校長室から

2022年9月の記事一覧

9月26日~9月30日

9月29日(木) やっぱり給食でカレーは人気のようです!

本日の給食は、秋野菜のカレーでした。昨日から、「校長先生、明日はカレーです。」と教えてくれる子もたくさんいて、楽しみにしていることが分かりました。中には、「2学期で楽しみにしていること」の掲示コーナーに「給食のカレー」と書く子もいるぐらいです。苦手な子もいますが、どちらかといえば、今も昔も給食のカレーは人気のようです。毎日、子どもたちがどんな表情で給食を食べているかを見るために教室を回っていますが、いつもよりも速いスピードで食べている子が多かったように感じました。また、とびきりの笑顔を見せてくれる子もいて、幸せな気持ちになりました。「校長先生、今日の晩ご飯もカレーです。」と教えてくれる子もいました。よくある出来事ですね。
  

9月28日(水) 「校長先生、いってきます!」

本日、3年生が社会科の学習で、「店ではたらく人と仕事」の調べ学習として、町内にあるスーパーマーケットへ見学と聞き取りに出かけました。小型のスクールバスを利用させていただき、「校長先生、見学に行ってきます。」と元気に声をかけてくれました。3年生の子どもたちとバスまで歩いて行き、お見送りをしましたが、バスの中からもずっと手を振ってくれました。その様子を見ながら、2時間もかからずに学校に戻ってくるのですが、何となくさびしくなりました。
見学から帰ってきた子どもたちは、魚売り場の方と話したことなど、楽しそうに教えてくれました。日頃、家族の方々と買い物に出かける場所ではありますが、子どもたちなりに新たな発見があり、有意義な学習となったようでした。
 

9月27日(火) 持続可能な地域学校協働活動の在り方を求めて

坂瀬川小校区の子どもたちを地域ぐるみで見守り、心身共に健全な子どもたちの育成を目指して活動する「すくすく芽生えの会」の組織を改編しました。詳しくは、学校だよりでお知らせしたところです。本日は、実際に子どもたちの支援を行っていただく「支援ボランティア」の方々に集まっていただき、ご意見等をいただく会を行いました。話し合いの中で、「クラブ活動で魚釣りをするなら、○○さんにも声をかけると手伝ってくれるよ。」「うちの家族も、子どもたちの登校を見守って歩いているようだから、登録していいよ。」など、温かいご意見をいただきました。
平成10年にこの組織を立ち上げられた方々の思いに触れる中で、地域の優しさや素晴らしさを感じます。時代が変化し、児童数も減少してきましたが、この「すくすく芽生えの会」を持続可能な組織としていくために、地域の方々と知恵を絞り、工夫を加えていきたいと思います。
 

9月26日(月) 台風の影響がこんなところに・・・・

先週、台風14号が九州を縦断しました。雨風は強かったのですが、学校や地域にさほど大きな被害がなく、安心したところでした。しかし、その台風の影響が意外なところに見られています。今回の台風接近に当たり、本校は海側から雨風を受けたようです。吹き付けた雨風が海からの塩分を含んでいたらしく、校地の樹木の葉が一気に枯れ、大量の落ち葉となって散っていました。昨日まで三連休でしたが、あまりにも落ち葉が多かったので、地域の方が落ち葉はきをしてくださっていました。本当に有り難いことです。また、子どもたちも一生懸命落ち葉を集めてくれました。「校長先生、ここの落ち葉だけで、リアカーで4回は運ばないとダメですね。」と笑顔で話してくれました。
地域の方々、子どもたち、そして先生方で力を合わせながら、この坂瀬川小の環境を守っているのだと感じた一日でした。
  

9月20日~9月22日

9月20日(火) 主体的に片付けに取り組む子どもたち

猛烈な勢力の台風14号が、3連休中に九州を直撃しました。子どもたちや地域に大きな被害がでないようにと願いながら、ニュースに注視して過ごしていました。幸いなことに、校区に大きな被害はなく、ホッと胸をなで下ろしたところです。
激しい風雨の影響から、樹木の多い本校の校地には、大量の葉っぱや木ぎれが散乱していました。朝から正門付近を片付けていると、登校した子どもたちがすぐに外に飛び出し、台風対策で校内に入れていたものを元の場所に戻したり、竹ぼうきで落ち葉はきをしたりし始めてくれました。子どもたちと本校の先生方のおかげで、あっという間に元の学校の姿に戻りました。また、掃除の時間に、運動場を回ってたくさんの木ぎれを集めてくれる子もいました。
「うつくしい」学校づくりに向けて、主体的に関わってくれる子どもたちと先生方に心から感謝しています。

9月12日~9月16日

9月16日(金) 自計学をがんばる坂っ子

本校の3年生以上の子どもたちは、家庭学習で「自計学」に取り組んでいます。自計学とは、「自分で勉強することを計画し、家庭で学習する」というものです。1ページの使い方をそれぞれが工夫しながら、日々の学びの積み上げを大切にするこの取組も、今年で3年目になります。委員会活動で「自計学コンクール」を計画し、1ページを無駄なく、内容をしっかり考えたノートを紹介したりする実践から、自計学のレベルもずいぶん向上してきました。
私も定期的にすべての学年の自計学ノートを見せてもらい、一人一人にコメントを書かせてもらっています。本日は3年生と4年生の自計学を見せてもらいました。「どんなことを勉強しようかな?」としっかり考え、1ページに向かった様子が伝わり、とても感心しました。
これからも、子どもたちの自計学ノートにコメントを書きながら、家庭学習をがんばる坂っ子を応援していきたいと思います。
  

9月15日(木) 2学期最初の読み聞かせ

朝の時間を使い、2学期最初の読み聞かせを行いました。苓北町の読書推進ボランティアグループ「たんぽぽホール」の方にも来ていただき、1年生に読み聞かせをしていただきました。また、他の学年には、担任以外の先生が読み聞かせを行いました。読み聞かせは、子どもたちも楽しみにしている時間であることが、その時の表情からも伝わってきます。
「このお話を知っているかな?」と尋ねられると、「知ってる。だけど聞きたい。」や「知らない。おもしろそう。」など、子どもたちから様々な反応が返ってきます。子どもたちを見ていると、お話の世界に引き込まれ、徐々に姿勢が前のめりになっていく子もいます。そんな子どもたちの様子を見ていると、この読み聞かせの時間は、本校で大切にしていかなければならない時間だと改めて感じました。
  

9月14日(水) 子どもたちが主体的に学ぶ国語の授業を求めて

5年生で国語の授業を公開し、職員で授業の進め方を学び合う校内研修を行いました。講師として、熊本県立教育センターの指導主事の先生をお迎えし、国語の授業づくりの考え方や、子どもたちが主体的な学びに向かうための教師の仕掛け等、多くの助言をいただきました。
本校は小規模の学校であることから、他学年の授業を参観する機会が少ないのですが、5年生の子どもたちが、学習リーダーを中心としながら学びを進めていく姿が勉強になったという意見が多数聞かれました。また、グループ活動では、グループのリーダーがメンバーからの意見を引き出し、学びを深めていく様子が見られ、学ぶ点が多い授業となりました。ここで学んだことをもとに、各学年の子どもたちの発達段階に応じた国語の授業の充実に生かしていきたいと思います。
  

9月13日(火) 様々な場面を想定して

本日、避難訓練を実施しました。今回の避難訓練では、本校の子どもたちの動きや職員の対応の在り方を苓北交番の方々に見ていただき、様々な視点からご意見をいただきました。子どもたちの校内放送や担任からの指示の聞き方等については、適切であった評価していただきました。緊急時の職員の対応については、様々なケースを紹介していただき、大変勉強になりました。また、今後注意すべき点についても教えていただき、早速マニュアルの見直しを行うことにしました。
学校内で日々生活している私たちが見落としがちである部分も、このように第3者の方から指摘していただくことは、大変貴重な機会であると感じます。この機会を生かし、今後もさらに子どもたちの安心・安全な学校生活を守るために、力を尽くしていきたいと思います。

9月12日(月) 「自由」or「自分勝手」?

6年生の道徳科の授業を見せてもらいました。「修学旅行の夜」という教材を使いながら、自由と責任について考える授業でした。自由と自分勝手の違いについて、身近な出来事を挙げながら考えていました。「それって、人に迷惑をかけているから、自分勝手じゃない?」「いや、自分の自由な時間なんだから、いいんじゃない。」といった意見が飛び交っていました。担任が様々な事例を通して揺さぶりをかける中で、自由には自己責任が伴うことに意識が向いていったようです。
世の中で起こっている出来事に目を向けると、「自由」と「自分勝手」の境目が曖昧なっていると感じることがあります。子どもたちには、自立的で責任のある行動についてのよさをしっかりと理解し、自分はどうあるべきかを考えて行動できる力を身に付けていってほしいと思います。
 

9月5日~9月9日

9月9日(金) 学びに向かう姿勢をほめられました

5年生の国語の授業を、苓北町学校教育指導員の髙木先生に参観していただきました。昨年度までの複式学級での学びを生かし、単式の学級となった本年度も、学習リーダーの指示を聞きながら、自分たちで学習を進めていました。教科書を読む姿勢や友達の発表に対する反応、グループ活動での話し合いの様子等、学びに向かう姿勢をたくさんほめていただきました。学習のめあてに対して、教科書をしっかりと読みながら、自分たちの力でまとめようとがんばっていました。また。学習の振り返りでは、自分で意見文を書くときに大切にしたいことを発表していて、「学びに向かう力」の向上を感じました。
ノートやシートに文字を書く様子では、鉛筆の握り方がなかなか改善できない子もおり、学校全体でもっと意識付けを図っていきたいと感じました。
  

9月7日(水) 外遊びを楽しむ坂っ子が戻ってきました!

夏休みの間、静かだった本校の運動場に、子どもたちの遊ぶ姿が戻ってきました。昨日は台風11号の接近に伴い臨時休校していましたが、本日は台風一過の青空が広がり、昼休みになると子どもたちが運動場に飛び出し、楽しく遊んでいる姿が見られました。久しぶりにブランコで遊ぶ子や追いかけっこをする子、むしを捕まえている子など、いつもの学校の風景が戻ってきたことを感じました。
これから外遊びには絶好の季節を迎えます。友達と一緒にしっかり外遊びを楽しみ、健康な体づくりに励んでほしいと思います。
  
9月5日(月) 「校長先生、これ あげます」

休み時間等に教室を回っていると、低学年の子どもたちから「校長先生、ちょっと待ってください。これ、あげます。」と折り紙や紙に描いた絵をよくもらいます。子どもたちからもらったものは、校長室のロッカーに飾るようにしていますが、張る場所がなくなってきました。どれも一生懸命に作ってくれたことが分かりますし、似顔絵などはよく似ています。「校長先生、おみくじをあげます。」と渡されたので見てみると「あたり!」と書いてありました。子どもたちの優しい心遣いが伝わり、有り難くいただきました。新たな置き場所を作らなければと思っています。
  

9月1日~9月2日

9月2日(金) 「ホーキーズ」登場

朝から正門付近の落ち葉はきをしていると、竹ぼうきを持った2年生の子どもたちが続々と現れ、私と一緒に落ち葉を集め始めました。「校長先生、見てください。こんなにたくさん集めました。」「集めた葉っぱは、どこに捨てればいいですか?」と話ながら、一生懸命に朝のボランティアに取り組んでくれました。その姿を見て、教頭先生が「2年生はすごいですね。あなたたちは、坂瀬川小のホーキーズです。」と名付けてくれました。
そうしていると、1年生の子どもたちが集まってきて、「校長先生、ボランティアって何ですか?」と尋ねてきました。「ボランティアはね、自分で考えて相手がうれしくなることを進んですることだよ。みんなの学校は、どんなことをしてくれるとうれしくなるかなあ。」と返してみました。すると、「草引きすると、うれしくなるよ。」と運動場に走って行きました。
本校の子どもたちに育てたい資質・能力に、「かかわり合う力」を位置付けています。この「かかわり合う力」とは、相手の立場に立って、自ら働きかける児童をイメージしています。かかわり合う対象は、人だけでなく、子どもたちに身近な「もの」や「出来事」もあります。
朝のボランティア活動でも、子どもたちの母校であるこの坂瀬川小学校にも積極的に関わり、学校を愛する子どもたちを育てる一助になればと考えています。
  

9月1日(木) 2学期がスタート!子どもたちの笑顔が学校に戻ってきました

「おはようございます」夏休み中は静かだった小学校に、子どもたちの明るい声が戻ってきました。
本日から2学期がスタートしました。正門で子どもたちを迎えていると、「夏休みは、お友達とお話があまりできなかったから、ここで待ってていいですか。」と話しかけてきた1年生がいました。また、各教室を回っていると、それぞれの夏休みの思い出を教えてくれました。中には、「夏休みに一発ギャグを考えました。」と披露してくれる子もいて、大笑いしてしまいました。改めて子どもたちの笑い声が響く坂瀬川小学校は、すてきだと感じました。
始業式では、「ふるさとのことをしっかり勉強して、もっと坂瀬川のことを好きになりましょう」「自分のために、自分の力で勉強できるようになりましょう」「友達のよいところをもっとさがして、友達と一緒に成長していきましょう」という3つの内容について話をしました。