校長室から

校長室から

学校だより第2号

学校だより第2号を配付しました。ご一読ください。

詳しくはこちら→R5学校だより第2号(5月①).pdf

 

本日のショット。朝の光景。「ボランティア活動です。僕たち2年生の頃からやってるんです。」と言いながら中庭の通路の落ち葉を集めてくれました。最初2人だったのが、1人増えて3人になりました。まさに「自ら動く力」の発揮場面です。かっこいいですね。

 

3月20日~3月24日

3月23日(木) 令和4年度 修了式

本日、令和4年度の修了式を行い、子どもたちに修了証を渡しました。「よく頑張りました」という言葉を添えて手渡すと、うれしそうに「ありがとうございました」と返してくれました。また、各学年の代表が、1年間を振り返って感想発表をしました。「字が上手に書けるようにがんばりました。」「跳び箱を6段跳べるようになりました。」「自分の苦手な勉強を自計学でがんばったら、だんだん点数が取れるようになりました。」など、それぞれの頑張りと成果を堂々と発表できました。1年生の代表の子は、原稿を見ずに発表し、力を付けてくれたことをうれしく思いました。
私からは、本校の児童が身に付けたい3つの資質・能力から、本校の子どもたちががんばって力を付けたところを紹介しました。また、私の信条にしている「限りない夢 不断の努力 感謝の心」に沿って、令和5年度に頑張ってほしいことについても話しました。
全校児童が集まって話を聞く様子を見ると、一人一人が心身ともに大きく成長してくれたことを感じます。本校の教育活動に対して、ご理解並びにご協力いただいた保護者や地域の方々に、深く感謝申し上げます。次年度もよろしくお願いいたします。
  
3月22日(水) 何事にも感動する心を大切に

子どもたちと毎日話をする中で、様々な出来事や小さな発見について、ともに驚いたり、喜んだりすることを大切にしています。本日は、WBCの決勝が行われていましたが、給食前に日本が優勝したという情報が入ってきました。そこで、各教室を回りながら、「日本が優勝したそうですよ。」と告げると、教室から「やったー。」という歓声が起こりました。また、「あの桜の木も、やっと花を咲かせ出したようです。」と告げると、「えー、どれですか?あっ、本当だ!」と一緒に桜の木を見つめながら、喜びの声が上がります。子どもたちのうれしそうな表情を見ていると、子どもたちが感動する出来事を見つけて、教えてあげたいと思います。

3月20日(月) チューリップが咲きました

先週まで1年生が、「チューリップが大きくなりません。」と話していたのですが、この休日の温かさの影響で、朝からたくさんのチューリップの花が一気に開いていました。朝から子どもたちがチューリップの鉢の周りに集まり、うれしそうに話している様子が見られました。また、休み時間のたびに自分の鉢のチューリップを見にくる子もいて、この日を楽しみにしていたことも伝わってきました。
花いっぱいの学校を目指して取り組んできましたが、学級園の花々は、今が見頃を迎えています。学級園前を通られる地域の方々も、「花が本当にきれいですね。」と声をかけてくださいます。桜のつぼみも大きくなっています。桜の花が咲き始めると、さらに素晴らしい景色が見られるようになります。
  

3月13日~3月17日

3月17日(金) 異学年で協力し合いながら

授業中以外で校舎内が静かになる時間があります。掃除の時間です。本校では、無言掃除に取り組んで数年が経ちますが、本校の誇れる伝統となっています。また、異学年の子どもたちが教え合い、協力し合いながら取り組む「縦割り班掃除」を行っています。高学年の子がリーダーシップを発揮し、指示を出している様子を見かけます。校舎の広さに比べて児童数が少ないため、一人一人が担当する場所も広いのですが、6年生が1・2年生の手伝い、助け合って担当する場所をきれいにしている姿が見られます。
本日は、「縦割り班掃除」の最終日となりました。来週からは、学年掃除に切り替わります。各班ごとに掃除の反省会を行っていますが、その際に、1年間お世話になった6年生に1~5年生がお礼の言葉を伝えていました。また、6年生は、縦割り班で活動した思い出を話していました。「このメンバーで活動できて、とてもよかったと思います。」や「みんなで協力し合うところがよかったです。」などの感想を述べる様子がありました。異学年で無言掃除に取り組む伝統は、これからも大切に引き継がれていくことでしょう。
 

3月16日(木) まちがうことを恐れずに!

本日、6年生は、小学校生活最後の外国語の授業に臨みました。いつも外国語を教えていただいている先生には、本校の子どもたちの実態に応じて丁寧に指導していただいています。小学校最後の外国語ということもあり、子どもたちが進学する中学校で英語を担当されている先生にも、授業の様子を見ていただきました。また、その先生に対して、子どもたちが英語で自己紹介をしました。これまでの授業で学んだことをもとに、事前に自己紹介カードを作っていました。自己紹介をする時間になると、正しく言えるかどうかを気にして、すぐに先生のところに行くことが出来ず、自分の席で何度もカードを見ながら練習している子がほとんどでした。
全員の自己紹介が終わった後、お二人の先生から「英語は、何度もまちがえながら覚えていくものです。まちがうことを恐れず、どんどん話していくことで英語の力が付いてきます。」という言葉をいただきました。さらに、「みんなは日本語をどうやって覚えましたか?まちがっていたかもしれないけれど、繰り返し覚えながら、だんだん話せるようになったはずです。英語も同じですよ。」と付け加えられました。
失敗したり、まちがって恥をかいたりすることは、誰でも嫌なことかもしれません。しかし、そればかりを気にしていると、一人一人の中に秘めている本当の力が伸ばせないままになってしまうかもしれません。それは、何と悲しいことです。もうすぐ中学校へ進学する子どもたちが、自分の持てる力を発揮しながら成長していくためにも、まちがうことを恐れず、チャレンジする気持ちをもっと高めていってほしいと思いました。
  

3月15日(水) 「モチモチの木」の授業を見て

各学年の授業も、いよいよ終わりを迎えようとしています。本日は、3年生の国語の授業を見せてもらいました。物語文「モチモチの木」を使って、登場人物の気持ちの変化や性格、情景について、場面の移り変わりと結び付けて具体的に想像する学習で、「豆太」と「じさま」の行動や会話、様子をノートに整理する学習活動が行われていました。
この「モチモチの木」は、国語の授業で長く使われている物語文で、私も授業を行ったことがあります。臆病な豆太が、大好きな「じさま」を助けるために、夜道を一人で医者様のもとへ走るという有名なお話です。授業を見せてもらいながら、「この場面では、こんな流れの授業をした」「この変化に気付かせるために、こんな教具を用意した」など、当時の自分の授業を振り返りながら、楽しく見せてもらいました。
  

3月14日(火) 難問に苦戦しています

5年生の係活動で「THE クイズ」という係があるようですが、教室背面のホワイトボードにクイズが出題されています。授業を見せてもらう際に、そのクイズの答えも考えています。5年生の教室で話していると、クイズが目にとまったので考えたのですが、答えることが出来ませんでした。「ヒントをください。」と係の子にお願いすると、「ヒントを言うと答えが分かってしまうから、言えません。」と断られてしまいました。この「校長室から」を書いている今も、答えが分からずにいます。5年生の担任は、「校長先生、答えが分かりましたよ。20分ほど考えました。」と報告してくれましたが、答えは教えてくれませんでした。「親 人 中 (  ) 小」の( )の中に漢字を1字入れるのですが、なかなか答えがひらめかず、苦戦しています。
このように各学級の係活動が充実することは、楽しい学級づくりにとても効果があると考えています。それぞれの学級の特長を生かした係活動があり、見ている方も楽しくなります。

3月13日(月) 6年生からもメッセージ

現在、6年生の掲示板には、他の学年の子どもたちに向けての感謝のメッセージが掲示されています。「卒業する6年生へ」というメッセージはよく見かけますが、6年生から在校生に向けてのメッセージは、なかなか見ることが出来ないかもしれません。そのメッセージを読むと、「鬼ごっこを一緒にしてくれたね。ありがとう。」や「次の学年では委員会が始まりますね。がんばってください。」、「一緒にたくさんお話をしたね。とても楽しかったよ。」など、6年生の下学年を思う気持ちが溢れていて、胸が熱くなります。
本校の学校教育目標に「ふるさとに感謝」という言葉を入れています。学年関係なく、子どもたち同士が互いに支え合い、応援し合い、感謝の気持ちを表すといった関係づくりが出来ていることを、心からうれしく感じます。そういう坂っ子たちは、私の自慢であり、誇りです。

3月6日~3月10日

3月10日(金) 卒業式の練習が始まりました

卒業式まで、2週間となりました。6年生の子どもたちが、新たなステージに巣立っていくことは喜ばしいことですが、やはりさみしさを感じます。校内でも、いよいよ卒業式に向けた取組が本格化してきました。本校の卒業式では、式の途中で在校生からのビデオメッセージを流しています。校内では、その練習の声があちらこちらから聞こえてきます。「6年生、ありがとうございました。」という声を聞くと、いよいよ卒業式が近付いてきたのだと感じます。
本日から全体練習も始まりました。残り2週間も、あっという間に過ぎ、卒業式当日を迎えることになるのでしょう。1年間、学校のためにがんばってくれた6年生への感謝の気持ちを込めて、練習に取り組んでくれればと思います。

3月9日(木) 心を整え、希望を目指して!

本日、卒業を前にした6年生が、坂瀬川地域で愛好者が多い四半的に挑戦しました。四半的とは、400年以上の歴史をもつ伝統弓術で、射場から的までの距離が四間半(約8.2m)、弓矢の長さが四尺半(約1.36m)、的の大きさが四寸半(約13.6cm)ある事から「四半的」の名がついているそうです。
昨年度の6年生は、卒業前の泡多々しくなるこの時期に、心を落ち着かせ、中学校に向けての目標を定めるという目的で「茶道」を体験しました。本年度は、弓術の礼儀作法に触れるとともに、心を整え、自らの希望に向けて気持ちを込めるという意味で、この四半的体験を行いました。
地域の苓北協会の方々にご協力いただき、矢を射る様子を見せていただきました。実際に競技に入ると、回りの空気が張り詰めていく様子が伝わってきました。「礼」の大切さを、子どもたちも感じてくれたようです。
その後、協会の方々のご指導の下、実際に的に向かって一人一人が矢を射る体験をしました。礼儀作法やかけ声などを学び、的を目がけて集中する姿がありました。色々なことに気を配らなければならず、子どもたちは、ずいぶん苦戦していました。中には、的を射貫く子も出てきて、みんなで喜び合いました。
中学校へ進学すると、新たな環境の中で大変なこともあると思いますが、今回の体験を生かし、心を整え、自らの希望に向かって集中して取り組んで行ってほしいと願っています。
  

   

3月7日(火) 小学校生活最後の調理実習

本日、6年生が調理実習を行うということで、その様子を見せてもらいました。昨年度までは、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、調理実習を許可することができませんでした。本年度になり、県内のリスクレベルの下がった時期を見計らい、また感染防止対策を万全に図ったうえで実施に踏み切ってきました。しかし、全国の小学校を見ると、本年度までは調理実習を行うことができなかった学校も多かったのではないでしょうか。今回の調理実習も、県内のリスクレベルと注視し、タイミングを考えて行いました。
学年でしっかりと計画を立て、1食分の献立を作りました。印象的だったのは、どの子も笑顔で調理に取り組んでいる様子でした。この調理実習ができることを心から喜んでいましたし、卒業を目の前にしたこのタイミングで実習ができたことを感謝していたことも伝わってきました。この実習を通して、また一つ成長してくれたことを、心からうれしく感じました。
  

3月6日(月) 花咲く春がやってきました!

昨年の秋、事務や主事の先生たちの手を借り、種から発芽させ、子どもたちの手で育ててきた花の苗が、一気に咲き始めました。寒い冬の間も、朝から子どもたちは何度も如雨露に水を入れ、水やりをがんばってきました。また、草取りを一生懸命がんばる子もいました。その願いが届き、学校の花壇の花々がきれいな花を咲かせ始めています。
一人2鉢で世話をしているチューリップも、ずいぶん大きくなってきました。美しい花を咲かせるのも、もうすぐです。花壇に花が咲き始め、坂瀬川小がさらに明るくなってきたように感じます。
  

2月27日~3月3日

3月3日(金) 6年生に感謝の気持ちを伝える送別遠足

本日、6年生とのお別れ会と遠足を行いました。天気にも恵まれ、6年生との楽しい時間を過ごすことができました。最初に体育館でお別れ会を行ったのですが、5年生が進行を見事に行い、大変温かな会となりました。今年は踊りを披露する学年が多く、これまでの6年生の出し物などを見て、影響を受けたからではないかと思いました。また、縦割り班対抗のドッジビーでは、学年の枠を越えて楽しく、そして熱くゲームをする子どもたちが見られました。
その後、近くの坂瀬川グラウンドに場所を移し、縦割り班でお弁当を食べたり、みんなで追いかけっこをしたりして楽しい1日を過ごしました。6年生が登校するのも、残り3週間です。その中で、みんなの心に残る遠足になったことでしょう。「6年生とお別れするのは嫌です。」と訴えてくる1年生もいます。残された6年生との時間を大切に過ごしたいものです。
  

3月2日(木) 本年度もお世話になりました

毎月、「すくすく芽生えの会」(地域学校協働活動)の「チームかしこく」(学習支援ボランティア)の方々に学級図書の入れ替えを行っていただいています。司書の先生とともに、学年に応じて本を選定していただいているおかげで、子どもたちの読書への興味を高める一助となっています。
本年度の入れ替えも、本日が最終日でした。子どもたちが感謝の気持ちを手紙に書いていましたが、全校児童を代表して、1年生が「チームかしこく」の方々へその手紙を渡し、お礼の言葉を伝えました。また、「4月からもよろしくお願いします。」と言葉を添えていました。「チームかしこく」の皆さんも、笑顔で1年生と話されている様子がとても印象に残りました。皆さんがお帰りになる際も、1年生が玄関で手を振って見送りました。次年度もよろしくお願いいたします。
  

3月1日(水) 6年生からの挑戦状

6年生が体育のボール型ゲームの学習でバスケットボールに取り組んでいることは、以前「校長室から」でもお知らせしましたが、昼休みに先生方と試合をすることになりました。先週から職員室に「6年生からのお願い」という紙が貼られていて、先生方もこの日を楽しみにしていました。卒業を前にして、このように先生方との思い出を作りたいと考えてくれた6年生の成長を感じます。この6年生からの挑戦に対して、先生チームも手加減なく受けて立つことにしました。
この日に向けて、6年生も授業中に作戦を考えていたようで、先生チームも苦戦しました。私の目の前できれいなロングスーとを決める子もいて、とても驚きました。また、次々にディフェンスに現れる子もいて、6年生の体力がついてきたことを実感しました。
結果は先生チームが勝利しましたが、このような楽しい時間を作ってくれた子どもたちに、心から感謝しています。
  

2月28日 子どもたちは元気です!

2月最終日となりましたが、春を思わせるような暖かな一日でした。54人の子どもたちが全員登校し、元気に学校生活を送ることができました。1年生教室に入ると、「校長先生、小さなハチがいました。ティッシュでつついて、どこかに飛んでいきました。」と教えてくれました。虫たちもそろそろ動き出したようです。昼休みに運動場を眺めると、子どもたちが歓声を上げながら楽しく遊んでいる様子が見られ、うれしい気持ちになりました。上着を脱いでサッカーボールを追いかけている子、一輪車の練習に汗を流す子、小石や落ち葉を並べて絵を作り出している子など、友だちとかかわり合いながら楽しく過ごしていました。坂瀬川小の子どもたちは、みんな元気です。
  

2月19日~2月24日

2月24日(金) 第2回学校運営協議会

本日、本年度2回目の学校運営協議会を行いました。学校運営協議会委員の皆様には、学校行事等の際に来校いただき、子どもたちの学習の様子を見ていただくとともに、本校の教育活動に対してご意見をいただいてきました。令和4年度を振り返り、本校のグランドデザインに示した取組の成果と次年度に向けての課題を説明しました。委員の皆様からは、本年度の本校の取組について、高く評価していただきました。
その後、本校の児童会の代表児童から、本年度がんばってきたことや次年度の児童会で実現したいことを紹介しました。代表の子どもたちが堂々と発表する様子を見て、たくさんの賞賛の言葉をいただきました。また、委員の皆さんの質問にもしっかり受け答えができていて、私も子どもたちの成長を感じました。
地域の方々の支えがあるからこそ、本校の教育活動は円滑に進められています。これからも本校の教育課程を地域に開き、それぞれの立場から意見を交換し合い、さらによりよい坂瀬川小学校を目指していきたいと考えています。

2月22日(水) 屋上から見える坂瀬川小

本校の屋上にソーラーパネルが設置されていますが、その点検のために業者さんが来校されました。一緒に確認するために久しぶりに屋上に上りました。いつも見慣れている校舎ですが、屋上から見える坂瀬川小の風景は、新鮮に感じました。授業中でしたが、屋上にいる私に気付いた子どもたちが、手を振っていました。4年生の子どもたちが、図工で使う落ち葉や木ぎれを探していました。屋上から声をかけると、「校長先生、何をしているんですか?」と尋ねられました。
屋上から坂瀬川の様子を見て、改めて自然豊かで、心癒やされる場所だと感じました。
  

2月21日(火) 待ち望んでいた楽しみが戻ってきました

昼休みなどに子どもたちの遊びを見ていると、一番人気は、やはりブランコです。学年の枠を越えて、みんなが楽しんでいる光景が見られます。しかし、長年使っている遊具ですから、メンテナンスも必要です。2週間ほど、補修と点検のために使えなくなっていました。昨日メンテナンスも終わり、いよいよ使えるようになりました。「校長先生、もうブランコに乗ってもいいんですか?」と聞いてきたので、「大丈夫ですよ。」と答えると、すぐにブランコの方に走って行きました。たくさんの子どもたちがブランコに乗って楽しんでいる様子を見ると、この日を待ち望んでいたことが伝わってきました。
子どもたちが大人になっても、このブランコで遊んだ小学校時代のことを懐かしむのだろうと思いました。

2月19日(日) 坂っ子フェスティバル

本日、子どもたちの学習の成果を披露する「坂っ子フェスティバル」を実施しました。新型コロナウイルスの流行により、過去2年間は子どもたちだけで行い、発表の様子についてはDVDに収録して各家庭に配付したり、YouTubeで配信したりして、子供たちの成長の様子を見ていただいていました。本年度は、3年ぶりに保護者の方々に体育館にお迎えして開催することができたことを、心からうれしく感じています。
子どもたちは、坂っ子フェスティバルに向けて、学んだことをどのように表現するかを考え、準備を進めてきました。練習の様子をちょこちょこ見せてもらっていましたが、どの学年も表現方法が工夫されていました。また、練習にも一生懸命取り組んでいることが伝わっていましたので、本日を楽しみにしていました。
多くの人たちに見ていただくということで、子どもたちも緊張している様子でしたが、素晴らしい発表を見せてもらいました。一人一人が堂々と表現する姿を見て、自信につながったのではないかと思います。
   

2月13日~2月17日

2月17日(木) 昼休みに現れた「ホーキーズ」

昼休みに窓の外を眺めると、いつも朝の時間に学校をきれいにするために活動している「ホーキーズ」の子どもたちが校訓碑の近くを掃除しています。不思議に思い、担任の先生に理由を尋ねてみて合点がいきました。今朝、一人の2年生が、中庭周辺をきれいにしてくれていましたが、何となく元気がなかったので声をかけました。その子が言うには、「最近、落ち葉があんまり落ちていないから、ホーキーズに行こうと誘っても、みんな集まらないんです。」と言っていました。「それじゃ、校長先生を手伝ってくれるかな?」と話すと、喜んで落ち葉を集めてくれました。そのやりとりを見ていた担任の先生が、学級全体に「何のために活動するのか」という目的を問いかけられたそうです。とても大切な投げかけだと思います。その結果、誰から言われたわけでもなく、昼休みに自分たちで考えてホーキーズの活動をしたらしいのです。担任の先生の投げかけは、子どもたちの「学びに向かう力」「考動力」「かかわり合う力」のすべてを高めることにつながっていると感じ、有り難く思いました。
  

2月16日(木) 教頭先生の読み聞かせに歓声が・・・・

本日は、朝の時間を使って読み聞かせを行う日でした。本校の読み聞かせは、その学級の担任以外の職員が訪れる教室の子どもたちのことを考えて本を選び、お話をするようにしています。子どもたちの様子を見るために各教室を回っていると、2年生教室から歓声が聞こえます。だれが、どんなお話をしているのだろうと教室に入ってみると、本校の教頭先生が何種類ものきょうりゅうが登場する絵本を使って、子どもたちの視線を釘付けにしていました。教頭先生がユーモアたっぷりにお話を進め、その展開に子どもたちの笑い声が教室中に溢れていました。
本校は、全職員で52人の子どもたちを見守り、育てる学校です。日頃から先生方が様々な工夫を凝らして教育活動を進めている様子を見ながら、私もたくさんのエネルギーをもらっています。
  

2月15日(水) ごあいさつ運動

本校では、毎月5のつく日を「ごあいさつ運動」を行う日と位置付け、子どもたちの「あいさつ」を交わす力の向上と交通安全への意識を高める取組を続けています。保護者の方々にご協力いただき、通学路の要所で、登校する子どもたちや地域の方々へ「おはようございます」と、あいさつの声をかけてくださっています。以前は、地域の方々や本校の卒業生の保護者の方も一緒に取り組まれていましたが、新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、地域学校協働活動「すくすく芽生えの会」で話し合い、現在の形で継続しています。すくすく芽生えの会の「チームたくましく」で支援していただいている方々は、本年度作った本校オリジナルの帽子をかぶり、子どもたちの登校や下校の様子を見守っていただいています。
寒い朝でしたが、本日が担当の保護者の方に集まってもらい、「ごあいさつ運動」を行いました。声の大きさは子どもたちによって違いはありますが、「おはようございます」とあいさつを交わしていました。「ふるさと『・か・せ・が・わ』小学校の姿」・・・わやかなあいさつが響き合う学校」を目指し、取組を継続していきます。日頃よりご協力いただいている保護者並びに地域の方々に、心より感謝申し上げます。

2月13日(月) 花咲く春が待ち遠しい

「わあ、また大きくなってる。」「○○ちゃんのは、大きいよ。」最近の1年生の関心事は、一人一鉢で植えたチューリップの生長のようです。正門で「おはようございます」の一礼をすると、すぐに鉢の近くに行って確かめています。土日は温かくなりましたので、先週よりも土の上に伸びた葉の部分が大きくなっていたようでした。昨晩雨が降ったにもかかわらず、やはり水やりをしていました。その中の一人が、「あんまり水をあげると、お腹いっぱいになっちゃうよ。」と話していました。そんな子どもたちの会話を聞いていると、私も春が待ち遠しくなりました。
  

2月6日~2月10日

2月10日(金) 友だちのよさを認め合う人権集会

今週は、3学期の人権週間でした。各学級での人権学習をはじめ、学校全体で子どもたちの人権意識を高める人権標語の作成や異学年間の交流活動等の取組を進めてきました。本日は、児童会が進める人権集会を行いました。本日の人権集会も、全校児童が集合して交流を行いました。
最初に近くに座っている子どもたち同士で、互いのよいところをいくつ伝えることができるかという活動を行いました。「7つ伝えられました。」「私は、10個伝えました。」という声が返ってきました。その後、一人一人が作った人権標語を、縦割り班で紹介し合う時間がありました。人権標語を読むだけでなく、なぜこの言葉にしたかという理由も添えて発表してくれました。短い時間ではありましたが、互いのよさを知り合う有意義な集会となりました。
人権教育は、本校の学校経営の基盤でもあります。学校の教育活動全体で人権教育を進めていきますし、本校職員が常に人権感覚を磨き、愛情をもって一人一人の子どもたちと向き合っていきたいと思います。
  

2月9日(木) 思いを込めて読み聞かせ

本校では、木曜日の授業前の時間を活用して、読み聞かせを行っています。いつも読書活動推進ボランティア「たんぽぽホール」の方々にもお世話になっていますが、5、6年生の子どもたちに向けて「はだしのゲン」の紙芝居を使って読み聞かせをしていただいている方がいます。このお話は長編ですが、5つの紙芝居に分かれているそうです。高学年の読み聞かせを行う担当となったときに、1話から順に話していただき、卒業する前までに完結するよう工夫されています。前回来校されたときは、5年生に1話を話されました。本日は6年生への読み聞かせを行う日でしたので、いつものように紙芝居をもってこられ、4話を聞かせていただきました。子どもたちも次の展開が気になり、大変楽しみにしています。思いを込めて話されていることが伝わり、子どもたちも聞き入っている様子がありました。
次回は3月上旬に話していただけることになっていますが、いよいよ最終話です。お話を最後まで聞き終わった後、子どもたちがどのような感想をもつのか、今から楽しみです。
 

2月8日(水) 給食ができるまで

苓北町の児童や生徒の栄養指導や管理を担当されている栄養職員の方を本校にお迎えし、学校給食共同調理場で働かれている方々の仕事や毎日の給食ができるまでの様子について話していただきました。5校時に1・2年生、6校時に3・4年生に向けて写真等を見せながら詳しく説明していただきました。共同調理場で実際につかられているたくさんの機械を紹介されましたが、子どもたちは、大変興味をもったようでした。また、働かれている方々が暑い日も寒い日も自分たちのために給食を作ってくれていることを知り、改めて感謝の気持ちを高めていたようでした。
授業の後半で、栄養職員の方に質問をする時間を設けてありましたが、子どもたちならではの難しい質問にも笑顔で答えていただきました。子どもたちの感想では、「感謝の気持ちを大切にして食べたい。」や「私たちのために作ってくれているので、残さず食べたい。」など発表していました。
給食は、子どもたちが楽しみにしている時間です。「校長先生、明日はカレーですよ。」と、次の日の献立を教えてくれる子もいます。子どもたちが安全で、安心して食べられる美味しい給食を日々提供していただき、本当にありがとうございます。
  

2月7日(火) 子どもたちの感性の豊かさ

学校の廊下の色々な場所に、学習の足跡となる作品が掲示してあります。低学年の学習の様子を見た後にふと掲示板を見ると、2年生が初めて詩を作ることに挑戦した作品が掲示してありました。見たことや感じたことを詩に読んでいるのですが、その内容を読んで、子どもたちの感性の豊かさに驚かされました。
お風呂で暖まったのにドアを開けると寒かった経験、跳び箱を跳んだときの気持ちなど、その時々の感情がよく表現されていました。きれいな夕焼けをずっと見続けていたいという気持ちがこもった詩もありました。中でも、題名に「人生」と付けられたものもあり、2年生とは思えない発想にびっくりしました。
このような子どもならではの感性を、大切にしたいものだと思いました。
  

2月6日(月) ボールの音に誘われて

6時間目に、6年生の体育「ボール型ゲーム」でバスケットボールを行っている様子を見せてもらいました。授業が始まる前に、体育館に移動していた一人の男の子が、校長室で仕事をしている私に気付いたようでした。窓越しに見ていると、ドリブルをするジェスチャーをして、バスケットをすることを教えてくれました。その後、校内を回っていたのですが、体育館から聞こえてくるボールの音に誘われて、足を運んでしまいました。部活動で長くバスケットボールを指導していたこともあり、体育館でボールの跳ね返る音を聞くと、心も弾んでしまいます。
担任の先生も入って、熱戦が行われていました。思わず「走れ-。」「シュートを打て!」と声を上げて両チームを応援していました。授業で使うホワイトボードを見ると、単元の計画の終わりの方に「先生方チームと試合をする」という学習活動が書いてあり、楽しみになりました。

1月30日~2月3日

2月3日(金) 来年度もよろしくお願いします

馬場先生には、毛筆指導で大変お世話になっていますが、本年度の授業も最後になりました。毎回授業で指導されている様子を見せてもらっていますが、子供たちに指導する一人として、その姿に学ぶところがたくさんあります。また、日頃何気なく使っている文字の成り立ちやきまりなど、新たな発見がたくさんあり、私の方が勉強になっています。
いつも子どもたちに話されることですが、「一点、一角を手本を見て忠実に書くこと。そうすることが上達する早道になる。」という言葉は、毛筆だけでなく、あらゆることにつながることだと感じます。小学校時代に、このようなことを語りかけてくださる方に出会えている子どもたちは、本当に幸せだと思います。
6年生から感謝の手紙を渡し、「中学校でもよろしくお願いします。」という言葉を伝えました。来年度も、毛筆を通しての人間教育を、子どもたちにも私たち教員にもお願いいたします。
  

2月2日(木) 新1年生体験入学

4月に入学する新1年生の体験入学を行いました。新型コロナウイルス感染症の流行で、過去2年間は保護者説明会のみ実施してきましたが、本年度は、校内や各園の状況を確認した上で、新1年生が来校しての授業体験や交流活動を計画しました。1年生の国語の授業を参観し、授業にも参加しました。また、5年生と色々なゲームで楽しく交流できました。最初は緊張した表情だった新1年生も、1年生や5年生と交流する中で笑顔が見られました。この体験入学での交流を通して、新1年生も本校の子どもたちも、4月の入学式が楽しみになったことでしょう。
今週になって、1年生の子どもたちが朝から駐車場の落ち葉集めや花壇の草取りをがんばってくれていました。「学校が喜んでいるよ。ありがとう。」と声をかけると、「新1年生が来るから、きれいにしてお迎えしなきゃ。」と話してくれました。その言葉を聞いて、感動しました。坂瀬川小の子どもたちは、本当にやさしい子ばかりです。
  

2月1日(水) ご声援、ありがとうございました!

本日、校内持久走大会を行いました。本来は先週実施を予定していたのですが、悪天候による練習不足と走路のコンディション不良のため、本日に延期しました。
天候は曇りでしたが、気温も上がり、子どもたちが全力を出して走るにはよい気候条件となりました。朝から子どもたちを見ていると、張り切っている様子が伝わってきました。また、開始前のウォーミングアップも、いつも以上に力が入っていることを感じました。
平日の午前中開催にもかかわらず、保護者の方々、そして地域の方々にたくさん協力をいただき、子どもたちの安全確保と応援をしてもらいました。本当に有り難いことであり、子どもたちも職員も感謝の気持ちでいっぱいです。
子どもたちも多くの声援に背中を押され、練習よりもよいタイムで走ることができ、終わった後も笑顔がたくさん見られました。本校が充実した教育活動を進められているのも、この「ふるさと坂瀬川」の皆さんのご理解並びにご協力のおかげです。本当にありがとうございました。
  

1月31日(火) みんな集まっての児童集会

この3年間、新型コロナウイルス感染症対策として、屋内での子どもたちの集会活動は、基本的にリモート中心で行ってきました。しかし、校内の状況を見ながら、今回の児童集会は、全校児童集まって実施しました。全員集まっての集会活動は、他学年の聞く姿勢や話す姿勢を見ながら刺激を受けるよい機会であり、リモートでは得られない効果があると考えています。本日は、学級目標に対する反省や委員会活動の総括の発表がありました。
どの学年も、学級活動で話し合った内容を、相手意識をもって堂々と発表してくれました。また、各委員会からの発表も、次年度に向けて取り組みたいことを交えて紹介してくれました。
子どもたちの様子を見ていてうれしかったのは、それぞれの委員会の発表に対して、「○○委員会さんが□□を行ってくれたおかげで、みんなが楽しく過ごすことができました。ありがとうございます。」という感謝を伝える意見が多数出されたことです。これらの意見から、児童会活動に携わった高学年の児童も、達成感や今後の活動への意欲をもつことにつながったと感じました。また、このような児童会の活動に憧れをもち、「学校のみんなのために、こんなことを企画してみたい。」という、更なる意欲にもつながったようです。
本年度も、残り2ヶ月となりました。年度初めに立てた目標の達成に向けて、充実した学級生活や学校生活を送ってくれることを期待しています。
  

1月23日~1月27日

1月27日(金) 雨にも負けずボランティア

本日は、冷たい雨が降る朝でした。天気がよければ、朝から外に飛び出して、校舎周辺の落ち葉集めや学級園の草取りといったボランティア活動をがんばる坂っ子たちですが、雨が降ってはできません。そのような時は、校舎を回って「あいさつボランティア」に取り組む子が多いようです。校長室や職員室にも、「○年生です。おはようございます。」と元気な姿を見せてくれます。
今日は職員玄関前がにぎやかだと思って見てみると、2年生の子どもたちが、ガムテープを使って玄関マットをきれいにしてくれていました。砂ぼこりがテープにくっつくのが楽しかったのか、夢中で作業していました。
3年前から子どもたちに意識付けを図ってきた朝のボランティア活動は、本校のよき伝統となり、大切に引き継がれてきています。自分たちの学校を、自分たちの手で美しく守り続ける子どもたちであってほしいと思います。

1月26日(木) 納豆はどんなふうに食べる?

本日の給食には、納豆がありました。いつものように子どもたちが給食を食べている様子を見て回ると、納豆を一生懸命かき混ぜている場面に出会いました。よく観察すると、納豆をご飯の上にのせて一緒に食べる子もいれば、納豆だけを美味しそうに頬張っている子もいました。以前から何となく気になっていたので、「納豆はご飯に混ぜて食べる派ですか、それとも納豆だけを食べる派ですか?」と、各学級で尋ねてみました。結果は、半々でした。ご飯に混ぜずに食べるという子に理由を聞くと、「ご飯がネバネバするのが嫌だから」や「ご飯は、ご飯だけで食べたい」など、なるほどと思う答えが返ってきました。ご飯に混ぜて食べる子に理由を聞くと、「ご飯がもっと美味しくなるから」と答えてくれました。食べ方はいろいろでも、みんな納豆を美味しく食べていることが分かり、うれしくなりました。
今週は、給食記念週間です。献立を見ると、給食の歴史を子どもたちに知ってもらうために、苓北町で収穫されたものや昔ながらの献立を参考としながらメニューを考えられています。本当に有り難いことです。子どもたちにいつも話していることですが、感謝の気持ちを大切にしながら食べてほしいと思います。

1月25日(水) 冬の遊びをしよう

昨晩から降った雪が残る、大変寒い一日でした。しかし、子どもたちは、朝からわずかな雪を集めたり、水たまりの氷を探して回ったりと、冬を楽しんでいるようでした。
1年生の生活科で冬の遊びを楽しむ学習活動がありますが、子どもたちが手作りの凧をあげていたので、私も加えてもらいました。ほどよい風が吹いていましたので、意外に高く上がる凧もありました。中には糸が絡まってしまい、それをほどくことに時間がかかる子もいました。「校長先生、糸を巻いてください。」とSOSを出してくる子もいて、いろいろな手伝いをすることになりましたが、楽しい時間でした。
  

1月24日(火) はたらくことのよさ

本日、2年生の道徳科の授業を見せてもらいました。「はらたくことのよさ」という主題のもと、教材を通して、みんなのために働こうとする実践意欲と態度を養うことをねらいとして授業が行われました。教材は、 「平成28年熊本地震関連教材『つなぐ ~熊本の明日へ~』」の「しょう来のゆめ」を使い、お父さんや警察官の働く姿を見た主人公の気持ちを考える学習活動が行われました。2年生の子どもたちは、主人公が手伝いや学校の仕事をがんばっている時の気持ちを考えながら、働くことが自分の回りの人たちの役に立っていることや、笑顔につながっていることに気付いていったようでした。また、これからお手伝いやボランティアをもっとがんばりたいという思いを膨らませていたようでした。
授業を見ている私も、子どもたちの純粋な思いに触れ、この子どもたちのためにがんばって働こうという思いが高まりました。
  

1月23日(月) 待っていてくれて「ありがとう」

いつも給食の時間は、各学級を回って子どもたちの様子を見ています。子どもたちが美味しそうに(時には苦手な食べ物もあるようですが・・・・)給食を食べている様子を見ると、私も幸せな気持ちになります。
本日は、早朝から出張しており、学校に戻った時は、給食の終わりの方でした。私も急いで給食を食べましたが、いつものように給食の時間に校内を回ることができませんでした。昼休みに私の姿を見かけた低学年の子どもたちが、「校長先生、どうして今日は、給食の時に来なかったんですか。」と聞いてきたので、「ごめん、ごめん。」と謝りました。子どもたちが待ってくれていることは、本当に幸せであり、有り難いことだと感じた瞬間でした。

1月16日~1月20日

1月20日(金) 朝からがんばる1年生

朝から子どもたちの様子を見ていると、1年生が学級園に植えた花の世話をよく頑張っています。毎日、如雨露に何度も水を入れ、水かけをしています。1年生の会話を聞いていると、「ここの花がのどが渇いているよ。」と話ながら水をかけていて、何となく心が温かくなります。水くみをしている時に、靴に水かかかってしまうこともありますが、何となく折り合いを付けながら作業しています。自分たちの所だけでなく、他学年の学級園にもたっぷり水をかけてくれています。そんな1年生の姿を見ながら、1年生なりに「考動力」「かかわり合う力」がしっかり身に付いてきていることを感じ、うれしい気持ちになります。
  

1月19日(木) よいこと、悪いことを区別して

1年生の道徳科の授業が行われ、参観させてもらいました。本日の授業は、教材「それって、おかしいよ」を使い、よいことと悪いことを区別し、よいと思うことを進んで行うことについて考える内容でした。子どもたちが日常生活を送る中で、よいことと思っていながらも、なかなか言動で表すことができない場合もあります。大人も同じかもしれません。担任から「よいと思ったことをするためには、どんな気持ちが大切でしょう」という問いかけに対して、子どもたちは、教材に出てくる主人公の気持ちと自分の経験等を重ねながら考えていきました。滑り台に並んでいるときに、友だちが横入りをしてきます。その時の主人公の気持ちを色で表現し、その色を選んだ理由を発表していました。また、主人公が横入りしてきた友だちに対して、「それって、おかしいよ。」と言ったときの気持ちや、並んでいる他の人たちの気持ちを多角的に考えていました。授業中に子どもたちからいろいろなつぶやきが聞かれ、1年生の子どもたちがしっかり成長してきていることを感じました。
  

1月18日(水) 目標に向かって

1月27日(金)に、持久走大会を計画しています。例年11月に実施していたのですが、昨年の11月に研究発表会を含め行事等が集中し、子どもたちの疲労や落ち着いた学習環境の確保という点を考慮し、本年度は1月に実施することにしました。3年生以上の自計学を見せてもらっていますが、子どもたちの日記の中に、目標タイムや大会に向けての意欲を表した内容が増えてきました。本日も低学年がコースを使って練習をするということで、お手伝いをしました。子どもたちが一生懸命頑張っている姿を見ると、本当にうれしく思います。私の目の前で、転んでしまった子がいました。泣いて動かなくなるのでは心配しましたが、すくっと立ち上がり、再びゴール目指して走り始めました。
学校で持久走に取り組むときは、目標をクリアしながら進んでいく「マラソンカード」を作っていました。私も体育を担当していたときは、子どもたちが意欲をもって練習できるよう、いろいろ考えながら作っていました。今年の本校のマラソンカードは、委員会の子どもたちがタブレット端末を使って作成したそうです。見せてもらいましたが、よくできていて感心しました。一人一人が目標をもち、その実現に向けて練習を頑張ってくれることを期待しています。
 

1月17日(火) あいさつは届けるもの

本日、3学期の地区児童会を行いました。冬休みの暮らしの反省や登校班の集合時間や集合場所等の確認を中心に、異学年での話し合いが行われていました。
先週の火曜日が3学期の始業式でしたが、冬休み中は、大きな事故やけがもなく、安全に生活できていたようでした。日常の生活場面での振り返りとして、いつも話題となるのが「地域でのあいさつ」です。「地域でも明るいあいさつができましたか?」の問いに、「よくできた」と自信をもって挙手できる子がやや少なかったようです。
本校の職員が、「みんなは、あいさつをしていると思っていますが、何のためにあいさつをしているのだろう。」と尋ねていました。「あいさつは、相手に届けられて『あいさつ』と言えるのじゃないかな。みんなのあいさつは、地域の人たちに届いていますか?」と語りかけ、意識付けをしてくれていることを大変うれしく感じました。
あいさつを相手に届けられる子どもたちを目指し、3学期も粘り強く意識付けを続けていきたいと思います。
  

1月16日(月) 愛情を込めて育てています

最近の温かさもあってか、学級園の花が大変大きく育ってきました。朝から1年生を見ていると、一人一鉢や学級園の花苗に欠かさず水かけをしている様子が見られます。ペットボトルに水を入れて、何度も学級園に向かう姿に、子どもたちの成長を感じます。リビングストンデージーやパンジーなどは、葉の部分がどんどん大きくなってきていることを感じます。小さな草も子どもたちが抜いているので、伸び伸びと育っているのでしょう。
先週末は20℃近くまで気温が上がりましたが、これから寒さも本番を迎えます。厳しい寒さに耐え、春に大きな花を咲かせてくれることを願って、これからも愛情を込めて育ててくれることでしょう。
  

1月10日~1月13日

1月13日(金) 健康おみくじ

低学年の子どもたちが、保健室前の掲示板を見ながら楽しそうにしていました。現在、保健室前の掲示板には「健康おみくじ」が貼ってあります以前にも紹介しましたが、保健室前の掲示は工夫されていて、私も毎回楽しみにしています。子どもたちがずいぶん触ったのか、掲示された当初よりおみくじ用の厚紙が弱くなっていくようです。おみくじ棒を選び、そこに書かれたカードをめくるというものですが、子どもたちの健康面で大切なことが書かれています。午後の休み時間に保健室前を通ると、今度は6年生の子どもたちがおみくじを引いている様子を見かけました。この「健康おみくじ」で楽しみながら、健康な学校生活を送ってほしいと願っています。

  

1月12日(木) 音楽に合わせて

本校のホールから、何やら音楽が流れていました。どんな授業が行われているのだろうとのぞいてみると、4年生が寝っ転がったり走ったりしながら、楽しそうに体を動かしていました。音楽の鑑賞の授業で、「ノルウェー舞曲 第2番」の曲の流れを感じ取り、その流れに合わせて自分で体を動かすといった授業だったようです。子どもたちの様子を見ていると、恥ずかしさなど微塵もなく、思い思いに動きながら、音楽を楽しんでいることが伝わってきました。私もちょっとだけ参加したのですが、子どもたちの表現には敵いませんでした。写真では伝わりにくいですが、音楽の授業を体全体で楽しんでいる4年生の子どもたちは、本当にすごいと感じました。
  

1月11日(水) 子どもたちの発想の豊かさ

校内を回っていると、1年生の子どもたちが廊下の教材棚から何かを探している様子が見えました。何を探しているのかと思いのぞいてみると、図工で使う道具を見つけているようでした。「校長先生、見てください。」と教室から声がしたので入ってみると、色々なものを一生懸命並べていました。1年生の図工「ならべて ならべて」の学習で、教室にある身近なものを並べて、いろいろな形作りに挑戦していました。プラスチックのコップを並べる子、マジックを色とりどりに並べる子、粘土板などをつなげながら道路を作る子など、子どもたちの発想の豊かさに驚かされました。一人で作る子や友だちと協力しながら作る子もいて、面白い学習だと感じました。磁石を持ってきて並べる子もいましたが、いろいろなところにくっついてしまうため、悪戦苦闘していました。
作った形を一生懸命説明してくれる子の話を聞きながら、私もその世界に引き込まれていくようでした。
  

1月10日(火) 目標をもった生活を!

冬休み期間中静かだった坂瀬川小学校に、活気のある子どもたちの声が戻ってきました。本日から3学期がスタートしました。新型コロナウイルスの感染拡大が心配される中ではありますが、朝から子どもたちは元気に登校し、大きな声で「おはようございます」と、笑顔であいさつをしてくれました。
登校した子どもたちは、早速朝からボランティア活動を頑張り、リズムある学校生活のスタートとなりました。感染症対策として、始業式はリモート形式で行いましたが、私の問いかけに反応し、一生懸命聞いてくれていることが、画面越しに伝わってきました。子どもたちには、夢の実現に近付くためために、目標をもって毎日生活してほしいことを話しました。また、夢を叶えるためには、友だちや家族、地域の方々等、自分たちを支えてくれている人たちに感謝の気持ちを表現することが大切であることも伝えました。
教室を回っていると、お正月の思い出を担任に話している光景がたくさん見られ、心に残る冬休みを送ってくれたことを感じました。50日ほどの短い学期ではありますが、一人一人が目標をもち、その実現に向かって努力する学期にしてほしいと願っています。
3学期も本校の教育活動に対して、ご理解並びにご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。
  

12月19日~12月23日

12月23日(金) 充実した76日間でした

本日、2学期の終業式を行いました。新型コロナウイルスの感染状況等を考慮し、各教室をリモートでつなぐ終業式となりました。各学年の代表児童が、2学期に思い出に残ったことや頑張ったことなどについて発表してくれました。2学期は校外での活動や行事等も数多く行いましたので、その時の感想発表の内容もそれらのことに触れたものが紹介されました。原稿を見ずに発表する子もいて、大変感心しました。
私からは、2学期の始業式に「こんな2学期を目指そう」と話をしたことが達成できたかどうか、振り返ってもらいました。また、学校教育目標に沿った活動場面を写真で示し、子どもたちの頑張りを褒め、充実した2学期であったことを話しました。
その後、各教室を周りながら子どもたちの表情を見ていきましたが、それぞれが明日からの冬休みを楽しみにしていることが伝わってきました。子どもたちには、けがや病気には十分注意し、思い出に残る冬休みにしてほしいと話をしました。
2学期も、本校の教育活動に対しましてご理解及びご協力いただき、心より感謝申し上げます。来る令和5年(2023年)が、子どもたちにとってさらに充実した年になるよう願っています。
  

12月22日(木) 日本の伝統 そしてHappy Christmas!

イギリス出身で、現在英語指導コーディネーターをされている先生をお迎えし、3・4年生で交流会が行われました。まず、4年生が国語の学習でまとめた「自分が紹介したい伝統工芸」を紹介しました。扇子や西陣織、肥後象眼など、自分で描いた絵や写真を交えながら、大変分かりやすく発表していました。
その後、英語指導コーディネーターの先生から、イギリスのクリスマスについて、クイズを交えながら詳しく教えていただきました。クリスマスが間近に迫っているということもあり、子どもたちは、興味深く聞いていました。12月25日の4週間前の日曜日から12月24日までの準備期間(アドベント)があることやその期間中に準備する7つのことなど、知らないことがたくさんあり、驚きの声を上げていました。
4年生の発表や英語指導コーディネーターの先生の話を聞きながら、知らないことがたくさんあり、改めて日本や世界は広いことを感じました。
  

12月21日(水) 人権感覚を磨く職員研修

先週までの2週間を校内人権旬間と位置付け、各学年での人権学習をはじめ、熊本県人権子ども集会の実践発表の視聴や人権集会、人権にかかわる講話等を行い、子どもたちも様々なことを学んできました。本校では、人権教育を学校経営の基盤に据え、日々の教育活動を進めています。子どもたちだけでなく、私たち職員も、日々の見方や考え方を振り返り、一人一人が人権感覚を磨く研修を行っています。
今回は、他管内より講師をお招きし、本県が作成している人権研修テキストを使い、ポイントとなる大切な部分を一つ一つ押さえながら、丁寧に説明していただきました。最後に「自分の大切さとともに他の人の大切さを認めること」という人権教育の目標を大切にし、日々の教育活動を進めてほしいと助言をいただきました。大変貴重な話を聞くことができ、大変有意義な研修となりました。
12月20日(火) 元気いっぱい なわとび!

2時間目に2年生、3時間目に1年生の楽しそうな声が聞こえたので見に行くと、なわとびを使った体育の授業が行われていました。2年生は後ろとびやあやとび、交差とびなど、新しい技に挑戦していました。「校長先生、見ててください。」と、あちらこちらから声がかかります。何度も引っかかりながらも、少しずつ上手になっていく様子が見られ、子どもたちはすごいなと感じました。
1年生は、みんなでながなわに挑戦していました。私も回し手になり、授業に参加させてもらいました。最初は怖がっていた子も、みんなに声をかけられ、勇気を出して挑戦する姿が素敵でした。授業後半では、途切れずに連続でとべるようになってきました。
なわとびは、運動する上で必要な調整力を高めることに適していると考えます。今年の冬は、私も子どもたちに負けないよう、なわとびの練習を頑張ろうと思います。
  

12月19日(月) 「ゆきがふりました」

土曜日から日曜日にかけて、天草でも雪が降りました。今日も大変寒い朝でしたが、子どもたちは、歩いて元気に登校してくれました。いつものように、子どもたちと正門で朝の挨拶を交わしていると、一人の1年生が近付いてきて、「校長先生、昨日葉っぱに雪が積もっていました。」と教えてくれました。「葉っぱの雪を集めましたか?」と尋ねると、首を降りながら「とけちゃった。」と残念そうに答えてくれました。雪の降る様子を見ながら、雪遊びができることを楽しみにしていたのでしょう。
朝から校区を見て回っても、どこにも雪が残っていませんでしたので、子どもたちはいつものように登校できると、安心していました。しかし、苓北町の中には、大変雪が積もったところもあったようです。本校の職員から、「我が家の庭の様子は、こうでしたよ。」と写真を見せてもらい、その様子に驚きました。子どもたちのふるさとである苓北町にも、様々な風景があるのだと感じました。
 

12月12日~12月16日

12月14日(水) 薬物乱用防止教室

学校薬剤師の先生を講師としてお迎えし、5・6年生を対象に薬物乱用防止教室を行いました。例年行っている取組ですが、自分の心や体を大切にし、自分の健康や行動に責任をもつことの大切さを考える時間は、今の子どもたちにとって重要な場であると考えています。講師の先生には、「喫煙・飲酒・薬物乱用の害について」という内容でお話しいただきました。この教室も、「ふるさと『さ・か・せ・が・わ』小学校の姿」『わ』・・・たし(の命)を大切にする学校」の取組として、今後も大切にしていきたいと思います。

12月13日(火) 授業参観・学級懇談会 お世話になりました

本日、2学期末の授業参観及び学級懇談会を行いました。平日にもかかわらず、多数の保護者の方々にご参加いただき、心より感謝申し上げます。本校の子どもたちは、2学期の学習や様々な行事等を通じて、心も体も大きく成長してくれましたと感じています。すべての学年の授業を見て回りましたが、子どもたちが集中して学びに向かう姿を見ていただけたのではないかと思います。
保護者の方に向けて発表したり、考えをみいてもらったりする学習活動を計画した学年もありましたが、笑顔で自分の考えを述べている姿が微笑ましく感じました。
   
   

12月12日(月) 金柑が人気です!

近頃、本校の子どもたちの中で金柑(キンカン)が人気です。校地の職員室横に金柑の木が一本あり、実をつけています。例年、子どもたちもあまり気にかけていませんでしたが、先日のチューリップの球根を鉢に植えた際に気付いた子が興味を示し、それが他の子どもたちにも広まったようです。朝から子どもたちが観察に来ては、黄色に色づくのを楽しみにしているようです。
そのような中、本校の地域学校協働活動推進員の方が、学校玄関の飾りとして実のついた金柑を枝を持ってこられました。早速、校長室前と職員室前の花びんに飾っていただきました。とても温かい雰囲気になったのですが、金柑に興味を示している子どもたちが、これから毎朝眺めに来るのではないかと思います。

12月5日~12月9日

12月9日(金) 第2学期人権集会

月曜日から2週間を校内人権旬間と位置付け、各学年で人権学習や人権宣言の振り返りを行っています。本日は、全校児童が集まって人権集会を行いました。子どもたちの集会は各教室をリモートでつないで実施してきましたが、子どもたちが一堂に会して行う集会は、2学期初めてでした。
今週の火曜日に、本校の児童全員が「令和4年度熊本県人権子ども集会」をオンライン(オンデマンド)で視聴しました。本年度のテーマである「COLOR~知る努力、知ってもらう勇気、広がる笑顔~」に基づいて、子どもたちに話をしました。その後、各学年の人権宣言に対する振り返りの発表が行われました。どの学年も日常生活をよく振り返っていて、学級全員でよくできたところやもっと努力が必要なところを発表できました。次に縦割り班に分かれて、「さいころトーク」を行い、時間を忘れるぐらい盛り上がりました。子どもたちの笑顔を見ながら、身近な友だちの得意なことや苦手なこと、考え方などに触れ、少しではありますが、「知る努力、知ってもらう勇気」を感じることができたのではないでしょうか。
最後に熊本県人権子ども集会メッセージに戻り、担当職員が「おはよう」の挨拶の大切さについて、子どもたちに伝えてくれました。
子どもたちの笑顔が広がる、温かい人権集会になりました。
  

12月8日(木) きれいな花を咲かせてね!

朝のチョボラ(チョコッとボランティア)の時間を使って、来年の春に咲くチューリップの球根を一人一鉢に植える活動が行われました。5色の花の色から子どもたちが自分たちで2つ球根を選び、自分の鉢に植えます。「私は白と赤を選びました。」「ぼくはピンクと黄色にしました。」などを伝えに来てくれ、オリジナルの鉢づくりを楽しく行っていました。これから花の生長をしっかり観察していくでしょうし、毎日水かけを頑張ってくれるでしょう。春にどんな花を咲かせてくれるか、今から楽しみです。
私が感心したのは、球根を植えた後の子どもたちの姿です。土がコンクリートの部分にたくさんこぼれていたので、子どもたちの活動が終わってから片付けようと思っていました。そこに現れたのが「ホーキーズ」のメンバーです。すぐに竹ぼうきを持ってきて、コンクリートのところを掃除し始めました。日頃から竹ぼうきを使い慣れているので、あっという間にきれいになりました。その姿を見ながら、最近報じられているサッカーワールドカップでの日本サポーターのゴミ拾いを様子を思い出しました。
こういう気持ちや行動こそ、私たちが大切にしなければならないものではないかと、改めて子どもたちから教えられました。
  

12月7日(水) 坂瀬川の伝統「獅子舞」

3・4年生は、総合的な学習の時間で「坂瀬川のいいところを発見しよう!」というテーマで調べ学習を進めています。本日は、坂瀬川の伝統文化でもある「獅子舞」について、保存会の代表の方を学校にお招きし、その歴史や現在の活動等について聞き取り学習を行いました。
坂瀬川の獅子舞は、昭和10年から80年受け継がれてきたこと、後継者不足により平成26年に一度途絶えてしまったこと、復活を望む地域の方の声に応えて3年前に保存会ができたことなど、多くのことを教えていただきました。また、本年度に実際獅子舞を舞われた映像を見せていただき、子どもたちの興味が高まっていることを感じました。坂瀬川神社の祭り(コロナ禍で、3年間は神事のみ実施)で、校区を回られているので、見たことはある子がいましたが、獅子頭を実際に触らせてもらったときは、驚きの歓声が上がりました。「ぼくも獅子舞をしてみたいです。」「わたしも参加したいです。」という感想を述べる子が多く、保存会の方も喜ばれていました。
子どもたちの中に、ふるさと坂瀬川の自慢がまた一つ増えたようでした。
  

12月6日(火) 学校をきれいにしていただきありがとうございました!

毎月、苓北町シルバー人材センターの方々に来ていただき、子どもたちや職員ではできない環境整備をしていただいています。広い耕地の草刈りや樹木の剪定、落ち葉の処理など、本日のように北風の吹く寒い日や夏場の暑い日も、黙々と作業を行われています。また、子どもたちの学習の妨げにならないようにと、作業場所も考えて進めていただいていました。
本年度の作業も本日が最終日となりましたので、子どもたちからお礼の言葉と感謝のプレゼントを渡しました。帰られる際に、「また来年も頑張るからね。」という言葉をいただき、うれしい気持ちになりました。多くの人たちによって自分たちの学校が支えられているのだということを、子どもたちにもしっかりと感じてほしいと思います。
  

12月5日(月) ユニークなクイズ!

児童会の委員会活動で、ぴかぴか元気委員会が「学校で育てている花の名前クイズ」を作り、全校児童がよく通る廊下に掲示してありました。そのクイズの前に子どもたちが集まり、笑いながら考えていました。身近な草花に興味をもち、子どもたちの栽培活動がより進めばと考えています。どんなクイズを考えてくれたのだろうとのぞいてみると、私も思わず笑ってしまいました。花の写真を印刷しあり、その花の名前を3つから選ぶというクイズですが、音の響きが似ているような言葉かもしれませんが、よくこういう言葉を思いついたと、ある意味感心しました。「トレニア」を選ぶ問題で、「Aトレビアン Bトレニア Cトレーニング」と書いてあるものをみたときは、吹き出してしまいました。
みんなを楽しませようと考えてくれた企画でしょう。月曜日の学校の廊下に、子どもたちの笑い声が響いていました。
  

11月28日~12月2日

12月2日(金) 子どもたちとの会話から・・・・

本校の子どもたちは大変素直で、色々なことを話しに来てくれます。家族とお出かけしたことや前日に食べておいしかったもの、面白いテレビを見たこと等など、聞いていてほのぼのとする内容ばかりです。今朝は、一人の子が近付いてきて、「校長先生、今日は外食です。」と教えてくれました。「いいですね。何を食べに行くのかな?」と尋ねると、「それは分かりません。」とうれしそうに話していました。また、「校長先生、今日の夕ご飯はすき焼きです。」と伝えに来てくれました。「卵を溶いて、くぐらせて食べるとおいしいね。」と言うと、「うちは卵を使いません。」と教えてくれます。その後、すき焼きに何を入れるかといった会話に発展していきました。
風が強く、寒い日が続きますが、子どもたちとお話をしていると、心が温かくなってきます。

12月1日(木) 本格的な冬の到来?

「寒い!」と、思わず声が漏れてしまう朝でした。登校してくる子どもたちの服装も、一気に冬モードになりました。しかし、正門近くに来ると、元気に「おはようございます」とあいさつをしてくれる本校の子どもたちです。
日中も寒い一日となりましたが、昼休みは運動場で元気いっぱい外遊びを楽しむ子どもたちの姿が見られました。追いかけっこやブランコ、サッカー、ドッチボール、一輪車など、寒さを吹き飛ばすように走り回っていました。その後は掃除、午後の授業となりますが、汗をかいた子どもたちの体が急に冷えて、風邪を引かないかと心配になりました。そのようなことを考えながら校舎を回っている時、ふと保健室前の掲示が目にとまりました。
冬休みまで20日を切りました。2学期も残り少なくなりましたが、全員元気で過ごしてほしいと思います。

11月29日(火) 5年生理科「もののとけ方」

理科室から楽しそうな声が聞こえたので行ってみると、5年生が理科の実験を行っていました。単元「物のとけ方」で、ミョウバンの結晶づくりに取り組んでいました。この実験の様子を見ながら、理科の授業を行っていた頃のことを思い出しました。理科専科として3~6年生までの授業を行っていた時があったのですが、このミョウバンの結晶には苦労しました。まず種となる結晶を取り出した後、糸や針金の先にその種結晶を付け、濃度の濃いミョウバンの水溶液に入れて冷やすと、種の回りにさらにミョウバンが付着し、大きな結晶ができるという実験です。しかし、何度やっても糸や針金から種結晶が落ちて、大きな結晶ができず、子どもたちをがっかりさせたことがありました。
子どもたちが笑顔で、「校長先生、結晶ができました。」と見せてくれました。こういう子どもたちの笑顔や驚く表情を求めて授業づくりをしていた頃を懐かしく思い返しました。
  

11月28日(月) 1、2年教室が明るく、暖かくなりました

本校は、校地に大きな樹木がたくさんあり、緑豊かな学校です。しかし、大きく育ちすぎていて、教室に差し込む光を遮っていました。また、校地から飛び出し、落ち葉が地域の方々にもご迷惑をかけていました。この度、教育委員会の支援を受け、大きな木を中心に枝の伐採及び選定を行っていただきました。中庭の大きな木を整備していただいたおかげで、1、2年生教室が明るく、大変暖かくなりました。昨年度までは、寒い季節になると、子どもたちが日の当たるところを探して本読みやお絵描きをしていました。整備していただいてからは、「校長先生、今日は暑いです。」と言う子もいます。
また、正門近くの桜の木やももの木も整備していただきました。毎日、一輪車2~3杯分の落ち葉を子どもたちと集めていましたが、これからは別の場所の掃除ができそうです。いつも私を手伝ってくれている「ホーキーズ」の子どもたちも、「明日は、銀杏の木の葉っぱを集めます。」と言っていました。朝のボランティア活動が、さらに活発になりそうです。

11月24日~25日

11月25日(金) 「ホーキーズ」大活躍!

「校長先生が修学旅行でいなかった間も、いつも校長先生が朝からきれいに掃いてくださっている場所をホーキーズのみんながきれいにしていましたよ。」と、事務の先生が教えてくれました。昨日の朝から落ち葉はきをしようと正門付近に行くと、確かにきれいになっていました。その報告を聞いて、本当にうれしくなりました。
主体的に自分たちの学び舎の美しい環境を守ろうと取り組む子どもたちが育っていることは、何にも代えがたい喜びです。本校の子どもたちに、心から「ありがとう」を伝えたいと思います。
  

11月24日(木) ふるさとの素晴らしさを感じる学習

2年生の生活科でふるさと坂瀬川の探検を行っています。本日は、家族で農業を行われ、健康食材として知られているいちじく、オリーブ、ブルーベリー、ハーブなどを育て、加工して商品化されている「ミナクルファーム」を見学させてもらいました。私も子どもたちを一緒に農園の見学させてもらいました。苓北町の温暖な気候を利用し、日当たりのよい斜面を切り拓きながら、色々なものを丹精込めて作られていることが分かりました。子どもたちは、「しいたけがあります。」「みかんだ。」「これがブルーベリーの木なの?」と歓声を上げながら説明を聞き、そしてタブレットで写真を撮っていました。温暖な地域でも育つブルーベリーの木があることを、私も初めて知りました。笑顔で説明してくださるミナクルファームの方の温かさに触れ、本校の子どもたちは、本当に素晴らしいふるさとで育っていることを実感しました。
  

11月14日~11月18日

11月18日(金) 保育所のお友達からの贈り物

苓北町では、保小中連携の取組として、他の学校、保育園の児童・生徒と本の紹介を通して読書に親しむとともに、交流を深めることを目的とした「読書ゆうびん」が行われています。本校の1年生も、近隣の保育所のお友達に向けて、おすすめの本を選んで紹介しています。保育所からも、園の子どもたちが大好きな本の紹介が届き、職員室横に掲示しています。本年度は、しろくまのお母さんがホットケーキを作る過程を描いた本が紹介されました。合わせて、園の子どもたちが紙粘土で作ったホットケーキも届いています。どのホットケーキもよくできていて、すばらしいと感じました。一生懸命作ったホットケーキを見ていると、何だか温かい気持ちになります。
  

11月16日(水) 修学旅行の準備が着々と進んでいます

次週、町内の都呂々小学校と連合で修学旅行に出かけます。新型コロナウイルス感染症の第8波が懸念されていますが、修学旅行に向けて対策を十分に行っています。修学旅行で平和集会を計画しています。平和への誓いを込めて、子どもたちが千羽鶴を作っています。家族の協力も得ながら、一人100羽折っていて、色ごとに箱に入れてあります。こういう光景を見ると、私が6年生を担任していた当時のことを思い出します。1000羽を越えたということで、いよいよ鶴をつなげる作業が行われていました。
修学旅行に向けての事前学習もしっかり行われていて、一人一人が目標をもって調べ学習を進めています。修学旅行の準備も、着々と進んでいることを感じました。
  

11月15日(火) 休日の楽しい思い出がいっぱい!

本日は、1年生の家庭学習を見せてもらう日でした。1年生の家庭学習の中で、一人一人の日記を見せてもらいました。読んでみると、子どもたちの休日の楽しい思い出がたくさん綴られていました。「家族と散髪に行って、さっぱりしたこと」「弟の誕生日で、プレゼントをあげたこと」「産業文化祭に行って、すのこを作ったこと」「家族で久しぶりに旅行をしたこと」「スイミングに行って、練習をがんばったこと」等など、読んでいる私の方が温かい気持ちになりましたし、元気をもらった気分になりました。
さらに感心したのは、1年生の子どもたちが、しっかりとした文字で書いていたことでした。元気いっぱいの1年生ですが、「学びに向かう力」も確実に成長してきていることを感じました。

11月7日~11月11日

11月11日(金) 読書の秋

リモートで児童集会が行われ、「わくわく図書委員会」から、本への興味を高めてもらうための発表が行われました。低・中・高学年ごとにおすすめの本を選び、どのようなところが面白いのかを紹介してくれました。教室を見て回ると、「知ってる。読んだことがある。」や「おもしろそう。」といった声が聞こえてきました。
委員会から「人気の本ランキング」が発表されると、「やっぱり!」「あのシリーズ、大好き!」といった歓声が上がっていました。低学年では、「ざんねんないきもの」シリーズが人気のようです。高学年では、歴史の読み物や「悩み部」シリーズが人気でした。
夜も長くなり、読書にはぴったりの季節です。明日から休日ですが、家庭で読書に親しむ時間を作ってみらることをお勧めします。
  

11月10日(木) 「親の学び」」講座

本日、次年度入学予定の子どもたちを対象に就学時健康診断を行いました。子どもたちが様々な検査をしている間、保護者の方々に入学に当たっての準備等について、各担当から説明しました。また、子育てに関する悩みを保護者間で共有できるよう、「親の学び」講座を行いました。
本校教頭が進行しましたが、自己紹介やアイスブレイクを取り入れ、大変和やかな雰囲気で講座が進みました。「さいころトーク」では、家庭での子育ての様子なども話題になり、大変盛り上がっていました。
私も経験者ですが、子どもを育てるに当たっては、色々な悩みが出てくるものです。保護者の方々と子育ての悩みを語り合う時間は、とても有意義だと感じています。今後も、このような時間を作っていければと考えています。
   

11月8日(火) 花いっぱいの美しい学校に向けて

朝から正門のところで子どもたちの様子を見ていると、ほとんどの子がブレザーを着て登校するようになりました。朝晩は、ずいぶん寒くなりました。最近まで学校を彩っていた温かい時期に咲く花々も終わりを迎え、少し寂しく感じていました。しかし、来年の春に学校を華やかに飾る花々の準備が着々と進んでいます。
本校では、種から花を育てています。小さな芽をポットに仮植し、大きくなったら鉢やプランター、花壇に子どもたちの手で定植します。現在、たくさんのポットに花の苗が育っています。ここに至るまでには、本校の事務や主事の先生が中心となって、子どもたちでは調整が難しい日当たりから水かけの加減まで考え、熱心にお世話をしてくださっています。本当に頭が下がります。
この花の苗たちが、そろそろ定植の時期を迎えます。これから寒い冬がやってくるのですが、花の苗を見ていると、来年の春が待ち遠しくてたまりません。
  

11月7日(月) 3・4年生の期待に応えて

毎日、子どもたちが給食をおいしく食べている様子を見るために、全学年を回っています。ある出来事をきっかけに、3・4年生で誕生日を迎えた子がいる日は、私が廊下から「Happy birthday to you」を歌いながら入ってくることになっています。担任も子どもたちもそのことを期待しているようで、「校長先生、今日は○○さんの誕生日ですよ。」と、わざわざ教えに来てくれます。子どもたちの期待を裏切ることはできませんから、そのリクエストに応えて、本日も歌いながら教室に姿を現したところ、みんなで大喜びして迎えてくれました。誕生日を迎えた子も、満面の笑顔を見せ、うれしそうにしています。
担任の先生から、「校長先生、11月に誕生日を迎える子は一人なんですが、来月は4人います。頑張ってください。」と笑いながら話してくれました。3・4年生の子どもたちの期待に応えて、来月も頑張りたいと思います。