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湯気と泡の正体は?(4年生)

 本日の理科でも「水のすがたと温度」の学習を行いました。前回の実験やその前の授業の時に出ていた「湯気の正体は何だろう。」という疑問や「沸騰している時に出ている泡正体は何だろう。」という疑問について考え,実験を行いました。

 予想では,「湯気の正体は水である。」というのは満場一致の考えでした。「ラーメンを食べているときなどに湯気に手をかざすと湿るから。」と言ったような,生活経験から予想を立てていました。

 しかし,泡の正体については,「空気である。」という考えと「水蒸気(水)である。」という考えの2つに分かれました。

 「空気」だと考えている子は,「お風呂で洗面器をひっくり返すとブクッと泡が出るから。」と考え,「水蒸気(水)」だと考えている子は,「ビーカーの中に水しか入っていないのに,空気が出てくるのはおかしいから。」と考えていました。

 今回は湯気の正体を探る実験と泡の正体を探る実験の2つの実験を行い,実験中にスプーンの裏やポリ袋の中に水がついていくのを見て,「お~やっぱり予想通りだった!」という発言も聞こえてきて,自分が考えた予想と照らし合わせながら実験をしているんだなと感じました。