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天草の土から、世界に一つの器へ ~5年生 作陶体験~

天草市が世界に誇る「天草陶石」。

天草陶磁器の歴史と技を受け継ぐ丸尾焼に伺い、

今年も5年生が作陶体験を行いました。

■本物の技に触れる

「天草陶石」は、有田焼や波佐見焼など、

日本各地の名陶を支えてきた原料として世界的にも知られています。

その地元・天草に暮らす子どもたちが、本物の職人から直接ご指導いただける、

とても贅沢な時間です。

丸尾焼の方々が丁寧に手ほどきしてくださる中、

子どもたちは真剣なまなざしで話を聞き、

いよいよ作品作りに取りかかりました。


■膝を使って、形をつくる
今回の成形では、ろくろではなく「膝」を使った技法で器を作りました。

土の感触を体全体で感じながら、少しずつ形を整えていきます。

「むずかしい…」「あ、できてきた!」そんな声があちこちから聞こえる中、

それぞれが自分だけの器を生み出していきました。

同じ土、同じ作り方でも、仕上がりはみんな違う。

それが手作りの魅力です。

(このように子ども達は膝を使って成形しました。)

世界にたった一つ、自分だけの作品が少しずつ形になっていきました。

■次は、9月に絵付けを
成形を終えた作品は、これから乾燥・素焼きの工程へ。

9月には絵付け体験が予定されています。

どんな模様や色を描くか、今からじっくり考えておきましょう。


■今後の楽しみ
絵付けを経て焼き上がった器は、

家庭科の授業で活躍する予定です。

自分たちでご飯を炊いて、自分が作った器によそって食べる――。

食べることの喜び、物を作ることの喜びが、授業の中でつながります。

きっと、忘れられない味になることでしょう。


天草の大地から生まれた土で、

子どもたちは今、かけがえない体験を積み重ねています。

丸尾焼の皆様、今年も貴重なご指導をありがとうございました。

完成と、その器でいただく食事の日を、みんなで楽しみにしています。