校長のつぶやき

2025年7月の記事一覧

2025.7.18 髙橋先生の退任式

英語指導助手の高橋先生が、この夏で退任することになりました。

大学院生でありながら二束のわらじを履いて、子どもたちの「英語が楽しい!」という声のために、全力でがんばっていただきました。

6年生の代表児童のあいさつにもあったように、英語の学習だけでなく、昼休みは子どもたちとたくさん遊んでくれたりと、子どもたちにとても近い存在でいてくれる先生でした。2年生の児童から花束を受け取るときも、とても柔らかく微笑んでおられました。

 

来年の4月からは、どこかの小学校の先生として活躍を始められると思います。それを心から応援するとともに、またお会いできることを楽しみにしています。

髙橋先生、本当にありがとうございました!!

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2025.7.17 縦割り班 顔合わせ

縦割り班活動が始動しました。

この異年齢の児童グループになって行う活動により、高学年の子はリーダーシップや責任感を養い、低学年の子は上級生へのあこがれをもち、交流をとおして社会性を身に付けることができます。

今回が初回なので、6年生のリーダーによる進行のもと、自己紹介やじゃんけん列車、たけのこニョッキなどのゲームをして楽しみました。

2学期からは、この縦割り班を生かしながら学校生活の活動の幅を広げていきます。お楽しみに!

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2025.7.17 久しぶりの早朝草取り隊

今来むと いひしばかりに 長月の

  有明の月を 待ち出でつるかな (素性法師)

西の空に「有明の月(二十日月)」が出ていたので、百人一首では有名なこの句を思い出しました。

といっても、長月ですから、9月つまり秋の句なのですが、秋の入り口に入ったのかもしれないと感じるほど涼しい朝が続いています。

 

そういう状況もあってか、7:55ぐらいに6年生の運営委員2名が職員室に「放送していいですか」と訪ねてきました。

「今日は朝から運動場の草取りをしようと思うのですが、外でもいいですか?」

「どう思う? 自分で決めていいんだよ。この気温だしね。」

「じゃあ、草取りをすると放送します!」

穏やかな日差しががんばる子どもたちの心と体を照らしているような、そんな朝でした。

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2025.7.16 鬼灯を見つけた更待月

更待月(ふけまちづき)の薄く白い影が西空からほほえみかけていた朝でした。

この少しひんやりした空気が、子どもの頃、夏休みのラジオ体操から帰るときに私を包み込んだ風を懐かしく思い出させてくれました。

これくらいの気温が続いてくれたらと願うばかりです。

 

登校してくる子どもたちの「おはようございます」という明るい声と笑顔に癒されながら花壇のそばを歩いていると、ある植物が実をつけていました。

何かわかりますか?

漢字で書くと、「鬼灯」ですね。他にも「酸漿」とも書くらしいです。ちょっと難しいですね。

答えは、「ほおずき」です。夏休みに入ったぐらいから赤くなって、よく見かける姿になりますね。

実は、隣に植えてあるナスみたいな花が咲くものですから、何の植物かなとずっと思っていたのです。実がなって初めてわかりました。調べてみると、「ナス科」の植物だそうですから、花が似ているのも納得です。

「鬼灯」と書くぐらいですから、魔除けの力があるらしいですよ。

 

あと3日で1学期も終わり、夏休みに入ります。

こういう、日頃「?」と思っていることをじっくり調べてみる時間を作り、新しい発見と出会うのもすてきな夏休みの過ごし方かもしれません。

ぜひ挑戦してみましょう!

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2025.7.15 命の守り方を学ぶ「着衣水泳」

プール横の駐車場に救急車と消防車が停まっていました。

事件!ではありません。宇城消防署と美里分室の消防士の方々が、合計11名も本校のプールに集まってくださったのです。「着衣水泳」の指導者として。

子どもたちのために、本当にありがとうございます!

 

夏は水辺で過ごすことも多くなり(もちろん、家族と一緒にです!)、水の事故が起きやすい状況にあります。危険を避けるとともに、もし水中に転落してしまった場合、どうやって自分の命を守るのか、どうやって体力を温存しながら救助を待つのか等を実践的に学ぶのが「着衣水泳」の学習です。

 

2時間目は、2・5年生。消防士さんに学ぶとともに、昨年までの学習の効果もあり、上手にペットボトル1本で浮いています。

3時間目は、1・6年生。1年生は小プールでていねいに教わります。6年生は、人間洗濯機で水流がグルグル動いている大プールでも落ち着いてプカリ。

4時間目は、3・4年。壁を軽くけって体を投げ出し、ふわりと浮くことができています。正しい腰の位置なども丁寧に教えていただきました。

 

あと数回で小学校での今年のプールの授業は終わり、夏休みに入ります。

海や川で遊ぶことを楽しみにしている子どもたちの多いと思います。使う機会がないのが一番ですが、自分の命や誰かの命を救う技術を身に付けましたので、安全で楽しいウォーターレジャーにいそしんでもらえたらと思います。

お忙しい中、子どもたちのためにご指導いただいた宇城消防署及び美里分室の消防士のみなさま方、本当にありがとうございました。

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