~ふるさとを愛し、自ら 気づき 考え 行動する栖本っ子の育成~
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2025年9月の記事一覧
今日の栖本っ子~各学年の学びの様子~
9月30日(火)、2学期が始まってからあっという間に一ヶ月が過ぎ、今日で9月も終わります。日中はまだ暑さが残りますが、子どもたちはこの実りの季節を迎え、学びにも活動にも一段と意欲的に取り組んでいます。本日は、全学年の学習の様子を紹介いたします。
1年生
生活科「生き物となかよくなろう」の学習で、運動場へ飛び出しました。網を手に、草むらをかき分け、トノサマバッタやショウリョウバッタ、ダンゴムシなどを見つけ出し、「捕まえたよ!」と目を輝かせていました。今後は、捕まえた虫のお世話を通して、生命の尊さを学び、観察記録を丁寧にまとめていきます。
2年生
音楽の授業で、3拍子のリズム打ちに挑戦しました。ウッドブロック、トライアングル、すずといった様々な楽器を使い、音を聴き合いながら、心地よい拍にのって正確にリズムを奏でることができていました。
3年生
算数で、わり算の「あまり」をどう処理するか、という応用問題に取り組みました。先生からの課題に対し、まずは一人で、二人で、三人でとそれぞれ思い思いに課題解決に取り組みました。「あまりの3人が座るには、椅子を1客増やせばいい」という、生活に結びつく解決策に気づいた瞬間、教室全体に納得の空気が流れました。粘り強く考える力が大きく伸びています。
4年生
国語の宿題で間違いが多かった問題を題材に、全員で学び合いを行いました。「なぜ間違えたのか?」「次に解くときにどこに注意すればいいか?」を積極的に出し合い、失敗を次の成功につなげるための確認作業を丁寧に行っていました。
5年生
外国語の学習では、「Can」や「Can’t」を使い、友だちができることやできないことを英語で伝え合う活動を行いました。身振り手振りを交えながら、楽しそうに質問しあっていました。臆せず英語を使う力が着実に身についています。
6年生
家庭科で、トートバッグづくりに挑戦していました。慣れないミシンを集中して扱い、一針一針、丁寧に布を縫い進めていました。「自分の力で物を形にする」という達成感を味わうために、皆黙々と作業に没頭していました。
今日の栖本っ子~天草市の水産業について学ぶ~
5年生の子どもたちが、ふるさと天草の宝である水産業について、天草市水産振興課の細田様、茂越様にお越しいただき、私たちの暮らしを支える豊かな天草の海の現状と未来について、熱心にお話を伺いました。
まず、子どもたちを最も驚かせたのは、天草の漁業の規模と多様性です。年間13,070トンという膨大な漁獲量が、熊本県全体の約7割(73%)を占めているという事実に、多くの子どもたちが「そんなに!?」と声をあげていました。私たちが暮らす天草の海が、これほどまでに恵まれた「多漁法多魚種」の海であり、実に280種類もの魚たちが生きていることに、改めて大きな驚きと誇りを感じていました。また、旬の魚や最も漁獲量の多い魚を知り、「養殖漁」にも多様な種類があることを学んだり、ブリが一年中美味しく食べられると聞いて「食べてみたい!」と食欲をそそられたりする声も多く聞かれました。さらに、漁獲される地域によってブリの味や食感が違うという奥深い話に触れ、「味比べをしてみたい」と、食への好奇心を膨らませる様子も見られました。
話を聞く中で、「これからも魚がたくさん獲れる海を守っていきたい」「海を大切にして、魚が住みやすい環境を整えたい」という、力強い決意が多くの感想に綴られていました。 また、漁業が抱える課題の一つとして、「魚を食べる人が減っている」という現状を知り、子どもたちは危機感を覚えたようです。その上で、「魚をたくさん食べたい!」「もっと魚食を進めていきたい」という、前向きな感想もありました。中には、たくさんの魚を食べて「漁獲量(獲れる魚の量)」を応援したいという、とても可愛らしくも心温まる目標を立てた児童もいました。さらに、熊本県の約7割の魚が天草産だと知り、「天草市に住んでいて良かった!」と、ふるさとへの誇りを一層強く感じた様子が伺えました。
この学習を通して、子どもたちは天草の恵みの豊かさに驚くとともに、その海を守り、漁業を応援することが「自分たちの未来を守ること」に繋がるということを肌で感じ取ったようです。
今日の栖本っ子~34年生書道~
本日9月27日(月)は、3・4年生の子供たちのために和貴保育園の浦島園長先生にお越しいただき、ご指導をいただきました。
3年生は「木」という字に挑戦。まっすぐな縦線や、左右に伸びる払いなど、漢字の基本となる力強い形を、先生の的確なアドバイスを受けながら筆で表現していきました。集中して墨と向き合う子供たちの背中からは、文字を丁寧に書き上げようという強い意欲が感じられました。
一方、4年生は「左右」という、形のバランスを取るのが難しい文字に挑みました。「左」と「右」のそれぞれの字が持つ特徴を捉え、空間を意識しながら筆を運びます。浦島園長先生は、筆の入り方や止め方、そして字全体の美しさの秘訣を、子供たちが理解しやすい言葉で丁寧に教えてくださいました。その結果、一枚書くごとに文字が生き生きとしてくるのが見て取れました。
浦島園長先生、本日も子どもたちのために、お忙しい中にご指導いただき、ありがとうございました。
今日の栖本っ子~ひまわりの会の皆さんの読み聞かせ~
今日は、朝の時間に、「ひまわりの会」の皆様による心温まる読み聞かせが行われました。子供たちは、毎週金曜日のこの時間を本当に心待ちにしています。今日もまた、各教室で、物語の世界に引き込まれるように、静かに、そして真剣に、語られるお話に耳を傾けていました。ユーモラスなお話に大きな笑いが起きたり、感動的な場面では息をのんだり、子供たちの豊かな感情が教室いっぱいに広がります。集中して聞く眼差しは、真剣そのものです。「ひまわりの会」の皆様が選んでくださる絵本や物語は、子供たちの想像力を広げ、優しい心を育んでくれます。
お忙しい中、毎週欠かさず学校に足を運んでくださり、子供たちのために素晴らしい時間をご提供いただいておりますことに、心より感謝申し上げます。これからも、本に親しみ、豊かな言葉に触れる大切な時間として、大切にしていきたいと思います。
今日の栖本っ子~56年生書道~
今日は、56年生の書写(書道)の時間の様子をお知らせします。
いつも書道の時間にお世話になっている和貴保育園の浦島園長先生にご来校いただき、子どもたちにご指導をしていただきました。五年生は「成長」を、六年生は「友情」という課題に取り組みました。浦島園長先生は、筆の正しい持ち方から、墨の含ませ方、そして文字のバランスをとるための筆づかいなど、非常に的確かつ丁寧な助言をしてくださいました。子どもたちは、園長先生のお言葉を真剣に受け止め、筆を運ぶ度に目に見えて上達していくのが分かりました。
浦島園長先生、お忙しい中に、ご指導ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 福山哲也
運用担当者 教頭 山下宙征
天草市立栖本小学校
sumoto elementary school
天草市栖本町馬場25番地
℡0969-66-2011
E-mail sumoto@city-amakusa.ed.jp