2019年4月の記事一覧
『赤飯』
ピカピカのランドセルをしょって登校班で歩いて学校へ。
着いたら教室でランドセルから道具を出して、学習の準備をし、朝ラン、そしてミーティング。
全部にお兄さんやお姉さんが手伝ってくれたり、横にいてくれたり、後ろから手をそえてくれたり、こちら(T)の出番はありません。
職員は朝会をしている間も、1年生は6年生の伴奏で校歌を教えてもらいます。
まだ歌詞の意味はわかなくても
「♪コッコ~ロ ゆったかに ひっとむっちゅぶう~ コッコ~に はげんで ミーオ きったウ~♪」
給食の配膳を終えて、給食エプロンのたたみかたを教えてもらいながら、1年生が 覚えた分の校歌を鼻歌でうたっていました。
4月15日 今年度になって4回目の給食の日。
お祝いメニューで『赤飯』をだしてくださいました。
給食と一緒に届く、栄養教諭からの給食ひと口コメントを、委員会の子が放送します。
中原小は3年生から委員会活動が始まります。
「入学お祝いメニューで、赤飯を炊きました。
一年生のみなさん、おめでとうございます。
日本では昔からお祝いごとには赤飯を炊いてみんなでお祝いをする風習があります。
さて、新年度がスタートし、給食も4日目となりました。
学年がひとつあがった分、量が少し増えています。
みなさんの体が大きくなる分、栄養も必要になってくるからです。
少しずつ慣れてくださいね。」
はじめての放送の時には、先輩お兄さん・お姉さんが一緒に放送室へいき 横にいてくれますが、放送の声はふるえていました!!
学校便り「ぎんなん」をアップしました。
学校便りNo.28をアップしました。
ご覧ください。
ピノキオ その2
4月10日 雨(さくらのはなびらが車のもようになっていました。)
「少々の雨なら歩くようにしましょう。」と、同じ登校班の保護者の方が、年度末の集まりの時にお話しされていたのが耳に入ったのを思い出しました。
「歩いてくるときに、落ちていてもったいないから拾いました。」
と帽子に入れたりして持ってきていた桜。
小国警察署交通安全課からお二人おいでいただき、安全な歩き方と自転車の点検の仕方を含めて教えていただきました。
信号の渡り方では「中原の信号はどこにあるかな?」の質問に????となっている子もいましたが、実際に班ごと歩きながら、班長に頼らず一人ひとりが左右をたしかめて声を出すことを練習しました。(中原には信号はありません。ある意味、だから!むずかしい・・・。)
まとめで見せてもらったDVD(字幕入り)は、ピノキオが事故にあいそうになるのを助けてもらうストーリーで、クイズになっている交通安全のポイントを一緒にたしかめました。
晴れていれば運動場で自転車の実技を含めて練習をする予定でしたが、雨なので職員が一緒に歩いて下校をしながら、危険なところを確認しました。
小規模学校の閉校・統合が全国的にはすすみ、スクールバス登校がふえるなか、中原では新年度から『歩いて』の登校班がひとつふえました。
ちょっとこわいところがある、と杉で暗いところのことを言っていた子もいましたが、福嶌さんが迎えに来てくれて、こわくなかったよ と言っていました。
あんなにきれいだったのに、もう散ってしまいました。
待ったなしの春です。
ピノキオ その1
入学式
ちょっぴり緊張していましたが、式での担任の先生の氏名点呼に、大きな声で返事ができた、ピッカピカの新入生4名でした。
本校3年目突入の校長先生から式辞です。
今年は教育目標を少し変え『自ら考え伸びていく』をいれたことは、小さい学校だからこそ!中原のブランドを保つ・・・現状維持ではなく、さらなる成長をするためにがんばりましょう!
『地域とともに夢実現に向けて』は変えずにそのままであることは、来賓としておいでの中原後援会さん 区長さん 民生委員さん 老人会さん 婦人会さん 学校安全指導員さん 郵便局さん・・・・町や中原地域の方々、保護者の方にたくさんお世話になっている、そのことへのお礼も含めてのあいさつと、新しい教育目標の紹介、そして宣言のようでした。
お客様方からお祝いに、
○「おはようございます」「ありがとう」「いただきます」など大きな声であいさつをすることの大切さ。
○新しい紙幣の人物がかわるニュースで、小さいころにこの町でも過ごした、北里柴三郎博士が決まったことをうれしく思っている。
○小学校は、いやーな宿題や勉強、きつーい体育があるかもしれない、こわーい先生がいるかもしれない。でも、楽しいこともあるかもしれないからがんばって!いつも応援してる。
○『令和』の新しい時代を生きる子どもたちに力をつけてください。
・・・・などのお言葉をいただきました。
教頭先生がお客様方の紹介をしたときに、「おめでとう」+αのメッセージがありました。
中原の歴史の本を書かれた方からは、
「入学おめでとう。今日、この式に来るときに75年前の自分を思い出していました。
出がけにじいさんから、「元気にあいさつして来いよ!」と言われ、「はい」とは答えたものの、式ではピノキオのように、カクカクなりながら歩きました。」と。
毎朝、子どもたちの登校の時に自転車でついて安全見守りをしてくださる方からは、
「入学おめでとう。今年も毎朝 顔を見に行くよ。」と。
また一年、中原小学校をどうぞよろしくお願いいたします。
のびる
4月8日の朝ミーティングのお題は『春休み たのしかったこと』でした。
友だちの家に遊びに行ったこと 家族でお泊り バーベキュー 家の山の野焼き しいたけのコマうち 買い物 かけっこ教室 いとこと集まっての遊び 阿蘇山 動物園 家でダラダラ 病院 きょうだいの入学・入園 習い事などなど・・・。
1年前は、この場でなかなか発表できなかった子が、「○○と□□と△△です。」とちょっと余計に発表していたり、声がおおきくなっていたり、うれしい一日、そして一年の始まりになりました。
新しい3名の先生を迎える就任式では、毎年新6年生が歓迎の言葉を言います。
昨年度末から自宅で、春休み中のかけっこ教室の途中も、自分で練習を重ねていた成果を発揮したあと、全員そろって新しい先生に「よろしくお願いします」と大きな声であいさつをしました。
春休み中にひとつ 学年も教室も階段を上った子どもたち。
新しい教室、新しい先生と、今年がんばることなどの目標を考えて書いていました。
今年も全員に無償(ただ)で教科書が配られました。
町の広報誌『きよら4月号』9ページにも、ご自身が小学校に通った頃(昭和30年入学)は教科書が有償で、買わずに兄のおさがりをもらい、みんなと同じ新しい教科書が欲しかったという経験があること、
3月はじめ、小国郷の劇団で、何度も無償要求の交渉をされる側の高知市教育長役で出演したをした公演(当日は観に来て下さった方から花束ももらっていました)に参加したこと、
その観覧者の方の感想の記事がありました。
当たり前のように思っていたこと。
でも実はそうでないという歴史や事実を、(今は聞く 知る だけですが)情報不足や無関心にならないため!に。
全教室で先生から教科書をただにするために、憲法の学習をした人、生活をかけて運動をした人たちがいたことの説明がありました。
春休みに入る前に、各学級の先生から宿題が出されていたので提出していました。
年度初めのいろんな仕事に加えて、春休みの宿題のマルつけ。
担任の先生は「しもた~、宿題やらださんならよかった・・・。」とか言いながらも、ワークやプリントのマルつけをしていました。
『きよらっこノート』を見ながら「これがいいとだもんねぇ。」と言って、職員室で日記を読んでくれました。
「きょうのあさ、おとうさんとおかあさんとわたしとおとうとといもうととで きゅうりばたけで トラクターにお父さんといっしょに 3人一人ずつのりました。
たのしいなあとおもいました。
わたしがのるのがさいごだったから、まっているとき のびる という草をもってかえって おままがとでおみそしるをつくったりしました。
きょうはとてもたのしかったです。」
始業式で校長先生のお話は、新しい教育目標の説明、そして最後のスライドは、今朝の通勤の途中で見つけた『つくし』の写真でした。
教育目標の『自らのびていく「中原っ子」』
「主体的な学習でのびていく学校づくり」にこだわる今年、節目を大切にのびる『つくし』です。