校長室から

校長室から

11月14日~11月18日

11月18日(金) 保育所のお友達からの贈り物

苓北町では、保小中連携の取組として、他の学校、保育園の児童・生徒と本の紹介を通して読書に親しむとともに、交流を深めることを目的とした「読書ゆうびん」が行われています。本校の1年生も、近隣の保育所のお友達に向けて、おすすめの本を選んで紹介しています。保育所からも、園の子どもたちが大好きな本の紹介が届き、職員室横に掲示しています。本年度は、しろくまのお母さんがホットケーキを作る過程を描いた本が紹介されました。合わせて、園の子どもたちが紙粘土で作ったホットケーキも届いています。どのホットケーキもよくできていて、すばらしいと感じました。一生懸命作ったホットケーキを見ていると、何だか温かい気持ちになります。
  

11月16日(水) 修学旅行の準備が着々と進んでいます

次週、町内の都呂々小学校と連合で修学旅行に出かけます。新型コロナウイルス感染症の第8波が懸念されていますが、修学旅行に向けて対策を十分に行っています。修学旅行で平和集会を計画しています。平和への誓いを込めて、子どもたちが千羽鶴を作っています。家族の協力も得ながら、一人100羽折っていて、色ごとに箱に入れてあります。こういう光景を見ると、私が6年生を担任していた当時のことを思い出します。1000羽を越えたということで、いよいよ鶴をつなげる作業が行われていました。
修学旅行に向けての事前学習もしっかり行われていて、一人一人が目標をもって調べ学習を進めています。修学旅行の準備も、着々と進んでいることを感じました。
  

11月15日(火) 休日の楽しい思い出がいっぱい!

本日は、1年生の家庭学習を見せてもらう日でした。1年生の家庭学習の中で、一人一人の日記を見せてもらいました。読んでみると、子どもたちの休日の楽しい思い出がたくさん綴られていました。「家族と散髪に行って、さっぱりしたこと」「弟の誕生日で、プレゼントをあげたこと」「産業文化祭に行って、すのこを作ったこと」「家族で久しぶりに旅行をしたこと」「スイミングに行って、練習をがんばったこと」等など、読んでいる私の方が温かい気持ちになりましたし、元気をもらった気分になりました。
さらに感心したのは、1年生の子どもたちが、しっかりとした文字で書いていたことでした。元気いっぱいの1年生ですが、「学びに向かう力」も確実に成長してきていることを感じました。

11月7日~11月11日

11月11日(金) 読書の秋

リモートで児童集会が行われ、「わくわく図書委員会」から、本への興味を高めてもらうための発表が行われました。低・中・高学年ごとにおすすめの本を選び、どのようなところが面白いのかを紹介してくれました。教室を見て回ると、「知ってる。読んだことがある。」や「おもしろそう。」といった声が聞こえてきました。
委員会から「人気の本ランキング」が発表されると、「やっぱり!」「あのシリーズ、大好き!」といった歓声が上がっていました。低学年では、「ざんねんないきもの」シリーズが人気のようです。高学年では、歴史の読み物や「悩み部」シリーズが人気でした。
夜も長くなり、読書にはぴったりの季節です。明日から休日ですが、家庭で読書に親しむ時間を作ってみらることをお勧めします。
  

11月10日(木) 「親の学び」」講座

本日、次年度入学予定の子どもたちを対象に就学時健康診断を行いました。子どもたちが様々な検査をしている間、保護者の方々に入学に当たっての準備等について、各担当から説明しました。また、子育てに関する悩みを保護者間で共有できるよう、「親の学び」講座を行いました。
本校教頭が進行しましたが、自己紹介やアイスブレイクを取り入れ、大変和やかな雰囲気で講座が進みました。「さいころトーク」では、家庭での子育ての様子なども話題になり、大変盛り上がっていました。
私も経験者ですが、子どもを育てるに当たっては、色々な悩みが出てくるものです。保護者の方々と子育ての悩みを語り合う時間は、とても有意義だと感じています。今後も、このような時間を作っていければと考えています。
   

11月8日(火) 花いっぱいの美しい学校に向けて

朝から正門のところで子どもたちの様子を見ていると、ほとんどの子がブレザーを着て登校するようになりました。朝晩は、ずいぶん寒くなりました。最近まで学校を彩っていた温かい時期に咲く花々も終わりを迎え、少し寂しく感じていました。しかし、来年の春に学校を華やかに飾る花々の準備が着々と進んでいます。
本校では、種から花を育てています。小さな芽をポットに仮植し、大きくなったら鉢やプランター、花壇に子どもたちの手で定植します。現在、たくさんのポットに花の苗が育っています。ここに至るまでには、本校の事務や主事の先生が中心となって、子どもたちでは調整が難しい日当たりから水かけの加減まで考え、熱心にお世話をしてくださっています。本当に頭が下がります。
この花の苗たちが、そろそろ定植の時期を迎えます。これから寒い冬がやってくるのですが、花の苗を見ていると、来年の春が待ち遠しくてたまりません。
  

11月7日(月) 3・4年生の期待に応えて

毎日、子どもたちが給食をおいしく食べている様子を見るために、全学年を回っています。ある出来事をきっかけに、3・4年生で誕生日を迎えた子がいる日は、私が廊下から「Happy birthday to you」を歌いながら入ってくることになっています。担任も子どもたちもそのことを期待しているようで、「校長先生、今日は○○さんの誕生日ですよ。」と、わざわざ教えに来てくれます。子どもたちの期待を裏切ることはできませんから、そのリクエストに応えて、本日も歌いながら教室に姿を現したところ、みんなで大喜びして迎えてくれました。誕生日を迎えた子も、満面の笑顔を見せ、うれしそうにしています。
担任の先生から、「校長先生、11月に誕生日を迎える子は一人なんですが、来月は4人います。頑張ってください。」と笑いながら話してくれました。3・4年生の子どもたちの期待に応えて、来月も頑張りたいと思います。

10月31日~11月4日

11月4日(金) 「これ、何歳でしょう?」

2年生の教室に行くと、図工「くしゃくしゃぎゅ」で作った作品が並べてありました。どの作品も工夫してあり、楽しい作品ばかりです。「校長先生、私のはどれでしょう?」と聞いてきました。作品にまだ名前が書いてないので、分かりませんでした。「どれかな?」と尋ねると、すぐに「これでーす。」と教えてくれます。そういうやりとりが、次々と続きます。子どもたちは、自分の作った傑作を披露したかったのでしょう。
そんな中、「校長先生、これ何歳でしょう?」と聞いてきました。「えー!歳があるの?」と聞くと、「6歳です。」と教えてくれました。作品に年齢をつけるとは、子どもたちの想像力に脱帽です。
  

11月2日(水) 学力向上研究推進校 研究発表会

本校は、本年度苓北町教育委員会から「学力向上研究推進校」の指定を受け、「『分かった、できた、もっとやってみよう』自ら学び、ともに学ぶ坂っ子の育成~読む力を高めるための、国語科における学習活動の工夫を通して」という研究テーマのもと、教科研究に取り組んできました。その研究成果を示す研究発表会を実施しました。本校では、「研究の成果を子どもたちの姿で表現しよう」を合い言葉に、多くの方々から助言を受けながら実践的研究を積み重ねてきました。
発表会には、町内だけでなく、他の市町からもたくさんの先生方に参加していただき、本校の子どもたちが生き生きと「学びに向かう」姿を見ていただきました。全校児童52人の小規模な学校ではありますが、子どもたち、職員、保護者や地域の方々が力を協わせて本研究発表会を作り上げることができたと感じています。
本校職員は、この研究発表会がゴールではなく、新たな研究のスタートと捉えています。参加していただいた先生方の貴重な意見を大切にし、これからも本校の教育活動を充実させていきたいと思います。
  

11月1日(火) 中庭の池の枯れ葉が・・・・

本校の中庭には、中央に大きな池の跡があります。学校ビオトープが盛んに作られていた時期がありましたが、その名残ではないかと思います。しかし、水の循環や排水もできなくなっています。雨水がたまり、しかも落ち葉が大量に落ちるため、水が少なくなったタイミングを見計らって、定期的に掃除をしています。
昨日、中庭の整備をした際に、池の中の落ち葉を上げて、外に集めていました。放課後に中庭に行ってみると、集めていたはずの落ち葉が見当たりません。職員室に戻って先生方に尋ねると、「2年生の○○さんが集めて捨てていましたよ。集まっている落ち葉を見て、自分が捨てるって言ってました。」と教えてくれました。その言葉に、大変驚くとともに、そのことに気付いてあげられなかったことを反省しました。
本校の子どもたちに育てたい資質・能力に「考動力」がありますが、坂小の子どもたちの中に、しっかりとその力が身に付いてきていることを感じます。

10月31日(月) 「ありがとうございます」の一言に感動!

苓北町教育委員会のお取り計らいにより、本校中庭の樹木の剪定を行っていただきました。中庭を作ってくださった方々が、将来の坂小の子どもたちのために、様々な樹木を植えていただいていました。しかし、年々その樹木も大きく育ち、その枝葉によって教室に光が届かなくなっていました。木の枝を切っていただいたおかげで、温かい光が教室に届くようになり、子どもたちが喜んでいました。
中庭の落ち葉はきや草取りをしていると、ちょうど高学年の子どもたちが下校する時間になりました。中庭で作業している私に気づき、「さようなら」と大きな声で挨拶してくれました。「さようなら」と返すと、「ありがとうございます」と返してくれました。自分たちの学校をきれいにしてくれていると、子どもたちなりに感じて発した言葉だったのでしょう。「ありがとうございます」の一言があまりにも自然で、その場を通る子どもたちが口々に伝えてくれている姿を見て、本当に感動しました。「ふるさと『さ・か・せ・が・わ』小学校」『か』・・・んしゃの心(気持ち)を表す学校を目指してきましたが、その気持ちが徐々に子どもたちに根付き、成長していることが感じられ、心からうれしさが込み上げてきた瞬間でした。

10月24日~10月28日

10月27日(木) ふるさと苓北のよさを見つめて

本日、苓北町内の小学5年生連合の「ふるさと(苓北)探訪教室」が行われました。例年、5年生を対象とした集団宿泊教室を連合で行っていたのですが、新型コロナウイルス感染症の拡大により、過去2年間は、宿泊を伴う学習を見合わせてきました。本年度の実施についても、担当校を中心に協議されてきました。この学習の本来の意義を見つめ直した結果、本年度は、ふるさと苓北の自然や文化などに関心を高めるとともに、歴史的な価値や魅力を考える機会にすることとなりました。その中で、町内5年生の仲間との友情を深め、親睦を図る取組が計画されました。
ふるさと(苓北)探訪教室では、①ふるさとクルージング ②富岡上散策 ③ニュースポーツ体験が行われました。ふるさとクルージングは、自分たちの住む苓北を海側から眺めることで、自然の豊かさやそこに住む人たちの暮らしについて学ぶ学習となりました。富岡上散策では、苓北町の歴史に触れ、町がどのように発展してきたかを学ぶ機会となりました。ニュースポーツ体験では、他校の仲間と力を合わせて目標をクリアしていく楽しさを味わいました。
どの学習も大変意義が深く、子どもたちにとっては貴重な体験となりました。この探訪教室での学びを通して、充実した一日を過ごすとともに、ふるさと苓北を愛する心が醸成されたことと思います。
  

10月26日(水) 宮沢賢治の生き方・考え方

6年生の国語で「作品の世界をとらえ、自分の考えを書こう」という単元で、宮沢賢治の「やまなし」を教材に学習します。「やまなし」を読み深める前に、「イーハトーブの夢」を読み、宮沢賢治の言葉や行動、生き方について考える学習が行われました。
「イーハトーブの夢」は長文ですが、6年生の子どもたちは、賢治の生き方や考え方が分かる部分に事前にサイドラインを引いていました。本日は、個人で叙述から考えた部分をグループで出し合い、整理する時間でした。
難しい学習活動ではありましたが、子どもたちは本文の言葉に着目し、表にまとめていきました。その後、話し合ったことを基に、宮沢賢治がどういう人生を歩んだのか個人でまとめましたが、一人一人が異なった意見を書いていて、さらに学びが深まりました。
宮沢賢治の生き方や考え方について考えた後に「やまなし」を読むことで、物語の世界観も大きく変わってくることでしょう。
  

10月25日(火) 1年生活科「あきとなかよし」

1年生の生活科「あきとなかよし」で、近くの大師山まで出かけて秋を探す学習を行うと聞いていましたので、学習の様子を見に行きました。大師山公園に着くと、1年生の子どもたちが色づいた落ち葉やどんぐりを一生懸命探していました。私の姿を見かけると、自分で見つけたものをビニール袋から出して見せてくれました。「葉っぱがきれいです。」「葉っぱがつるつるしてますよ。」「小さなどんぐりを見つけたから、校長先生にあげます。」等など、自分たちが見つけた秋を教えてくれました。
担任の先生に導かれ、公園奥の山道に入って行くことになりました。「大きいどんぐりがあった。」「このどんぐりは、帽子をかぶっているみたい。」と話ながら、落ち葉の下から一生懸命どんぐりを探していました。ビニール袋の中に、たくさんの秋を見つけて持って帰りました。
少々肌寒かったのですが、空を見上げると気持ちのよい秋晴れが広がっていました。一人の男の子と「海がきれいだね。」と話しました。ふと見ると、何とサクラの花が咲いていました。子どもたちも驚いていました。
  

10月24日(月) 互いの伝統文化を交流し合うために

4年生の国語で、「伝統工芸のよさを伝えよう」という学習活動があります。教材の説明的文章を使いながら、例を用いて理由を詳しく説明するよさを学び、その伝え方を参考にして、一人一人が日本の伝統文化を紹介する文章を書くという学習です。日本の伝統文化を伝える相手として、校区の中学校に勤務されている英語指導コーディネーターの先生を考えています。本日は、その先生を小学校にお迎えし、母国の文化について教えていただく学習が計画されました。10月末ということもあり、担任と英語で会話しながらハロウィンについて説明されました。
3年生と4年生は複式学級ですので、3年生も一緒に学習に参加しました。先週のうちにどんな学習を行うか話してあったようで、子どもたちもそれぞれハロウィンを考えた衣装やお面などを用意していたようです。英語指導コーディネーターの先生とゲームをしながら楽しんだ後、これから勉強することを生かして、今度は日本の伝統文化について紹介することを約束しました。4年生の子どもたちが、どんな伝統文化を、どのような文章で紹介してくれるのか、今から楽しみです。
  

10月17日~10月21日

10月21日(金) これからの工場見学の姿?

5年生の社会科「未来をつくり出す工業生産」という単元の中で、自動車の生産のひみつを調べる学習があります。以前は、県内の工場等を実際に見学する学習を行うことが多かったように思います。本日は、自動車工場と教室をオンラインでつなぎ、工場内の様子を見せてもらったり、子どもたちの質問に答えてもらったりする授業が行われました。
社会科見学というと、一日がかりでバスに乗って出かけていき、色々な場所をめぐったということを覚えています。私は山間部の小学校に通っていたので、車酔いをしながら見学場所を巡っていました。しかし、本日のライブでの見学に参加しながら、子どもたちの学習の様相も、通信技術の向上により、大きく変わっていくことを改めて実感しました。
  

10月20日(木) 「ふるさとに学ぶ」地域交流活動

本日、地域の方々を多数お迎えし、地域交流活動を行いました。この地域交流活動は、地域の方との交流を通して,地域の方々との親睦を図るとともに,地域のよさを味わわせることを目的に、例年実施しています。校区には、すばらしい特技をもっておられる方がたくさんいらっしゃいます。交流を通してそれらの技を学びながら、ふるさとのよさを感じてほしいと思っています。また、地域の方々とふれあう中で、本校の子どもたちに育てたい資質・能力である「かかわり合う力」を高めてほしいと考え、本年度も実施しました。
1、2年生は「昔遊び」、3、4年生は「真向法」、5年生は「絵手紙」、6年生は「四半的」を教えてもらいながら、楽しい時間を過ごすことができました。「昔遊び」では、地域の方が竹とんぼやどんぐりごま等、たくさんの遊び道具を用意していただいいました。また、お手玉や輪投げなどもあり、それぞれのコーナーを少人数出回りながら、しっかり楽しんでいました。「絵手紙」では、画材となる季節の物をたくさん用意していただき、書き方を熱心に教えてもらっていました。「真向法」は、身体をやわらかくして心と身体の健康を保つ体操ですが、自分の体が柔らかくなることを体感し、驚きの声が上がっていました。「四半的」は、弓を引く姿勢や弓矢の持ち方を一つ一つていねいに教えていただき、子どもたちが真剣に取り組んでいる様子が伝わってきました。
交流終了後に参加していただいた地域の方が、「とても楽しかった。元気をもらいました。」との感想をいただきました。子どもたちも地域の方も、互いに元気の出る取組になりました。
  
   
10月19日(水) 「校長先生、いもが取れません!」

1、2年生が生活科の学習で芋掘りをすると聞き、様子を見に行きました。本年度も地域の方々の協力を得て、学習園でからいもを育てていました。朝から水かけに行ったり草取りをしたりして育てていましたが、残念ながらうまく育ちませんでした。その様子を見られた「すくすく芽生えの会」支援ボランティアの方が、ご自身の畑で育てられていたからいもを、子どもたちに掘らせることを提案してくださいました。本当に有り難いお話しで、お言葉に甘えて芋掘りをさせていただきました。
子どもたちは、朝から汚れてもよい服に着替え、張り切って畑に向かいました。移植ごてで土を掘ると、からいもの上の部分が見えてきました。引き抜こうとしますが、なかなか抜けないようです。「校長先生、助けてください。いもが取れません。」と応援を求めてきます。一緒に掘っていくと、大きなからいもが見えてきました。辛いもを自分の手で抜いたときは、本当にうれしそうでした。「校長先生、見てください。」と、子どもたちが自分の取ったからいもを次々に見せてくれます。
地域の方の畑でしたが、大収穫でした。取ったからいもを、用意していたビニール袋に入れながら、みんな満足そうな笑顔をしていました。
  

10月18日(火) 子どもたちにとって充実した授業となるために

現在、本校では11月2日(水)に実施する研究発表会に向けて、公開する学年の授業検討会が連日行われています。模擬授業形式で授業者から提案が行われた後、児童役で参加していた職員が次々と感想や意見を述べていきます。「その指示は、子どもたちには分かりにくいんじゃないかな。」「こういう伝え方だったらどうだろう。」「授業が終わった後、子どもたちは何が分かったと言えるのかな。」など、一つの授業を作るに当たり、様々な意見が飛び交っています。その光景を見ながら、このような時間は、教師にとってとても貴い時間だと感じます。
子どもたちが笑顔で学習に臨みながら、「わかった」「できた」「もっとやってみよう」と達成感や充実感をもてるような授業づくりを模索していくことは、教師の本分であると考えます。坂小の子どもたちのためにと熱い議論を行っている先生方の姿を見ながら、一つの目標に向けて団結する大切さを改めて感じる場面です。

10月17日(月) 手作りの教材に子どもたちも興味津々

10月は、目を大切にする月間として、学年に応じて学級活動等で学習を行っています。指導に当たっては、本校の養護教諭も参加し、手作りの教材を提示しながら、子どもたちに考えさせる取組が進められています。ネズミくんの本の読み方やテレビの見方、食べ物の取り方などを順番に提示していくと、低学年の子どもたちは興味津々といった感じで見ていました。また、場面ごとに気付いたことをどんどんつぶやいています。その光景を見ながら、微笑ましく感じるとともに、ついつい私もそのお話の中に引き込まれていきました。
本校の保健室前にも、子どもたちの興味を引くような掲示があり、立ち止まって見ている子を見かけます。この取組や掲示を通して、「ふるさと『さ・か・せ・が・わ』小学校の姿」『わ』・・・「わたしを大切にする」気持ちを高めていってほしいと思います。