水上学園ブログ

2026年9月の記事一覧

地域のお店で大発見!3年生の社会科見学


本日、3年生が、スーパーマーケットへ見学に出かけました。普段から家族と一緒に買い物で訪れる機会も多いスーパーマーケットですが、今日は探検ボードとメモを手に、少し違った「社会科の目」で店内を見つめる子どもたちの姿がありました。

お店に到着すると、店員さんからお店の工夫や仕事について丁寧なお話をしていただきました。子どもたちは真剣な表情でメモを取り、気になることを進んで質問する様子が見られました。

店内見学では、商品の並べ方や陳列のルール、工夫されているポップ(掲示物)に注目したり、お店で働く方々がどんな思いでお客さんに接しているのかをインタビューしたりと、教室では得られない生きた学びに触れることができました。また、実際にお買い物体験として買い物かごを手に商品をしっかり選び取る経験も行い、社会の中で働く人々の工夫や便利さを肌で感じ取る貴重な機会となったようです。

見学を通して学んだ集団行動のマナーや、働く人々への感謝の気持ちを、これからの学校生活や家庭での学習にもしっかりと生かしていってほしいと思います。温かく迎えてくださり、親身に教えてくださった関係者の皆様、誠にありがとうございました。

共に学び、世界とつながる〜6年生の1日〜

今日の6年生の授業の様子をご紹介します。

【1時間目:算数〜学び合いで解き明かす難しい問題〜】

1時間目の算数では、分数を使った割合や文章題という、少し難度の高い問題に挑戦しました。

「もとにする量はどれかな?」「どんな計算式になるだろう?」と、一人ひとりがじっくり考えた後、お互いにノートやプリントを指さしながら教え合う姿が見られました。自分の考えを友達に言葉で説明したり、アドバイスに耳を傾けたりすることで、一人では難しかった問題も納得しながら理解を深めることができています。

【3時間目:外国語〜画面の向こうへ!オンライン英会話〜】

3時間目は、子どもたちが楽しみにしていたオンライン英会話です。

ヘッドセットを装着し、画面の向こうにいる海外の講師と1対1で英語のやり取りを行いました。事前に準備したやり取りをスムーズにこなすだけでなく、時間が余ると「自分から自由に質問してみる」という積極的な姿も見られました。

決められた枠にとらわれず、「もっと伝えたい」「もっと知りたい」と主体的にコミュニケーションを楽しめるようになったのは、これまでの日々の積み重ねがあってこそです。

算数での「対話を通じた深い学び」と、英会話での「実践的なアウトプット」。日々の地道な積み重ねが、子どもたちの確かな自信と成長につながっていると感じる素敵な1日となりました。

自ら問い、仲間と挑む〜「情報」と「言葉」で切り拓く探求力〜

 

今日も校舎には、子どもたちが探求の目を輝かせる姿があふれていました。

2時間目の7年生社会科では、「アジア州の気候の特徴」について学習していました。地図帳や雨温図といった多様な資料を机いっぱいに広げ、「どうしてこの地域は雨が多いんだろう?」と仲間と指を差しながら議論を交わします。一人では見落としがちな視点も、対話を通して思考が深まり、情報を科学的に読み解く力が育まれています。

5時間目の8年生社会科では、「名古屋・東海の工業の変化」を250字以内でまとめるという高度な課題に挑戦していました。単に検索するだけでなく、「自動車産業」「中京工業地帯」「東海工業地域」のキーワードを駆使し、必要な情報を収集・整理して自分の言葉で再構築します。タブレットに向かい一字一字推敲しながら、隣の友達と「伝わりやすい構成かな?」と確認し合う姿が見られました。

同じく5時間目、9年生の技術科ではプログラミング学習が行われました。小型基板(micro:bit)を操作し、「振るとLEDに回数が表示され、音が鳴る」仕組みを作ります。現代は、県内でも半導体関連産業が集積を深め、AIやIoT技術が日常に急速に溶け込んでいる時代です。生徒たちは、自ら組んだプログラムで目の前の機器が動く感動を味わいながら、「技術が社会でどう役立つか」という技術の仕組みと社会へのつながりを肌で実感していました。

情報があふれる現代社会だからこそ、単に技術を使うだけでなく、「情報を科学的に理解する」「目的に応じて活用する」「技術や情報と適切に関わり社会へ参画する」といった情報活用能力が欠かせません。

資料を読み解く7年生、言葉で表現する8年生、プログラミングで仕組みを創る9年生。どの学年でも、自ら学びを深め、協働して課題に向き合う頼もしい姿が見られました。これからも、子どもたちが自信を持って未来を切り拓いていけるよう、探究心と情報活用能力を育む教育を推進してまいります。

秋の気配と「読書の秋」、そして生活習慣を見直す「がんばりウィーク」

9月に入ったというのにスッキリとしない天候が続き、この時期らしくない雨模様や蒸し暑さに悩まされる毎日です。それでも、ふとした瞬間に雲の間から覗く青空には、どこか澄んだ秋の気配が感じられるようになってきました。

村内を巡ると、水上村ならではの心温まる風景に出会います。バス車庫前の土手に目をやると、スクールバスの運転手さんが手入れしてくださった見事な「草アート」が広がっています。秋の青空に向かって爽やかに跳ねるイルカの姿は、見ているだけで気持ちをパッと明るくしてくれますね。また、村のあちこちには鮮やかな赤い彼岸花が咲き始め、少しずつ季節が秋へと巡っていることを教えてくれます。

そんな秋の訪れを感じる本日、昼の時間を活用して「全校読書」を行いました。本を手にした子どもたちは、シーーーンと静まりかえった教室の中でじっくりとページをめくり、それぞれの本の世界へと没頭していました。真剣な眼差しで物語や図鑑に見入る姿からは、豊かな集中力と探究心が感じられます。じっくりと「読書の秋」に取り組んでほしいものです。

さて、今週末19日(土)は「水上っ子家庭の日」です。学校ではこの日と秋の大型連休に合わせて、2ヶ月に1回の「水上っ子がんばりウィーク」を実施します。

この取組は、専用のワークシートを使い、「起きる時刻」「朝食」「テレビ・ゲーム等の時間」「寝る時刻」の目標をご家庭で振り返り、基本的生活習慣の確立を目指すものです。メディアと少し距離を置いて、みんなでじっくり読書を楽しんだり、一緒にご飯を食べるなど、日頃できない家族団らんやふれあいの時間を大切にしていただきたいと考えています。

涼しい風が吹き始めるこれからの季節。ぜひご家庭でも生活リズムを見直し、心豊かで健康的な「家族の時間」にしていきましょう。保護者の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

本物の響きに心揺れるひととき〜いきいき芸術体験教室〜

本日、「和楽器にぎわい座」の皆様をお招きして「いきいき芸術体験教室」を開催しました。

公演が始まると、体育館は一瞬にして和の世界へ。力強い太鼓の音色や箏、三味線の美しい旋律が響き渡り、児童生徒は一気に引き込まれていきました。和楽器の筐体から出される生の音や振動は、子どもたちの心と体にダイレクトに共鳴し、会場全体を包み込みます。

迫力ある演奏に包まれるうち、子どもたちの間からは自然と拍手が沸き起こり、会場には弾けるような笑顔があふれ出しました。ただ聴くだけでなく、全身で音を楽しむ様子はまさに「本物の響きに感動」している姿そのものでした。

後半の体験コーナーでは、実際に和楽器に触れさせていただきました。琴の弦を爪で弾いたり、バチを手にして太鼓に向き合ったりと、真剣な眼差しで挑戦する姿が見られました。最後には全員で「ソーラン節」を合同演奏し、一体感あふれる素晴らしい時間を創り上げることができました。

本物の芸術に触れ、五感で味わったこの感動は、子どもたちの豊かな情操と創造性を育むかけがえのない財産となったはずです。ご協力いただきました関係者の皆様、誠にありがとうございました。

地域の温もりに包まれて〜笑顔あふれる「第4回 水上っ子タイムトンネル」〜

最後に地域の皆さんと全員で記念撮影

子どもたちが心待ちにしていた「第4回 水上っ子タイムトンネル」を開催いたしました。

今年度は学校行事全体の見直しに伴い、例年の10月末から9月上旬へと開催時期を変更しての実施となりましたが、地域の指導者の皆様にたくさんお越しいただき、校内の各会場は温かい笑顔と熱気に包まれました。

この行事は、水上村に伝わる豊かな文化や伝統的な遊び、手仕事などを体験し、子どもたちの縦のつながりと地域の方々との交流を深める大切な機会です。

各活動場所では、子どもたちが地域の皆様の手ほどきを真剣な表情で見つめていました。

草アートで繊細な形を編み上げる技に見入る姿、絵手紙で一筆一筆に心を込める姿、布ぞうりづくりで足の指に糸をかけながら熱中する姿、そしてコサージュづくりで細かな作業に挑戦する姿。どの教室でも、日頃の授業とはまた一味違う、目の輝きと感動の笑顔があふれていました。

地域の皆様が隣にそっと寄り添い、優しく声をかけながら丁寧に教えてくださるおかげで、子どもたちも安心して夢中で手を動かすことができていました。

活動の締めくくりには、地元のJA女性部の皆さんと青壮年部の皆さんによる心づくしの「カレー給食」を、地域の皆さんと全校児童生徒一緒に味わい、世代を超えた和やかな会話で交流を深めました。

手づくりのぬくもりと、人とのつながりの温かさを肌で感じた一日。まさに「地域に支えられ、地域とともにある水上学園」であることを深く実感できた、かけがえのない時間となりました。

おいそがしい中、子どもたちのために温かく丁寧にご指導いただきました地域の皆様、そして準備から支えてくださった関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。

これからも地域とともに、子どもたちの豊かな学びと成長を見守ってまいります。

カレーをつくっていただいたJA青壮年部と女性部の皆様
おいしいカレーをありがとうございました!

多彩な学びに輝く1年生!元気いっぱいの1日

 

入学して約半年。1年生の子どもたちは毎日、たくさんの発見と「できた!」を積み重ねながら、たくましく成長しています。今日は、授業から集会まで、目を輝かせて多様な学びにふれる1年生の様子をご紹介します。

【午前:さまざまなスタイルの授業に挑戦】

1時間目・国語「カタカナを探そう」:教科書をしっかり手に持ち、声をそろえて音読に取り組みました。正しい姿勢で大きな声を出し、文字を学ぶ楽しさを全身で味わっています。
2時間目・英会話:デビット先生と一緒に、電子黒板を使った英語の「神経衰弱」に挑戦!画面上のカードをタッチしながら、楽しく自然に英語の表現に親しみました。
3時間目・算数「AIドリル」:一人ひとりがタブレットを操作し、数の問題にトライ。お友達と画面を覗き込み、教え合いながら進める姿にも成長を感じます。

【午後:児童生徒集会で大活躍!】

午後からは体育館で児童生徒集会が行われました。今回の企画は、情報委員会が心を込めて準備してくれた「イントロクイズ」です。

曲が流れた瞬間、真っ先に「はい!」と元気に手を挙げたのは、なんと1年生たち!上級生や先生方の前でも物怖じせず、意欲いっぱいに参加する姿がとても頼もしく、体育館全体が笑顔と温かい歓声に包まれました。

声を出して学び、デジタルや英語に親しみ、集会では上級生と一緒に思い切り楽しむ——。水上学園の豊かな環境の中で、1年生のできることはどんどん増えています。明日もどんなわくわくや発見が待っているのか、とても楽しみです。

土と砂で大実験!水のしみ込み方の謎に迫る4年生

今朝の1時間目は、久しぶりに気持ちの良い青空が広がりました。そんな絶好の理科日和の中、4年生の子どもたちが虫眼鏡やカップを手に運動場へと飛び出していきました。

今回の理科のめあては「雨水のゆくえと地面の様子」。土の粒の大きさによって、水のしみ込み方にどのような違いがあるのかを調べる実験です。

まずはみんなで運動場へ向かい、場所による土の違いを観察しながら試料を採取しました。

運動場の真ん中あたりの土:手で触るとさらさら・つるつるしていて粒が細かい
砂場の砂:粒が大きめで、手触りも少しざらざらしている
子どもたちは虫眼鏡をじっくり覗き込み、「あ、粒の大きさが全然違う!」と自分の目で確かめながら真剣に観察していました。

理科室に戻ったらいよいよ比較実験です。プラスチックカップとろ過装置をセットし、運動場の土と砂場の砂それぞれに同じ量の水を同時に注ぎます。

「どっちが早く水が落ちてくるかな?」

「砂の方が粒が大きいから、すき間を通って早く落ちそう!」

子どもたちは食い入るようにカップを見つめ、水が落ちてくる瞬間をじっと観察していました。自分たちの目で見て、手で触って、根拠を持って予想し、実験で確かめる。4年生たちの「なぜだろう?」を追求する眼差しがとても頼もしい1時間でした。

湯山探検で大発見!地域に学び、地域とともに育つ子どもたち

 

生活科の学習「とび出せ!村のたんけんたい」の一環で、2年生が湯山地区の校区探検に出かけました。

黄色の帽子をかぶった元気いっぱいの11名の子どもたちは、グループごとに湯山保育所周辺の散策へ。気になる場所を見つけると、手に持ったタブレットや探検バッグをしっかり構えて記録を取り、地域の魅力的な場所を熱心に調べていました。普段見慣れているはずの景色も、探検隊の目で見ると新しい発見の連続だったようです。

続いて向かったのは「湯山温泉元湯」です。ここでは地域の温かいご厚意により、なんと温泉の建物内や浴室にまで入らせていただきました。普段はなかなか見ることができないお風呂場や露天風呂の様子を間近で見学し、子どもたちは「すごい!」「ここが元湯なんだ!」と興味津々。タブレットで写真を撮ったり、一生懸命メモを取ったりしながら、自分たちの暮らす地域のすばらしさを肌で感じていました。

「地域を知り、地域を学び、地域に学ぶ」。子どもたちのキラキラとした笑顔の裏には、こうして優しく温かく温情を注いでくださる地域の方々の支えがあります。

水上学園は、地域に支えられているからこそ、地域とともに歩む学校です。快く見学を受け入れてくださった皆様、そして日常の中で子どもたちを温かく見守ってくださる地域の皆様に、心より感謝申し上げます。

【お弁当対応へのお礼】愛情たっぷりのお弁当タイム&明日からの給食再開について

先週末9月4日(金)の夕方、給食センター内の機械の不具合による水漏れが発生いたしました。衛生管理と「食の安全」を最優先に考慮した結果、やむを得ず本日9月7日(月)、給食の提供を中止する判断をいたしました。
直前のお願いとなり、保護者の皆様には大変なご負担とご心配をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます。

笑顔があふれたお弁当タイム
急なお願いだったにもかかわらず、本日は全校児童生徒がしっかりとお弁当を持参することができました。ご家庭の迅速なご協力に、感謝の気持ちでいっぱいです。
教室を覗くと、そこにはとびきりの笑顔で嬉しそうにお弁当を囲む子どもたちの姿が広がっていました!
目に入ってきたのは、思わずニッコリしてしまうクオリティの高いキャラ弁や、彩り豊かで工夫の凝らされたお弁当の数々。開けた瞬間の嬉しそうな表情や、美味しそうにおかずを頬張る様子から、ご家庭の深い愛情がしっかりと子どもたちに届いていることを実感いたしました。

明日(9月8日)からの給食再開について
修理および衛生・清掃作業が完了いたしましたので、明日9月8日(火)から通常の給食提供を再開いたします。
なお、献立につきましては当初予定より「1日ずつずらしての提供」となります。ご理解とご了承のほど、よろしくお願いいたします。

  • 9月8日(火)の給食:当初「9月7日(月)」に予定していた献立を提供

再発防止に向けて
今回の給食中止によりご迷惑をおかけしたことを重ねてお詫び申し上げます。
今後は教育委員会や施設設備の施工会社等と密に連携を図り、再発防止に全力で取り組んでまいります。
保護者の皆様の温かいご理解とご協力に、職員一同、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

「生きた数学的思考」を育むために 〜今日の算数の授業から〜

今日の2時間目、校内を巡回すると、1年生から5年生までが真剣な表情で算数の授業に向き合っていました。
それぞれの学年が取り組んでいた課題は次の通りです。

  • 1年生:2桁の数を「10といくつ」に分ける学習(「10のまとまり」という十進法の根幹に触れています)
  • 2年生:繰り下がりのある引き算(「10のまとまり」から崩して計算する仕組みを考えています)
  • 3年生:単位の違う距離の引き算(「km」と「m」という連続した量を揃えて処理する思考です)
  • 4年生:3桁÷2桁の割り算(商の見当を立てるという、数感覚をフルに使う難所です)
  • 5年生:約数の理解(数の構成や整律性を抽象的に捉えるステップに入っています)

子どもたちが一生懸命に頭を悩ませ、ノートに向かう姿は実に頼もしいものでした。しかし同時に、私たちが指導を行う上で強く意識しなければならないのが、子どもたちの脳内に形成される「数のスキーマ(概念の枠組み)」です。
認知科学者・今井むつみ氏の著書『学力喪失』によれば、子どもは日常経験から「数は物を数えるためのもの(自然数スキーマ)」といった直感的な知識体系を構築します。この暗黙のスキーマは低学年の整数計算では有効ですが、高学年で小数や分数、割合といった抽象的な概念に移行した際、正しく「記号接地(抽象的な記号と現実の感覚やイメージを結びつけること)」ができていないと、深刻な学習障壁となってしまいます。
単に計算のやり方や公式を暗記させるだけの「死んだ知識」では、学年が上がるにつれて壁にぶつかってしまいます。1年生の「10のまとまり」の捉え方から、5年生の「約数」に至るまで、単一の解き方に縛られず、図や数直線、身体的イメージと結びついた「正しい数のスキーマ」を段階的に築いていくことが極めて重要です。
水上学園では、子どもたちが表面的な暗記にとどまらず、試行錯誤を通じて「真の概念理解」へと到達できるよう、義務教育学校の強みを活かしたカリキュラム・マネジメントにより、系統的な指導を一層推進してまいります。

ご家庭でもぜひ、「どうやってその答えになったの?」とお子様の思考プロセスに耳を傾けてみてください。

9年間でつむぐ学びのバトン

観測史上最も暑いと言われた8月が過ぎ、本校の運動場も雨が少なくカラカラの状態が続いていました。風が吹くたびに砂煙が舞うほどでしたが、今日は朝から久しぶりの雨。体育館から見える校庭もしっとりと濡れ、ほっと一息つけるような「お湿り」となりました。
もっとも、今週末にかけては台風の進路や秋雨前線の動きに十分な警戒が必要です。

少し涼しさを感じられる雨模様となった今日の2時間目。体育館のフロアからは、子どもたちの元気な声が聞こえてきました。3・4年生の体育「走り幅跳び」の授業です。

電子黒板に映し出された「力強いふみきりをするためにはどうすればよいか」という課題をもとに、子どもたちは自分のめあてに向かって真剣に取り組んでいます。タブレットで自分のフォームを撮影して確認したり、工夫された練習場所で力強く踏み切ったり。手書きのカードには「ふみきりを意識して遠くに飛ぼう」と、一人ひとりが考えた言葉が力強く書かれていました。

実は、昨日の1・2年生の体育でも同じ系統の学習が行われていました。本校では、同じ系統の種目を同じ時期に1年生から9年生まで揃えて計画的に実施しています。

低学年から発達段階に合わせて学びを深めていくことで、運動の得意・不得意にかかわらず着実に力を伸ばすことができます。

そして何より、9年間を通じた成長のプロセスを教職員全体で見守り、次へつないでいけること。それこそが、義務教育学校である水上学園ならではの大きな強みだと実感しています。

小さな胸の「どきどき」から感じる、命のあたたかさ

 

今日の2時間目、1年生の教室では道徳の授業「どきどき どっきんぐ」が行われていました。

「どんなときに、胸がどきどきするかな?」という問いかけに、子どもたちは元気に手を挙げながら、自分の経験と思いをつぎつぎと発表していきます。「走ったとき」「うさぎをだきしめたとき」「お母さんにだっこされたとき」——。みんなで意見を出し合いながら、心臓の鼓動の変化や、そのとき感じる温もりについて考えを深めていきました。

授業の途中、みんなでそっと自分の胸に手を当ててみる時間がありました。目を閉じ、じっと静かに自分の小さな胸の「どきどき」を感じる子どもたち。「動いてる!」「温かい!」と、自分のからだの中でたしかに脈打つ鼓動に、どこか不思議そうで、うれしそうな表情を浮かべていました。自分が今こうして生きていることの喜びや不思議さに、肌で触れた瞬間でした。

続く3時間目は体育の授業です。今度は体育館へ移動し、思いっきりからだを動かしました。元気に走り回ったあと、再び胸に手を当ててみると……さっきよりもずっと速く、力強く「ドキドキ!」と胸が鳴っています。

静かに感じた温かいどきどきも、全力で走ったあとの速いドキドキも、すべて自分が懸命に「生きている」証拠です。

自分の心臓の音を感じ、体温を実感することを通して、子どもたちは「生きているってすばらしい」という大切な事実に気づくことができました。自分自身の命はもちろんのこと、となりにいるお友だちや、まわりの人たちの命も同じように温かく、かけがえのないものです。今日の授業で感じた胸のあたたかさを忘れず、これからも自分やお友だちを大切にできる心豊かな子どもたちに育っていってほしいと願っています。

「防災の日」に考える食と命の備え

カレンダーは9月に入りました。しかし、今日のお昼の運動場は気温が上がり、38℃ほどの危険な暑さとなりました。子どもたちの安全を第一に考え、熱中症には十分に気をつけながら日々の教育活動を進めています。

9月1日は防災の日

さて、今日9月1日は「防災の日」です。本校でもこの日に合わせ、給食の時間に非常食である「救給根菜汁」が出されました。子どもたちは容器から直接おいしそうに口にしながら、防災食について学んでいました。
令和8年熊本地震の発生から1か月が経ちました。大きな被害を受けた八代市などの学校では、2学期が始まったものの給食が提供できず、まさに今日の本校と同じようなレトルトの防災食が提供されているとのことです。不自由な避難生活や支援が続く被災地の方々の苦労に思いを寄せるとともに、一日も早い復興を心より願うばかりです。

ローリングストック

いつ発生するかわからない自然災害だからこそ、日頃からの備えが欠かせません。ご家庭で日常的に食べ慣れたものを多めに買い置きし、食べた分を買い足していく「ローリングストック」をぜひ意識してみてください。詳しくは今月の給食だよりをご覧ください。

マイタイムライン

また、災害時に「いつ・誰が・どのような行動をとるか」を時系列で整理する「マイタイムライン」の策定も非常に有効です。大雨や台風、地震が起きた際、どこへ避難し、どのように連絡を取り合うのか、この機会にぜひご家庭で話し合ってみてください。

「くまもとマイタイムライン」はこちらをご覧ください

当たり前が有り難い~感謝の気持ちを忘れずに

当たり前のように温かい給食が食べられる毎日の有り難さに感謝しながら、学校とご家庭と地域が一体となって防災意識を高めてまいりましょう。