玉名地方は、古代には玉杵名と呼ばれており、弥生時代には早くも中国大陸との交流を持っていたといわれています。その後の発展も菊池川の水運と深く関わり、戦国時代には有明海有数の貿易港として大陸や南方との交流を深め、また、江戸時代には、有明海有数の米の流通拠点として栄えたところです。 このような歴史と伝統を持つ玉名地方の中心となる玉名市は昭和29年に玉名町、伊倉町、大浜町、築山村など12町村を合併して誕生しました。さらに平成17年には、玉名市と岱明町、天水町、横島町の一市三町が合併し、新しい玉名市としてスタートし、県北の拠点都市としての役割を果たしています。 こうした玉名地方の文化・産業の中心地に位置する本校の歴史は古く、昭和22年に高瀬校と弥富校の合併に伴い玉名町小学校発足しました。