水上学園ブログ

2025年10月の記事一覧

1年生をご招待! 2年生が考えた「おもちゃランド」は大成功!

今日は朝から、多目的ホールが歓声に包まれました。生活科の授業で2年生が企画・準備を進めてきた「おもちゃランド」に、1年生を招待したのです。

2年生の子どもたちは、この日のために約10時間もの授業時間を費やし、準備を重ねてきました。単に自分たちが作りたいおもちゃを作るのではなく、「どうすれば1年生がもっと喜んでくれるかな?」「飽きずに楽しく遊んでもらうにはどんなルールがいいかな?」と、友達と真剣に話し合い、意見をぶつけ合いながら、おもちゃの工夫やゲームのアイデアを練り上げてきました。

例えば、紙コップや牛乳パックを使った工作のおもちゃ一つをとっても、色使いを工夫したり、遊び方を何パターンも試したりと、「相手意識」をもって取り組む姿が見られました。

そして、いよいよ迎えた当日。

1年生を教室まで迎えに行き、優しく手を引いて案内する2年生の姿は、まるで小さな先生のようでした。

「さあ、これはね、こうやって遊ぶんだよ!」「もしよかったら、もう一回挑戦してみる?」

遊び方の説明をする真剣な表情。1年生がうまくいったときに見せる、自分のことのように喜ぶ笑顔。

一番印象的だったのは、1年生が遊んでいる間、2年生はただ立っているのではなく、常に1年生の表情や反応を見ていることです。遊びに夢中になってルールがわからなくなった子にはすぐに駆け寄り、景品が当たって嬉しそうな子には一緒に拍手。多目的ホールのあちらこちらで、温かい交流の輪が広がっていました。

この日の主役は、もちろん楽しそうに目を輝かせて遊んでいた1年生です。でも、裏の主役は、その「楽しい」を一生懸命に作り上げ、見事に役割を果たした2年生の子どもたちでした。準備の過程で培われた、計画性、協力、そして相手を思いやる気持ち。これこそが、生活科で学ぶべき大切な力です。

帰る前の1年生から、「また遊びたい!」「楽しかった!」という声がたくさん聞こえてきました。この成功体験は、きっと2年生の大きな自信につながったことでしょう。

子どもたちの成長を感じる素晴らしい一日となりました。

薬物乱用防止キャンペーン

登校時間に合わせて「薬物乱用防止キャンペーン」が実施されました。

このキャンペーンは、免田ライオンズクラブの皆様を中心に、保護司、そして駐在さんにもご協力いただき、日頃から学校の安全を見守ってくださる皆様が一堂に会しての活動となりました。

近年、残念ながら全国的に違法薬物等の所持や利用により検挙される青少年が増加傾向にあります。これは、私たち教育に携わる者、そして保護者・地域住民の皆様にとっても、決して見過ごすことのできない重大な問題です。

今朝は、登校してくる子どもたち一人ひとりに、薬物乱用の恐ろしさや、身近に潜む誘惑から身を守るための知識を啓発するリーフレットを配布しながら、「絶対に手を出してはいけない」というメッセージを伝えました。リーフレットを家庭に持ち帰ると思いますので、ぜひご家庭でも話題にしてみてください。

改めて、今回のキャンペーンにご尽力くださった免田ライオンズクラブの皆様、保護司の山中様、駐在所の村﨑さんに心より感謝申し上げます。

学校・家庭・地域が一体となり、子どもたちが健やかに、そして安全に成長できる環境を守り続けることが、私たちの使命です。水上学園は、今後も薬物乱用防止教育を徹底し、子どもたちの未来を守るための活動を継続してまいります。

保護者の皆様、地域の皆様におかれましても、引き続き、子どもたちの変化に目を配り、もしもの時には学校や関係機関にご相談いただくなど、ご協力をお願いいたします。

## 世代を超えて交流! 地域の方とのグランドゴルフ大会

「地域交流・散策クラブ」は、地域のお年寄りの皆さまと一緒に、ほいほい広場でグランドゴルフを楽しみました!子どもたちもみんな地域社会の一員であることを肌で感じ、世代を超えた交流を通じて、多様な価値観を学ぶ貴重な時間となりました。
この活動は、日頃から水上学園が大切にしている「地域に開かれた学校づくり」の一環でもあります。
当日は、クラブの生徒たちと地域の皆さんが混合チームを作り、広々とした芝生の上で和気あいあいとボールを追いかけました。
グランドゴルフが初めての生徒も多く、最初は戸惑う姿も見られましたが、そこはさすが、長年地域で様々な活動をされてきたお年寄りの皆さん! 打ち方のコツや力加減を、優しく丁寧に教えてくださいました。
生徒たちは、「ナイスショット!」「すごいね!」と励まし合い、「どうやったら入るんですか?」と真剣に質問。お年寄りの皆さんも、生徒たちの元気な姿に触れ、満面の笑みを浮かべてプレーを楽しんでおられました。
ナイスショットが出た時には、広場全体に歓声が響き渡り、まさに世代の垣根を越えた一体感が生まれていました。一緒に汗を流し、笑い合う中で、子どもたちと地域の皆さんの間に温かい絆が結ばれていくのを実感しました。
活動後は、皆さんの笑顔が輝いており、充実した時間だったことを物語っています。

水上学園では、これからも地域との連携を深め、子どもたちが郷土を愛し、人を思いやる心豊かな人間に育つよう、様々な活動を推進してまいります。
地域の皆様、今後ともどうぞ温かいご支援とご協力をお願いいたします。

未来を問う!「水上村子ども議会」:地域課題に挑んだ若きリーダーたちの提言

「水上村子ども議会」が開催され9年生が議員となって登壇しました。これは、生徒たちが社会科や総合的な学習の時間で学んだ村の福祉、産業、防災といった課題について、村政に直接提言する極めて貴重な実践の場です。

中嶽村長をはじめ、村役場の各課責任者の皆様が生徒たちを温かく迎え入れてくださいました。村長からは、議会制度の解説とともに「皆さんの違う切り口からの視点は、私たちにとっても新たな気づきとなる」という、生徒の意見を尊重する真摯な言葉をいただきました。生徒たちは、水上村の一員として村政に主体的に関わる、記念すべき第一歩を踏み出したのです。

事前学習に裏打ちされた、本質を突く質問
生徒たちが積み重ねてきた学びは、質疑応答に明確に表れていました。彼らが投げかけた質問は、深い探究心と村の現実的な課題への高い理解度を示すものでした。

【質問テーマの例】

  • 子育て支援の充実: 合計特殊出生率が高い本村の強みをさらに伸ばすため、具体的な支援策の効果と展望を問いました。
  • スポーツ振興と地域活性化: クロススカントリーコース「水上スカイビレッジ」などの施設整備がもたらした経済効果や、村全体の活性化に向けたビジョンについて当局の見解を求めました。

他にも、農業政策、鳥獣害対策、財政計画といった複雑な問題にまで質問は及び、生徒たちは村の課題を包括的に理解していることを示しました。そして、質問に留まらず、より良い未来を目指すための具体的な政策を提案しました。

「問い」の先へ:若者らしい柔軟な発想からの政策提言
生徒たちの提案は、村の持つ資産と彼ら自身のデジタル技術への精通を活用した、実践的で影響力の大きい解決策でした。

【主な提言内容】

  • 国際理解の促進: 村内在住の外国の方と交流イベントを学園で開催し、生きた英語力と多文化共生への意識を育む。
  • 移住・定住の促進: 子育て支援策などの充実した補助金制度を分かりやすくまとめた広報物を作成し、村外での配布・掲示を行う。
  • 情報発信の強化: 村の公式SNS広告を活用し、「日本でトップの本数とも言える1万本桜」などの魅力を発信することで、観光やイベントの収益性を高める。

これらの提言は、生徒たちが受け身の学習者ではなく、村の未来を創る当事者であるという強い意志の表れです。

未来を築く、意欲的な若者たちへの投資
閉会の挨拶では、議長を務めた川俣くんが「水上村の課題を解決していくために、今、私たちにできることを考え、行動し、より良い未来を築いていきたい」と力強く決意を述べました。

この「子ども議会」は、単なる公民の授業ではなく、「生きた公民の実践」そのものであり、村の未来を築く準備ができている、意欲的で聡明な若者たちへの確かな投資です。

おいそがしい中、生徒たちの質問に丁寧にご答弁くださった村当局の皆様に心から感謝申し上げます。水上学園は、これからも地域全体で生徒たちの成長を見守り、彼らが描く水上村の明るい未来に大きな期待を寄せながら、教育活動に邁進してまいります。

「認知症サポーター」に!〜みんなで支え合う地域へ〜

本日、4年生を対象に保健福祉課の方を講師にお招きし、「認知症サポーター養成講座」を実施しました。

今回の講座は、単に「高齢者の病気」として認知症を学ぶだけでなく、10代でも発症のリスクがあるというお話や、認知症の方への接し方など、子どもたちにとっても身近な問題として捉えられる内容でした。

### 講座で学んだことのポイント

* 認知症とは?: 脳の病気で、記憶力や判断力などが少しずつ低下してしまうこと。高齢者だけではなく、若い人でも発症する可能性があることを学びました。
* サポーターの役割: 認知症の方やその家族を「温かく見守り」、「自分のできる範囲で手助け」をすること。特別なことをするのではなく、日頃からの「理解」と「声かけ」が大切であることを学びました。
* 具体的な接し方:

  • 「驚かせない」、「急がせない」、「自尊心を傷つけない」の3つの「ない」を意識すること。
  •  優しく「目線を合わせて」話を聞き、「落ち着いて対応」すること。

子どもたちは真剣に講師の方の話に耳を傾けていました。

### 地域社会の一員として

10歳になったばかりの4年生が、認知症というテーマについて深く学ぶことは、「地域社会の一員」としての意識を高める大変良い機会となりました。

この講座を通して、子どもたちは「自分たちの力で、困っている人を助けられる」という自信を持つことができたようです。講座の最後には、全員が「認知症サポーター」の証であるオレンジリングを受け取りました。

持ち帰ったオレンジリングを見て、ご家庭でもぜひ「今日、どんなことを学んだの?」と話題にしていただけると幸いです。

この学びをきっかけに、ご家庭や地域の中で、誰にでも優しい社会について考えるきっかけになればと思っています。