ともに「自ら」学びに向かう児童の育成
ロイロノート活用研修
GIGAスクール構想で大津町に導入された一人一台タブレット。
大人より,子供の方がさくさく使いこなしている感もあり・・・。とにかく教師が使いこなせるようにスキルアップせねば・・・という目的で、クロムブックを持ち込んだ実践的研修を行いました。
講師は,熊本大学大学院教育学研究科の大塚芳生教授。本校の学校運営協議会の会長でもいらっしゃいます。
6月16日(水)の本校のアクティブ・ラーニングルームにて、じっくりクロムブックに浸りました。
まずは、本校職員による事例紹介です。低学年部:花田教諭、中学年部:堀田教諭、高学年部:木村教諭による事例紹介では、実際に児童が取り組んだ課題を職員も体験しました。
「え・これってなんだ?」「どこ押すと?」と一番困っていたのは、校長の私でした・・・(^^;)
次に、学年部ごとに協議をしました。どう活用していくのか、話し合い、操作しました。密寸前まで顔を寄せて、熱心に互いの画面を見合いながら情報交換。
そして、協議した内容の紹介。様々な活用事例がありました。
最後は,大塚教授のまとめ
様々な活用事例やロイロノートの成果や課題の紹介とともに、文房具の一つとしてICT機器を活用すること。ICT使用を目的化しない、あくまで手段であること等を確認しました。
この学びを、子供たちの学習にしっかり届けたいと思います。
令和3年度の初授業研究会
1 研究授業【5年3組 算数】德渕剛希教諭
今年度初の大研は、野口研究主任ではなく教職員大学で学び始めた德渕教諭。
研究主任は、今年度授業研の「トリ」を努めていただく予定です。
さて、5年生の算数は、単元「簡単な場合の比例」(3時間扱い)の2時間目。長方形の横の長さの変化と面積の変化を表にまとめながら、子供たちが探っていきました。
電子黒板も効果的でした。何よりも、友達の考えとの出会いで、一緒に課題を解決したという達成感を味わうことができたのでは、と思います。
2 授業研究会
今年は、授業研究会のスタイルも”アップデート”。これまでは、授業者の自評の後、討議の柱に基づいて、
小グループでの意見交換→全体での発表 という、流れでしたが、
今年は、私たち職員にも配付されたタブレットを使っての協議を試みました。
ICT支援員も同席してくださり、操作への困り感は少なく、スムーズな運営でした。
カードに書き込む作業がメインです。Yチャートやピラミッド・チャートを使って、野口研究主任のファシリテートの下、個々の思考が整理されました。ちなみに、これらのシンキングツールは、昨年度天草の牛深東中学校に視察訪問して得た、ありがたいありがたい財産です。
研究会の後半では、これからの授業実践にどう活かすかという視点で本時の授業を個々が振り返りました。
タブレットの活用で、授業研究会での学びが確実に蓄積されていきます。それはまさに職員のスタディ・ログ。これが授業力の向上に、それが室っ子の確かな学力の定着につながるはずです。
結びは、授業研究会のまとめ。大津南小の福田恒臣教頭先生にご指導・ご助言をいただきました。
算数教育のプロフェッショナルからの具体的なアドバイスの中でも、特に、「本校で育成を目指してい資質・能力に関して、整理できた」という感想が多くありました。
福田教頭先生のご指導に感謝します。このご指導を糧に、さらに充実した授業実践に取り組めそうです。
円を変形させて、面積を計算で求める方法を考え説明しよう【授業研究会】
9月9日(水)、德渕教諭による算数科の授業研究会を行いました。6年3組の子供たちが興味を抱きながら、集中して取り組む姿が印象的でした。特に、タブレットを使って円を等積変形するシミュレーションを確認する場面では、「おぉ~」と声が上がり、(参観している私たちも同様(^^)おぉ~!と心の声を上げました)今どきのツールの便利さ!以前は、色紙や画用紙をチョキチョキ切り、視覚的に示していたとか。教材教具も進化したもんです。また、タブレットをスマートに使いこなす子供たちも、さすが今どき。ものすごい時代になりました。
さて、本時のめあてはタイトルに示したとおりですが、本授業では、本校で重点的に示す6つの資質・能力のうち、特に「問う力」の育成を図りました。児童間で仲間の意見を再現させたり、そこから問うたりする表現力、さらに仲間の意見から考えを深めていく、そんな過程を大切にしました。
この日は、助言者としておいでいただいたお隣の大津小の宮脇真一教頭先生から、たくさんのご示唆をいただき、とても実のある授業研究会となりました。
本年度もやがて折り返し。「ともに学び合う児童の育成」を目指して、今後も授業研究に取り組んでまいります。
暑い夏の熱い研修~資質・能力の評価指標(ルーブリック)を見直すワークショップ
8月7日(金)前期前半の最終日は、黒毛和牛のビーフシチューという豪華な給食を堪能した後、子供たちを送り出し、職員は校内研。県立教育センターの長島義直指導主事、増藤孝成指導主事を講師にお招きし、「室っ子ぐんぐんルーブリック」の見直しを行いました。
全体ガイダンス→部会別ワークショップ(なかよく・かしこく・たくましくの3部会)→全体確認→指導助言
というフルコースです。時間は120分。
感染防止に気を遣いながら、意見交換を進めます。
部会研の報告をする山本教諭
左端は野口研究主任。かしこく部の報告です。
後藤健征教諭が、最後の謝辞の中で指導主事のお二人へのお礼と共に「最後まで全力で走り抜けた」と。
ほっと一息とはいかず、熱い研修でした。
夏休み明け、子供たちに還元して、もっと質の高い室小の教育を創っていきます。
学習道具についてのきまり・おねがい
学習道具についてのきまり・おねがい
学習道具について、4月に学校から配布している「学習道具についてのきまり・おねがい」についてのプリントです。
ご確認をお願いします。