学校生活

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見学旅行【4年】

 10月26日(金)、4年生が山都町と美里町へ見学旅行へ行きました。
 初めは山都町の通潤橋を訪れ、円形分水地でガイドの方の話を聞き、その後は資料館で館長さんから通潤橋の模型を使って詳しく説明をしていただきました。そしていよいよ「通潤橋」です。工事中で実際に渡ることはできませんでしたが、間近で見る通潤橋は迫力があり、子どもたちは感動していました。事前に布田保之助の功績や種山石工の技術について学習していましたが、実際の白糸台地や通潤橋を見学し、当時の人々のくらしについても思いを馳せることができました。
 次に美里町の緑川ダムへ行きました。ダムに近づくにつれ、教科書では分からないその大きさに驚いていました。また講話ではダムの役割や水の大切さについて学ぶことができ、普段の日常生活での節水など、自分たちにできることを考えることができました。






かかし作り

 10月5日(金)、5年生が「かかし作り」を行いました。この授業は5年生が総合的な学習の時間に、年間を通して取り組んでいる「米づくり」の一環です。保護者や地域の方々の協力をいただきながら、田植え、除草作業、稲刈り、餅つきなどの体験をすることで、地域を支える農業や食・命の大切さを学んでいきます。
 今回はJA青年部の皆さんに講師として来てもらい、ちびまる子ちゃんや大坂なおみ選手など、8班で9体のかかしを作りました。各班に1~2名入っていただき、わらなどの材料や道具の使い方を教わり、デザイン画を見ながら一緒に製作していきました。子どもたちは初めての経験でしたが、丁寧で分かりやすい指導のおかげで、満足のいくかかしができあがりました。
※完成したかかしは、学校田に設置します。また、11月23日に開催される「JAかかし祭り」に出品します。





陸上記録会

 10月3日(水)、山鹿市カルチャースポーツセンターで、第3回山鹿市小学校陸上記録会が開催されました。台風25号接近のため延期や中止が心配されましたが、当日は快晴で涼しい秋風も吹き、絶好の陸上日和でした。競技では、自分で決めた目標に向かい練習してきた成果を、この本番にぶつけていました。一生懸命に、走り、跳び、投げ、つなぐ姿があり、とても輝いていました。リレーや個人種目で多くの入賞がありました。また、個人の記録でも自己ベストがたくさん出ていました。それから応援もすばらしかったです。めのだけ小学校の一体感のある応援がグランドいっぱいに広がっていて、選手にもその声が届いていました。学校の代表としての誇りや高学年の力強さも感じた陸上記録会でした。



修学旅行 vol.2

 2日目は、まず「出島」でした。出島は鎖国時代に唯一海外に開かれた貿易の拠点でした。現在は、発展した長崎の町の中にあり「島」という感じはしませんが、子どもたちは、復元されたさまざまな建物などを見学し、当時の長崎に思いを馳せていました。
 次に大浦天主堂とグラバー園に行きました。異国情緒豊かな建物と、歴史の裏に隠されたエピソードの数々に触れ、石畳の道を歩きながら歴史の舞台を学ぶことができました。
 長崎の地に別れを告げ、佐賀県立宇宙科学館に向かいました。昼食をとった後、さまざまなアトラクションを体験しました。超低温の世界を体験できる「マイナス20℃の世界」、宇宙空間での姿勢制御を学ぶ「宇宙トレーナー」、高さ4.5メートルに張られたロープを自転車で渡る「スペースサイクリング」など、ここでしかできない体験を堪能しました。
 2日間、親元を離れての集団生活。子どもたちは、原爆の恐ろしさや戦争の悲惨さ、平和の大切さについて自分の目で見て、耳で聴いて、肌で感じたことと思います。またクラスメイトと寝食をともにし、意外な一面を発見したり、新しい友だちができたりと、貴重な経験ができたことでしょう。この経験を、今後の学校生活に活かしてもらいたいと思います。


修学旅行 vol.1

 6年生は、9月13日(木)~14日(金)の一泊二日で長崎・佐賀方面に修学旅行に行きました。
 最初の見学地は「城山小学校」でした。爆心地からわずか500mしか離れておらず、鉄筋コンクリート3階建ての校舎は、原爆により大きく破壊されたそうです。現在は、被爆した校舎の一部を被爆遺構として保存公開されています。
 昼食後、原爆資料館に移動し「被爆体験講話」を聞きました。講師の八木道子さんは、原爆が投下された時のことや避難した防空壕の中での辛く、苦しい体験を話してくださいました。子どもたちは、真剣な表情で八木さんの話に耳を傾け、原子爆弾の恐ろしさ、戦争の悲惨さ、平和の尊さなどを肌で感じ取るとともに、「二度と戦争を起こしてはならない。」という思いを強くもちました。
 講話の後は、原爆資料館や追悼平和祈念館を見学しました。資料館には、原爆が投下された午前11時2分で止まったままの時計をはじめ、さまざまな写真や熱線で変形した品物が展示してありました。ここでも、原子爆弾の恐ろしさを目の当たりにしました。
 その後、長崎平和ガイドの案内で、フィールドワークを行い、最後に平和公園の祈念像の前で「平和集会」を行いました。平和を祈って「誓いの言葉」を述べ、「翼をください」を合唱し、千羽鶴を奉納しました。
(二日目の記事は後日掲載します。)






2学期の始業式

 8月29日(水)、2学期が始まりました。校門に立っていると、子どもたちの元気の良い挨拶の声が響き、新たなスタートに向けて意欲が伝わってきました。
 始業式では、校長先生から「3つのがんばってほしいこと」についてのお話がありました。
①あいさつをがんばる。
  (あいさつは、人の心と心をつなぎます。地域でのあいさつもがんばりましょう。)
②いじめを絶対しない。
  (自分がされて嫌なことはしない。みんなが楽しく過ごせる学校にしましょう。)
③勉強をがんばる。
  (自ら学ぶ意識を持ち、授業を大切にして、学力をつけましょう。)
 各学年の代表児童の発表もありました。それぞれが、1学期の反省を生かし、2学期の抱負を具体的に話してくれました。6年生代表児童は、校訓から自分の目標を立て発表しました。「いじめや差別をせず、仲良く一日を過ごします(友を愛し)」、「昼休みに友だちを誘って遊びたいです。陸上記録会では全力を出します(身を鍛え)」、「分からないことがあれば教科書で調べ、しっかり考えて問題をたくさん解いて、考える力をつけます(知を磨く)」と、6年生としての自覚を感じる内容でした。

6年代表児童


めのっ子のめあて(生活・学習・人権)

★祝 全国大会出場!!★

 7月7日(土)、「交通安全子供自転車熊本県大会」に自転車部が出場し、見事、優勝を果たし、熊本県代表として、東京で開かれる全国大会に出場することが決まりました。昨年4月に開校しためのだけ小学校の歴史に輝かしい功績を残してくれました。
 今年の部員は4名で、大会に出場するぎりぎりの人数でしたが、先生方の熱心なご指導のもと、みんなで協力し、励まし合いながら、人一倍努力を重ねてきた4人です。その努力が実を結んだことをうれしく思います。
 これまで応援してくださった保護者の皆様、地域の皆様、交通安全協会の皆様、本当にありがとうございました。そしてこれからもご支援とご協力をお願い申し上げます。
【全国大会出場メンバー】
 荒川 剛毅(6年)
 平川  琳 (6年)
 松本 天月(6年)
 井出 海芯(5年)

授業参観・PTA講演会・学級懇談会

 7月6日(金)、授業参観、PTA講演会、学級懇談会がありました。今回は、全学年で「いのちを大切にする」というテーマで授業が行われました。それぞれの学年や実態に合わせて授業が行われ、子どもたちは、「心と体、いのち」について真剣に考えていきました。雨が降っていましたが、保護者の参観がとても多く、子どもたちはいつも以上にはりきって、手を挙げて発表していました。
 PTA講演会では、講師に竹下臣治氏(早稲田スクール 京町校校長)をお招きし、「子どもを思う 我々大人の役目」と題し、講演をしていただきました。途中、雨が強くなり体育館の中は、雨音が大きくなる場面もありましたが、竹下氏の訴えかけるような思いのこもった講話に、保護者・教師とも雨音が気にならないくらい聞き入っていました。保護者の感想には、「子どもの未来のために、私たち親も学ぶ必要性があると思いました。」「考え方や知識など、子どもに伝えてあげたいことを集めておきたいです。」など、我が子を思う内容がたくさんありました。

4年「大きくなってきたわたし」


5年「心と体のつながり」


PTA講演会

人権ハートフル集会

 6月27日(水)、「人権ハートフル集会」がありました。なかよし委員会が企画・運営を行い、なかよし委員会の発表と学年ごとに取り組んだ人権学習の内容を発表しました。
 なかよし委員会の発表では、子どもたちが人権劇を行い、「ふわふわことば」と「ちくちくことば」について考えました。縦割り班ごとに、心をあたたかくする「ふわふわことば」を出し合い、班で考えた言葉を広用紙いっぱいに貼りつけ、全校児童で共有していきました。友だち同士で一つ一つの言葉を掛け合う姿もあり、見ている方もあたたかい気持ちになりました。




【1年生】人権学習「はしのうえのおおかみ」


【3年生】人権学習「とびばこ」


【5年生】水俣病問題に関する学習を、自分たちと重ね合わせて考えました。

集団宿泊教室

 6月5日(火)~7日(木)の3日間、5年生は水俣と芦北で「集団宿泊教室」がありました。心配していた天気も2日目からもち直し、少し変更はありましたがほぼ予定通りに活動することができました。
 初日は、県環境センターや国立水俣病情報センター、水俣病資料館を訪れ、水俣の環境や水俣病の原因などについて詳しく資料を見たり、説明や講話を聞いたりして、公害から環境モデル都市へと積極的な取り組みを行っている様子を学びました。特に資料館での学習では、一つ一つの展示の前で立ち止まり写真や映像を見つめ、熱心にメモを取る姿もありました。また語り部さんの話では、自分のこと、家族のことを真剣に語られ、子どもたちはそれに応えるようなまなざしで聞いていました。講話後の感想には、差別のおかしさに気付いたことや自分に重ねて考えたことなどがつづってありました。
 2日目は、曇り空の下、ペーロン船で盛り上がりました。一致団結し、かけ声に合わせて櫂をこぎました。最後に行った競争では、他団体の船も含め5艇で競い、1位と3位を獲得することができました。みんなで汗を流し、協力することの難しさと大切さを感じた瞬間でした。午後からの海水浴では波とたわむれたり、海面に浮かんでみたり、思い思いに楽しんでいました。砂浜では、穴を掘ったり砂を固めたりして、サンドアートに挑戦する子どもたちもいました。
 3日目は、ローラールージュを行い、夢中になって車を操縦しました。リフトで丘を上がる時は芦北の海を眺め自然も感じることができました。
 この3日間で、「環境」、「人権」、「協力」、「集団行動」など多くのことを学ぶことができました。また子どもたちの多くの笑顔を見ることもできました。今回の学びや体験を今後の学校生活に生かしていきたいと思います。

県環境センターでの「環境にやさしい商品選び」の様子


語り部さんの講話の様子。真剣に話を聞いていました。


水俣病資料館で詳しい説明をしていただきました。


協力してペーロン船をこぎました。


楽しい海水浴。自然の中で大はしゃぎでした。


ローラールージュ、夢中になって運転しました。