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今日の栖本っ子~12年生が焼きいもをしました!~

 11月27日(木)の2・3校時にかけて、1・2年生の子供たちが、「焼きいも」を行いました。この焼きいもに使用したお芋は、子供たちが大切に育て、自分たちの手で収穫したものです。炎の番をするボランティアの方々に見守られ、ホクホクと焼き上がったお芋を手に取ると、子供たちの瞳はキラキラと輝き、期待に胸を膨らませていました。一口食べると、「わぁ、すごく甘い!」「今まで食べた中で一番おいしい!」と、あちらこちらから歓声が上がりました。自分たちで育てたお芋は、格別な味がしたことでしょう。

 お芋が焼き上がるまでの間、1年生はボランティアの方に教えていただきながら、「竹とんぼ遊び」に挑戦しました。最初は、力の入れ方や回し方の加減が難しく、なかなか思い通りに空へ舞い上がってくれません。それでも、子供たちは決して諦めませんでした。「こうかな?」「もっと強く!」と試行錯誤を繰り返し、何度も何度もチャレンジし続けると、やがて、シュッという音とともに竹とんぼが長い時間、空中で優雅に旋回するようになり、子供たちは跳び上がって喜び、達成感を全身で表現していました。この小さな成功体験の積み重ねこそが、子供たちの「やればできる」という自信を育む大切な糧になると思います。

 本日は、お忙しい中に、準備、片付け等、ボランティアの皆さん、ありがとうございました。

 

今日の栖本っ子~児童集会~

 

 11月26日(水)、朝の時間に行われた児童集会では、皆が真剣な表情で、「人権旬間」のスタートを迎えました。今日から始まるこの大切な期間の取組について、図書・ハートフル委員会の子供たちが、自作のスライドを用いて全校児童に分かりやすく説明してくれました。委員会の子どもたちは、皆が安心して学校生活を送るために何が大切かを、自分たちの言葉で、堂々と発表していました。その真剣な眼差しからは、「誰もが自分らしく輝ける学校にしたい」という、子どもたち一人ひとりの温かい願いがひしひしと伝わってきました。「命の大切さ」「いじめや差別をしない」このとても大切なテーマを、この人権旬間という機会に、子どもたちと共に改めて深く、そして真剣に考えていきたいと思っています。互いの違いを認め合い、寄り添い、優しさを広げ合う心。これこそが、子どもたちに育んでほしい、最も大切な「根っこ」です。栖本小学校では、この期間を通じて、子どもたちが自分自身や友達の「かけがえのない命」の尊さを心で感じ、温かい人間関係を築く力をさらに伸ばせるよう、寄り添っていきたいと考えています。

今日の栖本っ子~天草郡市小体連水泳大会チャレンジで見せた栖本っ子の輝き

 さて、1学期に子どもたちが水しぶきを上げながら、自身の限界に挑戦した「天草郡市小学校体育連盟 第1回水泳大会チャレンジ」の結果が届きましたので、お知らせいたします。このチャレンジは、水泳運動の楽しさや喜びを存分に味わい、進んで運動に取り組むという、生涯にわたる大切な習慣を身に付けることを目的として行われました。そしてもちろん、子どもたち一人ひとりの泳力向上を図る、実りある機会でもありました。

 ✨ 懸命な努力が実を結びました!
 今回のチャレンジは、定められた期間内に計測した「個人の最高記録」(泳ぎ方は自由、距離は100mまで)を集計し、さらに「学級全体の平均記録」をチームの記録として競い合う形で行われました。本校からは、3年生から6年生までの児童が、日々の体育の時間の練習で培った力を出し切り、記録を申請しました。その結果は、ご覧の通りです。まさに、子どもたちの努力と、互いに励まし合うチームワークの賜物です!

3年生の部 3位栖本小学校 記録32m
4年生の部 1位栖本小学校 記録60m
5年生の部 3位栖本小学校 記録73m
6年生の部 3位栖本小学校 記録70m
4年生の部では、見事「優勝」という輝かしい成績を収めました!そして、他の学年もすべて3位以内に入賞するという、素晴らしい快挙を成し遂げました。子どもたちが水に親しみ、少しでも長い距離を、楽に泳げるようにと、練習に取り組んだ成果です。この結果は、目標に向かってひたむきに努力することの素晴らしさを、改めて教えてくれました。3年生から6年生のみなさん、おめでとうございます。

 

今日の栖本っ子~熊本県音楽教育研究大会 5年生公開授業~

 

 11月21日(金)、「熊本県音楽教育研究大会 天草大会」が開催され、県内外から約20名もの先生方をここ栖本小学校にお迎えしました。今回、多くの先生方が見守る中で公開授業に挑んだのは、5年生の子どもたちです。題材は、『「曲想の変化を感じとろう」夢の世界を』。「この曲が持つ世界観を伝えるためには、どんな工夫ができるだろう?」子どもたちは、楽譜と向き合いながら真剣に考えました。ただ歌うのではなく、強弱の付け方や音色の響かせ方、音の重なり、そして速度――。それらをどのように変化させれば、聴いている人の心に情景が浮かぶのか、一人ひとりが音楽家のような眼差しで探求しました。「山場につながる感じだから、クレッシェンドで盛りあがる感じにしよう」「ここはだんだん強く歌うといいのでは」などなど。アイデアを出しては実際に歌って確かめる。その試行錯誤の繰り返しの中に、子どもたちの豊かな感性が光っていました。栖本っ子の課題に対してひたむきに向き合い、仲間と共に最適解を見つけようとする子どもたちの姿に、参観された先生方も深く感心し、大きく頷いておられました。

 

今日の栖本っ子~花いっぱい活動~

 11月20日(木)、朝タイムから1時間目にかけて「花いっぱい活動」を行いました。今回植えたのは、ビオラ、クリサンセマム、キンセンカ、そして金魚草などの彩り豊かな花々です。子供たちは、これからの成長と春の満開を夢見ながら、一人一鉢、そして学級園へと丁寧に苗を植えていきました。低学年の子供たちは、担任の先生の話を真剣な眼差しで聞き、「優しく土をかけるんだよね」と確認しながら、小さな手で一生懸命に作業をしていました。学年が上がるにつれて手つきも慣れ、高学年になると、その頼もしさは一目瞭然です。 「成長するとこれくらいの高さになるから……」 そう声を掛け合いながら、学級園で花が咲いた時のバランスや背丈を考慮し、自分たちで植える配置を工夫していました。先を見通して行動する姿に、リーダーとしての確かな成長を感じ取ることができました。これから冬を越え、子供たちの愛情をたっぷり受けて育つ花々が、栖本小を明るく彩ってくれる日が今から楽しみです。

 

今日の栖本っ子56年生音楽会参加~

 11月19日(水)、5・6年生が「第72回天草郡市小中学校音楽会」に参加するため、天草市民センターへと向かいました。

 発表では、これまで朝夕、音楽の授業での練習で、心を一つにして磨き上げてきた合唱を、子どもたちは堂々と、そして情感豊かに歌い上げました。練習の成果を存分に発揮しきった、本当に立派な歌声でした。発表を終えた後の子どもたちの表情には、大きな達成感と、やり遂げたことへの確かな自信が輝いていました。

 また、今回の音楽会は、他校の素晴らしい演奏を間近で鑑賞するという、貴重な学びの機会ともなりました。「こんな表現方法があるんだ!」「あの学校の歌声は、優しくてきれい!」など、きっと心の中で様々な発見があったことでしょう。他校の皆さんの真摯な姿勢や豊かな表現力から、多くの刺激と深い学びを得たようです。この音楽会での経験が、単なる発表会で終わるのではなく、子どもたちのこれからの学校生活における大きな糧となることを心から願っています。音楽会で得た貴重な財産を、今後の学習活動や集団生活に活かし、ますます大きく成長してくれることを期待しております。

 音楽会への参加にあたり、たくさんの応援をいただきました保護者の皆様に、心より感謝申し上げます。

今日の栖本っ子~明日の郡市音楽会に向けて~

 11月18日(火)は、明日、天草市民センターで開催されます「天草郡市小中学校音楽会」に向け、5・6年生が最後の練習に臨みました。子どもたちが歌うのは、「君をのせて」と「心の中にきらめいて」の2曲です。どちらも大変美しいメロディーラインを持つ一方で、音域の変化や表現の工夫が求められる少し難度の高い曲でもあります。それでも、子どもたちは「心を一つに、声を揃える」ことを最大の目標に、これまで懸命に練習を積み重ねてきました。特に今日は、熊本県立教育センターより坂下指導主事様、そして本渡北小学校の猪口先生にわざわざお越しいただき、特別にご指導をいただくという貴重な機会に恵まれました。専門の先生方からいただく温かくも的確なアドバイスに、子どもたちの表情は一層引き締まり、音楽室には澄み切った、力強い歌声が響き渡りました。練習を重ねるごとに、5・6年生はパートごとの響きを聴き合い、互いの呼吸を合わせることに集中で

きるようになり、学年の垣根を越えた一体感が生まれています。さあ、いよいよ明日は本番です。これまでの努力と仲間との絆を信じ、練習の成果を堂々と、そして心ゆくまで発揮してくれると思います。明日の子どもたちの晴れやかな姿と歌声が、今から本当に楽しみです。 

 

今日の栖本っ子~学習発表会 大成功!

 

 本日、11月16日(日)、栖本福祉会館にて行われた歳末たすけあいチャリティー「栖本冬物語」のなかで栖本小学校の学習発表を行いました。お忙しい中、また日曜日の貴重な時間にもかかわらず、本当に多くの方々にご来場いただきましたこと、心より感謝申し上げます。会場を埋め尽くす温かい拍手と眼差しが、子どもたちにとって何よりの力となりました。

  1・2年生は、可愛らしいだけでなく、確かな表現力を見せてくれました。音読「やくそく」では、友達との絆を大切にする気持ちを丁寧に表現し、群読「きりなしうた」では、息の合ったリズミカルな声が会場に響き渡りました。合唱では「九九の歌」をふりを入れながら元気いっぱいに歌い上げ、「グレートパワー」では体いっぱいに音楽の楽しさを表現する姿に、会場全体が笑顔に包まれました。
 3・4年生は、総合的な学習の時間に探究した「かっぱ太鼓」について発表しました。郷土の伝統を継承する意義を、自分たちの言葉で熱心に説明する姿は、大変立派でした。そして、力強い太鼓の演奏が始まると、その迫力と躍動感に、会場からたくさんの拍手をいただきました。
 5・6年生は、多岐にわたるテーマで深い学びの成果を発表しました。環境問題や、私たちの住む栖本町の豊かな食材についての探究活動を、データや考察を交えて分かりやすく提示。さらに、平和学習で学んだ尊い教訓を胸に、未来への決意を語る姿は、さすが最上級生としての責任感と知性を感じさせました。合唱「君をのせて」「心の中にきらめめいて」では、美しいハーモニーを響かせ、聞く人の心に静かな感動をもたらしてくれました。
 全ての学年を通して、子どもたちが練習期間の短さを感じさせないほど、見事な集中力と団結力を発揮してくれたことです。大勢の観客の皆様を前にしても、誰一人として臆することなく、堂々と、そして何より発表そのものを楽しんでいる様子が、印象的でした。緊張を乗り越え、最高のパフォーマンスをやり遂げた子どもたちの表情は、自信と達成感に満ち溢れていました。今後も、この経験をこれからの学校生活のいろんな場面で発揮してくれるものと期待しています。

 今回の「栖本冬物語」での経験は、日頃より温かくご支援くださる保護者の皆様、地域の皆様のおかげです。今後とも、子どもたちが多様な学びを通じて健やかに成長できるよう、教職員一同、力を尽くしていきますので、引き続き、本校の教育活動へのご理解とご協力をお願い申し上げます。

 

今日の栖本っ子~いよいよ学習発表会です!~

  さて、いよいよ今週末に迫った学習発表会に向けて、本日11月14日(金)は、子どもたちの熱気あふれる最終調整が行われました。全学年の子どもたちが、体育館や福祉会館の会場で、担任の先生方の熱心な指導のもと、最後の仕上げに余念なく取り組む姿が見られました。セリフ一つひとつ、動きの一つひとつに、これまで積み重ねてきた努力と、本番への強い意気込みが感じられます。特に印象的だったのは、どの学年も「心を一つにする」ことを大切にし、友だちと真剣に、そして楽しそうに、発表を磨き上げている様子です。練習を重ねるごとに、表現に深みと迫力が増し、子どもたちの活き活きとした表情が見られるようになってきました。会場の準備も、社会福祉協議会の方々のご協力のおかげで、着々と整っております。皆様の温かいサポートに改めて感謝申し上げます。

 あとは、子どもたちが自信をもって、練習の成果を存分に発揮する日曜日の本番を迎えるのみです。当日は、子どもたちの輝く笑顔と真剣なまなざし、そして豊かな表現力を、ぜひ会場でご覧いただきたいと思います。これまでの努力が実を結び、一人ひとりの個性が輝く瞬間となりますよう、当日は温かい拍手と大きなエールをいただければ幸いです。保護者の皆様、地域の皆様と共に感動を分かち合えることを心より楽しみにしております。

今日の栖本っ子~6年生、国際バドミントン大会観戦~

 

 本日11月13日(木)、本校の6年生は、熊本市で開催されている国際バドミントン大会「熊本マスターズジャパン2025」の観戦に出かけました。今回は、普段なかなか見ることができない一流のスポーツに触れることで、子どもたちの視野を広げ、夢や目標を持つきっかけにしてほしいという思いから観戦に出かけました。 

 会場となった熊本県立総合体育館に足を踏み入れた瞬間、子どもたちの表情は驚きと興奮に満ち溢れました。普段、体育館で見るコートとは一変した、きらびやかな照明に照らされた特設コート。そして、観客席を埋め尽くす大勢の方々の熱気と大声援。テレビで見るのとは全く違う、その迫力に圧倒されていました。席に着くと、子どもたちはすぐにこの熱狂の一部となりました。周囲の観客の方の「にっぽん!」の大きな掛け声に合わせて、手渡された応援用の風船を叩き、夢中で声援を送っていました。コートでは、世界トップレベルの選手たちによる、息をのむような迫力あるプレーが繰り広げられました。シャトルのスピード。一瞬の駆け引き。粘り強くシャトルを追いかける集中力。子どもたちは、そのスピードと技術の高さ、そして諦めずに挑み続ける精神力に、終始目を奪われていました。「すごい!」「どうしてあんなことができるんだろう?」といった感嘆の声が、あちこちで聞かれました。

 国際大会の緊張感の中で繰り広げられる真剣勝負は、きっと子どもたちの心に深く刻まれたことでしょう。この経験が、「努力することの素晴らしさ」や「目標に向かって挑戦する大切さ」を学ぶ貴重な機会になったと確信しています。