日誌

校長室から

走る力も「継続は力なり」

2月23日(金)、今年度3回目の水東小学校との交流ということで、水東小学校で合同の持久走大会を開催しました。いつもと違う場所で初めて走るコースですから、ペース配分も難しい中、低学年の部で女子が3位入賞、中学年の部で男子が1位と女子が3位、高学年の部で男子が1位をとるなど、堂々たる結果を出してくれた子供たちです。

この厳しい条件下でなぜ本校児童がこれだけ結果を出せたのか・・・と考えると、やはり「ランランタイム」の存在が浮かびます。

本校の朝の活動には、ほぼ毎日「ランランタイム」という5分間走が入ります。8時15分になると運動場で校歌を高らかに歌い、ラジオ体操を準備運動として、そのあと5分間、みんなで走るのです。一人一人に自分の目標を持たせ、それを達成できたら階段に掲示してある一覧表にシールを貼ることができます。

速い子供で約7周、ゆっくりの子供でも4周は走ります。走り終わった後、倒れこみそうになるほど、みんな一生懸命走ります。それを4月からずっと続けてきたのです。

ただ、3学期は、凍った運動場が次第に融けてぐちゃぐちゃになるので、なかなか使えないことが多く十分走れませんでした。だから、正直なところちゃんと走れるか心配していましたが、上のような結果だったのです。やはり、継続は力なりですね。つくづくそう感じました。

平昌オリンピックでは日本人選手が大活躍し、見ていた私たちもたくさんの感動をもらいました。ひたむきに頑張る姿は見る人の心を動かします。それがスポーツであれ、勉強であれ、芸術であれ、努力なしに結果はついてきません。「一生懸命はカッコいい!」いつも子供たちに話しています。

道具もいらない、いつでも一人でもできる。子供たちに元気をもらいましたので、私も「走ること」や「歩くこと」を少し頑張ってみようかなと思います。

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1月もいろいろありました。

1月があっという間に行きそうですね。
 寒い日や暖かい日が入れ替わり訪れたこともあってか、
感染性の病気が流行しました。1月16日(火)、17日(水)のことでした。幸い、18日(木)には多くの子供たちが回復し登校しました。でも、感染症の恐ろしさをしみじみと感じ、その予防の大切さを改めて強く感じたことでした。

すぐに保護者には養護教諭から注意喚起のプリントを配付しました。新聞を見ますと、市内の学校ではインフルエンザが流行中とのことですし、寒かったり暖かかったりで体調管理も難しいのでしょうか。18日に予定していた1月の鶴の子スクール(書初めとパソコン教室)も、24日に延期して実施したところです。

まとめた情報を下に載せておきます。どうぞ、地域の皆様も、時節柄ご自愛ください。

  ミニコラム ~感染性胃腸炎・インフルエンザ~

〇感染性胃腸炎

・細菌やウイルスなどの病原体による感染症です。

・潜伏期間は1~3日程度です。主な症状は吐き気、おう吐、下痢、発熱、腹痛です。有症期間は平均2448時間です。

・特別な治療法はなく、症状に応じた対症療法を行います

・乳幼児や高齢者は下痢等による脱水症状を生じることがありますので早めに医療機関を受診することが大切です。トイレの後や、調理・食事の前には、石けんと流水で十分に手を洗いましょう。

・便やおう吐物を処理する時は、使い捨て手袋、マスク、エプロンを着用し、処理後は石けんと流水で十分に手を洗いましょう。

〇インフルエンザ

・インフルエンザは、インフルエンザウイルスによって起こるウイルス性呼吸器感染症です。

・いずれの型のインフルエンザも13日の潜伏期をへて、悪寒を伴う高熱、全身倦怠感を伴って急激に発症します。鼻汁、咳、咽頭痛などの呼吸器症状や、吐き気、嘔吐、下痢などの消化器症状を伴うことが多く、頭痛、関節痛も現れます。

・医療機関を受診し、処方された薬を服用するとともに、水分の補給に努め、脱水にならないように注意します。

・飛沫によって他人に感染するので、一般的に発熱などの主要症状がなくなるまで登校や出社は停止します。家庭でも感染予防のため、患者さんの気道分泌物の付着した物の扱いに注意し、手洗いとうがいを励行しましょう。


 

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1年の計は元旦にあり

1月9日(火)、今日は3学期の始業式。湯出小学校に25人の元気な子供たちの声が戻ってきました。

始業式では、2・4・6年の子供たちが冬休みの思い出と3学期の目標を語りました。6年生からは「中学校に向けて勉強を頑張ります」等、力強く前を見据えた言葉を聞くことができました。

私からは、3学期の目標として『「(3学期の修了式に)次の学年の準備ができました」と言えるようになろう』を掲げました。3学期は授業日数54日。あっという間に「行き、逃げ、去る」ことでしょう。ですから今年度のまとめをしっかり行うことはもちろんのこと、先輩方の姿を見ながら次の学年をイメージし、その心構えをする大切な「30年度の0学期」だと思うのです。

実は、子供たちに話しながら自分に言い聞かせています。「1年の計は元旦にあり」です。「みんなに居場所のある学校」「地域とともにある学校」を目指し、次年度に向け、知恵を絞っていきたいと考えています。
 ところで、「1年の計は元旦にあり」ですが、この
ことわざの由来は、日本の戦国武将の毛利元就の手紙に書かれていた文章の説と、中国の明の時代に書かれた月令広義という説があります。

 

ちなみに月令広義の「四計」のなかにはこうあります。

一日の計は晨(あした)にあり

一年の計は春にあり

一生の計は勤にあり

一家の計は身にあり

 

これを分かりやすく言うと

一日の計画は晨(あした)=朝にきちんとたてなさい

一年の計画は元旦にたてなさい

一生の計画は、まじめに働くことできまります

一家の将来は健康ですごすことできまります。

 

私は、計画は立てるもののいつも三日坊主で終わるので、今年はちょっと頑張ろうと思っております。


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