学校生活

新規日誌2

えんぴつを正しく持たないと・・・

 校内研修の取組の一つとして、毎週火曜日の朝自習の時間に「視写」を行っています。国語の教科書の題材を原稿用紙に書き込みます。5分間で何文字書けるか記録をとっていますが、ほとんどの子どもが文字数を増やして行っています。この「視写」にはいろいろな効果があります。書き写す活動なので、当然「書く力」が身につくのですが、それだけではありません。「読む力」も鍛えることができます。一文字見て書いて、をくり返しても速くは書けません。文章を文節で区切ったり、短い文章ならば丸々一文覚えて書き写したりするようになります。文章を文節で区切ることによって、読む力を高めることができます。また、優れた文章表現に触れることで、情景を想像したり、自分の文章表現に生かしたりすることができます。

 しかし、取組の中で今の子どもたちの課題も見えてきました。その一つが「えんぴつの持ち方」。正しいえんぴつの持ち方をしないと、えんぴつ先が見えず斜めから見ようとします。そうすると当然姿勢が崩れていきます。また、筆圧が弱くなり、自分が思っているような文字が書けなくなります。

 そこで、3学期から、書写の教科書についている「えんぴつの持ち方」の動画を視聴してから視写をするようにしました。

 

 

          真剣に動画を見て、えんぴつの持ち方を確かめる5、6年生

 この取組でどれだけ効果があるのか、楽しみです。ご家庭でもお子さんのえんぴつの持ち方をご覧になって、声かけをしていただくと助かります!

  

                この子どもたちはOKです!