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豊かな心に裏打ちされた確かな学力の育成 〜南関第三小学校の願いと実践〜

南関第三小学校では、「やさしく・しっかり考え・たくましい南関三小っ子」の育成を教育目標に掲げ、子供たちの心と力の両面を育てる教育を大切にしています。 その中心となる考え方が、「豊かな心に裏打ちされた確かな学力の育成」です。

■ めざす学校像
学校が目指す姿は、次の3つの柱で表されています。

安全・安心に学べる学校
学びが充実した学校
地域とともにある学校
この中でも、「学びが充実した学校」という言葉には、子供たちが安心して自分の考えを表現し、仲間とともに学び合う環境づくりへの強い願いが込められています。

■ 豊かな心を育む日々の学び
ホームページでは、子供たちが授業や活動を通して、豊かな心に裏打ちされた確かな学力を育んでいる様子が紹介されています。

たとえば、理科の授業では、「どうしたらもっと溶けるのかな?」という問いから始まり、子供たちが予想を立て、実験を通して確かめ、仲間と話し合いながら考えを深めていく姿が見られます。 その過程には、自分の考えを大切にしながら、他者の意見にも耳を傾ける姿勢が育まれています。

また、企画委員会による「全校遊び」の取組では、子供たちがふせんにアイデアを書き出し、掲示板で共有しながら、みんなが楽しめる遊びを自分たちで創り出す喜びを味わっています。 こうした活動は、思いやりや協力する力、創造する力を育てる大切な場となっています。

■ 確かな学力を支える指導の工夫
南関第三小学校では、確かな学力の育成に向けて、「協力する力」「考える力」「やり抜く力」の3つを重点的に育てています。

協力する力:相手を思いやり、助け合いながらともに高め合う力
考える力:自ら問いをもち、深く考え、他者の意見に耳を傾ける力
やり抜く力:困難に向き合いながらも、最後までやり遂げようとする粘り強さ

これらの力は、教科の学びだけでなく、生活や体験活動の中でも育まれており、子供たちが自分の学びに向き合い、成長を実感できるような支援が行われています。

■ 教職員の姿勢と学校経営
教職員は、「子供一人ひとりを認め、褒め、励まし、伸ばす教師」「授業で勝負し、子供を伸ばす教師」として、子供たちの可能性を信じて関わる姿勢を大切にしています。 また、学校全体で「共通実践」を共有し、日々の教育活動を振り返る「リフレクション・サイクル(AAR)」を通して、学校組織としての成長を目指すマネジメントが行われています。

 
南関第三小学校では、これからも豊かな心に支えられた確かな学力の育成を通して、子供たちが自分らしく輝き、未来を切り拓いていけるような教育を進めていきます。