充実した学校生活を送ろう。
 ②「ふるさと『さ・か・せ・が・わ』小学校の姿」に向けて、一人一人が頑張っていこう。
 ③「坂っ子の新しい生活様式」を守り、新型コロナウイルスから自分を守っていこう。
3学期も、この「校長室から」に坂瀬川小の子どもたちの頑張っている姿や学校の様子等をを紹介していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
  

12月20日~12月24日

12月24日(金) 第2学期終業式

81日間の2学期が、本日終了しました。8月30日に2学期がスタートしましたが、新型コロナウイルス感染症への対策を図りながら教育活動を進めてきました。そのような状況ではありましたが、57人の子どもたちが元気に学校生活を送ることが出来たのも、保護者並びに地域の方々のご理解とご協力があったからであり、心から感謝申し上げます。
終業式は、換気とソーシャルディスタンスを十分保った上で、体育館で実施しました。子どもたちの終業式に向かう態度は大変立派で、代表児童の発表をしっかりと聞くことが出来ました。代表の児童は、2学期にがんばったことと、3学期への目標を紹介してくれました。6年生の児童は、本校の子どもたちに育てたい資質・能力である「学びに向かう力」「考動力」「かかわり合う力」の3点から振り返った自分の姿を発表してくれました。
明日から冬休みです。規則正しい生活に心掛け、家族で思い出に残る年末年始を過ごしてほしいと思います。そして、1月7日(金)の3学期始業式の朝、いつものように元気に挨拶を交わしたいと思います。
  

12月23日(木) 6年生の頑張りできれいになっています

朝から全学年でボランティア活動をがんばってくれていますが、本日校舎周辺をの落ち葉を集めていて気が付いたことがありました。本校の中庭には池が作られているのですが、排水が出来なくなっており、現在は使われていません。雨水がたまり、しかも落ち葉がたまってしまうため、定期的に私が掃除していました。最近、池の中の落ち葉の位置が微妙に変わっていることには気付いていたのですが、本日、池の中がきれいに掃除されていました。
実は、朝のボランティア活動で6年生が池の掃除に取り組んでいてくれたのです。しかも、私よりも何倍もきれいにしてくれました。6年生教室に行き、「6年生の皆さん、ありがとうございました。」と感謝の気持ちを伝えました。本校の子どもたち素晴らしさに感動しました。
  
12月22日(水) ふるさとに感謝しながら収穫しました

1・2年生が生活科の学習として、学校園でいろいろな野菜を育ててきました。近頃は寒い日が続いていますが、毎朝水かけをしながら生長を見守ってきました。本日、大根やブロッコリー、白菜を収穫しました。子どもたちは、この日が来ることを楽しみにしていました。
学校園を地域の方に丁寧に耕していただいたこともあり、たくさん収穫することが出来ました。「校長先生、こんな大根が取れました。」「私の取った大根は、重いです。」「変な形の大根がありました。」等々、次々に報告してくれました。また、大きな白菜を数人で抱えながら、「大きい!」と歓声を上げていました。
取れた大根の中から持ち帰るものを選び、大事そうにビニール袋に入れて持って帰る様子が印象的でした。畑を耕してくださった地域の方にも、感謝の手紙を添えて収穫した大根を届けました。
  

12月21日(火) 実現を目指して!

授業の様子を見て回っていると、どの学年も2学期のまとめに取り組んでいるようです。6年生教室をのぞくと、家庭科の授業が行われていました。子どもたちは、色鉛筆などを使いながら、何やら絵を描いていました。見せてもらうと、1食分の給食の献立を考えているではありませんか。しかも、自分の好きな物を並べるのではなく、栄養のバランスや町の特産物を取り入れながら献立を組み立てていました。一人一人が考えた給食の献立を、町の給食共同調理場に提案するというのです。大変面白い取組だと思いました。近頃、様々な物の値段が上がっていますので、1食分の単価が想定よりも高くなりそうな提案もありましたが、どれも実現可能ではないかと思いました。
大変難しいことと思いますが、この子かの提案が一部でも採用され、3学期に実現することを願っています。
  

12月20日(月) 「校長先生は、うちゅう人ですか?」

「校長先生は、うちゅう人ですか?」これは、先週1年生の教室を訪れたときに質問されたことです。突然聞かれたので、どのように返そうかと迷ったのですが、「そうだよ。校長先生は、うちゅう人だよ。」と答えてみました。「えーっ!うちゅう人なら、どこに住んでいるの?」と聞いてきたので、「学校の近くに住んでいるけど、夜になると変身するんだよ。早く寝ない1年生がいたら、夢の中に現れるぞ-。」と、1年生との会話を楽しんでみました。
そうすると・・・・、「校長先生、私の夢の中に出てきてください。」と何人も手を挙げてくれます。中には、「わたし、夢を見ないし・・・・。」という子もいます。今日も1年生教室に行くと、「今日は、誰の夢の中に出てくるの?」と笑顔で尋ねられたので、「誰にしようかな?」と返答しておきました。
1年生の子どもたちは発想が豊かで、話をしていると、何だか不思議な世界に引き込まれてしまいます。次はどんな質問を投げかけてくれるのか、私も楽しみです。

12月13日~12月17日

12月17日(金) 5年生の皆さん、ありがとう!

5年生の家庭科で「物を生かして快適に生活しよう」という学習の一つとして、住まいの整理・整とんや清掃の仕方、環境に配慮した生活における物の使い方などについて学習しています。学んだことを生かし、実際に学校をきれいにする取組が行われていました。窓のレール部分を熱心に掃除する子もいれば、魚の水槽をきれいにする子もいました。
あと2週間で大晦日です。年末の大掃除は大変ですが、この学習を生かし、家族の一員として主体的にがんばってくれることでしょう。そういう姿を期待しつつ、5年生の学習の姿を見ていました。
 

12月16日(木) 保護者や地域の方々と三人四脚で!

朝から駐車場付近の落ち葉はきをしていると、そこを通られる地域の方とよく挨拶を交わします。挨拶だけでなく、学校がいつもきれいであることや坂瀬川小の子どもたちが元気であることをほめていただき、本当に有り難く思っています。
今朝、近くの保育園に歩いて登園されている2人の男の子とそのお母さんに出会いました。お母さんとお兄さんが「おはようございます。」と気持ちのよい挨拶をしてくれましたので、「おはようございます。」と返しました。その後すぐに、お母さんが弟さんに何かを話されていました。そうすると、弟さんの方も「おはようございます。」と元気に挨拶をしてくれました。私も負けずに「おはようございます。」と返し、清々しい気持ちになりました。きっと、挨拶について話されたのでしょう。
本校では、「ふるさと『さ・か・せ・が・わ』小学校の姿」『さ』・・・「さわやかなあいさつが響く学校」を目指し、子どもたちへの意欲付けと様々な取組を行ってきています。先日、地域の老人会に教頭が参加した折に、「近頃、坂小の子どもたちがよく挨拶をしてくれるようになって、うれしい。」というご意見をいただき、子どもたちにも紹介したところです。また、毎月5の付く日は、保護者の方々と共に「ごあいさつ運動」も行ってきています。
これからも、「さわやかなあいさつが響く学校」づくりに向けて、保護者や地域の方々とともに、二人三脚で取り組んでいきたいと思います。

12月15日(水) ありがとうメッセージ

人権旬間の取組の一つとして、友達への感謝の気持ちを表す「ありがとうメッセージ」を行っています。友達から受けたやさしい言動に対して、「ありがとう」の感謝の気持ちをカードに書き、廊下に掲示してあるクリスマスツリーをそのカードで飾っていくものです。校内に3カ所掲示コーナーを設けてありますが、どの木もメッセージカードでいっぱいになっています。給食の時の校内放送でも、メッセージの紹介が行われていますが、みんな静かに、そして笑顔で聞いています。
2年生の教室を訪れたとき、一人の子が「校長先生、ちょっと待ってください。」と言ってきたので待っていると、カードを見せてくれました。そのカードには、「こう長先生へ いつも よしよし してくれてありがとうございます。」と書かれてあり、温かい気持ちが込み上げてきました。カードを見ながら、書いてくれた子も私も笑顔になりました。
  

12月14日(火) 「仲間を愛し、自分を愛する」

12月6日から人権旬間の取組を進めています。この人権旬間の目的は、「自分を見つめ、友だち一人ひとりを見つめることにより、相手を尊重し、協力しようとする態度を養う。(かかわり合う力・考動力)」です。人権旬間の取組の一つとして、本日は人権集会を行いました。交流活動を異学年による縦割り班で行うため、リモートによる集会を計画しました。
集会の最初に、私から話す時間がありましたので、昨日全校児童が視聴した「
熊本県人権子ども集会」のメッセージに用いられた言葉を提示し、「仲間を愛し、自分を愛する」ことが、差別やいじめをなくすために大切であることを話しました。その後、活動を一緒に行うことが多い縦割り班の仲間のよさを伝える「ニコニコふれいあいゲーム」が行われました。仲間を愛するためには、日頃から友達のよさを見つけながら過ごす視点が必要だと思いますし、そうすることで自分のよさを深く知ることにもつながっていくと考えます。友達のすばらしい部分をたくさん見つける人権旬間にしていきたいと思います。
   

12月13日(月) ダメ。ゼッタイ。

本日、5・6年生を対象に薬物乱用防止教室を行いました。講師として本校の学校薬剤師の先生をお招きし、病気の際に病院等から処方される薬についてや、アルコールやたばこの健康に及ぼす影響等について、大変分かりやすいお話をしていただきました。カフェインも薬物に当たるという説明があり、子どもたちも驚いていました。
最後に、薬剤師の先生から、大切な自分を守るための5つのポイントを示されました。自分と自分が大切に思う人を守るためにも、今後も正しい知識を身に付けていってほしいと願っています。