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2023年11月の記事一覧

第2回「みなみっ子集会(人権集会)」を実施しました ~ 子供たちが学んだこと・考えたこと ~

24日(金)の3・4時間目、本年度第2回の「みなみっ子集会(人権集会)」を行い、人権月間、または普段の学校生活の中で、学級や個人で取り組んできたことを発表しました。当日は、スクールオープンデーとして、保護者の方々や学校運営協議会の皆様にも参観していただきました。(お越しいただいた皆様、誠にありがとうございました。)この会の目的は、

〇 全校児童で集い、互いの思いや考えを聞き合うことで、互いを知る機会とする。

〇 これまで学習してきたことと自分やクラスのことを重ねて考え、これからどんなことを頑張っていきたいか発表し、自分たちのくらしをよりよくしていこうとする気持ちを持つ。  

などです。今回、各学級の発表はどれもすばらしく、これまでより、もっと自分の生活と結び付けた意見や語りが多かったように思いました。「相手を知らないこと」が様々な差別や偏見を生みかねません。「決めつけ」をせず、本当のことを知り、正しい判断力を身に付けること、そして相手のことをよく知ることが大切だと、多くの子供たちが意見や感想として出してくれました。なお、お互いに顔の見えない関係であると人は攻撃的になりやすいと言われています(SNSでの、匿名での投稿など)。ネットの世界でも、相手のことを想像しながらコミュニケーションを図ることができる子供たちになってほしいと心から願っています。

 

 

 

3年生の社会科学習~消防署の方からお話を聞きました~

27日(月)の5時間目、3年生では菊池広域連合消防本部菊池南消防署から職員の方を講師としてお招きし、社会科の学習を行いました。子供たちは、消防署の機能や、隊員の方々の1日、消防署にある「車」の種類、消防団と消防署の違いなど、様々なことについて教えていただきました。また、子供たちからは、「どうして消防車は赤いのか、どうして救急車は白いのか」「なぜ、消防の番号は119番なのか」「非番と休みの違いは何か」など、細かい質問も出ていました。面白いですね。こうやって、実際にその組織でお仕事をしていらっしゃる方々からお話を聞くことで、子供たちの理解はぐっと深まります。今回お越しいただいた隊員の方も、「子供たちのためなら」と、事前に様々な準備をしてくださっています。こうやって、できるだけ生きた学びを仕掛けていきたいと改めて思ったひとときでした。たいへんお世話になりました。(写真は、使用しているテキスト「のびゆく菊陽町」)

6年生が、「手洗いマイスター」講座に挑戦!

27日(月)の5時間目、6年生を対象に、菊陽町食品衛生協会による「手洗いマイスター講習会」を実施していただきました。これは、新型コロナウイルス感染症、手足口病、インフルエンザ、感染性胃腸炎など、様々な病気の原因になる接触感染症撲滅運動の一環として、例年町内の各小学校で実施されているものです。(最後には「受講証」もいただきました)お話の中では、菌を増やさないための温度管理や免疫力をアップすることについてなど、様々なことを取り入れながらお話ししていただきました。メインの手洗いについては、示された6つの型を参考に、音楽に合わせて行いました。これだと覚えやすいですね!子供たちは楽しそうに手洗いにチャレンジしていました。(写真は、手の汚れが分かる機器)

それぞれの役割で楽しんだ「鼻ぐり井手祭」~ 子供たちの頑張りに拍手!~

コロナ禍を経て、ついに復活した「鼻ぐり井手祭」。直前には、6年生がインフルエンザで学級閉鎖になるという状況に見舞われましたが、何とか当日を迎え、多くの子供たちが役割を持って参加できました。本校からは、「馬場楠の獅子舞」「鼻ぐり井手劇」「鼻ぐり井手子どもガイド」で子供たちがお祭りに参加しました。ガイド活動は、これまでコロナ禍の影響で本番を経験した子供たちがおらず、ずいぶん心配しましたが、養成講座の先生方のサポートを受けながら、保護者や地域の方々を中心に温かく応援していただきました。3、4年生は劇を披露しただけではなく、来年度のガイド活動に向けて、5・6年生の様子を見ながら学ぶこともできました。次へ向けた心構えができたことと思います。私は、事前に、祭りの実行委員会に参加させていただいたのですが、参加する度に地域の方々の校区への深い愛情を感じ、身が引き締まる思いでした。地域の学校として、この愛情、思いをしっかり受け止めながら教育活動を進めていかなければならないと改めて感じたところでした。なお、実行委員会の皆様方には、学校に対し様々なご配慮をいただきました。誠にありがとうございました。近い将来に、この祭りを担ってくれる人材が本校から育ってほしいと心から願っています。

~「人権の花運動」終了式を行いました~

6月5日(月)に、「人権の花運動伝達式」を実施して、早いもので6ヶ月近くが過ぎようとしています。護川小学校から渡された「命のバトン」であるマリーゴールドの種。人権委員会が中心となって、縦割り班も活用しながらお世話をしてきました。途中、花の元気がなくなって心配したこともありました。ここで、子供たちは、命を育むことの喜びと同時に難しさも感じたのではないでしょうか。今回も前回と同様、人権擁護委員協議会、町人権教育・啓発課から担当の方々においでいただき(人KENまもるくんも!)、感謝状を頂戴しました。児童からは、「花を育てるのは難しかったけど、花が咲いたら嬉しかった。花に向き合った気持ちを人との関わりにも生かしたい」などの感想が聞かれました。このあと、次の学校へ種を引き継ぎます。今年子供たちが育んだ思いが、次の学校でも大きく花開けばいいなと思います。