校長ブログ「風土」
088(2024-0925)【たいへんよくできました】
今日もまた2年生の教室にお邪魔してきました。算数の引き算の練習をしていました。102-29といった繰り下がりのある計算で、十の位から持ってこられないので、百の位から繰り下げて、再度繰り下がりを行う必要がある問題でした。
苦手な子供の横について、一つ一つ計算に取り組むよう声をかけ、一つの問題が終わるたびに丸を付けていくと、徐々に自信をつけて次々に問題を解いて花丸をもらって笑顔になった姿が印象的でした。
087(2024-0924)【随兵寒合】
昨日は久しぶりに真夏日(気温30度以上)となり、半袖でスーパーなどに入ると、肌寒さを感じるぐらいでした。
そして、今朝玄関を開けてひんやりとした空気にびっくりしたところです。熊本市内では、9月15日前後に藤崎八幡宮のお祭りがあり、随兵行列があるのですが、その頃になると急に朝の空気が変わることから「随兵寒合(ずいびょうがんや)」と呼びます。それが1週間遅れてきたというところでしょうか。体調管理にご注意を!
086(2024-0920)【ことわざ遊び】
2年生の教室に入って、子供たちとかかわる時間がありました。すると、1人の子がカードの束を持ってきました。見てみると、ことわざの一部がつづられたものでした。その言葉の続きを当てられるようになっていて、一緒にやってみました。「ねこに」「ちりもつもれば」「千里の道も」…などなど。子供たちは毎日取り組んでいるのでしょう。素早い返しにびっくり!昔から伝わる言葉に親しむことで、自信をつけていくのでしょうね~。
085(2024-0919)【秋来ぬと目にはさやかに…】
平安時代前半の短歌に「秋来ぬと 目にはさやかに見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる」というのがあります。藤原敏行という人が歌ったものだそうです。
連日の残暑により、昼間の様子はまだまだ真夏と言ってもおかしくない状況です。しかし、時折吹いてくる風を受けると、秋を感じる瞬間があるものです。夜明けの頃や夕方日が傾き始めると特にそんな気配を感じてしまいます。週末の3連休を過ぎるともっと感じるのようになるのかな?
084(2024-0918)【忍耐と我慢】
国語辞典によると…
忍耐とは「苦しさ、辛さ、悲しさなどを耐え忍ぶこと」
我慢とは「こらえること」
似ている言葉ですが、微妙にニュアンスは違うようです。
ある記事で見たところ、“我慢”は目的もなくとにかく耐えるため、いずれ体を壊してしまう。“忍耐”は、目的を成し遂げるために耐えるので、いずれは人生を豊かにすると…。
心や体を壊す“我慢”ではなく、将来の夢や目標が実現できる“忍耐(力)”を身につけたいですよね。