This is US! ~学校生活~

南関第三小学校について「チャレンジ! もっと前進!」

南関第三小学校では、「ウェルビーイングが循環する『地域とともにある学校』」というビジョンを軸に、児童・教職員・保護者・地域・行政の五者がつながり合う学校づくりを進めています。学校・家庭・地域が一体となって子供たちの学びと心を支え、「うれしさ・安心・誇り」が行き交う構造をつくることが、本校の大きな特徴です。育てたい力として「協力する力」「考える力」「やり抜く力」を掲げ、学校スローガン「チャレンジ! もっと前進!」を合言葉に、授業・行事・生活・地域連携など五者連携によりすべてをこの3つの力につなげるよう工夫しています。

 学びの面では、算数科などの授業改善に取り組み、図や数直線、話し合い活動を通して「自分の考えを筋道立てて表現する力」を育てています。南関町教育委員会の指導主事による授業参観と助言を受けながら、「分かった」「できた」を実感できる授業づくりを進めていることが、ホームページでも紹介されています。また、国語科や週末作文、新聞投稿の取組を継続し、田植え体験などの学習や行事を文章にまとめる活動を通して、思考力・表現力を高めています。子供たちの作文が熊本日日新聞に掲載されるなど、学びの成果が地域にも広がっていることが、本校ならではの温かい特色です。

 新聞投稿の取組では、単に「書いて終わり」ではなく、体験を振り返り、感じたことや考えたことを自分の言葉で綴ることを大切にしています。田植えや地域行事、環境学習など、子供たちが実際に経験したことを題材に、構成を考え、推敲を重ねて文章を仕上げていきます。こうしたプロセスを通して、「考える力」と「やり抜く力」が育ち、完成した文章が新聞に掲載されることで、子供たちの自信や「誇り」につながっています。ホームページには、掲載された作品やその背景となる学習の様子が丁寧に紹介されており、地域とともに学びを深める姿が伝わってきます。

 心の面では、6〜7月上旬を「心の絆を深める月間」として、「自分を大切にし、他の人を大切にする」ことを全校で考え合う取組を行っています。「人がうれしいことをする」「助け合い・支え合う」「いじめをしない」の3つを意識し、生活目標「友達との仲を深めよう」と連動させながら、あいさつや言葉づかい、友達との関わり方を見つめ直しています。熊本県人権センターの人権メッセージ作品集を紹介する場面もあり、子供たちが互いを思いやる心を育てる工夫がなされています。

 生活面では、「プロジェクト南関三小」として、学びつくり部と心と体つくり部が中心となり、1か月ごとにテーマを決めて全校で取り組む共通実践を進めています。休み時間のうちに次の準備をして待つことや机上の整理整頓、名札や帽子の正しい着用、「さきどりあいさつ」など、短期間で重点的に取り組むことで、子供たちが意識しやすく、達成感を味わいながら良い習慣を身につけられるようにしています。高学年が下級生に優しく声をかける姿も見られ、学年を越えた温かい関わりが広がっています。

 

地域との連携では、書写の達人による特別授業、郷土学習、環境学習、栽培活動など、南関町の自然や歴史、施設、人材を生かした学びが数多く行われています。南関中学校の生徒による職場体験・地域貢献活動では、先輩たちが授業で児童に寄り添い、環境美化に汗を流す姿が紹介され、小中の温かな絆を再確認する機会となりました。

 このように、南関第三小学校は、「チャレンジ! もっと前進!」のスローガンのもと、一人ひとりが自分らしさを輝かせながら前に進めるよう、村岡校長先生を中心に教職員・保護者・地域・行政が温かく支え合う姿が、ホームページの随所から伝わってきます。学校だよりでも、こうした取組を丁寧に紹介しながら、これからも「ウェルビーイングが循環する地域とともにある学校」をめざして歩みを進めていきたいと思います。