校長のつぶやき
2025.7.16 鬼灯を見つけた更待月
更待月(ふけまちづき)の薄く白い影が西空からほほえみかけていた朝でした。
この少しひんやりした空気が、子どもの頃、夏休みのラジオ体操から帰るときに私を包み込んだ風を懐かしく思い出させてくれました。
これくらいの気温が続いてくれたらと願うばかりです。
登校してくる子どもたちの「おはようございます」という明るい声と笑顔に癒されながら花壇のそばを歩いていると、ある植物が実をつけていました。
何かわかりますか?
漢字で書くと、「鬼灯」ですね。他にも「酸漿」とも書くらしいです。ちょっと難しいですね。
答えは、「ほおずき」です。夏休みに入ったぐらいから赤くなって、よく見かける姿になりますね。
実は、隣に植えてあるナスみたいな花が咲くものですから、何の植物かなとずっと思っていたのです。実がなって初めてわかりました。調べてみると、「ナス科」の植物だそうですから、花が似ているのも納得です。
「鬼灯」と書くぐらいですから、魔除けの力があるらしいですよ。
あと3日で1学期も終わり、夏休みに入ります。
こういう、日頃「?」と思っていることをじっくり調べてみる時間を作り、新しい発見と出会うのもすてきな夏休みの過ごし方かもしれません。
ぜひ挑戦してみましょう!
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