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2014年6月の記事一覧

不審者対策避難訓練


「子どもたちの命を守れ!」 避難訓練(6/26)

 中央小では、毎年、不審者から子どもたちの命を守るための訓練を行っています。本年度も高森警察署の協力を得て、「運動場に不審者が現れ、教室に侵入する」という想定で訓練を行いました。
 運動場に現れた不審者(高森警察署の方)を発見した子どもから職員室に連絡が入り、緊急放送の後、子どもたちは体育館に避難しました。子どもたちは、整然と冷静に避難することができましたが、不審者に対応した職員は大変だったようです。刃物を持った不審者に、それぞれがサスマタや竹ぼうきなどを持って対峙しましたが、臨場感あふれる訓練に緊張と不安を感じたそうです。訓練後、「子どもたちの命を守るために必死でした。」という声を聞き頼もしさを感じました。
 学校は、子どもたちの安全な生活が保障されるべき場所です。しかし、過去には痛ましい事件が発生しています。あってはならないことですが、校長としては、「もしものことが発生したらどう対応するか」を常に念頭に置いて、学校経営をしていきたいと考えています。

草取り大作戦


縦割り班 草取り大作戦(6/24)
 縦割り班活動の一環として、全児童、全職員で校内除草作業を行いました。30分間の作業時間でしたが、子どもたちは、黙々と取り組んでいました。今回も6年生のリーダーシップが随所で見られました。除草した後地に、花を植える班もあり、校舎周辺が随分すっきりしました。
 6月30日には、阿蘇教育事務所や高森教育委員会からたくさんのお客様が来られます。きれいな環境でお客様をお迎えしたいと思っています。

はなしのぶコンサート

はなしのぶコンサート(6/22)

 今回で34回目、そして最後となるコンサートが1400名もの方々をお迎えして盛大に行われました。
 中央小からは、5,6年生の76名が参加し、「野に咲く花のように」をアカペラで、「故郷(ふるさと)」をマンドリンの調べに乗せて合唱しました。私は、子どもたちの歌声を聴きながら感極まるものがありました。また、この子どもたちと一緒に学校生活がおくれる喜びを改めて感じました。コンサートの最後に、出演者とお客様が一緒に「花は咲く」を歌いましたが、多くの方々にとってすてきな思い出ができたことだと思います。
 中央小は、学校が設立された平成15年度からの参加になりますが、それ以前は、旧色見小、旧上色見小、旧高森小の3校が参加していたそうです。小学生の時に、このコンサートに出場し、その後尚絅高等学校ギターマンドリン部に入った先輩がいたことを聞きました。また、親子2代にわたって参加した家族も数軒あるそうです。
 いろいろなドラマを生んだこのコンサートを、長きにわたり支えてこられた実行委員会の皆様に心より敬意を表したいと思います。

なかよし交流会


なかよし交流会(6/19~6/20)
 阿蘇青少年交流の家で行われました。阿蘇郡市内の小中学校の特別支援学級に在籍する児童生徒が参加しました。中央小からも5人の児童が参加しました。
 1日目の活動は、午前中に開所式とオリエンテーションを行い、午後からは、雨が降ったので室内で「宝さがし」をしました。入浴、夕食の後、午後7時から「キャンドルの集い」を行いました。第1部が「キャンドルのつどい」、第2部が「楽しく遊ぼう」、第3部が「読み聞かせ」という3部構成でした。神秘的に始まり、ゲームやダンスで盛り上がり、心穏やかに幕を下ろしました。中央小の5人もそれぞれに体を動かし、声を出して楽しんでいました。担当の先生方のきめ細かな準備により、子どもたちの心に残る「キャンドルの集い」ができました。
 2日目は、5人が一番楽しみにしていたアゼリアでの水泳です。ウォーキングスライダーや流水プールで楽しく泳ぎました。
 2日間の交流会でしたが、5人が楽しく過ごすことができたことが何よりでした。また、他校の子どもたちとたくさん知り合うことができてよかったです。

教育課程ヒアリング


高森町教育課程ヒアリング(6/12)
 12日(木)、午後3時より、高森町教育委員会主催の高森町教育課程ヒアリングが行われました。各学校15分程度の時間で、本年度の学校経営、教育活動等について報告をしました。私からあいさつをし、河津教頭と田上教務主任が説明しました。他校の状況を聞くことができ大変勉強になりました。本年度は、ICTを活用した学力向上にしっかり努めたいと考えています。
高森警察署・所在地連絡協議会(6/16)
 16日(月)、午後1時30分より、高森警察署で行われました。本年度の大きなテーマは、高齢者の方々を犯罪や交通事故からいかに守るかでした。私は、中央小の子どもたちが、日頃から高齢者の方々に見守りや声かけをして頂いているので、高齢者の方々を守るという意識はあまりありませんでした。
 高森町は、今年4月から、「地域とともにある学校づくり」を目指してコミュニティ・スクールが動き出しました。それを活かして、高齢者の方々と接する教育活動をもっと取り入れていきたいと思いました。一緒に活動することで、子どもたちは、生きる知恵を身につけ、高齢者の方々は、さらに元気になっていただけたらいいなと思います。
 今回、いろいろな方の話を聞きながら、私が学校経営で目指している「地域に貢献できる子どもの育成」を具現化する第一歩は、高齢者の方々とのつながりだということを再確認させてもらいました。