ともに「自ら」学びに向かう児童の育成
大津町学校人研教育研究会
大津町学校人研教育研究会
大津町学人研前期授業研究会が本校で実施されました。
各学年、1クラスが授業を公開し、その後、学年部ごとに授業研究会を行いました。
各学年の授業の様子を以下に紹介します。
1年 主題名「かお」 出典名「きずな」
2年 主題名「いただきますってなに」 出典名「夏休みの友」付録
3年 主題名「もやもやがき」 出典名「にんげん」
4年 主題名「トンネルに絵をかこう」 出典名「自主教材」
5年 主題名「くらしのこと」 出典名「自主教材」
6年 主題名「なこごて腹んたつ」 出典名「きずな」
私は、2年の事後研究会に参加しました。
その中で、人権学習は、周りの子どもたちの中心に据える子どもへの理解がすすみ、その子どもが元気になる学習だという言葉がとても心に残りました。
また、題材を決めるときに、この子どもたちにとって価値あるものか、なぜ今学習する必要があるのかを考えることが大切だという言葉も印象に残りました。
食肉・皮革産業の学習からは、様々なことを学べます。
「命をいただくこと」の意味を考えること、私たちの生活には様々な仕事があり、働く人々に支えられていること、また、それらはつながっていることなどです。
2年生の子どもたちにとって、価値ある大事な学習であると思います。
牛は鳴き声以外、捨てるところがなにもありません。肉として食べるだけでなく、油にもなるし、皮としても使います。骨だって使います。
そんな牛を育て、解体し、私たちの元に届けてくれる素晴らしい仕事をしている方々への思いを子どもたちが知り、その感動を周りに伝えていけるような子どもたちに育てていきたいです。
絶対に、差別らくがきをするような悲しい人にはなってほしくないし、「人を大事にする」心を育てていきたいと思います。
これからも本校職員は、研修を積み、子どもたちとともにさらに人権感覚を高めていきます。
2年3組 野口教諭による大研
2年3組 野口教諭による大研
6月21日、野口教諭による研究授業を行いました。
本校は、「熊本の学び」研究指定校となっており、全校あげて研究に取り組んでいます。
さて、その授業の様子は、研究通信でお伝えします。また、当日の写真と指導案をアップします。ご覧ください。
事後研究会では、菊池教育事務所から、川田指導主事に来ていただき、ご指導・ご助言をいただきました。
量感とは何かということ、技能を評価するので、「分かった」で終わる授業がよいことなどをお話いただきました。
その他、ある子どもの授業中の様子を共有することとそれを授業改善のチャンスにすること、算数とキャリア教育のつながり、「楽しい、分かった」と知的興奮のある授業作りの大切さなどもお話いただきました。
校内研修を通して、教師のスキルをアップさせていくことの大切さを改めて感じることができました。
ベテランの先生と若手の先生が共に学び合う室小学校の雰囲気のよさなどをほめていただきました。
「熊本の学び」研究指定校
「熊本の学び」研究指定校
室小学校は、昨年度から、熊本県教育委員会の研究指定を受け、今年度、「学びに向かう力」の育成~『主体的な学び』へ導く学習指導の工夫~という研究テーマで研究を進めています。
「主体的な学び」とは、わくわくしている姿、試行錯誤しようとしている姿、理解が深まった姿、学びを広げようとする姿であると共通認識し、本校職員が日々授業に取り組んでいます。
6月20日には、義務教育課から校内研修に来ていただきました。まず、室小学校の「研究の目的」は何かを本校職員に問いかけられ、以下の2点を確認しました。
○「学びに向かう力」を育成する
○「学びに向かう力」を育成するための「主体的な学び」に導く授業の工夫とは何かを明らかにする
次に、その検証方法はどうしたらいいかを問いかけられました。
本校職員からは、アンケートを取ることや外部から評価してもらうこと、教科ごとに観点に沿ったより細かい評価規準を設定して評価することなどの意見が出ました。
その後、学習構想案についての説明をいただきました。なぜ、学習指導案ではなく、構想案かというと、
教師が子どもの「学び」の視点から学習を構想し、教師と子どもとでその構想を共有することを目指しているからだということです。
構想案では、単元計画が最初にきています。それは、
学習の構想につなげるために、まず初めに単元・題材のまとまりを、教師が意識してほしいからだそうです。
この研修をこれからの日々の授業作りに生かし、室小学校の職員一同、子どもたちのためにがんばっていきます。
校内研通信をアップします!
室小学校授業作り、学習道具についてのきまり・おねがい
校内研修で、室小学校の授業作り、平成31年度スタート版が提示されました。
教師の授業に向かう姿勢、児童の学びの姿勢、教師の話し方、授業の流れ、個別の指導、板書の工夫を載せています。
学習道具についてのきまり・おねがいと共にアップしますので、ご閲覧ください。
校内研通信 「うまくいかなかった」から学ぶもの
校内研通信、今回は德渕教諭の「うまくいなかなった授業」です。
なにがうまくいかなかったのかは読んでいただきたいのですが、なぜうまくいかなかったかを授業者自身が分析している点に価値があると思います。
授業者が信念を持ちながら授業をすることで、反省点も具体的なものになってくるのでしょう。
米多教諭の研究通信
内田教諭の算数通信
菊池郡市教科等研究会での授業 算数科と外国語活動
1月末、本校で菊池群市教科等研究会の算数科部会と外国語部会が行われました。
算数科では内田教諭が、外国語活動では野間口教諭が授業を行いました。
当日の指導案と授業の記録を公開します。
(算数科)
(外国語活動)
「熊本の学び」研究紀要をアップします
内田教諭の研究授業
遅くなりましたが、内田教諭の研究会についてアップします。
なお、研究通信(PDF)に児童の画像があります。
研究の範囲内でのご活用をお願いいたします。
2年1組 算数科指導案(10.26)完成版.pdf
校内研通信18 .pdf
校内研通信(德渕教諭の公開授業について)をアップしました
校内研通信(米多教諭の研究発表会授業について)をアップしました。
米多教諭が行った国語科の研究授業について、校内研通信としてお届けします。
また、当日の指導案もPDFファイルとして添付します。
校内研通信15号をお届けします
先日の研究発表会には多数の先生方においでいただき、ありがとうございました。
今回は、その研究会の内容ではありませんが、德渕教諭が全国大会で授業をして参りましたので、その一端を紙面にてお伝えします。
研究発表会 德渕教諭(算数科)の主張点を紹介します
10月26日に公開する授業について、授業者の主張点を紹介します。
4年1組 德渕剛希教諭
単元名 がい数とその計算(啓林館)
本単元の学習では,四捨五入の知識・技能の習得に意識が向けられがちである。
しかし,大切なのは「なぜ四捨五入するのか」という目的であると考える。
本時は単元の1時間目にあたる。
基の数を大きく見積もったり,小さく見積もったりしている問題場面に「なぜ基の数より大きくみたのか」等の問いを児童から引き出しながら,思考させていく。
概数を扱う際には目的を明確にするという素地を培わせたい。
研究発表会 内田教諭(算数科)の主張点を紹介します
10月26日に公開する授業について、授業者の主張点を紹介します。
2年1組 内田武瑠教諭
単元名 かけ算(1)(啓林館)
本時は,単元の後半にあたる。
基準量が後に示される問題の立式の妥当性について考えていくことを通して,乗法の意味理解を深めていきたい。
そのためには,図を活用して,話し合っていくことが重要である。
対話を通して,自分や他者の考えを変容・補強していく態度を培いたい。
研究発表会 米多教諭(国語科)の主張点を紹介します
10月26日に公開する授業について、授業者の主張点を紹介します。
6年2組 米多康輔教諭
単元名 感動の中心をとらえよう 「海の命」(東京書籍)
本単元の学習では,物語が自分に最も強く語りかけてきたことを受け取り,自分の言葉で表現することを目標とする。
本時は太一と父の生き方や考え方を比較させることで,物語が最も強く語りかけてきたことを受け取れるようにしたい。
導入では,WHICH型のめあてを提示し,選択決定をさせることで児童の主体性を引き出す。
また、ウェビングを用い,児童の言葉や叙述を関連付けて板書し,思考の構造化・可視化を図る。
内田教諭の算数通信、久々の発行です
内田教諭は研究発表会で算数科の授業を公開します。
「かけざん」の単元です。
すでに「かけざん」の学習に入っており、算数通信も無事発行されました。
それでは、内田教諭の算数通信をお読みください。
校内研通信をアップしました
校内研通信です。
今回は「ゲーム依存」について述べられていました。
「依存症にならないための手立ては大人が持っておく必要がある(本文より)」とあります。
今後、子どもたちのためにも、私たちが理解を深めておなかなければいけません。
PDFはこちら(同じ内容です)校内研通信14.pdf
児島邦宏先生をお迎えして 略案アップしました
熊本県では「熊本型授業」の質的向上を目指し、新学習指導要領の趣旨・内容を踏まえ、熊本県が目指すべき「熊本の学び」を研究しています。
「熊本の学び」総合構想会議や5つのワーキンググループなどが設置され、有識者や先生方が集まり、議論を重ねています。
また、県内3つの学校が研究指定校となっていますが、室小学校は、その中の「学力向上研究指定校」として研究を続けています。
さて、9月20日(木)に、「熊本の学び」総合構想会議アドバイザーである、児島邦宏東京学芸大学名誉教授をお迎えして研修会を行いました。
5校時に後藤教諭(2年3組)と横尾教諭(3年1組)が国語科と算数科の授業を行いました。
後藤教諭の授業では、教材の不十分さを児童に見せることで、そこに児童が食いついていくこと、横尾教諭の授業では、現代の児童は「何かを分ける(例えば食べ物など)」経験が乏しいため、「わり算の余り」は難しいということをポイントとしてあげられました。
続いての校内研修では、授業を受けての講話を通して、職員全体で学び合いました。
以下、当日の略案をアップします。
0920第2学年3組国語科学習指導案(略案).pdf
第3学年1組 算数科指導案 あまりのあるわり算.pdf