4年生が植えたゴーヤ。毎日、子どもたちが水やりをし、その成長を観察していました。
自分たちで植えたゴーヤへの愛情が、その水やりの姿からあふれていました。本当に愛おしそうに、大事に見守っていました。
葉っぱ1枚1枚に、そうした子どもたちの思いをのせて、上へ上へと伸び行くゴーヤカーテン。
涼しい話題なのに、なぜだか温かい。!(^^)!
1年生の学級花壇を見ると、ひまわりをはじめとする花々が、美しく、元気に咲いています。
その姿を見ながら、『子どもたちも元気に夏休みを過ごしていてくれているのだろうなぁ』と思いを巡らせ、シャッターを切りました。
菊陽南小学校の子どもたちよ、夏休みにも、元気にすくすくと伸びて、前期後半の開始式にすてきな姿を見せてください。
夏休みに入り、校舎及び体育館入口のバリアフリー化の工事が進んでいます。
本校の校舎は古いつくりであったため、いたるところに段差がありました。体育館が避難所に指定されていることもあって、誰にでもやさしい校舎及び体育館へと変容します。
現在、本棟玄関、本棟と新棟の間、本棟児童昇降口、体育館入口スロープ設置、給食棟横の倉庫解体(エレベーターが設置できるように)と、工事が急ピッチで進められています。
前期後半の学校生活に支障をきたさないように、工事関係者の方々が土曜日も作業を進めてくださっています。
菊陽中学校の2年生4名が、本校で3日間、職場体験を行いました。
4名とも本校の卒業生です。まだ、職業的な夢ははっきりとしていないこの時期に、こうした体験をすることは有意義なことです。
最初は緊張していたものの、次第に小学生の目線に高さを合わせて話したり、一緒に遊んだり、授業の支援をやさしく行ってくれました。
卒業生が、このように一歩一歩成長してくれることを、うれしく思いながら観ていました。
小学生も、以前仲良しだったお兄さん・お姉さんと共に過ごすことができて、とても楽しそうにしていました。
小学生にとっても、中学生にとっても、とても意味ある3日間でした。
先日の、授業参観、家庭教育学級、そして学級懇談会と、多数の保護者にご参加いただき、ありがとうございました。子どもたちも、頑張っているところを観てもらうのがうれしかったことと思います。
子どもたちの授業中に頑張る姿はいかがでしたか?担任の考えや話し方、授業での姿もしっかり観られたことと思います。授業に参加いただいた学年もありました。ありがとうございました。
そして、家庭教育学級では、SNSとの付き合い方をテーマに学びました。夏休みという期間は楽しいものですし、スマホやゲームも正しい使い方をしていけば便利で生活を豊かにしてくれるものです。しかし、使い方を間違うと取り返しのつかない事態を招くこともある怖さがあります。ご家庭で、しっかり話し合って、ルールを決めて、徹底させていくことが、子どもを守ることにつながります。保護者の責任として、スマホ等の管理をよろしくお願いします。
前期前半、本校の教育へのご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございました。今後も、よろしくお願いいたします。
3年生の国語の授業が面白い!面白いというか、その場にいることが、本当に心地よい。いつまでも、ずっと、観ていたいし、聞いていたい。そう感じさせてくれる雰囲気があるのです。
担任の大津教諭がチャレンジしているのは「指名なし音読」。先生に指名されることなく、自らの意思で立ち上がって音読をしていくのです。それをクラスのみんなで交代しながらつないでいき、一つの題材を最初から最後まで読み上げるのです。
まず、「自ら立つ」というのがいいですね。そこには、音読という学習活動一つとっても、決して人任せにしないで、主体的に動く姿勢が表出してきます。授業というのは、先生が創り出したものを受けるものではなく、自分たちの力で展開していくという意識が重要です。そのことを「自ら立つ」という行動で育てようとしているのだとわかりました。
次に、相手意識。この音読で難しいのは、一度に何人も同時に立ってしまうこと。『どうしても、この段落は自分が読みたい。』という意思で立っているものの、友達も同じ思いで立っています。そこに、譲り合いや、音読回数が少ない友達への配慮、発表が苦手な友達への励ましなどが入り混ざります。だからこそ、ほわ~んとした温もりある雰囲気を肌で感じ取ることができるのです。
クラスの一人一人の力と力と力が合わさって(+)、学級としての大きな力となっていく、それが「協力」なのです。
子どもたちの目はきらきらしています。自分たちの音読がどんどん仕上がっていくと、みんなで共有した喜びが笑顔として表れてきています。「今度は、明日の2時間目に音読しますよ!」と自慢げに私を誘ってくれます。それだけ、「自分たち」に自信をつけているのです。
自己選択、自己決定を行い、自らの意思で主体的に活動していく子どもたちの、今後の授業での姿が楽しみでなりません。
7月12日(金)に、学校運営協議会委員、区長会、民生委員、地域学校協働活動推進員などの皆様をお迎えして、地域でのあいさつ運動促進会議を行いました。5月の第1回学校運営協議会で「学校教育目標(あいさつ 笑顔 思いやり すすんで学ぶ南っ子)にもある“あいさつ”を、もっとよくしよう」という目標を設定し、目標達成のために「多くの地域の方の協力を得ては?」というご意見を伺いました。それを受けて、具体的に実践するための今回の会議となりました。
当日は、お忙しい中、8名の方がご出席してくださいました。本当にありがとうございました。決定したことは以下のとおりです。
★あいさつ運動を、第1・第3水曜日の、7:20~8:10に実施する。第1回目は、9月4日(水)の校門前で行う。
9月4日(水)は多くの方といっしょにあいさつ運動ができればと考えます。できる時間だけで構いません。保護者の方の参加も大歓迎です。是非、よろしくお願いします。
学校便り第8号でお知らせした能楽ワークショップの様子が、ケーブルテレビ(J:COM)で放送されます。
7月13日(土)の11時から放送される「ジモト トピックス」で紹介されます。
あわせて、地域情報アプリ「ど・ろーかる」でも配信されるそうです。
学力向上のための取組として、朝活動の時間に「コミュニケーションタイム」を設定することにしました。目的は対話力を高めることです。相手や内容を意識しながら、質問したり、自分の考えを表現したりしながら、多様性を互いに受け入れ、新たな道を生み出し、共に創造していく力の土台を育てていきます。
今回は、ペアで質問し合って互いの共通点を見つけ合うゲームを通して、質問することで相手のことを知る楽しさに気づかせることをねらいとしました。
本校は、菊陽町教育委員会から学力充実研究指定を受けて、算数の授業づくりの研究を進めています。昨年度の取組の成果として、子どもたちの「わかった」「できた」という実感が高まったことが挙げられます。一方、問題(点)としては、算数の「楽しさ」まで実感するに至っていないことです。その点を重点に、今年度の研究を進めているところです。
さて、「問題を子どもに返す」とはどういうことかと言うと、問題の解決を大人だけが行うのではなく、子どもたちに投げかけて(話をして)、その問題の解決のために何ができるのか自分たちで考え、自分たちで動いていけるよう働きかけることです。
今回は、算数の楽しさを広く子どもたちに伝えるために、「算数レンジャー」を募集し、組織していきました。なんと17名の子どもたちが算数レンジャーになるべく集まってくれました。
そこで決まった内容は、一つ目は、「チャレンジ算数問題」を初級・中級・上級の三種を作って掲示し、たくさんの人に問題を解いてもらって、楽しさを知ってもらうこと。二つ目は、自分の強み(得意なこと)を活かして活動することです。本が好きな人は本で調べたり、タブレットが得意な人はインターネットで調べたりしながら問題を作ります。イラストが得意な人は、ポスターやキャラクターを描いたりして、「チャレンジ算数問題」のことをたくさんの人に知ってもらいます。
この算数レンジャーのスタート会の場にいて、脚色抜きでうれしくてたまりませんでした。学校全体の問題を解決するために多くの子どもが集まってくれたこと。ここに、本校の根っこに流れる豊かなエネルギーを感じました。
現在、掲示板(算数チャレンジコーナー)には、子どもたちが考えた問題、それを受けての回答用紙、ポスターやキャラクター、イラスト入りの楽しい回答箱が並んでいます。今、まさに、子どもたちの自主活動が始まりました。「校長先生、〇〇ができました!」と活動報告を、にこにこ笑顔で、生き生きとしてくれます。そんな時に感じるのです。『あぁ、これこそ、「生きる力」だなぁ。課題解決に向けて、あらゆる方法を使って、友達と協働して動いていく。こんな力を高めた子どもたちが、将来の菊陽町、日本、そして世界を創っていってくれるにちがいない!』と。
6月は人権月間として、全学級で教材をとおして、人間として大事なことを学びました。そして、その学びを
全校児童で共有するのが「みなみっこ集会」です。何を学び、どのように深く考えたのか。これからの自分たちの生活にどう活かしていくのか。これからの自分の在り方はどうしていくのか。それぞれの発達段階で精一杯考え、それを伝え合っていきました。多くの保護者の温かい眼差しに包まれながら、みなみっこたちは、人間としてまた一つ階段を上りました。
人間とは、字のごとく、人と人の間で生きるもの。だからこそ、人を想う心が重要です。でも、これが難しいのです。自分の心は見えても、人の心は見えないから。だからこそ、毎日の生活の中で、何が温もりで、何が冷たさなのか、人の震える心や踏ん張るたくましさなどを見つめていくことが大切です。
一つ一つの事象に立ち止まって考えることで、人の痛みがわかる感
性が育っていきます。人の笑顔を生み出す実践力が高まります。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 森田 富士夫
運用担当者 教諭 小嶌 幸陽