校長室から

校長室から

学校だより第2号

学校だより第2号を配付しました。ご一読ください。

詳しくはこちら→R5学校だより第2号(5月①).pdf

 

本日のショット。朝の光景。「ボランティア活動です。僕たち2年生の頃からやってるんです。」と言いながら中庭の通路の落ち葉を集めてくれました。最初2人だったのが、1人増えて3人になりました。まさに「自ら動く力」の発揮場面です。かっこいいですね。

 

3月20日~3月24日

3月23日(木) 令和4年度 修了式

本日、令和4年度の修了式を行い、子どもたちに修了証を渡しました。「よく頑張りました」という言葉を添えて手渡すと、うれしそうに「ありがとうございました」と返してくれました。また、各学年の代表が、1年間を振り返って感想発表をしました。「字が上手に書けるようにがんばりました。」「跳び箱を6段跳べるようになりました。」「自分の苦手な勉強を自計学でがんばったら、だんだん点数が取れるようになりました。」など、それぞれの頑張りと成果を堂々と発表できました。1年生の代表の子は、原稿を見ずに発表し、力を付けてくれたことをうれしく思いました。
私からは、本校の児童が身に付けたい3つの資質・能力から、本校の子どもたちががんばって力を付けたところを紹介しました。また、私の信条にしている「限りない夢 不断の努力 感謝の心」に沿って、令和5年度に頑張ってほしいことについても話しました。
全校児童が集まって話を聞く様子を見ると、一人一人が心身ともに大きく成長してくれたことを感じます。本校の教育活動に対して、ご理解並びにご協力いただいた保護者や地域の方々に、深く感謝申し上げます。次年度もよろしくお願いいたします。
  
3月22日(水) 何事にも感動する心を大切に

子どもたちと毎日話をする中で、様々な出来事や小さな発見について、ともに驚いたり、喜んだりすることを大切にしています。本日は、WBCの決勝が行われていましたが、給食前に日本が優勝したという情報が入ってきました。そこで、各教室を回りながら、「日本が優勝したそうですよ。」と告げると、教室から「やったー。」という歓声が起こりました。また、「あの桜の木も、やっと花を咲かせ出したようです。」と告げると、「えー、どれですか?あっ、本当だ!」と一緒に桜の木を見つめながら、喜びの声が上がります。子どもたちのうれしそうな表情を見ていると、子どもたちが感動する出来事を見つけて、教えてあげたいと思います。

3月20日(月) チューリップが咲きました

先週まで1年生が、「チューリップが大きくなりません。」と話していたのですが、この休日の温かさの影響で、朝からたくさんのチューリップの花が一気に開いていました。朝から子どもたちがチューリップの鉢の周りに集まり、うれしそうに話している様子が見られました。また、休み時間のたびに自分の鉢のチューリップを見にくる子もいて、この日を楽しみにしていたことも伝わってきました。
花いっぱいの学校を目指して取り組んできましたが、学級園の花々は、今が見頃を迎えています。学級園前を通られる地域の方々も、「花が本当にきれいですね。」と声をかけてくださいます。桜のつぼみも大きくなっています。桜の花が咲き始めると、さらに素晴らしい景色が見られるようになります。
  

3月13日~3月17日

3月17日(金) 異学年で協力し合いながら

授業中以外で校舎内が静かになる時間があります。掃除の時間です。本校では、無言掃除に取り組んで数年が経ちますが、本校の誇れる伝統となっています。また、異学年の子どもたちが教え合い、協力し合いながら取り組む「縦割り班掃除」を行っています。高学年の子がリーダーシップを発揮し、指示を出している様子を見かけます。校舎の広さに比べて児童数が少ないため、一人一人が担当する場所も広いのですが、6年生が1・2年生の手伝い、助け合って担当する場所をきれいにしている姿が見られます。
本日は、「縦割り班掃除」の最終日となりました。来週からは、学年掃除に切り替わります。各班ごとに掃除の反省会を行っていますが、その際に、1年間お世話になった6年生に1~5年生がお礼の言葉を伝えていました。また、6年生は、縦割り班で活動した思い出を話していました。「このメンバーで活動できて、とてもよかったと思います。」や「みんなで協力し合うところがよかったです。」などの感想を述べる様子がありました。異学年で無言掃除に取り組む伝統は、これからも大切に引き継がれていくことでしょう。
 

3月16日(木) まちがうことを恐れずに!

本日、6年生は、小学校生活最後の外国語の授業に臨みました。いつも外国語を教えていただいている先生には、本校の子どもたちの実態に応じて丁寧に指導していただいています。小学校最後の外国語ということもあり、子どもたちが進学する中学校で英語を担当されている先生にも、授業の様子を見ていただきました。また、その先生に対して、子どもたちが英語で自己紹介をしました。これまでの授業で学んだことをもとに、事前に自己紹介カードを作っていました。自己紹介をする時間になると、正しく言えるかどうかを気にして、すぐに先生のところに行くことが出来ず、自分の席で何度もカードを見ながら練習している子がほとんどでした。
全員の自己紹介が終わった後、お二人の先生から「英語は、何度もまちがえながら覚えていくものです。まちがうことを恐れず、どんどん話していくことで英語の力が付いてきます。」という言葉をいただきました。さらに、「みんなは日本語をどうやって覚えましたか?まちがっていたかもしれないけれど、繰り返し覚えながら、だんだん話せるようになったはずです。英語も同じですよ。」と付け加えられました。
失敗したり、まちがって恥をかいたりすることは、誰でも嫌なことかもしれません。しかし、そればかりを気にしていると、一人一人の中に秘めている本当の力が伸ばせないままになってしまうかもしれません。それは、何と悲しいことです。もうすぐ中学校へ進学する子どもたちが、自分の持てる力を発揮しながら成長していくためにも、まちがうことを恐れず、チャレンジする気持ちをもっと高めていってほしいと思いました。
  

3月15日(水) 「モチモチの木」の授業を見て

各学年の授業も、いよいよ終わりを迎えようとしています。本日は、3年生の国語の授業を見せてもらいました。物語文「モチモチの木」を使って、登場人物の気持ちの変化や性格、情景について、場面の移り変わりと結び付けて具体的に想像する学習で、「豆太」と「じさま」の行動や会話、様子をノートに整理する学習活動が行われていました。
この「モチモチの木」は、国語の授業で長く使われている物語文で、私も授業を行ったことがあります。臆病な豆太が、大好きな「じさま」を助けるために、夜道を一人で医者様のもとへ走るという有名なお話です。授業を見せてもらいながら、「この場面では、こんな流れの授業をした」「この変化に気付かせるために、こんな教具を用意した」など、当時の自分の授業を振り返りながら、楽しく見せてもらいました。
  

3月14日(火) 難問に苦戦しています

5年生の係活動で「THE クイズ」という係があるようですが、教室背面のホワイトボードにクイズが出題されています。授業を見せてもらう際に、そのクイズの答えも考えています。5年生の教室で話していると、クイズが目にとまったので考えたのですが、答えることが出来ませんでした。「ヒントをください。」と係の子にお願いすると、「ヒントを言うと答えが分かってしまうから、言えません。」と断られてしまいました。この「校長室から」を書いている今も、答えが分からずにいます。5年生の担任は、「校長先生、答えが分かりましたよ。20分ほど考えました。」と報告してくれましたが、答えは教えてくれませんでした。「親 人 中 (  ) 小」の( )の中に漢字を1字入れるのですが、なかなか答えがひらめかず、苦戦しています。
このように各学級の係活動が充実することは、楽しい学級づくりにとても効果があると考えています。それぞれの学級の特長を生かした係活動があり、見ている方も楽しくなります。

3月13日(月) 6年生からもメッセージ

現在、6年生の掲示板には、他の学年の子どもたちに向けての感謝のメッセージが掲示されています。「卒業する6年生へ」というメッセージはよく見かけますが、6年生から在校生に向けてのメッセージは、なかなか見ることが出来ないかもしれません。そのメッセージを読むと、「鬼ごっこを一緒にしてくれたね。ありがとう。」や「次の学年では委員会が始まりますね。がんばってください。」、「一緒にたくさんお話をしたね。とても楽しかったよ。」など、6年生の下学年を思う気持ちが溢れていて、胸が熱くなります。
本校の学校教育目標に「ふるさとに感謝」という言葉を入れています。学年関係なく、子どもたち同士が互いに支え合い、応援し合い、感謝の気持ちを表すといった関係づくりが出来ていることを、心からうれしく感じます。そういう坂っ子たちは、私の自慢であり、誇りです。