学校生活

2025年7月の記事一覧

今日の栖本っ子~福祉を学び、心を育む!梅寿荘での貴重な体験~

 7月30日(水)、4年生児童が特別養護老人ホーム梅寿荘にて開催された「令和7年度ワークキャンプ事業」に参加しました。

 このワークキャンプは、児童が福祉講座を通して社会福祉への理解と関心を深め、ボランティアや市民活動への参加のきっかけづくりを目的としています。また、疑似体験を行うことで、「相手を思いやる心」と「支えあう心」を育む、大変意義深い機会となりました。

ワークキャンプでは、以下のプログラムに取り組みました。

福祉講座(高齢者・認知症について):高齢者や認知症に関する講義を受け、基礎知識を学びました。
施設見学:梅寿荘の施設内を見学し、高齢者の方々が生活される環境や介護の現場を間近で見学しました。
介護ロボット・車いすリフト体験:最新の介護ロボットや車いすリフトを実際に操作・体験し、介護の技術や工夫に触れることができました。
感想文作成・グループワーク:体験を通して感じたことや学んだことを感想文にまとめ、グループで共有することで、学びを深めました。
 参加した児童は、真剣な態度で講義に耳を傾け、積極的に体験活動に参加していました。今回の貴重な経験が、子どもたちの社会福祉への関心を高め、将来のボランティア活動への第一歩となることを期待しています。

 体験後には、おいしいかき氷をいただきました。貴重な体験の場を提供してくださった天草市社会福祉協議会 栖本支所、特別養護老人ホーム梅寿荘の皆様、大変ありがとうございました。

今日の栖本っ子~子どもたちの成長を振り返って~

 1学期は、子どもたちが「めざす栖本っ子」の目標である「す・も・と」を意識し、様々な場面で力を発揮してくれました。

「す」:元気な挨拶は栖本小学校の宝物です。登校時に地域の方々や先生方や友達に元気いっぱいの挨拶を届ける姿、特に一人ひとりが名前を呼んで挨拶してくれる姿に、私自身もたくさんの元気をもらっています。
「も」:目標に向かってチャレンジする心は、様々な場面で発揮されました。運動会では、応援団やリレーで最後まで諦めずに走り抜き、仲間と心を一つにする姿。また、漢字・計算大会に向けて休み時間や家庭で計画的に練習に取り組む姿。プールでは、自分の限界に挑戦し、少しでも長く泳げるように頑張る姿も見られました。
「と」:そして、困っている友達に「大丈夫?」と声をかけ、自然と助け合う姿がたくさん見られました。「ありがとう」や「ふわふわ言葉」が飛び交う校内は、子どもたちの優しさであふれています。
 さて、いよいよ明日から夏休みです。1学期、子どもたちは、勉強で行事で、委員会活動で本当によく頑張ってくれました。心と体をしっかり休め、家族との時間や好きなことに思い切り挑戦する大切な時間にしてほしいと終業式では伝えました。ご家庭でも、命を大切にすることを第一に、安全で楽しい夏休みを過ごしてください。交通安全、水の事故、熱中症、スマートフォンの使い方など、ご家庭でも今一度お子さんと確認をお願いいたします。

 日々のホームページをご覧いただいていること、日頃より温かく子どもたちを見守ってくださる保護者・地域の皆様に、心から感謝申し上げます。2学期に、元気いっぱいの子どもたちから夏休みの思い出話をたくさん聞かせてもらえることを心待ちにしています。1学期、お世話になりました。

今日の栖本っ子~4年生子ども民生委員~

 

 7月17日(木)に、4年生が総合的な学習の時間で、栖本町民生委員の皆様を学校にお迎えし、交流会を行いました。「子ども民生委員として、私たちに何ができるだろう?」というテーマのもと、まずは民生委員の皆様から、日頃どのような活動をされているのか、お話を伺いました。子どもたちは皆、真剣な眼差しで耳を傾けていました。

その後は、グループに分かれて自己紹介を交わし、活発な意見交換が始まりました。「地域のお年寄りが集まるサロンに参加してみたい」「困っている人に自分から声をかけてみる」「話すときは、相手に伝わるように、会話が続くように言葉遣いや話し方を工夫したい」など、子どもたち一人ひとりが、自分にできることを真剣に考えていました。今回の交流会で生まれた子どもたちの「やってみたい」という気持ちが、夏休みや2学期に向けて、地域を思いやる優しい心となって大きく育っていくことを願っています。

 本日は、民生委員の皆様、ありがとうございました。

今日の栖本っ子~命を守る大切な学び 着衣泳法指導~

 本日、7月16日(水)、栖本小学校では子どもたちの命を守る大切な学習である、着衣泳法指導を実施しました。これは、夏休みを前に子どもたちが事故に遭わないための知識と技能を身に付けるとともに、海水浴などのマリンレジャーにおける安全意識を高め、予期せぬ状況で水に落ちてしまった際に、慌てることなく自分の命を守るために必要な態度と技能を育むことを目標としています。

 今年度は、広域連合中央消防署から3名の方を講師としてお招きし、ご指導いただきました。

 

 子どもたちは水着の上に洋服を着て水の中に入り、まず25メートル進んでみました。洋服を着ていると体が重く進みにくいことがわかったようです。次に流れの中で浮いたり、ペットボトルを抱えて浮いたりしました。はじめは上手に浮くことができなかった子どもたちも、講師の方の丁寧なご指導により、徐々にペットボトルを抱えて上手に水面に浮かぶことができるようになりました。

 

 今回の着衣泳法指導を通して、子どもたちは水の危険性について深く理解し、自分の命を自分で守るための具体的な方法を学ぶことができました。この経験が、夏休みだけではなく、今後の生活においても安全に過ごすために役立つことを願っています。

 お忙しい中、子どもたちのために貴重な時間を割いてご指導くださった講師の方々に心より感謝申し上げます。

今日の栖本っ子~毎日おいしい給食ありがとうございます!~

 

 7月15日、青い空が広がり、降り注ぐ日差しがまぶしい一日となりました。1学期も残すところあと4日となりました。さて、今日は子どもたちの学校生活を支える大切な「食」についてとりあげたいと思います。 

7/15(火)のメニュー

フレンチトースト、牛乳、ポトフ、ツナマヨサラダ

7/8(火)のメニュー

手作りバジルベーコンパン、牛乳、冬瓜スープ、シーザーサラダ

 

地元の恵みをいただく
  近年、食材や米の価格が高騰し、全国的に給食費の値上げが大きな話題となっています。本校の給食も、1食あたり70円の値上がりとなりましたが、この値上がり分につきましては、天草市より全額ご助成いただいております。保護者の皆様にご負担をおかけすることなく、子どもたちに美味しい給食を提供できることに、心より感謝申し上げます。このような状況の中、栖本学校給食センターの皆様は、子どもたちのために日々、様々な工夫を凝らしてくださっています。特に力を入れているのが「地産地消」です。栖本町や倉岳町で採れた新鮮な野菜等を積極的に献立に取り入れ、地元への愛着を育むとともに、食の安全にも配慮してくださっています。また、子どもたちに大人気の手づくりパンも、給食センターの皆様の愛情がこもった逸品です。温かいご飯やパン、栄養満点のおかずが並び、子どもたちは毎日、笑顔いっぱいで給食をいただいています。

「いただきます」に込める感謝の気持ち
 毎日、当たり前のようにいただいている給食ですが、そこには多くの人々の手間と愛情が詰まっています。食材を育ててくださる方々、調理をしてくださる給食センターの皆様、そして温かいご支援をくださる天草市に、心からの感謝を申し上げたいと思います。子どもたちには、この感謝の気持ちを忘れずに、「いただきます」の言葉に、命をいただく尊さと、支えてくださる方々への感謝の心を込めてほしいと願っています。

今日の栖本っ子~タブレットを活用した授業~

 

 7月14日(月)、1学期も残すところあと5日となり、子どもたちはそれぞれのまとめの学習に、一生懸命取り組んでいます。本日は、全学年でタブレットを活用した授業に取り組みました。単に「ICT機器」としてではなく、まるで鉛筆やノートのように、子どもたちが学びを深めるための「文房具」として自然にタブレットを使いこなせるように発達段階に応じて授業の中で活用しています。子どもたちは、タブレットを操作しながら、それぞれの課題に楽しそうに、時には真剣な眼差しで向き合い、黙々と学習を進める姿が見られました。

指導主事の先生をお招きして
 今日は、熊本県教育庁教育政策課より松下純也指導主事をお招きし、各クラスの授業を参観していただきました。松下指導主事からは、「どのクラスも、与えられた課題に集中して取り組む姿が素晴らしいですね」と、栖本っ子の学習に臨む真摯な姿勢に対してお褒めの言葉をいただきました。また、本校の先生方にも、より効果的な授業づくりについて、専門的な視点から貴重なアドバイスをいただきました。子どもたちの「わかった!」「やってみたい!」という笑顔をさらに増やせるよう、先生方も熱心に耳を傾けていました。今後も、松下指導主事には定期的に学校へお越しいただき、子どもたちの学習の様子を見守りながら、さらなる学びの質の向上に向けてご助言をいただく予定です。

 現代社会において、情報活用能力は必要不可欠な力です。栖本小学校では、これからもタブレットをはじめとするICT機器を積極的に活用し、子どもたちが自ら考え、表現し、そして共に学び合う力を育んでいきます。タブレットが鉛筆やノートと同じように、子どもたちの学習活動に溶け込むことで、学びの世界は無限に広がっていくと思います。子どもたちの「できた!」という喜びや、「もっと知りたい!」という探求心を大切に育みながら、未来をたくましく生きる栖本っ子を、教職員一同、力を合わせて育てていきたいと考えています。

 

今日の栖本っ子~体験から学ぶ~

4年生:イルカとの共生事業
 4年生は「イルカとの共生事業」で五和町へ出かけました。前日の夜から、楽しみでなかなか寝付けなかったという子どもたちの声も聞かれました。現地では、豊かな海を守るための活動について、熱心に耳を傾ける子どもたち。そして、いよいよ楽しみにしていたイルカウォッチングでは、天草の美しい海で、悠々と泳ぐイルカたちの姿を間近で観察し、子どもたちは歓声を上げていたそうです。この体験を通して、海の豊かさ、そしてそれを守ることの大切さを肌で感じ取ってくれたことと思います。

 

5年生:作陶体験
 5年生は学校に「濱平窯」の伊津野さんをお招きし、作陶体験に挑戦しました。子どもたちは「カップづくり」と「皿づくり」に分かれ、真剣な眼差しで粘土と向き合いました。最初はなかなか思うようにいかない様子も見られましたが、伊津野先生の丁寧なご助言をいただきながら、子どもたちはそれぞれの想像力を膨らませ、世界に一つだけの、個性豊かな作品を創り上げていました。土の感触を楽しみ、自分の手で何かを形にする喜びを存分に味わえたようです。

今日の栖本っ子~暑さに負けず頑張っています!~

 7月10日(木)、今日はいつもよりは暑くないようですが、暑さに負けず頑張っています。

 隅々までピカピカ!

 暑さに負けることなく、子どもたちは校舎の掃除に一生懸命取り組んでいました。職員玄関や廊下など、それぞれの持ち場を黙々と、そして丁寧に掃除に取り組んでいました。学校を自分たちの手で美しく保とうと黙々と相似に取り組んでいる姿に、感心しました。

 

2年生、キュウリ収穫!
  2年生の子どもたちからは、嬉しいおすそ分けがありました。生活科の学習で大切に育ててきたキュウリが大きく実り、みんな嬉しそうな表情でみずみずしくて立派なキュウリをおすそ分けしてくれました。自分たちで育てたものを収穫し、その喜びを周りの人と分かち合う経験は、子どもたちの心に豊かな実りをもたらしてくれることでしょう。

 1学期も残りわずか
  1学期も、残すところ今日を含めてあと7日となりました。この1学期、子どもたちは多くのことを学び、心も体も大きく成長しました。残りの日々も、一日一日を大切に、充実した学校生活を送ってほしいと思います。

今日の栖本っ子~安全な登校と元気な挨拶を目指して!~

 7月9日(水)の朝は、地区ごとに集まり、地区児童会が行われました。

 各登校班では、これまでの登校の様子を振り返り、「歩き方はどうだったか」「元気よく挨拶ができていたか」といった点について、子どもたち自身で真剣に話し合いました。また、通学路や家の近くに危険な場所がないかを確認し合うなど、安全意識を高めるよい機会となりました。

 毎日、暑い中、子どもたちは本当によく頑張って歩いて登校してくれています。しかし、今日の話し合いの中では、「挨拶の声が小さくなってしまうことがある」「自分から先に挨拶をするのができない時がある」といった反省の声も聞かれました。一方で、車を停めてくださったドライバーの方々には、きちんと「ありがとう」とお礼を伝えられているという素晴らしい点も確認できました。一つひとつの反省点を、少しずつでも良いので、明日からの登校で改善していってほしいと願っています。みんなで力を合わせ、安全で元気いっぱいの登校を目指していきましょう!

今日の栖本っ子たち~地域の方から学ぶ!~

 

 7月8日(火)4年生と5年生が、それぞれ地域の専門家をお招きし、私たちの生活と深く関わる環境について、深く考える貴重な時間を過ごしました。

4年生:ごみ問題について考える
  4年生は、栖本支所まちづくり推進課の田中様をお招きし、「ごみ」について学びを深めました。田中様からは、「ごみとは何か」という基本的な問いから始まり、ごみの種類、正しい出し方、そして天草市のごみの量や処理にかかる膨大な費用について、多岐にわたるお話を伺いました。子どもたちは、ごみが増えることで私たちの生活や環境にどのような影響があるのか、真剣な表情で耳を傾けていました。「自分たちにできることは何だろう?」という問いが、子どもたちの心の中に芽生えました。この学習を通して、ごみを減らすために何ができるのか、具体的な行動へと繋がるよいきっかけになったと確信しています。

5年生:栖本の川から環境について考える 

 5年生は総合的な学習の時間に、栖本まちづくり協会長の倉田千尋様をお招きし、河内川について学びました。子どもたちからは、河内川の水はどこから来ているのか、川の水のきれいさを保つためにはどうすればよいのか、そして、川をきれいにするための具体的な取り組みにはどのようなものがあるのかなどたくさんの質問が出ました。倉田様は、一つひとつの質問に丁寧に答えてくださり、子どもたちの「知りたい」という気持ちに寄り添ってくださいました。お話の中で特に印象的だったのは、「元気な川にすることが大切。」という倉田様の言葉です。この言葉は、子どもたち一人ひとりが、美しい栖本の川を守るために何ができるのか、具体的な行動を考える大きなきっかけになったようです。

田中様、倉田様、お忙しい中に子どもたちへ貴重なお話をありがとうございました。今後とも、よろしくお願いします。

今日の栖本っ子~空を見上げるひまわり~

 7月8日(火)、今日も朝から強い日差しが照りつけ、暑い1日となりそうです。そんな暑さの中、ふと校庭に目をやると、珍しいひまわりがありました。ひまわりといえば、太陽を追いかけるように東を向いて咲くのが一般的です。しかし、理科専科の上原先生が教えてくださったのですが、よく見てみると、その中にたった一本だけ、まるで空に向かって胸を張るかのように真上を向いて咲いているひまわりがありました。

 実際にそのひまわりを見に行くと、確かに一本だけ天を仰ぐように咲いていました。品種改良されたものなのかもしれませんが、普段なかなか目にすることのないその姿は、私たち大人にとって新鮮な驚きがありました。 このひまわりのように、栖本小学校の子どもたちも、それぞれが持つ個性や可能性を、時に力強く、時にしなやかに伸ばしていってほしいと願っています。



今日の栖本っ子~計算大会に挑戦!~

 7月7日(月)は七夕ですね。

 さて、1学期も残り2週間となりました。栖本小学校では、それぞれの学年で1学期の学習のまとめに力を入れています。

 今日の栖本っ子たちは、計算大会に一生懸命取り組んでいる姿がたくさん見られました。難しい問題に頭を抱えながらも、鉛筆を走らせ、真剣な表情で問題と向き合う姿はとても印象的でした。1学期に身につけた力を試す大切な機会です。残りの日々でしっかりと学習のまとめを子どもたちと共に頑張っていきます。


今日の栖本っ子~授業参観、学級懇談会への参加、ありがとうございました~

 7月4日(金)の午後からは、猛暑の中、お忙しい時間を割いて、多くの保護者の皆様に授業参観、PTA連絡会、そして学級懇談会へご参加いただき、心より感謝申し上げます。 

「命を大切にする心」を育む授業
  今回の授業参観では、各学年で「命を大切にする心」を育むことをテーマに、授業を公開いたしました。子どもたちは、真剣な表情で資料を見つめたり、友達と活発に意見を交わしたりしながら、命の尊さについて深く考えている様子が見られました。

 授業を通して、子どもたちが自らの命はもちろんのこと、かけがえのないご家族や大切な友達の命の重さについても、改めて心に刻んでくれたことと信じております。この学びが、子どもたちがこれから毎日を過ごしていく中で、どうすれば良いかを考え、行動していく上での大切なよりどころとなり、充実した人生を送るための土台となってくれることを願っています。

今日の栖本っ子たち~暑い夏も何のその!栖本っ子の学びは熱い~

 7月4日(金)、今日の栖本っ子の様子をお知らせします。 

1年生:書写でぐんぐん上達!
 1年生の教室では、書写の時間、お手本をじっと見つめ、先生の「ここをこうするんだよ」という声に耳を傾けながら、丁寧に字を書いていましたね。とめ、はね、はらいに気をつけながら、一画一画集中して書く姿は本当に立派です。日に日に文字が上達しています。 

2年生:算数で「かさ」の計算に挑戦!
 2年生は、算数で「水のかさ」を使った計算問題に挑戦していました。リットルやデシリットルといった単位に戸惑いながらも、「長さの計算と同じように、同じ単位同士で計算するんだよ」という先生の説明を真剣に聞き、黙々と練習問題に取り組んでいました。難しい問題にもあきらめずに、粘り強く取り組む姿は、今後の大きな成長に繋がるはずです。

 3年生:リコーダーで美しい音色を
 3年生は音楽室で、リコーダーの練習に励んでいました。「シ」「ラ」「ソ」の音を出すために、指の動きとタンギングを合わせることに集中していましたね。最初はなかなか思うように音が出なくても、友達と教え合ったり、先生のアドバイスに耳を傾けたりしながら、少しずつ美しい音色が出せるようになっていました。

 4年生:理科のまとめで思考力アップ!
  4年生の理科では、「とじこめた空気と水」の学習のまとめを行っていました。これまでの実験や観察で学んだことを思い出しながら、テストに向けて集中して問題に取り組んだり、教科書やノートを見返したりと、それぞれの方法で知識を深めていました。

 5年生:家庭科で針と糸に集中!
  5年生は家庭科室で、半返し縫いやボタン付けに挑戦していました。慣れない手つきながらも、真剣な表情で針と糸を操っていました。一つひとつの作業に集中し、丁寧に縫い進めることで、ものづくりの楽しさや達成感を味わっていました。完成した作品を見るのが今から楽しみです。

 6年生:図工で創造力を発揮!
 そして6年生は、図工の時間に一枚の板から小物入れづくりに取り組んでいました。中には、驚くほど緻密な設計図を書き上げている子どももいて、その発想力と丁寧さに私も大変驚きました。細部までこだわり、自分だけのオリジナル作品を作り上げようとする意気込みが感じられました。どのような素敵な小物入れが完成するのか、こちらも今から楽しみです。

 

今日の栖本っ子~新聞記事から考える~

 昨日、今日と4年生から6年生の子どもたちに今年の夏の気候に関する新聞記事を読み、それぞれの感じたことや考えたことをタブレットで入力してもらいましたので、紹介します。

 「異常な暑さ」に子どもたちも驚き!
 新聞記事を読んだ多くの子どもたちが、今年の夏が「6月気温過去最高に」という見出しに強い関心を示していました。記事には、今年の6月の日本の平均気温が観測史上最も高くなったという記述で、平年よりも気温が2.34度も高くなるという事実に驚きの声を上げている子どももいました。

 感想を読んで感心したのは、この暑さが地球温暖化の影響であると的確に捉え、二酸化炭素(CO2)の排出量を減らすために自分たちに何ができるかを考え始めている子がいたことです。未来を担う子どもたちが、このように具体的な行動にまで思いを馳せていることに、感心しました。

夏を元気に乗り切るための秘訣は?
 「暑い夏を健康に過ごすために最も大切なことな何だと思いますか。」との問いには、多くの子どもたちが「水分補給」と答えていました。こまめに水を飲むだけでなく、熱中症対策として、ふだん学校以外では「塩入の水」を持参するなど、すでにしっかりとした意識を持って対策を講じていることに感心しました。

 その他にも、以下のような工夫や心がけが挙げられました。

・屋外での活動を控えめにする
・こまめに汗を拭き、清潔を保つ
・日差しを避けて日陰を選んで歩く
・手洗いやうがいを徹底する
・バランスの取れた食事と十分な睡眠
・日頃からの体調管理と体力づくり
そして、「気合い!」という力強い言葉も飛び出し、子どもたちらしい発想に思わず笑顔になりました。
家庭で実践できる暑さ対策の工夫
 また、「家でできる暑さ対策で、何か工夫していることはありますか。」とたずねてみました。

 最も多かったのは、エアコンや扇風機を上手に活用するという意見でした。「電気代を気にせずにつけるのが大切」という、保護者の皆様にとっては耳の痛い(?)意見もありましたが、命を守るための大切な心がけとして、子どもたちも理解していることがうかがえました。

 その他にも、涼しく過ごすための具体的なアイデアが豊富にありました。

・冷たい飲み物やアイスで体を内側から冷やす
・寝具を夏用に替えたり、接触冷感素材の敷物を使ったりする
・打ち水やすだれ、グリーンカーテンで涼を呼び込む
・窓を開けて風通しをよくする
・半袖など涼しい服装を心がける
また、「暑い食べ物や飲み物を控える」「厚着をしない」といった、体感的な工夫も挙げられました。

新聞記事から広がる学びと疑問
 新聞記事を読むことで、子どもたちの中には新しい発見や、さらなる疑問が生まれたようです。

「太平洋高気圧」という言葉を初めて知ったという声や、「偏西風が北寄りに流れると日本の広い範囲が暖かい空気に覆われやすくなる」という記述に興味を持ち、「なんでだろう?」と純粋な疑問を抱いた子もいました。

このような「なぜ?」という探究心こそが、学びの原点であり、知的好奇心の芽生えだと思います。これからも、様々な事柄に目を向け、疑問を持ち、自ら調べ考える力を育んでいってほしいと願っています。

 

 学校では、子どもたちが健康で充実した夏を過ごせるよう、引き続き細心の注意を払い、様々な対策を講じていきたいと思います。

 最後に、明日は授業参観・学級懇談会です。保護者の皆様のご来校をお待ちしております。暑い中ですが、参観、よろしくお願いします。

今日の栖本っ子~暑い中にも子どもたちは元気です!~

 7月2日(水)の子どもたちの様子をお知らせします。 

きょうだい班遊び
  朝の時間には、子どもたちが楽しみにしているきょうだい班遊びが行われました。今日は熱中症対策をしっかり行いながら、体育館では学年を超えてドッジボールに夢中になる姿が、また運動場では鬼ごっこを楽しむ姿が見られました。短い時間ではありましたが、上級生が下級生を優しくリードし、下級生は上級生を慕いながら遊ぶ姿がたくさん見られました。こうした異学年の触れ合いが、子どもたちの社会性や思いやりの心を育む大切な 機会となっています。

 歯の健康教室で学び深める1・2年生
 午後からは、1・2年生が天草市歯科衛生士の森本さんをお招きし、歯に関する学習を行いました。むし歯の原因や正しい歯磨きの仕方について、森本さんがクイズを交えながら分かりやすく教えてくださり、子どもたちは目を輝かせながら積極的に答えていました。「どうしてむし歯になるんだろう?」「どうやったらツルツルになるの?」と、真剣に学んでいました。今日学んだことを生かして、歯を大切にしてほしいと思います。

 各学年で深まる学び
  他の学年でも、それぞれのテーマに真剣に向き合う子どもたちの姿がありました。

 3年生は道徳の時間に「たまちゃん 大すき」という教材を通して、「友達とずっと仲良しでいるためには、どんな心が大切なのか」という問いについて、活発に意見を交わしていました。友達との関係を深める上で大切なことを、一人ひとりが考え、みんなで共有する貴重な時間となりました。

 4年生の算数では「四角形」の学習に取り組んでいました。特に平行四辺形を正確に描くことに集中し、真剣な表情で三角定規を使って互いに教えあったり、確認し合ったりしていました。

 5年生は保健体育で「心の健康」について話し合いました。不安や悩みを抱えた時にどうすればいいのか、友達と意見を出し合いながら、心の健康を保つことの大切さを学んでいました。

 そして6年生は、保健体育の時間に「感染症予防」について話し合い、予防のためにどのようなことに気を付けたらいいかを深く考えていました。自らの健康を守るだけでなく、周りの人々の健康も守ることの重要性を理解している様子でした。

今日の栖本っ子 ~今日からはやくも7月です!~

 いよいよ今日から7月。空には夏の気配が色濃く感じられるようになりました。栖本小学校でも、子どもたち  はそれぞれの教室で、生き生きと活動しています。今日の子どもたちの様子をお知らせします。

暑い中、ありがとうございます!
  朝、校庭に目を向けると、教員業務支援員の大塚先生が、子供たちが安全に、そして気持ちよく過ごせるようにと、丹念に草刈りをしてくださっていました。暑い中、大塚先生、ありがとうございます。

   

各学年の学びの様子
  各教室では、子どもたちがそれぞれの課題に真剣に向き合っていました。

 1年生は、算数の時間。「たし算」のフラッシュカードに夢中になって挑戦していました。一人ひとりが一問ずつ答え、記録更新を目指していました。継続は力なり、と言いますが、日を追うごとに計算スピードがぐんぐん上がっていることに、驚かされます。


 2年生は、算数で「かさ」について学んでいました。自分たちが大切に育てているナスやトマトに水をあげながら、バケツのかさを測る学習に取り組んでいました。生活の中にある具体的な事柄を通して学ぶことで、知識がより深く定着しているようでした。

 3年生は、英語の学習に 楽しく取り組んでいました。「I like ~」「I don’t like ~」を使って、先生の質問に答えたり、英語の歌を元気いっぱいに歌ったり。英語の音に親しみ、楽しく学ぶことで、自然と会話の力が身についていくことに期待しています。

 4年生は、理科で「とじこめた空気と水」のまとめの学習を行っていました。豆腐の容器に水が入った状態で積み重ねても潰れないのはなぜか、という問いに、子供たちは熱心に考えていました。これまでの学習で学んだ「水は押しても体積がほとんど変わらない」という水の性質をしっかりと理解し、見事にその理由を導き出すことができていました。論理的な思考力が着実に育っていることを感じました。

 5年生は、音楽室から美しい音色を響かせていました。「リボンのおどり」をリコーダーでパートに分かれて練習し、音が重なり合う響きを味わいながら演奏していました。わずかな練習時間にもかかわらず、息の合った素晴らしい演奏を披露してくれたことに、私も大変驚かされました。子供たちの持つ可能性は無限大ですね。

 6年生は、社会科で「震災後の支援」について深く学んでいました。もしもの時にどのような支援が行われるのか、自分たちに何ができるのか、真剣な表情で考える子どもたちの姿からは、未来を担う頼もしい一面が垣間見えました。

今日の栖本っ子~もしもに備える大切な学び~

 6月30日(月)の5時間目に、全校で不審者対応の避難訓練を実施しました。子どもたちの安全を守るために、万が一の事態に備える、とても大切な訓練です。

 今回は、栖本駐在所の福島さんにご協力いただき、より実践的な訓練を行うことができました。福島さんからは、子どもたちには不審者から身を守るための「対応の仕方」や「逃げ方」について、そして私たち教職員には不審者への「対応の仕方」や「さすまたの使い方」、さらには学校全体として「組織的な動き方」についてなど、多岐にわたる貴重なご助言をいただきました。

 

 特に子どもたちへは、不審者と遭遇した際に「戻らないこと」の重要性を強く伝えました。そして、自分の身を守るための合言葉として、「いやです」「だめです」「行きません」の3つを改めて確認しました。この言葉が、いざという時に子どもたちの心と体を守る盾となることを願っています。

 今回の訓練で得た学びを活かし、子どもたちが安全で安心して学校生活を送れるよう、教職員一同、今後も気を引き締めて、万が一の時にしっかり対応できるよう努めていきます。