This is US! ~学校生活~

「10年後の南関町」へ 〜6年生のまなざし〜

10月8日、南関町交流拠点施設「ukara(うから)」で行われた町制施行70周年記念式典に、本校の6年生が代表として参加しました。 式典では、「10年後の南関町」をテーマに、子供たちが未来の町の姿を発表しました。

総合的な学習の時間「大好き!南関町」での学びをもとに、3つのグループに分かれて考えた提案は、どれも子供たちの視点と願いが込められたものです。

「買い物や遊び、仕事ができる多目的ビルをつくって、町をにぎやかにしたい」 「体育館にエアコンをつけて、暑さに負けず安心して学べる学校にしたい」 「南関町の歴史や文化を大切にしながら、外国の方と交流できるイベントを開きたい」

どのグループも、自分たちの言葉で堂々と発表し、会場の皆さんからは「子供たちの発想に感心した」と、あたたかい拍手が送られました。

この発表の思いをさらに広げてくれたのが、6年生の森川くんの熊本日日新聞の【若者コーナー】に、「町に路面電車を走らせたい!」という夢を投稿しました。 高齢者や子供たちがもっと安心して移動できる町にしたいという願いが込められた提案は、11月23日の紙面に掲載され、多くの方々の心に届きました。

子供たちのまなざしは、今の町を見つめ、未来を想像し、やさしく、そして力強く語りかけてくれます。 これからも、地域とともに歩みながら、子供たちの声が町の未来をつくっていくことを、私たち大人も大切にしていきたいと思います。